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解決支援者の現場日記 時事問題 2ページ目

ひきこもり・不登校~フグの毒にあたる?①


「親ガチャ」という言葉を使用することに対して、ネットやTVなどでも様々な議論がなされている

ようですが、それと合わせて「毒親」という言葉も近年はよく見受けられますね。

「親ガチャ」に関しましては、以前述べていますので、そちらを読んで頂ければと思いますが、

今回は「毒親」について少し述べてみましょう。




「親ガチャに外れた」もそうですが、「毒親」とみなされるのも、親としてはショッキングなこと

ですね。

毒親かどうかは、あくまでもわが子の判断によるものだと思いますが、親側は常に毒をもっている

という自覚が必要だと思います。

自覚があれば自重します。ときに猛毒となることだってありますからね。




存在そのものが毒親という人はいないでしょう。

毒になるような行為をしているから毒親なのです。

その行為をしなければいいだけです。

でも、毒をもっているという自覚がなければ、知らず知らず毒を吐いてしまうわけです。




「親ガチャ」もそうですが、「気がついたら目の前にいた人が外れでした」てなもんで、あたかも

存在そのものを否定するような表現ですが、これも行為が外れ(アウト)ということです。

ですから要は、「毒を秘めている」という自覚を親はしっかりもっておかなければならない

ということです。

フグと同じです(笑)。

(続く)








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ひきこもり(不登校)~「親ガチャ」運命の享受②


「親ガチャ外れた」の嘆きには、「如何ともし難い」といった無念さが込められているのでしょう。

「つき(運)がない自分」だと。

「運」と言いますと、人は、何事かがうまくいった時には、自分の実力(能力)としますが、うまく

いかなかった時には運のせいにしがちです。

自身の力、努力の及ばぬこと、動かし難いことのせいにしたがるものです。

ですから、この親(と言うよりも一族)のもとに生まれたことは、自分に責任はないと。

「誰が生んでくれなんか頼んだ!」なんて幼稚な言葉を聞いたりするでしょう(笑)。

いわば宿命(決定)論的に、どうにもならないことだからと全ての責任を回避しようとする。

子どもはロボットではないのですから、何も人間形成はすべて親の影響というわけではありません。

そういう意味でも「親ガチャ外れ」は戯論だと思います。




重要なことは、その親の子として生まれた現実に対して、どう対処するかは、自分の責任において

判断していくものだということです。

どう対処するかは、決定されたものではないのですから。

自分で選択していけることまで親の責任にしてしまい「俺の人生返せ!」と叫んでいても、人生を

手元に取り戻すことなどできません。




また一方で、現状のわが子にどう対処するかは親の責任です。

「どうしてよりによってうちの子がなの。ついてない」

「なぜ言うこと聞いてくれないの」

ではなく、「育てたように子は育つ」と自分を戒めて、責任もって事態に対処していきましょう。

決して「子ガチャに外れた」わけではないのですから。


(続く)







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ひきこもり(不登校)~「親ガチャ」運命の享受①


最近ネット等で、「親ガチャ」というワードを目にします。

支援しているご家庭の親御さんからも、伺ったことがあります。

ご存知でしょうか?

けっこう有名人の方たちも、テレビ等で発言しているそうです。

「親ガチャ」とは、子どもは親を選ぶことができないため、どんな親や境遇のもとに生まれてくるか、

実力とは無関係に“運で人生を左右される”
という意味で使われるそうです。




昨今は、死に至るような児童虐待のニュースも毎日のように見られますので、確かにそういった家庭

に生まれ落ちたことはまさに不運です。

また、教育虐待や過干渉の親、いわゆる“毒親”と呼ばれる話題もよく目にします。

これらが「親ガチャに外れた」状態ということなのでしょう。

ですが、こういったケースは別として(明らかですから)、一般的な状況の家庭の中での「親ガチャ」

云々に対しては、私自身はこう捉えています。




「戯論(けろん)」という言葉があります。

これは仏語ですが、無益な、無意味な言論を指します。

ひと言で言うと、私はこの「戯論」だと思っています。

「親ガチャに外れた」とこぼしても、何がどう変わるのでしょう?

「ついてねえや。別の親だったら人生違っていただろうに」と嘆いてみたからとて、自分の親は

変わりません。

何か気が晴れて、現状がより良くなっていくのでしょうか?

