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解決支援者の現場日記 時事問題 3ページ目

ひきこもり(不登校)~「中高年ひきこもり」考察⑤


ひきこもりを生み出さない社会を創り出すため、ひきこもる生き方を必要としなくなるためには、

求められる自分になることです。

それが、役に立つということです。

役に立てば、感謝されます。

感謝されることで、人は自己の存在意義を確認できるのです。




誰からも感謝されず、求められず、生きて存在していることすら気づかれない生活を死ぬまで続けて、

彼らが納得できると思いますか?

「ひとつの生き方としてあってもいいさ」といった変なひきこもり擁護論は、あまりにも無責任であり

当事者たちの思いをまったく度外視した自己陶酔的な偽善です。




ひきこもり者たちが、人を身近にせず、孤立した生き方を選んでしまうひとつの原因にあるのは、

人間関係をほどよく結べないというものです。

人間関係が円滑にできているか否かをはかるひとつのバロメーターを紹介しますと、

自分の周囲に感謝できる人がどれだけいるか。また、自分に感謝してくれる人がどれだけいるかです。




感謝できる人が数多くいれば、自分に何かを与えてくれたり、してくれたりしてくれている人が

それだけ多くいるということです。

自分に信用がなければしてもらえていません。

また、与えてくれたり、してもらえたりしていることを当たり前と思わず、感謝できる心を自分が

もてているということでもあります。

自分に感謝してくれる人が沢山いるということは、それだけ自分が周囲の役に立って愛されている

ということです。

感謝できる、感謝されることが多ければ、自ずと人間関係は円滑になります。




考察③
で述べた「より良い生き方」というのは、常に自己を成長させ、独自性を役立たせていく生き方です。

そして「生きていく意味」というのは、そのより良い生き方に基づき自己の「志(目標)」目的

実現していくことです。

そのような生き方ができるように子育てをしていれば、ひきこもる必要性などまったく生じませんので、

斎藤氏が言うように、予防するためにはひきこもりは悪という価値観をわざわざ植えつけなければ

ならないなんてことは無用なのです。



ひきこもる生き方を本人たちが、本心では一番望んでいないということを忘れてはなりません。

社会の偏見がなくなれば、減っていくといった問題ではないのです。

「ゆっくりお休みなさい」なんていう親切は、当人たちにしてみれば、大きなお世話という仇に

なりかねません。

彼ら、彼女らは、一日も早く、普通に戻りたいのですから。

(続く)







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ひきこもり(不登校)~「中高年ひきこもり」考察④


ひきこもりは、ちょっとした一休みではなく持続的な苦悩です。

また、本人にとって苦しいだけではなく、社会にとっても大きな損失なのです。

なぜなら人材だからです。




当協会では、連携している民間事業体に、これまで多数の青年たちの就労の引き受け先として

お世話になっています。

5年、10年、10数年以上のひきこもり経験者たちです。

当協会での訓練を経たのち本人の希望に基づき就業しています。

その事業体から「いつも良い人材をありがとうございます」と評価を受けているのです。

彼らの仕事の丁寧さ、真面目さに対してです。

ある40代の男性は、「管理者候補です」とまで言って頂けました。

また、支援を請け負う前まではほぼネットゲーム依存だった青年が、公認会計士の資格に

一発合格しました。私自身会計事務所出身で、税理士受験脱落組でした(笑)ので、その難易度

の高さを充分認識している分、驚きです。

どうですか? ひきこもり者たちの中には、人材が埋もれているのです。




社会にとっての損失ということでいいますと、社会はそもそも相互扶助互助です。

生きるということは、それだけで誰かの支えを受けているわけで、いわば互いに迷惑を

かけあっているのです。

だからこそ、お互いさまの精神で、自分ができることで役に立つことをしていくのです。

子どもを躾ける際に「人様に迷惑をかけないように」と言いますが、それでは全く足りません。

だって迷惑を何ひとつかけないで生きるということは不可能だからです。

ですから「人様のお役に立つように」と躾けるべきなのです。

斎藤氏も、「ひきこもりは家族以外の第三者に何の迷惑もかけていない」と述べていますが、

そうではないことはもうお分かりですね。

この「役に立つ」ということが、ひきこもりを生み出さない社会を創り出すためにも、重要な

キーワードとなるのです。




社会にとっての損失ということについて述べてみましたが、実は最も大きな損失を被るのは

本人自身なのです。

あたかもひきこもり者たちに対して優しく擁護しているつもりが、現実は彼らの可能性を

抹消しかねないことに早く気づいてほしいと思います。

それについては次回述べてみましょう。

(続く)







