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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 2011年3月

ひきこもりは甘えか?

ひきこもりに対して、まだ甘えという偏見がある」とか、「親の過保護がつくりだしたという誤解がある

といった意見が聞かれたりすることがままありますが、「そうではないのです。分かってあげてくだ

さい」なんて、まことしやかに支援者側や評論家が言うから、認識がさらにおかしくなってしまいます。

 

 

本当にひきこもり支援に携わっている者であれば、「甘え」もあることが周知の事実であることは、

分かっているはずです。

 

 

以前に、ある不登校の研修会の席で、不登校児童に関わっているという男性教師が、「あの子たち

は、純粋な子なんです。傷つきやすいだけなんです。甘えているんではありません」と、涙ながらに

発表しているのを横で聞いていて、私は、いささか引いてしまったことがありました。

そんなに感傷的になっても、正確に事実が伝わりません。

 

 

過度に保護、支援しようと考えると、事態を美化してしまう傾向があります

ある親の会の代表の方が、「私たち親がすべて悪いんです。子どもたちは悪くありません」と、興奮

して話されたこともありました。

 

 

何事も事実を客観的により正確に観ていくことが大切です。

「ひきこもりは、甘えがある」と言っても、

なんだ、それなら支援なんかするべきじゃないだろう」とか、

税金を投じる必要性があるのか」と、

単純軽薄な返しをしないでもらいたいのです。

 

 

「甘えがある」と言っているだけで、「甘えだけで、そうなっている」とは言っていません。

 

 

それに、「甘え」と言っても、誰でもが内在しているものとあまり変わりはありません

あなたは、家族に甘えることがありませんか?

赤の他人と接するのと同じように家族と接しますか?

そんなことはないでしょう。

心を許せている分、頼ったり、気遣いをおろそかにしてしまっていませんか?

着る物や物のありかも自分では分からない父親もいますね(笑)。

食器の片付けや身支度まで、妻にさせている夫もいます。

これは甘えではありませんか?

 

 

ひきもり当事者たちの甘えは、どちらかと言うと、自分に対しての甘えが強いです。

自分への「甘やかし」ですね。

 

 

困難や痛みに対して、自分を向かわせるということが、苦手。避けていることは確かです

ですが、これもまた、「克己心」という言葉があるように、あなたも「自分は克己心があって、自分を

常に律することができる」と自信をもって言えますか?

これまた、なかなか難しいところだと思います。

 

 

認識して頂きたいのは、自分に負荷を与えず、周囲に依りすがってしか生きられないほど、脆弱に

なってしまっていて、甘えよりも恐怖心の方が上回っているということです。

それほどまでに、ストレス耐性欲求不満耐性が失われているのがなぜかに関心をはらってもらい

たいのです。

 

 

「感性が研ぎ澄まされている」といった言葉で、彼らを表す方もいますが、これも先ほど言った美化

した表現でしかありません。

研ぎ澄まされているほど、洗練されてもいませんし、ガラス細工のように優美でもありません。

 

 

それどころか、心の鏡が曇りきっています。

すべてのものをありのままに映し出せなくなってしまっていて、見るもの、聞くもの、歪んでしか捉え

るしかできなくなってしまっています

自己認識にもかなりの歪みがあり、存在自体に価値がないとみなしています

そういう意味では、自分を甘やかすと言うよりは、自分を粗末に扱っています

 

 

感性が鋭いということではなく、皮を剥ぎ落とされ、丸裸にされて、赤肌を常にさらしているような状態

なのです。

だから、風が吹いても痛みで悲鳴をあげます。

保護膜を失っている状態です。

ですから、新たな保護膜で覆ってあげる必要があります。

 

 

それと合わせ、心の脱皮が必要です。

自身の今を招いた古い皮(歪んだ思い込み)に囚われ、なかなか脱ぎ捨てることができません。

長期化してくると、ひきこもり自体を自分らしさ(アイデンティティ)としてしまうほどです。

働き出しても、心の脱皮が出来ていない青年もいます。

 

