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HOME > 解決支援者の現場日記 : 旧ブログ > アーカイブ > ニート: 2008年9月

解決支援者の現場日記 : 旧ブログ ニート: 2008年9月

わが子に映す親の影

親がわが子の行動の中で受け入れられないものがある場合、それは実は自分自身の中の受け入れ

難い側面であることがあります。この自分の意識が受け入れられない自分の負(悪)の部分をユング

心理学ではシャドーといいます。

自分のシャドーは、かねて表の生活では周囲には見せていない、人目をはばかる部分です。

わが子の幸福を願いながら、その幸福をねたむ心も存在します。

したがって、そういった部分があるということも自分でも認めたくありません。

その時、そういったねたむ気持ちが、わが子から自分に向けられていると勘違いしてしまい、わが子に

嫌悪感を感じてしまうのです。自分ではなく他者の心から発せられたものと受け取りたいのです。

これを投影といいます。

他者を否定することで、自身を否定することを避けようとするのです。

子どもを躾けているつもりが、実は自分を守るためのわが子イジメになってしまっています

また、わが子の姿に、自身の子ども時代を重ねて(投影)しまうケースがあります。

わが子が、いつのまにか幼いころの自分になってしまい、そのころ求めても満たされなかった欲求を

わが子が欲しているものと取り違え、過剰に満たそうと懸命になります

そこにいるのはもう親ではなく、子ども自身です。

そのことが子どもの心を歪め、自尊心を剥ぎ落とすこととなるのです

ここでもまた、親は自分を守ろうとしているのです

これらの危険をわが子に与えないためには、親自身が自分の心としっかり向き合うことが必要です。

自分の中のシャドーを否定するのではなく、受容しコントロールしていく。そして、満たされないままに

ごまかしてきた欲求を知ることが大切です

親がわが子を欲求を満たす道具と化した時、子どもは無力となり、自分でいられるためのコントロール

を完全に失ってしまうのです。

 

 

家庭教育支援基盤形成事業
大野城市家庭教育学級合同学習会
『子どもの心の声を聞いていますか?』
 
講 師 中光雅紀
日 時 10月20日(月)9:45~12:00
場 所 大野城まどかぴあ 多目的ホール
加費   無料
定 員   200
主 催   大野城市教育委員会     大野城市家庭教育推進協議会
協 力   NPO法人チャイルドケアセンター大野城
申   込    NPO法人チャイルドケアセンター大野城
(問い合わせ) 大野城市白木原2-3-13
TEL 092-589-8688
 
 

お申し込みはいますぐこちら!
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/

   

ひと育て家庭ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/course/cat66/

 

家族援護士養成講座
https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 

【毎週月曜日無料相談会】

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

【熊本出張相談会】

10月3日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)

 

八代市厚生会館  10月2日 (要予約 0120-870-996)

相談料3千円

 

NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp

 

 

 


生命の教育

家庭は生命を産み、育て、見送る場(フィールド)です。

家族が築き上げていく生命の場です。

今その「家庭」が、生命のはたらきを妨げてしまう場になってきているようです。

生命には目的があります。独自のはたたらきがあるのです。他者との関わりという社会の場でこそ活

かされるはたらきです。ひきこもる若者たちは、自らのはたらきを発揮することもできず、自身の価値

を実感することもかないません。

自己の存在価値を見失った者は、さらに自分をおとしめていきます。周囲が自分に期待していないと

信じているからです。

心身医学の分野で、癌の自然退縮の研究がなされています。

末期癌の宣告を受けた患者が、心理的な変化によってその癌が自然に消えていくというのです。

その心理的変化、転換というのは、

大いなる生命、大自然と無数の他者からの支えによって生かされている自己に目覚め、

それらとの結びに感謝し、今を大切に生きる

というものです。

この目覚めによって、内なる生命エネルギーが最高度に高められるのです。

生命の場である「家庭」のエネルギーを高めるためにも、この目覚めは必要です。

地球規模の環境問題は、自然をコントロールしようとした人間の傲慢さの結果です。

大自然は共生していくものです。

子どもたちもまた自然の子です。

親のエゴからコントロールしようとすれば、子どもたちは歪み、本来の自分を見失い、はたらき

できなくなってしまいます。

傲慢さは、「生かされている」という感謝の気持ちが無いところから発生します。謙虚さや他者への

敬いを喪失させ、相手を無意識のうちにコントロールしようとしてしまうのです

家庭教育は生命の教育です。

ひきこもりをそのままにしてしまえば、子どもたちの生まれてきた意味すら失いかねません。

今こそ私たち親たちの目覚めが必要な時なのです!