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ひきこもり(不登校)~「中高年ひきこもり」考察③


斎藤氏は、ひきこもりを予防する方法を子どもたちに適用するためには、まず「ひきこもりは良くない」

「ひきこもりになったら人生おしまいだ」という価値観を植えつけなければならないと述べておられますが、

これにもびっくりで、ここにも「ひきこもりはニュートラル」と言いつつ、自身いい悪いの見方で捉えて

おられることが現れています。




考察①でも紹介したように、氏は「予防すべきとは考えていない」との見解を示しておられます。

その理由は、予防法を適用するためには、ひきこもりを「悪}としなければならないからだと言うのです。

『「ひきこもりは予防すべき病気である」という価値観を社会全体が共有するのは本当に良いことでしょうか』

と問題提起し、社会全体に悪影響を与えることになると否定しておられますが、良くない病気であると

言っている(言える)のは、私たち一般人ではなく医者です。

斎藤氏自身もその医者であるわけで、医者がそう言わなければ一般人は悪い病気とは思いません。




私の地元の精神保健福祉行政主催による「支援者会議」の講師として登壇した精神科医は、

冒頭「ひきこもりは私たち精神科医がしゃしゃり出る問題では本来ありません」とはっきり仰っていました。

また、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所名誉所長の故吉川武彦先生は、「ひきこもりは、

精神医学的診断に馴染むものではない。現象であり、
病的あるいは病状として考える必要はない

と述べておられます。




予防するために何も「ひきこもりは良くない、悪いこと」なんて事前に教える必要なんかありません。

何度も言いますように、いいとか悪いとかではなく、ひきこもりは苦しいんです。

だから、悪いから予防しよう、無くそうではなく、より良い生き方を子どもたちに伝えていくことが結果、

予防になるのです。

将来、生き辛さを感じないで生きていけるような子育てが出来れば、自ずとひきこもる生き方を

必要とすることはなく
、結果防げるのです。

あえて「ひきこもりをさせないため」とかではなく、「より良く生きていくことや、生きていく意味を

認識させていくような子育て」
を行っていくことが、ひきこもりも発生させないことにつながるのです。

(続く)






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ひきこもり(不登校)~「中高年ひきこもり」考察②


斎藤氏は、「ひきこもりを根絶するのが社会の浄化につながる」という価値観に支配された世の中で

あれば、精神的に参って死にたくなったとしても、外部に助けを求めることが許されない社会である

と述べておられます。

この考えは大げさというか極端です。




斎藤氏は、「働きアリの法則」(ここではその解説はしません。氏の著書をお読みください)

