• マイベストプロ
  • イベント情報
  • トピックス

遠方からのご相談はSkype(スカイプ)でも対応可能です。お気軽にご相談ください。

Skype相談の詳細はこちら

HOME > 解決支援者の現場日記 > アーカイブ > ニート > 9ページ目

解決支援者の現場日記 ニート 9ページ目

8050問題 長期化のゆくえ ⑤


「本人の意欲の問題で、本人がその気にならなければどうしようもない」

という姿勢は、本人の意欲に依存した姿勢です。

ひきこもる生き方(逃避)を選択したわが子が意欲を自分で出せるでしょうか?




家族依存症であるひきこもりという生き方に、親が依存の手本を示してはいけません。

本人が動かないからこそ、親が主体的にはたらきかけていく必要があります。

「何度も言いました。でも、聞く耳もたないんです。もうお手上げです。

ムリなんです」とよく聞きます。

ひきこもり者たちは、周囲からの促しに対して、素直に行動に移せる状態

にはありません。

反発、抵抗など、背中を向けることが通常です。

それが「支援」が必要な状態にあるということなのです。




家族依存症ですから、それまでの家族の人間関係の中で必然的に起こって

いる現象です。

その関係性のまま解決は困難です。

外部からの関わり、援助、支援を入れていくことで、これまでの関係性を

建設的に変えていけるのです。




留まってしまっているのは、行動の選択肢を持ちあわせておらず、決断力や

実行力がないからです。

現状の判断は、すべて好き嫌い感情で行っています。

不快なこと、めんどくさいことなどは、避けます。

ですから、具体的な指針を示し、実行につながる道筋を与えてあげることが必要です。

本人は判断できる力はないということを忘れないようにしなければなりません。




本人の判断任せも依存です。

親が主体的に主導権を握って問題の改善、解決に取り組むしかないのです。

「いつになったら働くの?」「バイトくらいしたら」といったはたらきかけは、

事態をより悪化させるばかりか、衝動的な自傷行為破壊行為を招きかねません。

わが子の痛みに寄りそい、自力の解決に困難を呈している問題に共に向きあって

いく姿勢こそが必要なのです。
 



親の対応が長期化を招いているということは、意図せずとも自ら「社会的監禁」

状態を作ってしまっているということです。

これは恐ろしいことですし、悲劇です。

でもそれは同時に、ひきこもりにピリオドを打てる決定因子がここにある

ということでもあるのです。

自己の存在価値を見いだせず、生きていく意味を見失っているほどのわが子の、

その不確かなやる気に依存するのではなく、適切な援助と有害な救済を見誤る

ことなく、親が主体的に「わが子の心の骨折」の手当てを最優先としていく

ことで、脱・ひきこもりが実現するのです。
 
 




メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡ひきこもり救援集会】

in宗像
https://peraichi.com/landing_pages/view/event996

in大牟田
https://peraichi.com/landing_pages/view/earth-family



不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


8050問題 長期化のゆくえ ④


綾小路きみまろの名台詞「あれから40年!」

ひきこもりもどうしてこう長期化してしまうのでしょう。

「親が死んだらさすがに動くだろう」なんて、よく聞きますが、動くどころか、

死亡届も出さずに、死体遺棄容疑で逮捕される事例もすでに出てきています。
https://this.kiji.is/408639839669240929




シリーズ②
で、ひきこもり現象を二つの視点から考えるべきことを述べました。

ひきこもりが起こった問題継続した問題

長期化の要因にあるのは、実は本人が動こうとしないことではなく、適切な

対処ができないでいる親たちにあります。

動けないでいる本人の自発的な行動を期待するのみで、問題を先送りして

しまっているのです。

また、強制的な促しにより事態をこじらせてしまった結果、長期化を招いて

いるのです。




本人は動けない状態にあるという大前提をゆめゆめ忘れてはなりません。

改善すべきことは、登校していないことや、就労していないことですが、

解決すべきことは別にあります。

状態が固定化し、長期化してしまうのは、改善すべきことだけに意識がいき、

解決すべきことがなおざりにされているからです。




解決すべきことこそが、わが子がもがき苦悩している本質的な問題なのです。

それがひきこもりを生じさせた原因です。

例えるなら、骨折して歩行が困難になっている状態で、歩行困難が改善すべき

問題で、骨折が解決すべき根本問題です。




わが子は心を骨折しています。

骨折の治療もしてあげずに、「働かないで困ります」それはないでしょう。

昔の時代劇「大江戸捜査網」のナレーションのような「死して屍拾う者なし」

といった事態は避けなければなりません。







メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡ひきこもり救援集会】

in宗像
https://peraichi.com/landing_pages/view/event996

in大牟田
https://peraichi.com/landing_pages/view/earth-family



不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


8050問題 長期化のゆくえ ③


国のこれまでの施策は、就労に偏り過ぎ、実態にそぐわないということで、

居場所をつくり、最初の「小さな一歩」を踏み出させるように方向転換して

いくようですが、就労ありきが実態にそぐわないのはその通りなのですが、

なぜ居場所なのかです。




と言うのは、居場所は何も新しい取り組みではなく、すでに点在しており、

もちろん行政主催のものも多数あり、それが長期化を防ぐ十分な効力が

あれば分かりますが、無かったにも関わらず、なぜここへきて居場所に

なってしまうのか。




もちろん、私は居場所そのものを否定しているわけではありません。

従来のような居場所の運営では、意味がないということです。

ひきこもり者たちが出向ける場所は必要です。

ですが、そこが自由に、座っているだけでも、ゲームをしているだけでも、

絵を描いているだけでも、お茶を飲んでいるだけでも、雑談しているだけ

でも、ソファに寝転んでるだけでもいいですよ。

いつ来ても、いつ帰っても自由ですよ。

といった形態であれば、意味がないどころか、かえって長期化を招いて

しまう
ということです。

これは、家族会にもあてはまります。

家族会が、8050問題を招いてきていた事実を、もっと知るべきです。

この辺りに関しては、以前に述べています。
https://www.interbrain.co.jp/blog/entry/post-23/




居場所に関しては、「緊張を与えないように自由にしてあげよう」といった

考えが前提にあるのでしょうが、自由ではなく放縦になってしまっています。

文化サークルのような居心地がいいだけの場所であれば、そこにとどまります。

自室から居場所にひきこもる場所が変わるだけです。

病院のロビーが近所のお年寄りたちの居場所(憩いの場)になってしまうような

ものです。「あら、田中さん今日見えないわね」「風邪でもひいてるんじゃない?」

なんて、笑い話のようなことにならないようにしなければなりません。




最近は、女子会という催しもあるようです。

せっかく他者と会ってみようというところまで来た当事者たちですから、

その勇気に対してしっかり応えてあげられる場づくりが主催する側には

必要です。

レクレーション的なものを中心とする取り組みは、あまりにもひきこもり者

たちを弱者と見てしまっています。




自由というのは、「自らに由る」ということです。

自分が幸福になるのも、不幸になるのも、原因をつくるのは自分自身であり、

責任が伴うのです。自らを頼りとできる状態「自由」です。

自分の人生に責任をもてる状態に導いてあげることを忘れてはならない

のです。







メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡ひきこもり救援集会】

https://peraichi.com/landing_pages/view/event996


不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp

 

8050問題 長期化のゆくえ ②


ひきこもりという現象は、大きく二つの視点から考えていく必要があります。

一つは、ひきこもりが起こった問題

そしてもう一つが、ひきこもりが継続した問題です。




ものごとにはすべて訳、理由、原因があります。

なぜ一個人がひきこもったのか。

なぜそれが、一日ではなく数年にまでおよんでいるのか。




支援のためには、それぞれの原因が分かっておかなければ、的外れのただの

お節介
、いやいやそれどころか有害な救済となってしまいます。

間違った問題意識や支援目的に対して、懸命に正解を得ようとすることほど

無駄な努力はありません。それだけは避けなければなりません。




どこかの国ではありませんが、見事にはずしてきていますが、まだまだ

続きそうです(涙)。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO34255460X10C18A8CR0000?s=3




