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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ ニート: 2014年9月

家族セミナー⑥ 対人関係

対人関係の不全感は、青年たちが先ず間違いなく抱えていることです。

なぜ対人関係がうまくできないのかは、ひとつには家庭の中で適切なコミュニケーション

の訓練がなされていなかったということです。



どういうことかと申しますと、家族、親子間で十分と言えるだけの会話や情感の

交流がなされていないということです。

特に父親とはほとんど会話がなく育ってきた青年は少なくありません。

こういった場合、私が父親に対して当事者本人に声をかけ、話をするように促して

も、「どう話せばいいのか分からない」という理由で、わが子にさえ言葉をかけること

ができません。



また、強迫的コミュニケーションと言われる一方通行的なコミュニケーションがなされ

ていたという場合も多いようです。

これは、親からの一方的な会話です。

子どもの声(意見)を聞くという姿勢が親側になく、指示的、強制的な会話です。



こういった環境にありますと、自分の意思や感情を他者に伝えるということに不慣れ

になり、もの言わぬ子に育ちます



また、言葉によるコミュニケーションが少ない分、相手の顔色を見て判断することが

習性として身についてしまっています

人の表情ひとつで、感情が揺さぶられるようになってしまいます。



コミュニケーションが十分でないということは、親から関心をはらってもらえていない

いった感覚を抱いていることが多くあります。

関心をもたれていないということは、愛されていないという意味に解釈されます。



こうなると、他者に対し「求められたい」という意識が過剰になり、見捨てられ不安

いうものが強まり、周囲からの絶えざる承認を求めるようになります。

過剰におもねたり、機嫌をとったり、NOを言えないようになってしまうのです。

健全な人間関係が保てなくなるのです。



要は、対人関係に支障をきたす原因となっているものは、親の関わり方の不適切さ

から、「自尊心」や「自己信頼感」が育たず、常に見捨てられる恐怖と親の要求に飲み

込まれる恐怖
の間で揺れ動く生き方しかできなくなってしまっていることがあるのです。






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家族セミナー⑤ 情動コントロール

引き続き、今回は情動のコントロールがなぜできにくいかについて述べてみましょう。

これは、ストレス耐性欲求不満耐性の脆弱さからのものです。




ストレスがかかると、すぐにイライラしたり、抑うつになったり、過剰に反応しがちです。

また、思うようにならないことに対して、我慢する力がなく、怒りをぶつけたり、

その不快さから逃避しようとします。




感情が出ることには問題はありません。

子どものころに、感情を表すことに対して親から制止させられる機会が多かった

場合、無感情症といったような感情を表さない(感じない)ような状態になってしま

っている場合もあります。

感情を表すことを危険と学習してしまうのです。




ですから、感情が表れること自体には問題はないのですが、それをコントロール

できないことが問題なのです。

そのために極端から極端になりがちで、傲慢自己卑下が強くなります。




傲慢さを、プライドが高いと捉えられている場合が多いようですが、真のプライド

は、誇りからくるものです。

彼らの傲慢さには、誇りが伴っていません。

自我肥大状態です。

つまり、弱さを隠すための自己防衛として我が強まっている状態です。




自己卑下もまた自我肥大の裏返しで、強まった自我が、自分をこきおろすわけ

です。
 
自分の殻(我)に閉じこもり、他を受けつけない状態です。




情動のコントロールができにくくしてしまったストレス耐性や欲求不満耐性の脆弱さ

は、両親の世界観の狭さから、考え方が柔軟性を欠き、頑ななものごとの捉え方

しかできなくなっていることから来ていることが多いのです。






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家族セミナー④問題の対処

前回、何ができないでいるのか?ということで

「問題の対処」

「情動コントロール」

「人間関係」


の三つをあげました。




では、それらがなぜできなくなったのかを述べてみましょう。

問題の対処のまずさは、過剰に反応し、反射的に行動していることがあげられます。

反応しているということは、考え、意志がそこに介在していないということです。




ある状況に遭遇した場合、いつも同じパターン(傾向)で、同じ行動をとってしまう

のです。

つまり反射的にそう動いているだけですので、失敗も同じように繰り返します。

これは過去に、過度な不安や痛みを経験した場合に、そこから自分を守ろうとして

反射行動が身についてしまう
のです。

熱いヤカンに手が触れたら、何も考えずに手を引っ込めますよね。




失敗に対しての過剰な怯えが身にそなわってしまっていますと、失敗が予測される

場面でそれを回避しようと最初から取り組まなかったり、それが改善を要する「問題」

であったりの場合、まるで他人事のように意識をそらします

これは思考停止にもつながります。

その状況応じた適切な対応が出来ないでいるのです。




それから彼らに多いのが、自分で解決策が分からず困ってしまっている状況でも、

他者に相談することをしないということです。

これはひとつには、相談して断られるのが怖いのです。

自分なんかが相談しても笑われるだけ」といったような、極めて低い自己認識から、

断られる(と思い込んでる)痛みを避けようとする結果、助けを求めないのです。

こういった、自分の考えへのこだわり、囚われも彼らの特徴であり、問題解決への

柔軟な対応を阻んでしまっています。






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家族セミナー③何ができなくなっているのか?

登校できないとか、働けないとか、そもそも青年たちは何ができなくなってこれら

のことができなくなってしまっているのでしょうか?




何の病気も障害もないにも関わらず、あたりまえに誰でもができていることができ

なくなってしまっています。




ひとつには、“問題” への対処の仕方がみについていません。

そのままにはしておけないといった何らかの改善を要する問題が、自分の身に

起こったときに、逃げたり、隠れたりと他人事、よそ事にしてしまう癖をもってい

ます。

そのままにはしておけないことをそのまま放置してしまう傾向が強いのです。




二つ目には、情動のコントロールがはたらかない

いらだち、緊張を自分でなだめることもできないし、落ち込みを立て直すことも

できません。

その場に相応しい感情でいることが不得手でいます。

怒れば、モノを壊すか、人を傷つけるまでおさまりませんし、落ち込んだら、ずーっと

落ち込んだままです。




それから一番多いのが、対人関係ですね。

新たな人間関係の構築ができず、また関係の維持ができないでいるのです。

多くの青年たちが、「仕事ができるだろうか?」という心配よりも、働きだしてからの

職場の人間関係に不安を抱えています。もちろん、視線にすら怯えている青年は、

外出など出来ようはずもありません。




これらのことができなくなってしまっているからこそ、不登校になったり、ひきこもる

生き方しかできなくなってしまっているのです。

このあたりを考慮していなければ、いつまでも引きこもらせることになります。

「早く学校に行きなさい」「働きなさい」ではないのです。







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