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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 家族問題: 2012年2月

ひきこもり親の会の重要性④

「たらちねサポート」という親の会の目的について述べてみましょう。

自助会として、次の三つの目的があります。

分かちあい

ときはなち

ひとりだち

 

 

それぞれ説明してみましょう。

①「分かちあい」は、当事者家族同士として、痛みや情報を共感、共有するということです。

かねてから、わが子のことを誰かに相談したいと思ってみても、なかなか相談できる相手がいない

ものです。

話を聞いてくれる誰かはいたとしても、不登校やひきこもりといったことの相談となると、された方も

体験者でもないかぎり、どう答えていいものか困惑してしまうものです。

特に、ひきこもるわが子をもつ同じ当事者同志でなければ、痛みに共感しあえることはできないで

しょう。

痛みを理解しあえる他者に出会えるということが、親の会の最大の利点だとも言えます。

 

 

また、それぞれの家庭、家族がたどってきた過程で知りえた情報、「こうやったらうまくいった」逆に、

「こうやったら、よくなかった」

どこの病院はよかった。

この本は参考になった。

このサイトは有益だ。

などの情報を共有することもできます。

 

 

②「ときはなち」は、押し込められた心の開放、許し、自尊感情の取り戻しです。

誰にも相談できず、また、親としての自責の念に押しつぶされそうになっている心を開放できる場

であるということです。

生真面目な親御さんほど、「自分は親としての資格がない」といった感情に陥りやすいものです。

自身を許せず、背を向けるわが子を前にして自尊感情がズタズタになってしまっていることも少なく

ありません。

このままでは、長期戦となるひきこもり脱出までのわが子の支えとなることが出来ません。

ひきこもる子どもたちも、同じように自分を許せずに苦悩しています。

親自身が、自分を許していく術を身につけ、自尊心を取り戻していかなければ、わが子にもそれが

出来るように導いてあげることが出来ませんので、それをここで学びます。

 

 

③「ひとりだち」は、子離れです。

不登校やひきこもりの親子は、「共依存係」になっていますので、互いが親離れ、子離れできて

いません。

動かぬわが子に対しての世話やき行為(イネーブリング)が、子どもの自立を阻んでしまいます

親御さんが、自己責任に基づき主体的に行動することで、子離れを実現します。

適切な援助と有害な救済を見極められる目を養い、現状改善の一歩を踏み出すためにも、主体性

を発揮し、先ず自ら先に動き出すという姿勢が大切です。

 

 

「たらちねサポート」は、自助会(セルフヘルプ・グループ)です。

自助」ですから、単なる慰めあいの場ではなく、自らを助けられる力を養っていくための学びの場

です。

「たらちねサポート」が一般的な家族会と一線を画するのは、特にこの部分です。

親御さんたちが、自助力を備えていくことで、わが家の問題を解決していくのです。 

 

 

 

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