 

 

家庭教育支援基盤形成事業
大野城市家庭教育学級合同学習会
『子どもの心の声を聞いていますか?』
 
講 師 中光雅紀
日 時 10月20日(月)9:45~12:00
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地元の悲しい事件です。

福岡で18日にあった小1男児の殺害事件は母親の逮捕という衝撃的なものでした。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/49418

その後の供述が徐々に明らかになってきましたが、「何もしてくれない」 の言葉に絶望し衝動的に殺害

したもようです。

この男児は、発達障害があったようで、母親も自分の病気とあわせ大変ご苦労をされていたようです。

これまで当協会でも発達障害による不登校などの相談があっております。

実際、ご家族の育児にかかわる大変さは並大抵のものではなく、周囲の無理解さなども加わり、この

母親もかなりのストレスがかかっていたと思われます。

もちろん、殺人は何の理由であれ容認できるものではありません。ましてわが子となればです。

悔やまれるのは、相談できる相手がいなかったのだろうかということです。

私共も発達障害の相談の際は、専門機関と連携を取りますが、その難しさにいつも悩まされます。

当事者でなければ理解できない、当事者であっても判断、対応に困惑する場面が多くあります。

そのため、周囲の理解が得られにくく、無神経な言葉に傷つけられるといったことも少なくありません。

不登校やひきこもりでさえ、病気や障害だと偏見の目で見られることが多いですから、見えにくい障害

である発達障害の場合は、本人もご家族も適正な相談場所、相手を得られないことが多いのです。

以前に私の講演を聴いてご相談に来られる方も少なくありません。

話を伺っていますと、「どこへ相談に行けばよいのか分からなかった」という声もよく聞かれます。

やっと相談にいった場所からも「本人を連れてきてもらわなければ・・・」と回答ももらえず、絶望的に

なってしまっていたことも度々です。

まだまだ、不登校やひきこもり、ニートの一般的な認識には多くの誤りがあり、誤解、偏見も強いです。

 認識に誤りがあれば、相談に行く先も誤ってしまいます。

病気でない子が、薬により病的になってしまうことだってあります。

ひきこもりの場合、当事者の家族の集まりで、相談者に「もうあきらめましょう」と言っている所もあると

聞かされたこともあります。まさに、不幸な出会いです。

事件の母親も、自殺やわが子の将来を悲観的に考える前に、身近に悩みを打ち明けられる誰かが

いれば、相談する姿勢があれば、こんな傷ましいことにはならかったであろうにと胸が痛みます。

 

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不登校、ひきこもりって恥なの?

数年を経過した相談の場合、「これまでなぜどこにも相談に行かなかったのですか?」という質問に

「恥だからですね。なかなか行けませんでした」という答えがよくあります。

「どこに相談に行ったらよいのかが分からなくて」というのならまだいいですが、「恥だ」というのは違和

感を覚えます。

学校に行かず、ひきこもっているわが子が恥ずかしいのか、そんな子に育てた自分が恥ずかしい

のか。

いずれにしても、少し見方を変えた方がいいのではないでしょうか。

子どもたちには理由があります。改善すべき課題を抱えています。そしてそれをその行為で訴えていま

す。コミュニケーションの手段として日常生活から逸脱します。シグナルであり、メッセージです。

暴力や破壊行為で表現している子もいます。言葉によるものではありませんので、分かりづらいのは

確かです。でも考えてみてください。両親のコミュニケーションは十分でしょうか?

家族間で意思の疎通がはかられていますか? 

特に父親の意思がかねてから家族に伝わっていますか? 非常に分かりづらくはないですか?

言葉でうまく伝えられないからこそ、子どもたちは不登校やひきこもりという手段を使っているととらえ

てください。

それから、「親として恥ずかしいから」というのを考えてみましょう。

何を優先させてしまっているかを振り返ってみてください。

機能不全家族の定義に、「家族機能が適切にはたらかず、問題解決能力が低いので、家族の発達

的、状況的危機に際して、的確な対応ができない家族」というものがあります。

わが子の不登校、ひきこもりを前にして、今やるべきことは何でしょうか?