を持ち出し、無為で怠惰(に見える)ひきこもりが社会が円滑に活動を続ける上で必要とされると

述べておられます。

いい悪い(正しい、間違い)でひきこもりを見るからそういう発想になるのです。

氏は、自らひきこもりは価値判断とは無縁のニュートラルな状態といいつつ、根底にいい悪い

の価値判断が見受けられます。

だから変にひきこもりを擁護しようとしてしまい、悪ではないんだ必要なんだと。

「二割サボっても回る社会」を目指すほうがいいんだなんて、なんかおかしな理屈が出てくるんです。




「ひきこもることがふつうである社会」を目指すべきということですが、この辺りも読者に誤解を

与えかねないですね。

ふつうではなく、「あってもいい社会」を目指すべきです。

ひきこもりたくなることなど誰にでもあるのですから。

あってもいいんです。

しかし、前回も述べたように、ひきこもる必要もなければそれに越したことはないんです。

根絶しなければ社会の浄化にならないというほど悪いことをしているわけではありませんし、

だからと言って積極的にひきこもる必要もないわけで、ひきもらずにいられれば、それがいいんです。

影響力をもっている斎藤氏がこういう言い方をしてしまうから、現に、斎藤先生からお墨付きをもらった

みたいにひきこもりを肯定してしまうような家族会も出て来るのです。

ますます長期化が進むでしょう。

否定するものではありませんが、だからと言って肯定するものでもありません。

「解決」していくものです。

だって、苦しいんですから。

本人も家族も。




「ひきこもりのいない明るい社会」が意味がないと斎藤氏は述べておられますが、そんなことは

ありません。

ひきこもる必要のない人々の社会がどんなに素晴らしいことか。

斎藤氏は、傷を負った人間が休める、助けを求められる優しい社会が必要。社会がそうしないから、

ひきこもりが無くならないと言いたいのでしょう。

ひきこもりは、単に心が疲れたから一休みというのではないんです。

心の渇き飢え、そこからの恐怖です。

しかも激しい痛みを伴っています。

ですから、「ひきこもりのいない明るい社会」に、意味は大いにあるのです。

前回、斎藤氏と私の見解の違いは、実態の捉え方の違いと申しましたが、その一つがここにあります。

(続く)





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ひきこもり(不登校)~「中高年ひきこもり」考察①


1月1日のメルマガでもご紹介しました精神科医斎藤環氏の著書「中高年ひきこもり」について

私見を述べていきたいと思います。




氏は、「社会的ひきこもり」を著し、ひきこもりの第一人者と称されているほど影響力をもった

方だけに、読者に誤解を与えかねない記述に対して、支援者の立場からあえて異論を述べて

みたいと思います。

支援者は長期化をくい止めることが最大の使命ですので、25年間にわたる活動実績をエビデンス

として数回に分けて論じていきたいと思います。




最初に申し上げておきますが、当事者家族、関係者は是非「中高年ひきこもり」(幻冬舎新書)

は買い求められて、このブログを読んで頂けたらと思います。

一般書として、いつになく(失礼)私のような者でもとても読みやすい内容になっています。




さて、全体を読んでと言うよりも、最終結論としての斎藤氏の論調は、あまりにも社会の偏見を

強調し過ぎた、ひきこもり擁護論になっていると感じました。

氏は、「私は、ひきこもりを未然に防ぐべき、すなわち予防すべきだとは考えません」と述べています。

「ひきこもりもいる明るい社会」を目指すとあります。

ひきこもりを否定的に見る社会の目があるから減らない。

社会の目が変われば(偏見が無くなれば)激減すると。

果たしてそうでしょうか?




傷ついた人間にもっと寛容な社会であるべきだということで「苦しければ休養し、他人に助けを

求めることができる緩い社会」
を示しておられるのだと思いますが、それはもちろんその通り

ですので、ひきこもりはあってもいいのですが、ただ、ひきこもらなくていい自己を創ることを

推進していくべきだと私は思います。

ひきこもらなくて済めばそれに越したことはありません。

ひきこもりは、ただの休養とはわけが違うのですから。

当人たちは、やむに止まれず引きこもっています。




偏見、差別を無くすことでひきこもりを減らしていくというのは、飢えているから食糧を与える

というようなものです。(それが必要な段階ももちろんあります)

それよりも、食物自体を育てていく手立てを提供していくことこそ必要ではないでしょうか。

つまり、「ひきこもる必要のない人々の社会」を目指すことで、偏見、差別はそのままあっても、

ひきこもりは無くなっていくと私は思います。




斎藤氏の見解に限らず、昨今のメディアの論調は、ひきこもり者たちの声を度外視して、

「ひきこもりたいのは、認めてあげなければかわいそう」といった意思を感じます。

彼ら、彼女らの声を聴いてあげてください。

10年も20年も誰が好き好んでひきこもりたいなんて思っていますか。

自分が自分のままでいることを認めてほしいと、慟哭しています。

彼らが口をそろえて言うのは「普通になりたい」です。

斎藤氏も、「自傷的自己愛」を苦しみの中心に抱えていると、苦しみながらひきこもっている

と解説している一方で、「たまたま困難な状況にあるまともな人」と、ひきこもりを休養程度

に捉えているようにも感じられます。

斎藤氏との見解の違いは、実態の捉え方の違いからきているものと思います。

「ひきこもる必要のない人々の社会」がどういう社会か、これから述べてみましょう。

(続く)





