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不登校・ひきこもり解決支援者の現場日記

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指導理念

アイデンティティの確立

《ふぉーらむ北辰》 では、 自己回帰を通して、自己の存在の意義(アイデンティティ)を確認していきます。誕生(存在の原体験) からこれまでの自分を振り返り、他者との関わり合いに気づくことにより、 生かし生かされる大自然の循環と調和の直中に自分自身が在ることを自覚する ことができます。そのことにより、社会の中での「自分を活かす居場所」を探し当てることができ、自己本来のありたい姿で、本来のはたらきを行うことが出来るようになるのです。

生きがいの創造

人々の考え方や価値観が多様化している現在、爆発的な情報生産量の増加に 私たちは翻弄されているようです。選択肢の増加が、あらゆる面で、 "個"(パーソナル)への動きを強め、そのことにより、私たち一人一人により確実な 識別能力や選択能力が要求されてきています。
その中にあって、「情報過剰摂取不安症」といった現代病も生まれ、自己の 識別能力以上の過度の情報摂取に喘ぎ、ひいては、自分自身を見失い、 「自分は何であるのか?」「何を求めているのか?」「何を選択すればよいのか?」 といった自問に惑い、こころを傷つけ、心身症や神経症といった疾患に及んでいる 子どもたちや大人たちが存在します。
しかし、これらのことは、「自己のあるべき姿になりたい」といった〈自己実現〉への 希求を促す好機ともなり得るのです。自分自身の本質を見据え、 存在意義(アイデンティティ)を見いだすことで、"自分らしさ"を確信することができます。 "自分らしさ"の発見とは、自分の個性、役割の深い認識により、喜びを実感することです。 それは、〈生きがいの創造〉とも言えるでしょう。
自分の人生を創る主人公は自分自身であると自覚し、自己はもとより、自分の生き方、 人生を常に肯定的に受け入れることができ、信頼の基礎のうえに、周囲の人たちのために 役にたてることを実感できる。このことこそが、 《ふぉーらむ北辰》が追い求める 理想のあるべき姿なのです。

お子さまの状況を受け入れることから始まります。

ありのままに目の前のいまを受け入れていきます。受容は、いまを肯定 することで、他(自分以外の人、物、ありさま)への感謝のこころが生まれ ます。親は、子があってこその親です。お子さまのかかえる課題を通して、 親自身が、お子さまから親であることを学ぶ機会を与えてもらえるのです。 お子さまへの「ありがとう」から始めましょう。

お子さまの目線(側、立場)に立つことで、見えないものが見えてきます。

日常に起こる様々な出来事は、その出来事に遭遇した人たちのそれぞれ の立場の違いにより、それぞれに与える意味あい(影響)が違ってきます。 自分の側からだけのものの見方では、いかなる問題の解決策も見えてきま せん。相手の立場に立って、自分を見直した時、右でも左でもない、もう ひとつの道が見えてきます。それは、思いやるこころからくる自分にとっても、お子さまにとっても最高の解決策となります。

生きていく過程の主人公は、誰でもない常に自分自身です。

文部省の教育改革の課題としてあげられているものに、「自分が生きる うえで必要とする内容を主体的に選択して学習し、最適な生き方に結びつ けて自己実現していける能力の育成」があります。ここで大切なことは、 主体性という概念です。自分自身の資質、才能を含め、環境、周囲に起こ るあらゆる出来事は、全て自分の側に原因を認め、解決を求める。これが 主体性の土台となります。
主人公である自分を肯定し、愛せることでこそ自己実現がなし得ます。 自分の望む状況、あるべき姿、ありさまを実現するために、主体性の土台 を認識し、先ず自分が動き、周囲を動かすことを基盤として、今すでにあ る目の前の環境や条件を活用して、さらに望むべく必要な環境、条件を作 り上げていく。主体性の発揮により、自己のアイデンティティを確立でき るのです。

目標を持つことで、自分の居場所を得ることができます。

志(こころざし)という言葉があります。今ではあまり聞き慣れない言葉 になっていますが、「志立たざれば、天下に成すべきの事なし」といった 素晴らしい先哲の知恵も残っています。
志は「こころ指し」です。自分のこころが向かっている方向です。ここ ろが指し示している自分自身のこれからの姿です。志(目標)がなければ、 自分のやっていることに価値や意義を見いだすことが出来ません。それば かりか、自分の存在そのものにも価値を見いだしえず、容易にキレ、周囲 に攻撃的となり、また自虐的に自身をも傷つけてしまいます。自分の存在 を確認できる「在り場所」「居場所」を得ることで、生きがいを実感でき るのです。