感情(恥ずかしい)を優先させていませんか?

わが子からの訴えに対して、何から始めるべきでしょうか?

有事の際の身の処し方に真価が問われます

子どもたちは、自分の不登校やひきこもりに対して、両親がどのような姿勢や態度で臨むかを見ていま

す。自分の状態に対しての理解度(愛され度)を確認しているのです。

わが家で改善すべき課題に対して、解決法を知り、実行していくことが後回しになっていませんか?

先日こられたご相談者も30代で6年も経過していました。それまで恥だからとどこにも相談にさえいか

なかったそうです。求人も35歳を過ぎますとせばまってきます。国が対策として行っている若年層への

就労支援も35歳までです。優先させるものを後回しにした結果がどうなってしまうか。

健全な家庭であればこそ、人の成長、発達と同じように、その過程において幾多の危機を経験します

Identity crisis(自我同一性の危機)を繰り返しながら人は成長てしいきます。

家族もまたその存在意義(Family Identity)の構築のために新陳代謝を繰り返しながら、絆を深めて

いくのです。

不登校、ひきこもりを長期化させているのは子どもたちではないことに気づいてください 

 

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訪問カウンセリング

不登校、ひきこもりの相談の際、本人が外出できない、また、前向きな意志がないことで、相談窓口に

連れてこられないことを問題とした話がよく聞かれます。

医療施設や行政窓口では、本人を連れてこられない場合の自宅への訪問支援は実施していないた

め、「自宅訪問はしてもらえますか?」というお問合せが私どもにもよく寄せられます。

もちろん、本人が動けないのを手をこまねいて見ていてもどうにもなりませんので、私どもは訪問もしま

すが、訪問に関して勘違いをされている親御さんが多いですので、今回は自宅訪問に関してお話しし

てみましょう。

考え違いのほとんどは、第三者がすぐに自宅へ訪問し、本人に直接会ってもらえるというものです。

私たちは「引き出し屋」ではありません(笑)。

単に部屋から引きずり出すのなら訳ありません。男性2、3人で行けば済むことです。

目的は部屋(家)から出すことではありません。外の世界(社会)へ出ていく意志を先ずもたせることで

す。

無理に引き出すだけなら、その後の親子の信頼関係は、さらに悪化するでしょう

父親と教師で、無理に引きずって学校に連れて行き、不登校からひきこもりに発展したケースもこれ

まであります。あたりまえのことです。

よく考えてください。

いきなりドアの向こうに知らない人間が立ち、声をかけたからといって、子どもたちが「ハイ、分かりま

した」と言うでしょうか。「突然なんだっ!」「親の代わりに説教でもされるのか?」と怯えさせるだけです。

自宅への訪問までには下準備が必要なのです。

全てのケースでそうではありませんが、通常この下準備の段階で、本人たちは自分の意志で相談所

へ親御さんに伴われ出向いてきます。(数年を経過しているようなひきこもりのケースでもです)

これまでの当協会の事例でも、ほとんどが訪問無しに子どもたちは動き出せています。

下準備の段階で、ご家族に動いてもらうからです。

不登校やひきこもりを「病気だ」「障害だ」「甘えだ」と言って、本人だけのせいにしいる家庭。つまり、

この子の問題としている家庭では、長期化、深刻化していくだけです。

わがの問題、私のの問題と受け止められた親御さんたちは、まさに(自分)が率先して動きま

す。下準備で必要なことは、子どもたちの状態への理解と、現状の打開のための気づきを与える

ことです。いずれも、親の方からの寄り添い、歩み寄りです。

これらのことが十分にできていれば、訪問した際に本人にその目的が伝わりますし、もっと言うと、

訪問しなくてもすんでくるわけです。

蒔いた種(原因)が芽(結果)を出すまでに、長い時間がかかってのことという認識が無い家庭の場合、

助っ人が来て、すぐにでも外へ連れ出してくれると勘違いしているようです。

種を蒔いても(解決策を講じても)、すぐに豊作になるわけではありません。水をやり、肥料を与え、

雑草を取り除かなければなりません。そして時期到来。ようやく実りがあります。

「米」という字は、八十八の手間がかかるという意味だそうですが、子育てこそ手間隙かけたいもの

です。

 