この二つの問題を表すならば、

「自己牢獄」の問題と、「社会的監禁」の問題です。






メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡ひきこもり救援集会】

https://peraichi.com/landing_pages/view/event996


不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


8050問題 長期化のゆくえ ①


地元新聞の一面に「中高年ひきこもりを救え」と大見出しの記事が、かなりの

スペースで掲載されていました。

40代以上が目立ち、国が支援拡充のために実態調査にのりだすという内容です。

「8050問題」長期化の問題が、変な方向へ進んでしまっていることを感じ

ますので、このブログで少しずつ私見を述べてみたいと思います。




“中高年”と聞きますと、中高年のアイドル綾小路きみまろが、どうしても

浮かんでしまいます。

「あれから40年」というお馴染みの台詞。

ひきこもりも、実際40年(代ではなく)のケースも出てきているようです。
https://www.interbrain.co.jp/blog/entry/post-23/

 


注意しなければならないのは、40代からのひきこもりが急に増えてきたわけ

ではなく、長期化がさらに進み、20代、30代からひきこもりが始まったケース

が、そのまま続いてしまっているということです。

記事の中でも、内閣府の調査結果にひきこもりを始めた年齢で、35歳以上が

10.2%
とあります。一割です。




こういった調査結果は、主に家族会や行政の自立支援窓口から出されたもの

ですが、一方でそういった受け皿が設置されてきているのに、なぜ長期化が

ますます進行してしまっているのかを考えていかなければなりません。

もっと言うと、はたしてそれらが本当に解決のための受け皿になっていたか

ということです。

〈ひきこもり〉という現象が、止められないものだという誤った思い込み

なかったか。

支援のあり方で、止められないものにしてしまっていなかったかを熟考する

必要があります。

さらには、当事者家族は、支援、救済を求めているだろうかという大前提も

支援のあり方を考える際に、再考しなければならない問題なのです。
 



 
 

メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡ひきこもり救援集会】

https://peraichi.com/landing_pages/view/event996


不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


不登校・ひきこもり家族会の目的・意義 【最終】


家族会三つ目の機能〈ひとりだち〉について述べましょう。

要するに「子離れ」です。

不登校やひきこもりの親子は、共依存関係」になっていますので、

互いが親離れ、子離れできていません。

動かぬわが子に対しての世話やき行為(イネーブリング)が、子どもの自立を

阻んでしまいます。

「良かれ」と思って行っていることが、かえって逆効果になってしまっている

ことが少なくありません。




親が、自己責任に基づき主体的に行動することで、子離れを実現します。

わが子の何を大切に守るべきかをよーく考えてみてください。

将来の可能性の芽を摘んではなりません。




《適切な援助と有害な救済》を見極められる目を養い、現状改善の一歩を踏み出す

ためにも、主体性を発揮し、先ず自ら先に動き出すという姿勢が大切です。

繰り返します。
「やって見せ、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」です。

先ず、親御さん自身が〈ひとりだち〉の手本を示してください。




家族会は、自助力を養っていく学びの場でもあります。

自らを助けられる力です。

これはわが子も同じです。

自助力に関しては、ひきこもり者に向けたブログ《アダルトチルドレンからの回復》

も是非参考にされてください。







メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡ひきこもり救援集会】

https://peraichi.com/landing_pages/view/event996


不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


不登校・ひきこもり家族会の目的・意義 ⑨


家族会二つ目の機能は、〈ときはなち〉です。

これは、当事者家族の押し込められた心の開放、ゆるし、自尊感情の取り戻しです。

誰にも相談できず、また、親としての自責の念に押しつぶされそうになっている

心を開放できる場であるということです。

生真面目な親御さんほど、「自分は親としての資格がない」といった感情に陥り

やすいものです。

自身をゆるせず、背を向けるわが子を前にして自尊感情がズタズタになって

しまっていることも少なくありません。

このままでは、長期戦となるひきこもり脱出までのわが子の支えとなることが

出来ません。




ひきこもる子どもたちも、同じように自分をゆるせずに苦悩しています。

親自身が、自分をゆるしていく術を身につけ、自尊心を取り戻していかなければ、

わが子にもそれが出来るように導いてあげることが出来ません。




目の前に起こっている現実をどう受け容れていけばよいのか、さらには、

解決までの長い道のりをくじけそうになる気持ちを立て直しながら、維持して

いけるための、問題に向き合う姿勢・態度を学んでいきます。

実は方法論以上に最も大事なことは、この姿勢・態度なのです。

その方法が功を奏するか否かを決定するのが、この姿勢・態度なのです。

現状の受容に関しては、シリーズ⑤で述べました。

自分をゆるし、わが子をゆるせるためには、寛大寛容な姿勢、態度が必要です。

姿勢・態度を形づくるのは、心がけ心がまえです。

常に成長を心がけ、現状に感謝できる心がまえが、事態を改善に導いてくれます。






メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡ひきこもり救援集会】

https://peraichi.com/landing_pages/view/event996


不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


不登校・ひきこもり家族会の目的・意義 ⑧


家族会の機能を見てみましょう。

〈分かちあい〉があります。

当事者家族同士として、痛みや情報を共感、共有していきます。

かねてから、わが子のことを誰かに相談したいと思ってみても、なかなか

相談できる相手がいないものです。

話を聞いてくれる誰かはいたとしても、不登校やひきこもりといったことの

相談となると、された方も体験者でもないかぎり、どう答えていいものか

困惑してしまうものです。

特に、ひきこもるわが子をもつ同じ当事者同志でなければ、痛みに共感

しあえることはできないでしょう。

痛みを理解しあえる他者に出会えるということが、親の会の最大の利点

だとも言えます。

家族会にはエンパワメント(力の付与)の役割があります。

互いに励ましあって、エネルギーを充電し、気持ちをリセットして、問題に

向きあい直します。




また、それぞれの家庭、家族がたどってきた過程で知りえた情報、

「こうやったらうまくいった」

逆に、「こうやったら、よくなかった」

どこの病院はよかった。

この本は参考になった。

このサイトは有益だ。

などの情報を共有することもできます。




情報からは、「一般解」ではなく、「特定解」を導き出していくことが重要です。

特定解というのは、「わが子、わが家、自分の場合は?」という視点から、

答えを導き出すということです。

それぞれの家庭で、背景経緯が違います。

医師や研究者を招いての一般論のお勉強会にとどまらないようにしていく

ことが大切です。

この辺りに関しては、『ひきこもり家族会が危ない!④』もお読みください。







メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡ひきこもり救援集会】

https://peraichi.com/landing_pages/view/event996


不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21


不登校・ひきこもり家族会の目的・意義 ⑦


ストレス(欲求不満)耐性の脆弱さを克服するためには、レジリアンシー

(心の柔軟性)
を養うことです。

前提として必要な認識は、負荷(ストレス、痛み)は必ずしも傷つきではない

ということです。

それは、人格の陶冶につながります。

「切磋琢磨」と言いますね。

つまり自らを磨き、練る。そして成長させていくわけです。

“成長”させることで、人や社会へより貢献(役立ち)できるようになります。
 



レジリアンシーの育成をどう行っていくか。

ひとつには、〈素直さ(心の豊かさ) 〉を養います。

素直さとは、いかなることにも(あるがままに)ありがたみを感じられる能力です。

次いで〈楽観〉

あたりまえのことも与えられた恵みと感謝できる心を養います。

そして命」への感謝〉を養う。

自分が生かされている命に支えられて生きているという自覚(エコロジー)が大切です。 

これは、天命を味わい楽しむという意味で、〈楽天〉とも言えるでしょう。




人が誤り(過ち)を改めてより良い生き方に改善できないのは、自分の非を

覚らないで、自分で自分を是なりと思い、自分の我を押し通すからです。

自己の非を知る素直な心をもって、反省ができる姿勢が大切です。




反省できるためには謙虚さが必要です。

謙虚さは、大いなるものへの畏れによって培われます。

鎌倉時代の歌人西行法師が伊勢神宮参拝の折りに詠んだ有名な歌に

『何事のおわしますをば知らねども、かたじけなさに涙こぼるる』があります。

これは、“精神性”とは違う人のもつ“霊性”をよく表しています。

レジリアンシーの醸成には、“霊性”が要になります。




大いなるものを前にして、自分の無知を知り、ありのままの(飾らぬ)自己に

立ち返り(正直さ)、いつも新しい地点(ゼロベース)から出発していく(やり直し)、

そこに謙虚さが生まれます。

他人の善い行いを見たら、速やかにこれに従い、自分に過ちがあれば、勇気を

奮って、これを改める。

こういった柔軟性こそが、レジリアンシーです。

わが子の今を招いた自身の過去の過ちを、勇気をもって改めることができますか?







メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡ひきこもり救援集会】

https://peraichi.com/landing_pages/view/event996


不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


不登校・ひきこもり家族会の目的・意義 ⑥


長期化している家庭は、なぜ〈受容〉ができないのでしょうか?

相談窓口に行くのをためらうのは、わが子を問題児と見られたくない。

ひきこもり(不登校)の親(自分が問題)と見られたくない。

家族会に参加しないのは、「もし知り合いにあったらどうしよう」

といった理由が多いようです。




これらは、避けている課題を行うことで自尊心が傷つくことを怖れているのです。

これは、わが子の状態とまったく同じなのです。

ひきこもり者たちは、「二度と失敗をしたくない。傷つきたくない」と思って、

何にも取り組まない生き方を選択しています。

ということは、「なぜ、動かないんだ」と、かねてわが子に不満や憤りを感じて

いるかも知れませんが、自分自身とまったく同じ気持ちでいるということです。

ですから、わが子に共感できるはずです。




また、まったく同じ状況にあるからこそ、親が先にこれを乗り越え、それを

わが子に手本として示さなければなりません。

自分ができないことをわが子にしろと言うのはおかしな話です。

山本五十六の有名なリーダー訓がありますね。

「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」

やって見せる必要があります。




想定している成り行き(破滅的)や失敗への怖れから、日常に変化を起こすことを

ためらっています。

“慣性(マンネリ化=あたりまえ)”の法則』で、長期化を進行させているのです。

何でも「あたりまえ」と思ってしまうと、違和感を感じなくなってしまいます。

わが子が学校へ行かず家にいるのがあたりまえ。

外へも出かけず、自室にいるのがあたりまえとなってしまい、それを前提にした

家族の日々の営みができてしまいます。




この“慣性(マンネリ化=あたりまえ)”と戦い、傷つくことへの過度な怖れ

(ストレス(欲求不満)耐性の脆弱さ)を克服していくことを行っていかない限り、

長期化を食い止めることはできません。




この課題を家族会で共有し、共に学び合い、修得していくことは行わず、

グチをこぼしあっていても、解決どころか、かえって事態を深刻化させ、

「8050問題」を促進させてしまいます。

「グチ、自己正当化、責任転嫁」は、確実に人生を下降させていくことを

忘れないでいてください。







メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡ひきこもり救援集会】

https://peraichi.com/landing_pages/view/event996


不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


<<前のページへ12345678910

« トラウマ | メインページ | アーカイブ | 不登校 »

このページのトップへ