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アダルトチルドレンからの回復
~私は私でありたい : 旧ブログ

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なんとなく

皆さんは、かねての生活の中で、なんとなくそう感じるというものはないでしょうか。

さしたる理由があるわけではないのですが、いつも決まってそう感じるものです。



これが「なんとなく出来るような気がする」「うまくいくような気がする」といった

ポジティブなものであればいいのですが、「なんとなくまたうまくいかないような

気がする」とか、「間違っているような気がする」といったネガティブなものですと、

生活の場でなにかと不都合が生じますので、そのままにはしておけません。



これらの思いは、無意識に刷り込まれたものであることがほとんどですので、

きちっと、その根拠を探りあげた方がよいのです



例えば、失敗が許されないような環境がなかったでしょうか。

何かの失敗をするたびに、責任を追及されたり、または、嘲笑されたりすれば、

失敗への過度な怖れが身についてしまいます。



それに加え、「なにをやらせてもダメな子ねぇ」なんて言葉をあびせられようもん

なら、居てはいけない子ぐらいに自分を認識してしまいます。



失敗をすれば居場所がなくなると思えば、いかなる挑戦も避けようとします

結果、変化を拒む生き方になってしまいます。

失敗はしない代わりに、何一つ達成感も味わえない、自堕落な生き方です。



ありのままでいられる環境があったでしょうか。

感情や欲求を表すことが自然に受け入れられたでしょうか。

自分の意見を出すことが、柔順でない聞き分けのよくない子だと決めつけられ

ませんでしたか。



自分に歯向かわれることへの抵抗力がない親の場合、反抗する子を「悪い子

と表現します。

子どもの価値観を包み込めるほどの余裕がないのです。

自身の価値観が揺らいでしまいかねないからです。



ありのままを許されなかった場合、感じること、欲求を自覚することが出来なくなり、

他人の欲求を自身のものと錯覚し、他人の人生でしか生きられなくなります



家庭の中で慢性的な緊張感はありませんでしたか。

例えば、父親が仕事から帰って来るなり、神経質に部屋の隅々まで目をやり、

片付けられていないことの文句を言ったり、食事中に説教が始まったり、両親間

や祖父母たちとの人間関係で、固定された緊張状態がなかったでしょうか。



抑圧する側とされる側、挑発する側とされる側。

閉ざされた狭い空間の中の人間関係からくる緊張の空気は、そこにいる住人

特に子どもたちを窒息させます



呼吸不全の家庭で育った子どもたちは、社会の中の人間関係に家族を投影し、

健全な距離感を計れず、自分の立ち位置を見い出せず、パターン化された関わり

合いから脱することも出来ずに過ごします



これらのことが、意識下に染み込み、特定の行動の反復を誘発します。

これが「なんとなく」のメカニズムです。




『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
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AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
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コメント(3)

かなぎ (2010年2月 4日 00:19)

「なんとなくそう感じる」、「無意識に刷り込まれたもの」を自覚するのは、なかなか難しいです。
その根本の原因もなかなか見つけ出しにくいです。
なにか良い方法はないのでしょうか?


いちゃもん (2010年2月 4日 10:03)

「なんとなく」のメカニズム、全くその通りだと思います。
ありのままを許されなった人は(自分も含めてですが)自分の本音が分からず相手の要求を自分の思いだと勘違いしてしまい自己主張するどころか何となく空気に呑まれたり抑圧されていても跳ね返すことも出来ず、他人の言うことを聞いてしまって苦労してきました。
親も子供を喜びの種のように利用していても愛情と勘違いしたり、子供の手柄は自分の宝だ、子供の失敗は子供のせい、とか言いながら都合よく共依存のぬるま湯の中で飼いならしていく馬鹿親たち。世間の目を気にしながら「善人」ぶって生き、良い親を演じてお芝居に引き込むのです。
そんな家族と自分に愛想をつかしていた頃、流れを断ち切るきっかけになった事件に遭遇しました。親子の縁を切るの、生んで育てなかったほうが良かっただの散々悪口をいわれ軟禁されました。言うことを聞くお姉ちゃんだけいればいいから・・・とか「悪い子」のレッテルを貼られて皆、「親不孝者」の合唱です。
親族会議のような場でも糾弾されたことがあります。その後十年位親と離れ連絡も取り合わずに居た独身時代を忘れることが出来ません。
自分の人生を奪われてはいけないのです。自分を生かしてくれる人は親しかないと思うのも早合点です。生んで育ててくれた人が一番理解してくれる筈だ、というのも妄想です。より自分を生かす環境を求める勇気を捨ててはいけないし、生かそうと助けてくれる人が必ずいると実感します。何となくや仕方なく・で諦めずにこれからも何故か生かされている自分の命がある限り生を全うしたいと考えます。
ただ、自分は誰が何と言おうと尊い命があるという確信が子供の頃から考える支えになっていたような気がします。


ナナシ (2010年2月 6日 17:33)