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中年期の危機

ひきこもる青少年たちは、人生の意味を問い直します。

「自分の人生ってなんだろう?」「誰のための人生なんだろう?」

そして、生きる目的を模索します。

「自分に何か価値があるのだろうか?」「生まれてきた意味はあったのだろうか?」

これらの問いかけは、自己のアイデンティティ(存在意義)に深くかかわることです。

自尊心を剥ぎ落とされた青少年たちは、周囲の評価の目に怯え、身を隠します。

実はこれらのことは、その両親たちにもそのままあてはまるのです。

わが子が手元を離れ自立していった後、“”としての自分に向き合った時に「私は何の

ために生きてきたのだろう?」といった問いかけが生じます。

子どもができ親となると、母親、父親の役割、アイデンティティを全うすることに懸命となり、

いつしか一人の人間としてのアイデンティティを忘れてしまいがちです。

子どもたちが巣立った後、ふと二人で顔を見合わせ、交わす言葉が出てこず、と惑う夫婦

も少なくないでしょう。ユングはこうした時期を中年期の危機と呼びました。

ひきこもる青少年たちは、最初のアイデンティティの構築に失敗しています。

それは、健全な自己のアイデンティティの構築のヒナ形を両親から得られなかったからです

ニート層の増加の背景には、社会の中でイキイキと活動する父親の姿や生きることを謳歌

している両親の姿を見ていないということもあります。

目標をもって生きることをわが子に教えている親自身が目標を持たずにいます

子どもたちの抱える迷いは、子育てのやり方、方法論からのものではなく、親の生きる

姿勢・態度によるものなのです。

 

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父親はどこに?

講演、講座、相談会、個別相談。こういった会場に姿を見せられるのは、ほとんどが母親です。

もちろん平日や時間の関係で参加しようにもできないといった場合もあります。

しかし、私共が継続的な支援をしている場合でも、最初から最後まで結局は一度も顔を見せら

れないといった父親も少なくありません。

最近は「おやじの会」といった催しも随所で開催されており、父親の子育て参加も強調されてき

つつあるようです。熟年離婚なるものが流行り、その対策という向きもあるようですが、いずれ

にせよ、父親、亭主族を家庭に向けさせる動きが強まっているようです。

私もかねてより、父親の家庭内での役割をお話ししますが、一般的に養育していることで、任務

を果たしているかのように感じます。もう一つの教育を忘れてはいないでしょうか。

子育ては母親の仕事」と勘違いされている父親もまだまだ多いようです。

母親と同じ時間、子どもたちと関わってほしいとは申しません。ただ、父親でなければという部分

があるのは確かなのです。中には、共働きで、母親も同じだけフルで働いているにも関わらず、

家事、子育てはほとんどしないという父親もいます。そして「俺は家族のために働いているんだ。

家にいる時ぐらいゆっくりさせてくれぇ」です。何かおかしくありませんか?

最近は単身赴任で、家を留守にしている父親のケースもありますが、「居ないので子どもに影響

与えるもないでしょう。子育ては家内に預けていたわけですから。母親の甘やかしですよ。」という

方もいます。居るから、接しているから子どもに影響を与える。いないから与えないではないので

す。居ないことが大きく影響を与えているんです。本来親子は一緒に生活しているものです。

それが何らかの理由で共に生活できないでいれば、子どもにとって、親が不在であることが影響

を与えないはずは無いことは分かってほしいです。

男子の不登校や男性のひきこもり、ニートの場合、本人達からよく聞かれるのは父親のことです。

その父親とのコミュニケーションが十分でなく、父親から与えられるべきものが与えられないでい

たことがほとんどです。

私共が子どもとのコミュニケーションを促しても、「何と声をかけたらいいのかが分からない。どう

接すればいいのかが分からない」といった声を父親からよく聞きます。

わが子との人間関係を結べなくなっているのです。

わが子の暮らす環境を安全にするのは両親のつとめです。安全であればこそ安心していられます。

父親は羅針盤として生きる方向性を示し、挫けてもいつでも帰れる港が母親の役割と思います

そういう意味でも、最も身近で子どもに安全を与えてあげられるのは母親ですが、その母親を安全

にしてあげられるのは父親なのです。母親に緊張と不安を与えてしまう父親では、子育ての責任を

母親に転嫁できる立場にはありません。

昨今のニート問題では、父親が羅針盤の役目を果たし得ていないところが目立ちます。

「社会の中で働くというのは」「仕事とは」「自立とは」「生きがいのある暮らしとは」というようなことを

全くわが子に示すことができていないのです。

母子関係は、父親以上に密着しやすいものです。だからこそ、その間に分け入ってほどよいバラ

ンスを保てるようにするのが父親なのですが、「居れども、此処に在らず」といった状況になってし

まっている家庭が多いように感じます。

 