それこそもし、親の方から「子ガチャに外れた」とでも思われていたら、この親子は双方とても

不運というか、不幸ではないでしょうか。

ですから、私は無益なことと思っています。




昔から、教育に関し「氏か育ちか」ということが論ぜられますが、とても参考になる指針があります。

「生まれによって賤しい人となるのではない。

生まれによってバラモンとなるのではない。

行為によって賤しい人ともなり、行為によってバラモンともなる」


原始経典「スッタニパータ」にある仏陀釈尊の言葉です。

いかがですか?非常に含蓄のある言葉ですよね。

カースト制度により、身分が明確に分けられていたインドという国で、かの悟れる人はこのように

示していました。人間の身分の平等を説いたのです。

大切なことは、「行為によって」ということですね。




親の社会的地位によって、子どもが偉いだの偉くないだのではありませんよね。

親が社長だから、医者だから、政治家だからその子は偉いではありません。

もちろん、社会的地位もまた、ひとつの役割(名称)にしか過ぎず、肝心なのは、何をしているかです。

行為がその地位に相応しくなければ、

「俺を誰だと思っているんだー!」

「さあ?」

「○○だぞ!」

「だから?」ってな話です(笑)。

貧乏な家の生まれはダメで、裕福な家育ちは偉いという道理はありません。

ダメか否かは本人が何を成すかです。

生まれがその人の価値を決めるものではありません。

幸、不幸も、何も経済水準だけが決めるものではないですよね。

教育虐待なんて、かえって経済的にゆとりがある家庭で起こっています。




どういう親の元に生まれたかは、ひとつの条件です。

それを前提、起点として、どう人生を形作っていくかです。

与えられているものではなく、自らが行動し創造していったものこそ価値があると思います。

親ガチャどうこうと言う暇があったら、幸運、幸福になるための行為、行動に尽力していきましょう。

(続く)

参考図書/「ブッダのことば」スッタニパータ 中村元訳(岩波文庫)








