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解決支援者の現場日記

< ひきこもり(不登校)~問題の受容  |  一覧へ戻る  |  ひきこもり(不登校)〜親知らずは痛い① >

ひきこもり(不登校)~後悔ではなく


ネットニュースに「8050問題」をテーマに当事者(母親)、ジャーナリスト、

ファイナンシャルプランナーの対談記事がありました。

当事者の方も作家らしく、皆さん引きこもりに関わる著名な方です。

気になる点がありましたので、私見を述べてみたいと思います。

あくまでも記事に出ている範囲での意見です。掲載されていないやり取りも

あっているはずですので、記事だけでは正確ではないのですが、読者の方も

記事だけで判断されますので、ご了解ください。




〔ジ〕子どもがひきこもったり、なにか問題を抱えたりしたとき、

「私の育て方が間違っていたんじゃないか」と、ご自分を責めるお母さんは

少なくありません。でも親が「育て方を間違えた」と悔いてしまったら、

苦しい時間を一所懸命過ごしてきた子どもの生き方をも否定することになる。

誰もが、そのときどきでベストな選択をしてきた、と私は思いますよ。


〔母〕親の後悔はネガティブなメッセージとして子どもに伝わる。

それでは事態がよくなりませんね。





こういった話は時折聞かれます。

恐らく背景にあるのが、「親を責めるようなことをすれば、ますます親自身が

閉じこもり、支援を求めなくなる。ただでさえ世間体を気にするあまり長期化

が進んでいるわけだから」という考えだと思われます。

〔ジ〕の方が、「誰もが、そのときどきでベストな選択をしてきた、と私は

思いますよ」
と、優しくフォローされておられますよね。

気持ちは分からなくもありませんが、このやり取りは誤解を与えかねないのです。




「ベストな選択」と自分を納得させても、その結果として、事実わが子が

引きこもりに至っている
わけです。

どの親でもわが子に「良かれ」と思って、口や手を出してきています。

動機は間違ってはいません。

しかし、その「良かれ」が、わが子にとっては良かれになっていなかった

のです。そのことは真摯に受け止めなければなりません。

一所懸命であればなんでもいいというわけではないのです。




子育てはあくまでも「この子にとっては」で考えなければなりません。

親側の都合だけで判断してはならんのです。

その証拠に、親からの期待に懸命に応えようとしてきたタイプがひきこもり者

たちには多いのです。

期待に応えきれなくなり挫折し、そのうえ親を裏切ったと、もたなくていい

罪悪感
をもってしまっています。

判断を誤っていたことはごまかさず、認め反省しなければなりません。

「反省」が大切なのです。




母親が「親の後悔はネガティブなメッセージとして子どもに伝わる。

それでは事態がよくなりませんね」
と述べておられますね。

後悔してもよくならないのはその通りです。

後悔するのではなく、必要なのは「反省」です。

後悔と反省は似て非なるものです。

「後悔」は、ただただ後ろ(過去)を向き、嘆くだけです。

ネガティブなメッセージとして子どもに伝わるのは当然です。

「反省」は、後ろを一旦振り返るのは同じなのですが、前(将来)へ進むため

という前提、目的があります。

つまり、過去を教訓とし将来に活かしていくのです。

ここが全く違います。




なぜ引きこもりという結果を招いたのか、その原因と結果の再検討が「反省」です。

これが絶対必要なのです。

全体的に後悔ばかりで反省が足りていません。

ですから、「悔やまないで」と単に言えば、原因の振り返りも怠りかねません。

反省がなければ、同じことを繰り返します。




〔ジ〕の方が「親が「育て方を間違えた」と悔いてしまったら、苦しい時間を

一所懸命過ごしてきた子どもの生き方をも否定することになる」
と仰っていますが、

「生き方を否定するから悔やまないで」と聞こえてしまいますね。

だから母親も「事態がよくなりませんね」と納得してしまっています。

「生き方を否定」という捉え方が、そもそも勘違いをしておられます。

引きこもりを招くような生き方を身につけさせてしまったという自覚が重要

なのです。

生き方を否定ではなく、生き辛さを抱えさせてしまったことの反省謝罪

そのことでわが子にも生き辛さのわけ(原因)を自覚させます。

そしてやり直しを親子でやっていくのです。




この記事にあるような考え方には、引きこもり自体を否定的に捉えている姿勢

が伺えます。

だからでしょう。次のようなやり取りも同じ記事の中にあります。

