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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ ニート: 2009年7月

福岡県青少年問題地域講座にて

昨日、福岡県青少年問題地域講座で福岡市立席田小学校へ行って参りました。

十数名の先生方を対象に「~不登校児を出さないために~」というテーマでお話ししました。

 

 

講座の最初に私は、先生方がお持ちの一般的な不登校児へのイメージを伺ってみました。

精神的に強くない子

劣等感をかかえている子

口数が少なく大人しい子

自分の考えに囚われやすい頑固な子」等など

色白な子」という面白いイメージもありました。

 

 

イメージを尋ねてみたのは、実際の不登校児の内面的特性をより認識して頂きたかったからです。

不登校の問題は、その名称から学校に行かないことが問題視されてしまいますが、そうであれば、

学校に戻すことが至上命題となってしまいます。

はたしてそれで解決したとみなしていいのでしょうか?

 

 

私共のところには、不登校を過去に経験したことのある長期ひきこもりの青年や、社会生活を送って

はいても、不明瞭な生きにくさや息苦しさを感じながら毎日を生きている、やはり不登校を経験した

ことのあるAC(アドルトチルドレン)の方たちのご相談が絶えません。

これらの方たちは、一応にひとまず学校に戻っているのです。

いや、うかつに戻ってしまったと言っていいかも知れません。

そのために、それまでの問題が解決、完了したとみなされてしまったのです。

 

 

不登校は、何らかの原因で学校という環境に一日身を置くことができなくなってしまっている子ども

たちの状態です。

ですから問題は、その原因、理由です。

何が子どもたちの中に起こって、一日を学校(教室)で過ごすことができなくなってしまっているのか

を知り、それを解決してあげなければなりません。

 

 

問題とすべきものを見誤ってしまうと、なされる対策法がすべて徒労に終わるどころか、新たな問題

まで生じかねません。

何事も問題の解決にあたっては、先ず何が起こってしまっているのかを認識する必要があります

「どうしよう」という方法論は、起こっている事が見えなくては適切なやり方が見い出せません。

学校に行けないというのは、症状のようなもので、大事なのは、患部はどこかということです。

子どもたちの中に起こっていることは何なのか。ということが重要なのです。

 

 

 

 

ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
https://www.interbrain.co.jp/topics/2009/06/post-2.php

 

 

当事者の青少年向けのブログはこちらです。
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【毎週月曜日無料相談会】

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

【熊本出張相談会】

 7月28日 (要予約 0120-870-996)
熊本市五福公民館 

 

7月29日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

7月30日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館

 

【北九州出張相談会】

7月21日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)

 

NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


たらちねサポートに参加すると・・・④

たらちねサポートの目的をまとめますと、次の三つに集約されます。

 

 

分かちあい  初回にお話しした共通の課題縁を通して集まった当事者家族同士ですから、互い

の痛みに共感しあうことができます。

そしてまた、それぞれが問題の解決の過程で知りえた情報を共有することで、共に支えあい、学習会

での共通の学びで、連帯感を得、解決行動への勇気がわいてきます。

 

 

ときはなち  なんでもそうですが、相手が同じ状況なればこそ、共に心に押し込めていたものを

語りあうことができます。「話す」は「離す」であり「放す」です。

罪悪感を手放し、囚われから離れることなのです。

そのことが、自分を許し、親としての自尊心の取り戻しにつながります

 

 

ひとりだち  わが子の自立(親離れ)を促すためには、親もまた子離れが必要です。

そのためには、自己責任に基づき、先ず自らが動いていくという主体性が養われなければなりませ

ん。

受け継がれるものhttps://www.interbrain.co.jp/blog/2009/06/post-103.phpをご参照ください。

 

 

 

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たらちねサポートに参加すると・・・③

今日は福岡エリアのたらちねサポートでした。

毎回、学習会や交流会の時間に涙を落とされていた方が、帰るときには笑顔が戻り、参加者同士で

話がつきない光景が見られます。

主催側としても、共通の課題縁で出会った方々が、共に励ましあう姿を見ることは、とてもうれしい

ことです。

 

 

当事者家族の皆さんは、目の前の現実に困惑し、何をどう進めていけばいいのかに戸惑われて

おられます。

「どうしたものやら・・・」と悩む前に、何が起こっているのかを知る必要があります。

わが家の有事にどう対処していけばいいのかが分からず、ただただ思い悩んでしまうのは、子育て

のみならず、生きていくうえにおいてのバックボーンを持たないからです。

バックボーンというのは、精神的支柱です。

心の拠りどころとも言えるでしょう。

 

 

生きていくうえで私たちは、様ざまな困難にあい、苦悩することがあります。

今目の前にあるわが子の現状もまさにそうです。

しかし、この困難の中にあっても、自分に与えられた課題、試練と受け止め、その先にある、問題の

解決、自身の成長、家族の絆の回復をイメージし、学びを深めていく。

トラウマティック・グロウスという考え方を当協会では勧めています。

 

 

また、あたりまえのことも与えられた恵みと受け止め、「お蔭さまで」と蔭ながらの支えに感謝する。

なんでもない無事にも感謝、子どもの笑顔にも感謝。

子どもが笑顔でいてくれることは、決してあたりまえではないんだ。

笑顔でいられるように親が努力してこそなんだ。

それが十分できていなくても、笑顔でいてくれたことは、本当にありがたいことなんだ

と、考えてみましょう。

その謙虚さが、学びの姿勢を養ってくれます。

 

