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解決支援者の現場日記 トラウマ: 2018年9月

8050問題 長期化のゆくえ ⑩


自尊心が打ち砕かれるのは、過去の失敗によるものが大きいですね。

その誤りや過ちをぬぐい去れないことが自尊心の回復を困難にしています。




親にとって、わが子から背を向けられ、何らの促しも聞き入れられない状態が

あれば、それこそ、親としての存在価値を否定された思いになるものです。

過ぎた自責の念は、過剰な罪悪感を招き、自分を裁き、贖いを始めます。

贖いは、自分に罰を与えます。

罰ですから、楽や喜びであってはならないわけです。

一生面倒をみる。

使役されることで自身から自由を奪うという罰をあたえるわけです。
 



わが子からの信頼を失った者として、唯一親らしくいられるとすれば、

ひたすら世話をやくということだけです。

これが、共依存「イネーブリング」(過度な世話やき)を招いてしまう

のです。

わが子から必要とされることを必要とする状態に至っているので、世話を

やかずにはおれなくなるのです。

また、無意識の内に自分を頼らせ離れないようにすることで、わが子を

コントロールしようとしてしまいます。

無力感からの痛みを少しでも軽減するためです。




自己贖いも、イネーブリングもいずれも長期化を促進するだけです。

再びの誤りを繰り返さぬようにしましょう。






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8050問題 長期化のゆくえ ⑤


「本人の意欲の問題で、本人がその気にならなければどうしようもない」

という姿勢は、本人の意欲に依存した姿勢です。

ひきこもる生き方(逃避)を選択したわが子が意欲を自分で出せるでしょうか?




家族依存症であるひきこもりという生き方に、親が依存の手本を示してはいけません。

本人が動かないからこそ、親が主体的にはたらきかけていく必要があります。

「何度も言いました。でも、聞く耳もたないんです。もうお手上げです。

ムリなんです」とよく聞きます。

ひきこもり者たちは、周囲からの促しに対して、素直に行動に移せる状態

にはありません。

反発、抵抗など、背中を向けることが通常です。

それが「支援」が必要な状態にあるということなのです。




家族依存症ですから、それまでの家族の人間関係の中で必然的に起こって

いる現象です。

その関係性のまま解決は困難です。

外部からの関わり、援助、支援を入れていくことで、これまでの関係性を

建設的に変えていけるのです。




留まってしまっているのは、行動の選択肢を持ちあわせておらず、決断力や

実行力がないからです。

現状の判断は、すべて好き嫌い感情で行っています。

不快なこと、めんどくさいことなどは、避けます。

ですから、具体的な指針を示し、実行につながる道筋を与えてあげることが必要です。

本人は判断できる力はないということを忘れないようにしなければなりません。




本人の判断任せも依存です。

親が主体的に主導権を握って問題の改善、解決に取り組むしかないのです。

「いつになったら働くの?」「バイトくらいしたら」といったはたらきかけは、

事態をより悪化させるばかりか、衝動的な自傷行為破壊行為を招きかねません。

わが子の痛みに寄りそい、自力の解決に困難を呈している問題に共に向きあって

いく姿勢こそが必要なのです。
 



親の対応が長期化を招いているということは、意図せずとも自ら「社会的監禁」

状態を作ってしまっているということです。

これは恐ろしいことですし、悲劇です。

でもそれは同時に、ひきこもりにピリオドを打てる決定因子がここにある

ということでもあるのです。

自己の存在価値を見いだせず、生きていく意味を見失っているほどのわが子の、

その不確かなやる気に依存するのではなく、適切な援助と有害な救済を見誤る

ことなく、親が主体的に「わが子の心の骨折」の手当てを最優先としていく

ことで、脱・ひきこもりが実現するのです。
 
 




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