〔ジ〕 親は「自分は努力してこの人生を手に入れた」と思っているから、

「なんでできないんだ。努力が足りないんじゃないか」と責めてしまう。

さんざん頑張ってきた結果、社会に傷つき、人が怖くなって安心安全な自宅に

こもっているのに、家族からも責められたら、ひきこもりは長期化します。

〔母〕 長期化の原因は、そこにあったのか。


〔ジ〕 家族の反応に言葉でうまく表現できず、暴力に向かってしまう人も。

責めれば責めるほど、心が離れていくと考えていただいていいと思います。





長期化の原因は、引きこもりという現象の無理解と自己都合の優先です。

前へ進む(解決)ための「反省」を強く促さなければならない支援側が、

このような表現で伝えると、「後悔しない=反省もいらない」と受け止められ

かねません。




「親は謝らなくて(頭を下げなくて)もいい。立場が逆転するから」とアドバイス

していた支援者もいました。

おかしな話です。非を非として認めることは当たり前のことです。

非を認めない親を子どもたちはそれこそ嘆いています。

引きこもり者たちは、親に頭を下げさせたいわけではありません。

痛み、無念を分かって欲しいだけです。認めてほしいんです。




今回、家族会にも関係している著名なジャーナリストの方、その分影響力が

おありになる方の言説でしたので私見を述べさせて頂きました。

最初に述べたように、あくまでも記事に掲載されている範囲の中だけでの

意見ですので、ご了承ください。








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ひきこもり・不登校~フグの毒にあたる?③


〇親が子どもに責任を負わせようとする

親が自分の感情や考えや行動に責任をもたず、子どもにその責任を負わせることです。

例えば、子どもの成績が下がったり、素行のせいで、母親と父親が衝突したような場合に、

「あんたのせいで、お母さんお父さんから怒られるでしょう」とか、

「お父さん仕事で疲れているんだから、イライラさせないでくれ」とか子どもに言ったりとかが

ありますが、これは完全に責任転嫁です。




子どもの成績の低迷と夫婦の衝突は関係ありません。

イライラもあくまでも自分です。イライラしたくなければ、自分がイライラしないようにすれば

いいだけです。自身でイライラを選んでいるんです。

感情のコントロールが自分で出来ないでいることを子どもの責任にすることは、おかしな話です。

こういう状況にあれば、子どもは責任を感じ、無謀な努力を強いられたり、無用な挫折感を味わわ

される結果となります。




〇親のニーズが子どもより優先となる

親のニーズを満たすために子どもを利用するパターンです。

親の見栄などで、教育虐待を行ったり、習い事を強要する場合です。

これらは「条件つきの愛情」につながり、親の期待通りの子どもでいれば可愛がるのですが、

そうでなければ不機嫌になる。

子どもは「ありのままの自分では愛されない」と理解し、親の期待を読み取ろうとばかりし、

自分を見失います。

親の関心事から自分が外されていると感じれば、自分を肯定することはできません。

(続く)








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ひきこもり・不登校~フグの毒にあたる?②


親がもつ「毒」とは何でしょう。

それは、愛おしさ故のわが子への「執着」です。

執着を愛情と勘違いしてしまうことです。




真の愛情は、いわば「慈しみ」です。

わが子の健やかな成長、幸せを願う心です。

幸せは、あくまでも子ども自身にとっての幸せです。

親の都合の幸せではありません。

ましてや、親自身が叶わなかった夢を子どもに託し、それを生きがいとするのは、愛情ではなく

単なる執着、エゴです。




この見極めがつかないで、「良かれ」と思って子どもにあれこれ強制しようとすることが、

親の持つ「毒」です。

執着は、子どもの世界に垣根(境界)を越えて侵入します。

そして、コントロールし支配します。




「世代境界」の混乱について述べてみましょう。

〇親が子どもを同等のように扱う

年齢に相応しくない情報を知らせることです。

親のグチ(夫婦間や嫁姑の問題等)の聞き役にしてしまったりです。

以前、ある青年から「父親が転職する度に、父親の膝の上で心配事を聞かされましたよ」と話された

ことがありました。

小さな子どもに対応できるはずもありません。

結果、親は弱すぎて自分を守れないと思わせてしまいます。

頼りなくて子どもを常に不安にさせてしまいます。

(続く)