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強迫的コミュニケーション

相談者の家庭では、その多くが家族間でのコミュニケーションに問題があります。

コミュニケーションとは、元来双方向のものでありますが、これが一方通行になっています。

またそのコミュニケーション法がパターン化され、無意識的なルールが出来上がっています。

これが強迫的コミュニケーションです。

結果だけが命令的に伝えられる場合が最も家族間の意思疎通に歪みを生じます

「なぜそうなるのか」「自分の意見がなぜ確認されないのか」「どういう意味なのか」などの

疑問が浮上してしまうコミュニケーションパターンです。

特にこういった家庭では、アサーション・スキルが全くと言っていいほど子どもに備わって

いません。なぜなら、協調的に自己主張する手本をほとんど見ないで育っているからです

自分もよし、相手もよしといった発展的な自己主張がアサーティブな態度ですが、強制し、

コントロールするといった態度で接していることが多いようです。

また、相手に伝えるべき自分をもてずに育っています。

人は、他者に自分を理解してもらいたいという思いがあります。

不登校、ひきこもり、ニートの青少年たちから聞かれるのは、きまって親や大人の無理解

への無念さです。

しかし、理解してもらいたいその自分を認識できていないことも多いのです。

自分が何なのか、どこを分かってほしいのか、周囲にどう思われたいのかが見えていません。

健全なアイデンティテイが構築されていないからです。

特に父子間のコミュニケーションがほとんど分断されているケースが目立ちます。

わが子に向き合って理解をしようとしても、どう声をかければいいのかさえ分からないでいる

のです。直接わが子に語りかけられず、母親を相手に「〇〇させろ」「聞いて来い」と愚痴を

もらす父親も少なくありません。

アイデンティティの構築のためにも他者との関わりが必要です。他者との違い、独自性を

認識することでこそ、自分らしさが見えてきます。

わが子に背中を見せていた親ほどわが子から背を向けられているようです。

子どもたちは、いいも悪いも親の背中を見て育つことは確かのようです。

 

 

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親にしかできないこと

親にしかできないことは何があるでしょうか。

これに対しての答えは、子どもたちが親に求めているものは何か。親だからこそ与えられる

ものは何かを考えてみるといいでしょう。

親に求めているものは?

生活の支えでしょうか?

子どもたちが訴えるものには、ひとつに「関心」があります。

「もっと自分に関心をもってほしい」というものです。何を考え、何を感じ、何に関心をもって

いるのかに関心を示してほしいと。多くが干渉であり、問いかけが審判するための尋問

なってしまっています。

またひとつには、「承認」があります。

「自分を信頼してほしい。期待してほしい」というものです。

ここで言う自分は、“ありのままの自分”です。

干渉や尋問になってしまっては、「おまえを信頼していない。親の言うとおりにしていれば

期待してやる」というメッセージを与えてしまいます。

期待にかなわなければ認めない、愛さないというのは“条件つきの愛情”です。

ありのままの否定です。

子どもたちは、そのままでは自分というものに価値がないと認識してしまいます。

そこから完璧主義などの自己破壊的生き方がそなわります。

それから親の幸福といったものもあげられます。

逆から言えば、親の不幸を見たくないということです。

親の笑顔を見て育った子どもは、情緒的に安定しています。

そこは何者からも危害を加えられる恐れのない安全な場所だと認識します。

安心は緊張のない状態です。緊張が続けば、心は硬直化し柔軟性を欠き、些細なストレス

にも過敏になります。

親だからこそ与えられるものは、他でもない父親から受け取りたい。母親から受け取りたい。

といった内容のものです。

同じものでも与えてくれる相手によってその意味合いは変わってきます。

「お父さん、あなたに強さや潔さを学びたい」「お母さん、あなたに私を最後まで信じて受け

止めてほしい」

これらの訴えは、まさにお父さん、お母さんでなければ叶えてあげられないことを示します。

不登校やひきこもりにわが子がなれば、やれ医者だ。やれ薬だと早々に判断してしまう前に、

もう一度親だからこそできること考えてみませんか?

 

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