悪い種を植えてしまい、それが成長し悪い木が自分の中にしっかりと根を生やしたということだろうか。
しかし、それで、今更、その悪い種を特定したところで大きな意味があるのだろうか。
もちろん、その悪い種を二度と再び植えないようにするのは当たり前だけど。
すでに、その種から育った、悪い木が自分の中にしっかりとある場合はどうすればいいんだろう。
その悪い木を刈り取るにはどうすればいいんだろう。
その悪い木の元の悪い種を今になって、見つけたところで、すでに成長し根付いた自分の中の悪い木はなくならないだろう。


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アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ②

許しとは、「大人の自己」が、親からの条件やルール、信念に背いていいと

「子どもの自己」に許可をすること
です。

「子どもの自己」は、幼いがゆえに、自分の親が弱さや限界を持っているのを

理解することができなかった
のです。

親の未熟な人間性を許すのです。

親がなした行為をたしなめ、存在は許すのです。
 



親への赦しとは、彼らのしたことを無罪放免にすることではなく、その影響から

自分を自由にするためのものです。

相手のしたことは忘れないけれども手放すということです。

傷に対する執着から自由になることであり、犠牲者の自分でなくすることです。

恨みや憎しみ、自己憐憫から解放されることです。

過去の痛みに今を支配された状態を超え、過去のものにするという意味です。

過去は自分のすべてではなく、一部となるのです。




「ゆるす」とは、主体的に緩め、ほどき、放すこと。解き放ちです。 





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アダルトチルドレンからのQ&A~二つのゆるし ①

人生に起こるネガティブな事柄は、多くの気づき(学び)を与えてくれます。

そのことに感謝し、自身が行った誤りは誤りとして詫び、その上で、自分を

赦します。




「赦し」は、責任回避のために自己正当化するのではなく、未熟だったことを

認め、情状酌量とすることです。

そして、自己と和解します。

自分を責め、敵にまわしていた自分と和解し、自己信頼を取り戻していきます。




自分を赦せれば、人を赦せます。(清濁併せ呑む

前回述べた自己洗浄は、自己研磨です。磨かれ成長していきます。(事上磨錬

感謝し、向上心をもって人に役立つ行為を積極的に行い、感謝されることで

「赦せない心」を減らすことができます。

感謝が少ない人ほど、不平・不満が多いものです。

「難有り、有り難し」で、難事を成長、進歩、発展、向上の好機にしましょう。 





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アダルトチルドレンからのQ&A~ブーメランの法則

自分の人生に起こるネガティヴな事柄は、「自己の洗浄(クリーニング)」と認識

してみましょう。

洗浄の後は、成長し、美しくなります。

美しくとは、ムダムリが無く、道理にかなった行動ができているということです。




ですから、洗浄として起こるその事柄に先ず感謝です。

人からいやなことをされた場合も、自分がそれまでに、人に迷惑をかけた分の

見返りとして戻ってきている
と捉えましょう。

「お互いさま」なのですから。




ここで相手に報復してしまうと、自己洗浄にはならず、さらにネガティヴな原因を

作ってしまいます。

問題への対処の仕方の誤りを、再び繰り返すことになるのです。(反復強迫) 




「類は友を呼ぶ」で、心に描くものがその状態を引き寄せる「引き寄せの法則」

よりも厳格なものは、「ブーメランの法則」因果応報。

感謝を忘れ、毒親に報復を繰り返してしまえば、必ず自分の人生を持ち崩す

という結果が返ってくる
のです。





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アダルトチルドレンからのQ&A~身に起こる出来事に対して

『あたかも既に二度目の人生を生きているかのように、そして、あたかも、

あなたが今まさに誤って行為してしまおうとしているのと同じ過ちを、

一度目の人生において行ったかのように生きよ』
(実存心理学)
 



これは、過去に行った行為(一度目の人生)の結果として現状が生じている

と自覚すること。




現状困難な状態があれば、それは過去の誤った判断、行為によってのもの

であり、それと同じことを繰り返してしまわないように自戒して行動していく

必要があります。

また、親と同じ過ちを繰り返していませんか?

世代間連鎖をくい止めることも、あなたの世代で行うべき課題です。




今の行動のありかたは、将来に何かを用意してしまいます。

現状の過ごし方が、将来の準備になっていることを自覚して過ごすことが

大切です。

今という時間、機会は、二度とこないのですから。 





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アダルトチルドレンからのQ&A~すべてに敬意をもつ

感謝の心を自然にもてるためには、人・物・事すべてに“敬意”をもつことです。

「敬意をもつ」とは、慎みをもって、その対象を“大事”にしていくことです。

丁寧に関わり大切にしましょう。



こちらが大切にすれば、相手もこちらを大切にしてくれます。

物を大切に取り扱えば、長く働いて(役立って)くれることでこちらを大切にして

くれるわけですし、出来事に敬意をもつというのは、丁寧に向き合い、目をそら

さず、受容するということです。


すると多くの学びの機会を提供してくれて成長させてくれるという形で、自分を

大切にしてくれます。

を大切にすれば、人間関係がより良くなります。

時間を大切にすると、タイミングが良くなって、チャンス(好機)が増えてきます。

ツキを呼び込むために大切なことは、笑顔と朗らかさです。 





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