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ひきこもり(不登校)~後悔ではなく


ネットニュースに「8050問題」をテーマに当事者(母親)、ジャーナリスト、

ファイナンシャルプランナーの対談記事がありました。

当事者の方も作家らしく、皆さん引きこもりに関わる著名な方です。

気になる点がありましたので、私見を述べてみたいと思います。

あくまでも記事に出ている範囲での意見です。掲載されていないやり取りも

あっているはずですので、記事だけでは正確ではないのですが、読者の方も

記事だけで判断されますので、ご了解ください。




〔ジ〕子どもがひきこもったり、なにか問題を抱えたりしたとき、

「私の育て方が間違っていたんじゃないか」と、ご自分を責めるお母さんは

少なくありません。でも親が「育て方を間違えた」と悔いてしまったら、

苦しい時間を一所懸命過ごしてきた子どもの生き方をも否定することになる。

誰もが、そのときどきでベストな選択をしてきた、と私は思いますよ。


〔母〕親の後悔はネガティブなメッセージとして子どもに伝わる。

それでは事態がよくなりませんね。





こういった話は時折聞かれます。

恐らく背景にあるのが、「親を責めるようなことをすれば、ますます親自身が

閉じこもり、支援を求めなくなる。ただでさえ世間体を気にするあまり長期化

が進んでいるわけだから」という考えだと思われます。

〔ジ〕の方が、「誰もが、そのときどきでベストな選択をしてきた、と私は

思いますよ」
と、優しくフォローされておられますよね。

気持ちは分からなくもありませんが、このやり取りは誤解を与えかねないのです。




「ベストな選択」と自分を納得させても、その結果として、事実わが子が

引きこもりに至っている
わけです。

どの親でもわが子に「良かれ」と思って、口や手を出してきています。

動機は間違ってはいません。

しかし、その「良かれ」が、わが子にとっては良かれになっていなかった

のです。そのことは真摯に受け止めなければなりません。

一所懸命であればなんでもいいというわけではないのです。




子育てはあくまでも「この子にとっては」で考えなければなりません。

親側の都合だけで判断してはならんのです。

その証拠に、親からの期待に懸命に応えようとしてきたタイプがひきこもり者

たちには多いのです。

期待に応えきれなくなり挫折し、そのうえ親を裏切ったと、もたなくていい

罪悪感
をもってしまっています。

判断を誤っていたことはごまかさず、認め反省しなければなりません。

「反省」が大切なのです。




母親が「親の後悔はネガティブなメッセージとして子どもに伝わる。

それでは事態がよくなりませんね」
と述べておられますね。

後悔してもよくならないのはその通りです。

後悔するのではなく、必要なのは「反省」です。

後悔と反省は似て非なるものです。

「後悔」は、ただただ後ろ(過去)を向き、嘆くだけです。

ネガティブなメッセージとして子どもに伝わるのは当然です。

「反省」は、後ろを一旦振り返るのは同じなのですが、前(将来)へ進むため

という前提、目的があります。

つまり、過去を教訓とし将来に活かしていくのです。

ここが全く違います。




なぜ引きこもりという結果を招いたのか、その原因と結果の再検討が「反省」です。

これが絶対必要なのです。

全体的に後悔ばかりで反省が足りていません。

ですから、「悔やまないで」と単に言えば、原因の振り返りも怠りかねません。

反省がなければ、同じことを繰り返します。




〔ジ〕の方が「親が「育て方を間違えた」と悔いてしまったら、苦しい時間を

一所懸命過ごしてきた子どもの生き方をも否定することになる」
と仰っていますが、

「生き方を否定するから悔やまないで」と聞こえてしまいますね。

だから母親も「事態がよくなりませんね」と納得してしまっています。

「生き方を否定」という捉え方が、そもそも勘違いをしておられます。

引きこもりを招くような生き方を身につけさせてしまったという自覚が重要

なのです。

生き方を否定ではなく、生き辛さを抱えさせてしまったことの反省謝罪

そのことでわが子にも生き辛さのわけ(原因)を自覚させます。

そしてやり直しを親子でやっていくのです。




この記事にあるような考え方には、引きこもり自体を否定的に捉えている姿勢

が伺えます。

だからでしょう。次のようなやり取りも同じ記事の中にあります。

〔ジ〕 親は「自分は努力してこの人生を手に入れた」と思っているから、

「なんでできないんだ。努力が足りないんじゃないか」と責めてしまう。

さんざん頑張ってきた結果、社会に傷つき、人が怖くなって安心安全な自宅に

こもっているのに、家族からも責められたら、ひきこもりは長期化します。

〔母〕 長期化の原因は、そこにあったのか。


〔ジ〕 家族の反応に言葉でうまく表現できず、暴力に向かってしまう人も。

責めれば責めるほど、心が離れていくと考えていただいていいと思います。





長期化の原因は、引きこもりという現象の無理解と自己都合の優先です。

前へ進む(解決)ための「反省」を強く促さなければならない支援側が、

このような表現で伝えると、「後悔しない=反省もいらない」と受け止められ

かねません。




「親は謝らなくて(頭を下げなくて)もいい。立場が逆転するから」とアドバイス

していた支援者もいました。

おかしな話です。非を非として認めることは当たり前のことです。

非を認めない親を子どもたちはそれこそ嘆いています。

引きこもり者たちは、親に頭を下げさせたいわけではありません。

痛み、無念を分かって欲しいだけです。認めてほしいんです。




今回、家族会にも関係している著名なジャーナリストの方、その分影響力が

おありになる方の言説でしたので私見を述べさせて頂きました。

最初に述べたように、あくまでも記事に掲載されている範囲の中だけでの

意見ですので、ご了承ください。








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ひきこもり(不登校)~「8050問題」の原因は?


「8050問題」という言葉を見聞きする機会が増えました。

長期化ですね。

しかし長期化は、既に20年以上も前から予測がついていた状況でした。

何らかの相談窓口に足を運ぶまでに、ある程度の時間が経過しています。

不登校や引きこもりが始まって、すぐに相談に出かけることはほとんど

ありません。




もちろん、しばらく様子を見るというのはあるでしょうが、その

「しばらく」が優に1年を超してしまっているのです。

1年も経ってしまう前に、どこかで「あれっ?やがて動き出すと思って

いたけど・・・」と、期待していたように変わっていかないことに

気づいた瞬間があったはずなのです。




なのにそのままにしてしまったのは、わが子の引きこもりという現実を

受容できないでいることが一番の原因です。

わが子がそのような状態になっているという現実、そのことに親である

自身が関わっているであろうという現実、学業の頓挫や社会との隔絶など

によるわが子の将来への不安という現実などを受け入れきれないでいるのです。




「受容」というのは、事実起こってしまっていることなのですから、

ありのままに受け入れることと、自分の身(わが子ですから)に起こっている

ことなのですから、親として責任もって引き受けるということです。

受容ができないということは、解決のスタートラインにも立てていない

ということです。

そのままでは、長期化していくことは当然のことでしょう。

(続く)








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ひきこもり(不登校)~世間体①


「8050問題」といった長期化の要因には、親が世間体を気にするあまり、事態を隠そうとして

しまうためという論調がよく聞かれます。

したがって、社会(世間)の偏見・差別を無くしていけば、ひきこもりは無くなると。

間に合わないでしょうね。

昨年からのコロナ禍でも、感染者や医療従事者の方々への偏見・差別、自粛警察なるものも出てきましたね。

ワクチン接種も始まっていますが、接種を希望しない人への差別も懸念されています。

こういった状態で、偏見・差別が無くなることを待っていては、あっという間に「8050」です。




そもそも、世間とは言っても、「世間」=「社会」ではないですね。

人によって世間の範囲がかなり違います。

有名人でも何でもない私たち一般人にとっての世間の範囲は、かねて関わっている非常に狭い

人間関係の環ではないでしょうか。

何もわが家の事態が、社会全体の目に晒されているわけではありません。

ですから、社会をどうこうと社会問題にしてしまおうとするのではなく、自身がわが家の事態を

どう受け止め、改善していくために自身が何をしていくべきかを考えていくことが重要ではない

でしょうか?