自他の役割を認識していくことで、社会性を身につけていきます。

家庭は社会の縮図とも言われます。父親、母親、夫、妻、子供、兄、妹 ...それぞれの役割があります。役割を立場ととらえてもいいでしょう。そ れぞれの立場は、それぞれの価値観が違い、それぞれの言い分があります。 ですから、それぞれが自分の立場からの意見だけを主張していますと、必 ず衝突、不調和が生じます。社会では、それぞれの役割を担うことで、助 け合い、ささえあい調和(平和)が保たれます。自分の役割を認識、理解す ることで、社会生活の中での義務や権利を学ぶことができます。
見えないところで、御世話になっている人たちへの感謝の気持ちが、 「おかげさまで」の発想 です。

ものの見方、考え方の工夫でこころの筋力アップをはかります。

「理性などというものは、感情という大海に浮かぶ米粒ほどのものであ る。」という表現がありますが、感情を知識でごまかすことによって、こ ころの深部に傷痕(トラウマ)を生み出してしまいます。知識は、体験の 裏付けがあって活きた知恵となります。一時的なこころの癒し(リラックス) ではなく、有害ストレスをも有益ストレスに転換しうるだけのストレス 耐性の強化が子どもたちに必要となってきています。ものの見方、考え方 の工夫が、行動を変え、生き方を変えていきます。

家族コンサルティングの実践家として

ここでは、中光雅紀がどのような経緯で今の仕事をしているのか、どういうスタンスでいるのかをお話しておきます。
時おり、「費用はいくらですか?」「絶対治りますか?」と電話の問い合わせでいきなり切り出される場合があります。
これからお話しすることを読んで頂かないまま、ただ結果だけを急がれても、期待にはお応えできないでしょう。
大事なご家庭、お子さまの問題ですから、おたがいが納得、信頼しあいながらご相談を承りたいと存じますので、必ずお読みください。

私は、経済学部を卒業してのち、会計事務所に就職しました。
1989年28歳で脳力開発、社員研修の会社を設立したものの、実力不足で倒産かという事態になり、受験用教材の販売を手がけました。
実はこの仕事で出会ったある中学生との関わりが、今の仕事のきっかけになったのです。
その中学生は不登校生でした。
当時「登校拒否」と言われているような時で、ほとんど病人扱いです。
私は、何かで悩み学校へ行けないだけでなぜ病気とみなされてしまうのだろうと、とても疑問に思っていました。
大人だって、悩んで会社へ行きたくないことだって普通にある。
悩みの原因を理解してあげて、その解決に力を貸せばきっと元気になる。
と考えて、心のアドバイザーを買ってでました。
教育研修業務で行っていたモチベーションを高め元気にするトレーニングを子ども用にアレンジしてみて、その子にかかわってみたところ、予想通り元気に登校していきました。
それから何人か同じような形でかかわる不登校生がいて、「不登校を病気と扱うのはおかしい」という気持ちは確信となって、不登校生をサポートする業務を始めました。
私が一番心がけたことは、個性を認めてあげるということです。
それまで自分の個性を教師や親から否定され、自信を持てず自己否定感が強まっている子どもたちがほとんどでした。
「あなたはあなたのままでいいんだよ」という言葉に、どれだけ多くの子どもたちの笑顔が返ってきたことか。
当時は不登校専門の家庭教師という形態でしたから、全ての子どもたちの自宅へ訪問していました。
これが後のひきこもり青年たちの支援に生きてきました。
それは、不登校やひきこもりになる家庭の中の問題に気づくことができたことです。
このことは、その家庭の問題が解消されることで、結果、不登校やひきこもりが解決していくということを表しています。
2000年になってからは、ひきこもりの相談が増えてきました。
既に数年を経過している状態や、中には10年を越す事例もありました。
多くの相談者から聞かれたことは、
・原因が分からず見守っている内に時間だけが経ちました
・厳しく接した時に暴力があったので、それからは黙っています
・周囲の目もあったので、どこへも相談に行きませんでした
・病院に相談に行っても、「本人を連れて来てください」と言われ、連れて行けるはずもなくそのままできました。
・本人の要求を聞かないと暴力が出るので、言われるままに過ごしています
・主人の理解がなく、母親として子育ての責任を責められているばかりです
・親の会に参加していますが、子どもに対してのはたらきかけ方に関しては、全く話が出ず、慰めあいでした
・本人が4年間もカウンセリングに通いましたが、話を聞いてくださるだけで何の進展もなく、最後に「精神科に行ってみては」と言われて終わりました
・家の中では穏やかで、社会生活をしてないこと以外は普通なので、家族もゆっくりかまえてしまいました
・「ただただ見守るしかない」とアドバイスを受け、じっと動き出すのを待っていました

というような内容です。
最後のご家庭の場合は、なんと10年以上も同じ家に住んでいながら、顔も見ない、声も聞かないといった生活を続けておられました。
これらのことはすべて、「何がおこっているのか」を把握しないまま、「どうしよう」と方法論に囚われた結果です。