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ひきこもり(不登校)~報道のリスク⑥


最後に挙げるのが、社会問題へのすり替えです。

非正規雇用の恒常化、派遣切り等の雇用不安、世間体・偏見・差別といったことが、

ひきこもり現象の背景にあるから、一家庭の問題にせず、社会全体で対応していくべきだ

といった論調です。

これはその通りではもちろんあるのですが、なにも問題の背景に社会の様々な歪みが関連

していることは、ひきこもりに限りません。

学校のいじめ問題などもそうです。




ですが、その社会をつくっているのは、一人一人の人間です。

一人一人が、自分がどう生きていくかに責任をもっていくかが重要ではないでしょうか。

体のいい社会への責任転嫁にならないようにしなければなりません。

「みんなでやっていきましょう!」なんて言ってるうちは、誰も動き始めません。

それぞれが「私がやっていきます」と言い出さないかぎり、社会は変わらないでしょう。

ひきこもり、不登校は、毎日継続して続いているものです。

社会変革を待っている間に、あっという間に「8050問題」です。




家庭も小社会なのですから、子どもに安心を与えられない家庭、親の価値観によるわが子への

偏見・差別が生じないように努めていけば、いじめ問題もひきこもりも無くなっていくでしょう。

家庭、家族の意識変革こそ急がれるのです。

昔から『修身斉家治国平天下』と言って、世の中の安寧を創り出す指針が示されています。

天下を治めるには、まず自分の行いを正しくし、次に家庭をととのえ、次に国家を治め、

そして天下を平和にすべきである。







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ひきこもり(不登校)~報道のリスク⑤


ひきこもり者の自堕落な生活は、セルフ・ネグレクト(育自放棄)と言えます。

これは、こういった生き方が自分には相応しいという自己認識になっていることや、家族に

「期待できない子どもですから、もう期待しないでください」というメッセージでもあります。

それまでに、懸命に周囲の期待に応えてきて力尽きたという経緯があります。

 



ひきこもる行為は、自己治療でもあります。
 
ひきこもる以前からの生きにくさがあり、他の選択肢を持ちあわせなかったことで唯一の方法

ということでひきこもったのです。

そうなるにはそうなるしっかりした原因・理由が必ずあるのです。

 
ですから、精神疾患、障がい・発達障がい等の症状としてのひきこもりと、社会的ひきこもりでは、

問題点がまったく違います。

同列に並べ報道するものではありません。
 
ましてや、ひきこもり者による様々な事件は、「ひきこもり」がさせているわけではなく、周囲に

理解者がおらず、追いつめられたことにより生じたものです。




人は病気でなくても、偏見、差別もあるし、自他を害したり、「魔がさす」といったような行動も取る

生き物であることを忘れてはいないでしょうか?

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ひきこもり(不登校)~報道のリスク④

 
次にあげる問題点は、ひきこもる行動だけを問題視している点です。
 
あたかも勝手に一人でひきこもってしまっているといった表現が見受けられます。
 
どんなことでも、ある状況が成り立つのは、環境条件といったものがそろっているからです。
 
ひきこもりという現象も、ひきこもれる環境やそれが継続する条件がそろっているからこそ
 
生じています。
 
それは決して本人一人ではそろえられないのです。
 



ひきこもり現象は、機能不全多問題家族に現れる現象です。
 
家族の機能というのは、「生み、育てる」です。
 
機能不全というのは、その機能に不具合が生じている状態を指します。
 
とは言っても、特別な家庭というわけでもありません。
 
全く健康に問題が無い人がそういないのと同じように、現代家庭は全般的に何らかの機能不全を

起こしています。
 
不登校の場合、親が教職員であるケースも少なくありませんし、学校側のいじめや心理的虐待

といった問題から生じている場合もあるのですから。
 



ひきこもりにしろ不登校にしろ、背景にある種々の問題が重層的に絡みあって生じています。
 
例えば、わが子の一大事に両親の意思統一、協力体制がはかれないというのもそのひとつです。
 
また、ひきこもりの定義に「家族以外の~」とありますが、他人のみならず家族間の

コミュニケーションも不全状態です。
 
特に父親の場合、本人と数年も会話をしていないというのもめずらしくありません。
 
くの問題があり、わが子のひきこもり(不登校)解決に集中できないような状況にある

という意味での多(他)問題家族です。




ですから、ひきこもる行動だけを問題視するような報道では誤った認識をもたせ、前回も述べた

ような〈引き出し屋〉のような悪質業者の横行までをももたらすのです。

(続く)