 

お蔭さまで、ありがとうございます」を口癖にして、自分自身が、わが子を蔭ながら支えていく

お蔭さま」になっていきましょう。

わが子に問題が起こるということは、親としての役割を学ぶ必要、意味があるからだと心得て、

この子の親であることを噛みしめてまいりましょう。

 

 

たらちねサポート(自助会)では、現実の困難な状態から、決して目をそらさず受容し、様ざまな問題、

課題の解決を通して、本来の親子の絆、家族の笑顔を取り戻していくために何が必要かを学び、

生きていくうえでの心の拠りどころを得られるのです

 

 

自燈明という経文をご紹介します。

 

おのれこそ

おのれのよるべ

おのれを措きて    誰によるべぞ

よくととのえし     おのれにこそ

まことえがたき    よるべをぞ獲ん

 

 

よるべとは、救い手のことです。

自らが自身の救い手、燈明となりたいものです。

 

 

 

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たらちねサポートに参加すると・・・②

前回お話しした受容現実直視ができないということは、「否認」するということです。

事実を無きものとして目をそらし続けることです。

はたしてそれで、目の前のわが家に起こっている問題が、どこかへ都合よく消えてくれるでしょうか?

もちろん、どこへも行きません。

それどころか、事態はよりこじれ、深刻化していきます。

 

 

否認」によって失われるものに、正直さ素直さといったものがあります。

これらが失われると、学びの姿勢が出てきません。

事実をもって是を示す」で、目の前に起こっている出来事には、すべて必然的な理由、原因が

あります。

ですから、あらゆることから気づき、学ぼうという姿勢があれば、すべてを受容することができます

学ぶことで、自分を成長させることができるからです。

 

 

「人生に問いかける」と申しますが、そういう意味では、私たちは、反対に人生から問いかけられて

いるのです。

現実に起こっていることから、何を問いかけられているのか、何に気づかなければならないのかの

答を導き出さなければならないのです

わが子の不登校、ひきこもりが教えてくれているものは何か?

その理由、原因は?

 

 

子どもたちは、心に何ものかを抱え、苦悩し、留まってしまっています。

子どもたちへ寄り添うためには、理解が必要です。

痛みへの共感と現象への理解です。

そのためには、見えないものを観る眼が養われていなければなりません。

 

 

心は臓器ではありませんから、目には見えないものです。

物が動いて風があるのが分かるように、わが子の表情、仕草、行動などから心のシグナルに気づき、

そこに含まれるメッセージを読み取っていかなければなりません。

 

 

人は、自分が認識しているもの以外は、目にしても適切に把握できません。

食した過去の経験、認識があるからこそ、それが食べ物だと把握できるのです。

不登校、ひきこもりという現象への認識、理解があってこそ、わが子に現れていることから、隠されて

見えない問題を読み解くことができるのです

そのことは同時に、自己洞察を深め、自分自身や家族がこれまで以上により鮮明に観えてくるという

恵みを与えてくれます。

 

 

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たらちねサポートに参加すると・・・

4月から福岡、北九州、熊本でスタートしたひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉に参加

することで何が得られるかを何回かに分けてお話ししてみましょう。

 

 

先ず何よりも落とした肩を上げ、背筋を伸ばし胸を張り、親御さんが元気になることです。

笑顔の回復です。

笑う門には福来る

「笑顔になれるはずないじゃないの!」と返ってきそうですが、笑えない状態の時こそ笑顔が必要

なのです。

笑顔を強引(笑)にでも作るから、笑える状態になっていく。「福来る」です。

 

 

親御さんまでもがひきこもっていては、解決しようがありません。

〈たらちねサポート〉は、共通の課題縁で集まった家族達の集まりです。

痛みを共有できます。

自分が抱えている痛みを理解、共感してくれる人たちがいるのです。

血縁よりも濃い関係も生まれます。

 

 

自助会という性質上、互いが支えあい、励ましあい、助かりあいながら、成長していける場です。

助け合うのではなく、主体性をもって、それぞれが助かりあうのです。

自分が自分を助けるのです。

どうやって、自分を助けるのかを私共がアドバイスいたします。

 

 

わが子が学校に行けなかったり、ひきこもっている状態で、どうやって元気を出せるのか?

目の前の現実は、すべてが恵みと解釈すればいいんです。

恵みの向こうにあるのは、豊かさです。

自分自身が豊かになり、家族の絆が深まり、家庭に潤いができることは恵み以外の何ものでも

ありません。

 

 

実際に、わが子の現状は、わが家にとっての恵みの雨(豪雨)なんです。

「困ったもんだ」と悲嘆に暮れるのか、「わが子が気づかせてくれている」と感謝できるのか。

どちらの態度と姿勢でのぞむかの選択は、全く自由なのです。

 

 

感謝の気持ちは、謙虚さから生まれます。

親として決してわが子をコントロールできないという無力さ、自身の見識に囚われ、行動をコント

ロールできなくなってしまっている無力さを自覚できる謙虚さが、何事にも感謝できる姿勢を作り

ます。

現状に感謝できてこそ、受容現実直視ができるのです。

 

 

 

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【毎週月曜日無料相談会】

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

【熊本出張相談会】

 

7月8日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

7月7日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館

 

【北九州出張相談会】

7月14日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)

 

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