 

感性が鋭いのではなく、思考の柔軟性に欠け、傷つかないでいい方法が分からず、自己破壊的に

自らを傷つけるのです。

 

 

柔軟な動きが出来る動物は、脊椎動物です。

背骨(バックボーン)をもつ生き物です。

節足動物は、厚い甲羅に覆われ、柔軟な動きが出来ません。

 

 

思考に柔軟性がないのは、バックホーン(精神的支柱)をもっていないことと、多様な価値観をもち

あわせていないからです

多様な価値観が、私たちをあらゆるストレスから守ってくれる保護膜となるのです

 

 

当事者本人のやる気が出るのを待つ支援や、簡単な作業から慣れさせていったり、人に少しずつ

慣れさせていくといった支援は、彼らに何を補ってあげればいいのかを全く理解できていない援助

です。

いたずらに時間を経過させるか、社会に一旦入ったとしても、リバウンドがあります。

 

 

心の脱皮が出来て、多様な価値観から、確たる精神的支柱をもつことができてこそ、社会へ出て行く

覚悟が出来るのです。

 

 

 

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4月5日 (要予約 0120-870-996)
熊本市総合保健福祉センター 

 

4月4日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館

 

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福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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ひきこもり支援に見る過誤

かねて相談者からの問い合わせを伺っておりますと、何を期待されておられるのかが、そこから

うかがえるのですが、改善、解決にとって、かえって妨げとなってしまうものも少なくないようです。

 

 

最も避けたいのは、「間違った問題」に対して、正しい答えを導き出すことです。

すべきでない事を効率よくやることほど、ムダ(非効率)なことはありません

 

 

問い合わせであるのは、

仕事を斡旋してくれるのですか?

何か作業所があるのですか?

当事者が集まれる場所があるのですか?

寄宿生活ができますか?預かってもらえますか?

家まで訪ねてきてもらえますか?

治療してもらえますか?治りますか?

 

 

こういった質問をみてみますと、すぐにでも家に来てもらって、親から離れた所に預かってくれて、

仕事を世話してほしいという期待が見て取れます。

「何か作業(仕事)をあてがえば、それをきっかけに社会に入れるのではないか」といった考えも

感じられます。

 

 

こういった間違った問題認識に対して、正解を提供しようとしている関係者もあります

そう、間違った問題なのですよ

 

 

数ヶ月の合宿生活の後、職場体験を経て、社会参加させるといった事業も過去にありました。

ひきこもりの相談員の養成により、訪問支援(アウトリーチ)を実施している状況もあるようです。

 

 

ひきこもりの青年たちは、本来仕事がなかったからとひきこもったわけでもありませんし、親元から

離れたら、自立心がムクムクと湧き上がってくる状態にあるわけでもありません。

当事者同士だったらつきあえるわけでもないし、ましてや「ひきこもり」という病気に罹っているわけ

でもありません(病気・障害の症状の場合もある)。

赤の他人が家に来て、声をかけられたからとて、親に対しての不信感、裏切られ感は強まることこそ

あれ、外の世界へ踏み出す勇気が出るわけではありません。

 

 

ひきこもる青年たちは、これからのビジョン(希望)を描くことができなくなっています

社会情勢の厳しさから?

いえ、それよりも、自分自身に価値を見い出せないからです。

自分という人間を理解してくれて、受け入れてくれて、求めてくれる他者がいてくれると到底思えない

のです。

周囲の期待に応えられるだけの何ものも持たない自分が、好意的に接してもらえるとは、どうしても

思えない状態にあります。

「きっと、疎外される」と信じ込んでいます。

同じ当事者の相手にさえ、自分がひきこもっていたということを知られたくないほどです。

 

 

そういった状態の青年たちに、先の内容の支援が、適切な支援だと思われますか?