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ひきこもり(不登校)~報道のリスク③

 
本人が自ら動き出すタイミングを待つしかないといった印象を与えかねない報道も多いようです。
 
本人は「動かない・動けない」が大前提です。
 
「言っても聞かないから」は、長期化の原因としてよく聞かれることですが、これは何の言い訳

にもなりません。
 
あたりまえだからです。
 
だから支援が必要なのです。
 
このあたりに関しては「適切な援助とは?④」で述べています。
 



親の最も重要な役割は、〈動機づけ〉です。
 
本人のやる気を待つのではなく、現状を改善していこうという動機づけをしていくのです。
 
ただ「できることから始めよう」や、まして説教では動機づけになりません。
 
現象の理解・共感・痛みへの寄り添いによる信頼回復が先ず必要なのです。
 
理解してもらえていて、決して否定されていないという安心感があってこそ、前へ向かって

進んでいく勇気がもてるのです。
 



自分が動く(変わる)ことを怠り、現実否認思考停止責任回避の親が〔引き出し屋(悪質業者)〕
 
による被害といったものを招くのです。
 
拉致・監禁で、わが子の自立心が芽生えると思ってしまう未熟な判断力が、悪質な詐欺も

見抜けないのです。
 
ひきこもり(不登校)現象を、単に〈やる気〉の問題と受け止めていることがこういった
 
対応を誘因してしまいます。
 
やる気を出すのをひたすら待つか、なければ強引に引き出すか。
 
あまりにも短絡的です。
 



「なんとかなれば」とは思っていても、なんとも出来ないでいてもがいているということを
 
認識しておくべきです。
 
立ちはだかる不安恐怖怯えがどこから来ているのかを理解ししていくことで
 
動機づけが可能になっていくのです。






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ひきこもり(不登校)~報道のリスク②

 
報道により一番印象付けられることとしては、「ひきこもるわが子に苦しめられる親」
 
でしょうか。
 
あたかも親は何か被害でも受けているといった印象が強調されることが多いようです。
 
親の被害者意識は、本人のみを問題視することになりかねません。
 



ひきこもる原因、特に長期化には実は親が深く関わっています。
 
原因に関しては、子どもの発達過程の心理社会的危機に、適切な危機介入ができていなかったのです。
 
成長の過程で、子どもは様々なことに迷い、悩み、自分でいることに自信を失うような
 
場面が出てきます。
 
そういった危機的状況にわが子があることに気づき、適切な関わり(支え)が出来ていなかった
 
ことが背景にあります。
 



また、不認証環境と言って、子どもが親から見て正当に位置づけられていない状況にあった

場合も少なくありません。
 
具体的に申しますと、親による立場の乱用です。
 
つまり、親子という関係性の中で、子どもの立場、意思の尊重が足りず、常に指示的、
 
支配的な関わり方があったことで、子どもは混乱し、結果ご乱心状態になってしまったのです。
 



長期化は、ほぼ親の問題です。
 
「わが子は動けない」ということを大前提として対策を打っていかない限り、長期化するのは
 
必然です。
 
長期化は、一日目から突然数年間のひきこもりになるわけではありません。
 
昨日と同じひきこもり生活を今日も繰り返した結果です。
 
その繰り返しの間、動けないわが子に対してどういうはたらきかけを続けてきたでしょうか?
 
例えるならば、TVなどでありますが、自力で立てないほどの体重になり、働けないばかりか

命の危険もあると救済を求める番組がありますね。
 
体重は、いきなり200キロを超えるようなことはありません。
 
親も子も体重の増加に気づけていながら、その経過を見送った結果です。
 
ひきこもりの長期化も同じなのです。
 



ですから、誰が困らされているではなく、当事者家庭の「家族」という関係性への援助、
 
救済こそ支援としてはかっていかなければならないことなのです。
 
もがいているのは親だけではありません。
 
ひきこもり者こそ、親、家族からの救済を強く求めていることに気づいて頂きたい。

(続く)






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