社会や世間の目よりも、わが子の目に自分がどう映ってしまっているのかを振り返り、そして

わが子の声に耳を傾けることの方がより大事なことです。

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ひきこもり(不登校)~外出自粛は関係なし!


問題を解決していくという意識が希薄なために、現象に囚われ、登校させよう、外出させよう、

働かせようとなります。

コロナ禍において、外出自粛により、さらにひきこもりにとって事態の改善が難しくなっている、

行き場所が出来てきた矢先に自粛となり、再びひきこもりだしたとか、家族会なども開催がなく、

親たちも行き場所を失い膠着状態となってしまっているような報道を見ます。

このことがそれをよく物語っています。

何を問題点とし、どういう状態にしていくべきなのかを理解できていないために、外出自粛が

解決のための阻害要因と勘違いしてしまっているのです。




親は、「どうしたら?」と解決策にこだわります。

しかし、問題点も見えていないのに、解決方法を知ったとしてもそれを実行できません。

なぜその方法が必要なのかが分からないからです。

解決法を探しに外へ行きたいのに外出自粛「あ~....」となってしまっていませんか?

ここから変えましょう。




解決のためのヒントは「内」にあります。わが家にあります。

ですから、コロナ禍の今こそ、実はチャンスなのです。

また、解決法を知ってもそれを実行できないのは、事態を受け入れる心がまえが出来ていない

ことによります。

そうです。わが子がひきこもっている事実を、どこか否認してしまおうとしてしまい、解決に

踏み出す覚悟ができないでいるのです。

ですから、外出自粛は関係なく、今こそ内部に目を向け、問題点を見定めてください。

問題点は、自分の内(中)にも有ります。




「どうしたものか」と解決法に囚われるのではなく、問題点が見えていないから解決しないことに

早く気づいてください。

「どうにもならない」とあきらめるのは、八方手を尽くしきってからにしましょう。

まだまだやっていないこと、見ていないことが沢山あるのですから。






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ひきこもり(不登校)~疑問をもってみては?


不登校は7年連続増加し、令和元年は18万人で過去最多、ひきこもりは、40代以上の方が7万人

ほど多く、合わせて110万人といった調査結果が明らかになり、「8050問題」と合わせ、

「大変だー、大変だー」となっていますが、ただ困ったと大騒ぎしていても何も解決しません。




そもそも、なぜもっと疑問をもたないのでしょうか?

不登校など、「学校恐怖症」と言われていた時代から40年以上も経過し、教育支援センター

(適応指導教室)
スクールカウンセラーが配備されたり、ひきこもりは、各自治体に「ひきこもり

地域支援センター」
などが設置されています。

なのになぜ減らないのでしょう。なぜ長期化しているのでしょうか。




何事も、事実に対して謙虚になることを心がけたいものです。

対応、支援策のどこかが間違っていたからこその現状なのですから、真摯な態度でどこを視ていたかを

振り返ってみるべきではないでしょうか?





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ひきこもり(不登校)~「中高年ひきこもり」考察⑦


さて、斎藤環氏の「中高年ひきこもり」について、私見を述べてまいりました。

氏は、「ひきこもることがふつうである社会」を目指すべきであり、「ひきこもりのいない明るい社会」は

意味がないと述べておられますが、私は、「ひきこもる必要のない人々の社会」こそ、素晴らしい社会

だと思っています。




前回紹介した【ネズミの楽園】でも分かったように、ひきこもり者たちには、「安心できるつながり」

というものが必要です。

これは、「安心できるつながり」があれば、ひきこもることもないとも言えます。

ひきこもり者たちは、「植民地ネズミ」ならぬ「自己牢獄」の中で閉じこもっています。

これについては「空虚が招く孤立」をご覧ください。

ですから、孤立させない社会があれば、ひきこもる必要性がなくなるのです。




では、そんな社会をつくるためにどうすればよいでしょうか。

ヒントになるものがあります。

明治天皇の「五箇条の御誓文」です。

この三条に「~各其の志を遂げ、人心をして倦まざらしめむことを要す」とあります。

「各自の志望を達成できるようにはからい、人々を失意の状態に追いやらぬことが

肝要である」
という意味です。

「志」をもたせるということこそが、自分らしくより良くいきていくために最も重要なことです。

私自身も座右の銘にしている「志立たざれば、天下に成すべきの事なし」(陽明学)