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ひきこもり・不登校~フグの毒にあたる?①


「親ガチャ」という言葉を使用することに対して、ネットやTVなどでも様々な議論がなされている

ようですが、それと合わせて「毒親」という言葉も近年はよく見受けられますね。

「親ガチャ」に関しましては、以前述べていますので、そちらを読んで頂ければと思いますが、

今回は「毒親」について少し述べてみましょう。




「親ガチャに外れた」もそうですが、「毒親」とみなされるのも、親としてはショッキングなこと

ですね。

毒親かどうかは、あくまでもわが子の判断によるものだと思いますが、親側は常に毒をもっている

という自覚が必要だと思います。

自覚があれば自重します。ときに猛毒となることだってありますからね。




存在そのものが毒親という人はいないでしょう。

毒になるような行為をしているから毒親なのです。

その行為をしなければいいだけです。

でも、毒をもっているという自覚がなければ、知らず知らず毒を吐いてしまうわけです。




「親ガチャ」もそうですが、「気がついたら目の前にいた人が外れでした」てなもんで、あたかも

存在そのものを否定するような表現ですが、これも行為が外れ(アウト)ということです。

ですから要は、「毒を秘めている」という自覚を親はしっかりもっておかなければならない

ということです。

フグと同じです(笑)。

(続く)








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ひきこもり(不登校)~家庭教育を考える⑤


支援者として、長く不登校児童やひきこもり者たちと関わってきて思うのは、家庭教育の要諦は、

「自己信頼感」「自尊感情」の育成ということです。

この二つが健全に育っていれば、将来を心配することはほとんどないと思います。

それこそ、学歴より何倍も大事だと思いますね。




これまでも高学歴のひきこもり者たちにも会ってきました。

しかし、彼らは自身の学力の高さを、自信の裏付けに全くできていませんでした。

俗に言う「屁のツッパリにもならない」ってやつです。

今時、塾へ通うことが当たり前のようになっていますが、部活動で疲れ、夜遅くまでの塾通いで疲れ、

家族とのコミュニケーションも充分にはかられないような生活をしていて、それで仮に学歴が取れた

としても、肝心の自尊感情が身に備わっていなければ、社会へ入っていく覚悟ができないようにも

なりかねません。




親の期待を読み取り、それに合わせようとしてきた子どもほど、本来の自分を見失っています。

ありのままの自分では愛されないと感じ、親の理想に合わせた虚像を作ってきたからです。

しかし、ありのままの自分に対しての自尊感情が高められてこそ、共感という社会性の土台が

築かれるものですので、当然、社会へ乗り出す覚悟ができないわけです。




また、自己信頼があってこそ、他者信頼もできます。

人は、自己認識に相応しい行動を取ろうとしますので、自分を否定的に捉えていれば、周囲が

自分を好意的に受け入れてくれるはずもないと、他者を信頼できず頼る(相談する)こともしません。




ひきこもり者たちが抱えているのは、空虚感です。

自身を「もぬけの殻」のように感じています。

そうすると、「さとられ不安」「見知られ不安」と言った他者と親密になることへの恐怖を

おぼえるのです。

こうして自分の殻に閉じこもり、孤立化し、ひきこもりが続くのです。








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ひきこもり(不登校)~家庭教育を考える④


「安定」について述べます。

これは、親が病気がちとか、転職や転居が多いなどもそうですが、親の一貫性のなさが注意が必要です。

言ってることとやってることが違ったり、前に言ったことと今が違うと、子どもは混乱し、情緒的に

安定できません。

また、親の感情の起伏が激しい場合も、いつご機嫌を損ねてとばっちりをくうのか分かりませんので

ヒヤヒヤものです。ウツ的に落ち込みやすい親の性格も、子どもに安心を与えません。




このような状態が続くと、常に緊張下に置かれますので、自然、緊張から解放されることを求める

よう
になり、徹底的にゆるむか、緊張緩和のために何事かに執着、依存します。

これが、自堕落な生活とゲーム(ネット)依存です。




安全、安定を欠いた家庭環境にいると、不安や恐怖を感じないように感情を鈍麻させていくように

もなり、無気力、無感情となります。

また、親の都合(欲求)で動かされる機会が多く、自己の欲求を抑圧する癖がつき、無欲の厭世者のよう

になってしまいます。

(続く)








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