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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 教育: 2011年7月

ひきこもりを受け容れきれるために②

前回のブログで、受容のための現実直視をお話ししました。

受容ができない状態は、現実の否認です。

 

 

否認は、事態を深刻化させることはもとよりですが、それだけに止まらず、様々な弊害を招きます。

ひとつは、正直さが欠けるということ。

これは、やれないことを認めないということです。

問題を前にして、自力だけでは解決がつかないにも関わらず、「できる」と言い張る。

 

 

二つに、素直さが欠けるということ。

これは、周囲から手助けがあっても、その手を振り払い、自分の殻に閉じこもります。

 

 

そして、誠実さが欠けるということ。

これは、自分自身にも嘘をつき欺くということ。

自分の問題なのに、自分で責任を取ろうとしないのです。

周囲の好意を裏切ります。

 

 

これらは全て、周囲からの援助をみすみす遠ざけてしまいますし、最たるものは、自身の成長を

阻んでしまうということです

成長がなければ、眼前の問題を解決することはできません。

 

 

「ひきこもり」の問題は、精神疾患だ、人格障害、発達障害だというような問題ではなく、現状認識、

現実検討能力、問題解決力の欠如の問題なのです。

 

 

 

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ひきこもりを受け容れきれるために

 何事も「問題」は受け容れきれてこそ、解決へのスタートラインに立つことができます。

 不登校やひきこもりが長期化していく背景には、ひとつにはこの「受容」が困難だからと言っていい

でしょう。

それだけに、受容ができれば、問題の半分は解決したようなものです。

 

 

わが子がひきこもりと思いたくなかった

考えずにいれば、いつのまにか解決するんじゃないかと思っていた

 

 

こういった声が、当事者やその親から多く聞かれます。

こう思っていれば、どこへも相談にもいかず、何の対策もうちませんので、確実に長期化していき

ます。

 

 

受容できるためには、現実直視ができなければなりません。

これが難しい。

目の前の問題が困難であればあるほど、目をそらしたくなります。

 

 

現実直視ができるようになるためには、「現実」をどう捉えるかが肝心です。

「現実」とは、現に事実としてあることです。

事実としてそこに起こっていることです。

自分自身の身の上に起こっていることです。

ある原因があって、結果として自身の人生に起こっていることです。

その原因には、自覚できている、できていないに関わらず、自身が深く関係しています

ですから、自分が責任をもって事にあたるということです。

自己責任です。

人ごとにしてしまわない。

 

 

そもそも「問題」というものは、それまでの自分の価値観や能力の限界を超えているからこそ、

問題化(困った事態)しています。

ですから、限界(さらなる成長のための気づき)を知る機会を与えられたようなものです。

歓迎すべきことなのです。

 

 

そう考えると、今ある環境(現状=現実の状態)は、常に自分にとって、気づきを得られる最適な

環境と言えないでしょうか。

最適」であっても、「快適」であるわけではありません。

かえって、自己改善のための“気づき”を得られる最適な状態は、苦しい状態の方が多いものです。

良薬は口に苦し」です。

 

 

そういう意味で、「現実」は、いいも悪いもありのままの自分、これまでしでかしたこと(笑)をはっきり

と示しています

事実は、何のごまかしもききません。

我が事として、引き受けるしかないのです。

 

 

 

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