正解だと思われるものを導き出したとしても、前提(問題提起)がくつがえれば(間違っていれば)、

不正解となってしまうのです

 

 

 

 

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3月22日 (要予約 0120-870-996)
熊本市総合保健福祉センター 

 

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福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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ひきこもり支援の拡充

来月4月新年度から、これまでの活動をさらに拡充させていきます。

2年前から福岡熊本で行ってきたひきこもり無償支援活動「たらちねサポート」は、毎月の定例会

(福岡は第二日曜)の中で、参加家族同士の交流会だけではなく、ひきこもりに対しての理解を深め

るための学習会の時間を設けておりましたが、4月からさらに第三火曜日講習会を毎月開講し

ます。

 

 

「たらちねサポート」は、従来からよくある当事者家族会とは違い、単なる励ましあいの場ではありま

せん。

従来の一般的な家族会は、回を重ねるにしたがい、これといった対応策を聞けることもなく、数年や

中には、10年を越えて参加している他家族の存在を知って、解決への希望がもてず、会を離れる

ご家族も少なくないようです。無理も無い話です。

これは、グリーフ・ワーク(嘆きの仕事)を誤って認識している支援者(?)の指導によるものか、愚痴

のこぼしあいになっている傾向が多く見られます。

 

 

この「たらちねサポート」は、自助グループという形態を取り、本当の意味での「自助」、わが子の

ひきこもりを、自らの問題と受け止め、責任をもって自ら解決していけるようになるための姿勢や

知識を習得していきます

 

 

そのため、必ず定例会の中でも学習の時間を90分ほど設けています。

交流会では、他の家族の話の中から、自身の子どもへの働きかけのヒントを得ます。

性別や年齢が違っていても、必ず解決のために有益な話が聞けるものです。

 

 

私が、あらかたのご相談に対応できるのは、小学校低学年から、40代までの事例に関わり、また、

それぞれの幼年期からの成育環境、生い立ちを知りえる立場にあり、毎日複数の青少年たちと接し

(当協会ではほとんど本人が通って来られるようになっています)、本人からの生の声を聞いている

からです。

そしてもちろん私自身が、三人の子の親として、実子と二人の養女も育ててきた経験があるからです。

先月50歳を前に孫も出来ましたので、これからは祖父の立場(気持ち)も分かるでしょう(笑)。

 

 

30代のひきこもりでも、必ず学童期ぐらいに兆候が見られます。

ですから、不登校児童の話からも解決のための糸口になるものがあります。

また、ひきこもりが10年を越す場合も、あたりまえですが一日から始まっています。

ですから、ひきこもりが始まって間もない家庭は、長期の事例から、多くのものを学べますし、また、

その逆の場合も然りです。

 

 

 

4月から始める講習会では、私がこれまでブログやメルマガで語ってきました内容をさらに詳しく

事例を交えお話しし、具体的な解決策を提示します。

これら全てを無償で提供いたします。

 

 

長期化に伴う、年金所得家庭の増加、母子家庭の不登校など、経済的に民間の支援を受けられ

ない家庭もフォローすることが主たる目的ですが、専門家のいない相談窓口、誤った認識をもった

家族会、支援者などによって、長期化を招いてしまっている状況を鑑み、実施致します

 

 

9年前より行っている毎週月曜日ひきこもり無料相談窓口
http://www.interbrain.co.jp/counseling/

と合わせて、より多くの家庭が、長期化を食いとどめられたらとの思いで、スタッフ一同気持ちを新た

に取り組んでいきたいと思っています。

 

 

この活動は、春日市社会福祉協議会、大野城市社会福祉協議会協賛、春日市教育委員会、

大野城市教育委員会後援事業として、ご協力を頂いております。

誠にありがとうございます。

 

 

今年度最後の「たらちねサポート」は、今月13日(福岡)、27日(熊本)開催されます。

詳細はこちら

 

 

 

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