いわゆる「立志」、これこそが自身をいつまでも支えてくれます。




志は、周囲とのつながりも作ってくれます。

なぜなら、その志に共鳴共感賛同してくれる人たちが集まってくるからです。

前回、ひきこもりはどこの家庭でも起こり得ると述べたのは、現代家庭が、子どもたちに

志をもたせる教育がなされていないからです。

人に癒されないといった状態に彼ら、彼女らがなってしまっているのは、家庭環境にこそ

その原因があるのです。

斎藤氏は、「そもそも、ひきこもりの原因やきっかけを、育て方を含めた家庭環境に求めても

仕方ありません」と述べておられますが、社会をつくっているのは、一人一人の人間です。

その人間を育てているのは、それぞれの家庭です。

小社会としての家庭の集まりが「社会」です。

自己牢獄から救済できるのも家族です。




社会の偏見差別を無くすことで、ひきこもりが減るなんてことを言っていては、誰もが他人事となり、

長期化はさらに進むでしょう。

でも、家庭の変革は、親が本気になればすぐにでも出来るのです。

倦まず弛まず、自己をより良く成長させていくことを家庭で行っていけば、「ひきこもる必要のない人々の社会」

が実現するでしょう。

今回、斎藤環氏の「中高年ひきこもり」に、さらなる長期化の危うさを感じた部分について論じてみました。

(終わり)







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ひきこもり(不登校)~「中高年ひきこもり」考察⑥


【ネズミの楽園】という実験があります。

32匹のネズミが、ランダムに16匹ずつ居住環境の異なる2つのグループに分けられました。

1匹ずつ金網の檻の中に隔離された「植民地ネズミ」と、広々とした場所に雌雄一緒に入れられた

「楽園ネズミ」です。

「楽園ネズミ」は、十分なエサやネズミ同士の接触や交流を妨げない環境になっています。

両方のネズミに対し、普通の水とモルヒネ入りの水を用意して与え、57日間観察しました。

「植民地ネズミ」の多くが、孤独な檻の中で頻繁かつ大量のモルヒネ水を摂取しては、

日がな一日酩酊していた
のに対し、「楽園ネズミ」の多くは、遊んだり、じゃれあったりして、

なかなかモルヒネ水を飲もうとしなかったのです。

さらには、「植民地ネズミ」で酩酊していた1匹を「楽園」に移すと、じゃれあい、交流するよう

になり、普通の水を飲むようになった
のです。




この実験結果から分かるのは、自らが置かれた状況を「檻の中」(孤独で、自身の自由な裁量を剥奪

された環境)
のように感じている人の方が、依存症質になりやすいということです。

依存からの回復のためには、檻に閉じこめて孤立させるよりも、コミュニティ仲間の中の方が

促進されるのです。つまり、安心できるつながりこそが必要なのです。




ひきこもり者たちはそもそもが孤立感を感じています。その要因のひとつは他者不信感です。

人に癒されず生きにくさを抱えた者の自己治療としてひきこもりはあります。

「どうせ自分の気持ちなど理解してもらえない」といったような思い込みがあり、困ったときでも

誰にも頼れないのです。

「安心できるつながり」先ずは、家族です。

家族が最良の理解者協力者になることで、本人は安心感を得られます。




ひきこもり者たちが抱えているトラウマの痛み、影響は、孤立無援状態で強化されてしまいます。

無援は無縁からです。人の支えの手厚さによって、傷つきの体験を安心感安全感によって置き換え

やすくなります。

痛みを理解し寄り添ってくれる人、慰め落ち着かせてくれる人が身近にいれば、自身に何が起きたのかを

理解でき、トラウマの永続的な影響を防ぐことができるのです。




斎藤氏は、「ひきこもりは、特殊な家庭環境で起こるわけではなく、ごくふつうの家庭でも起こり得る現象」

と述べておられます。

これは私もかねてから申し上げていることですが、ただ、何もないところで偶然起こるわけではもちろん

ありません。

人に癒されないといった状態になってしまっている背景が、その家庭環境の中にあります。

ごくふつうの、どこの家庭でも起こり得るということは、現代家庭が子育てにおいて、何か大切なことを

失ってしまっているということです。

次回述べてみましょう。






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