ニートという言葉が出てきてからは、外出ができたり、数名の友だちこそいても全く仕事に就く気配を示さない2,30代の青年の相談が出てきました。
彼らは新たな人間関係の構築が不得手なだけではなく、仕事観、職業観、就労観といったものが極めて未成熟な状態です。
ここでも、若気の至りで脱サラ起業し、数々失敗しながらもなんとか好きなことをやり続けてこられた自分の経験が活かされました。
特に大手教材販売会社3社との代理店契約で、それぞれの販売形態で営業経験をしてきたことが強みになっています。
営業は心理学です。
相手の立場に立ち、考える能力が身につきます。
人に興味を持てます。
目標設定の習慣、達成への行動力が身につきます。
ネガティブな心に克つ方法が身につきます。
常に人間力を試される環境にいられます。
こういった経験からの独自のニート支援が、対人不安をかかえていた青年が接客業や営業職を選んで仕事に就いたといった事例に反映しているのかも知れません。

私は医者でもありませんし、臨床に携わるものでもありません。
元教師でもありません。
ですが、最近は病院(精神科・心療内科)、一般のカウンセリング室などから紹介を受けたという方からのご相談があります。
教育関係者の方からご自身の件でご相談もあります。
仕事の性質上、名称等は出せませんが。

私の支援法は、ひと言で「原因療法」です。
青年たちが心に何をかかえ、何ができなくなってしまっているのかを探り、本来の個性を発揮できる状態に戻すことに力点を置いています。
ただ学校に戻す、ただ働かせるといった対症療法的な支援ではありません。
その青年が将来、結婚し家庭をもち、子どもの親になったところまでを視野に入れて支援しています。
ある青年は、「社会参加はしたいけれど、絶対に結婚はしない。子どもはいらない。絶家したい」と言いました。
ものごころついた時から母親と祖母(姑)の対立を見続けてきた青年です。
この青年が社会参加を成しえても幸福であると言えるでしょうか?
「世代間連鎖」心に未処理の課題をかかえたままでは、わが子に自分と同じ苦悩の負の遺産を残してしまいます。
だからこそ「原因療法」が必要なのです。
ひきこもりの青年たちが少なからず、不登校を経験しいったん学校へ戻ってしまっています。
戻ったことで周囲も「問題は解決した」と見なしてしまっているのです。
対症療法の弊害です。

「全国引きこもりKHJ親の会」の調査データでは、ひきこもりの平均年齢が30歳を超すといいます。
高齢化、長期化しているということでしょう。
先にも書いたように何がおこっているのかを把握しない結果です。
私のところでは、自宅へ赴かなければならないケースは一割もありません。
ほとんどが親御さんの促しにより、自らの意志で出向いてきます。
もちろんご相談に来られた時点では、お子さまは動けない状態です。
こちらの指導により、事態を把握し、子どもを理解することで、親として何ができるかが解り、子どもに変化が起こるのです。
もちろん30代、40代でもです。

そのことを少しでも早く知ってもらいたく、大野城市の後援、社会福祉協議会の協力を受け、無料の相談窓口も開設しています。
しかし、そこでは解決までの全てのアドバイスを行うことは出来ません。
時間的な限界があります。
メールでのご相談にも、できるだけお答えさせて頂いていますが、一般論としてのお答えになってしまいます。
それぞれのご家庭の状況は、当然ですがそれぞれ違います。
支援者として、意味のある回答を責任をもって行いたいと思っています。
匿名で、性別や年齢の記載もなく「・・・で困っています。どうすればいいですか?」と送ってこられる場合もあり、こちらが困ってしまうことも少なくありません。
無料の相談の範囲で、繰り返しお答えすることは、顧問料を毎月払って頂いている会員さまに申し訳ありませんし、対価以上の指導、支援、現実的状況改善を心がけていることもあり、回答の質を落としたくないといった理由で、一日も早い解決を希望される方には、正式に第三者介入の依頼をして頂くことをお薦めしています。
家庭内だけでなんとか解決を進めようとしても、親子喧嘩や夫婦喧嘩と同じで、「わが家の問題」にとどまり、問題意識が強まりにくいのです。
客観的な立場である第三者の介入により、新たな視点からの取り組みがなされ、また社会の立場からの接触により「わが家の出来事」ではとどまらなくなります。
そのことで事態の重さに当事者も気づけるのです。

先ずはご家族が動かれてください。
先週よりも今週は、さらに社会参加に対してのハードルは高くなっています。
日を追うごとに当事者の不適応感は強まります。
私は、病理性を全て否定しているわけではなく、病理からのひきこもりか否かの見極めは重要です。
最近は、発達障害やパーソナリティ障害などのケースもあります。
医療保護入院の事例もありました。
発達障害の専門医や外来精神医療との連携も行っています。
ただ、ひきこもっている、学校に行けないだけで最初から病気とみなし、「病気だから仕方がない」とあきらめてしまうのではなく、思い切って相談されてみてはどうでしょうか?

ただし、今までの傾向で、このような方は私の指導理念とは合いませんので結果は出ません。
* 子どもだけを動かそうとして自分は動かない方
* わが家の問題を「社会が悪い」にすり替えている方
* 夫(妻)が理解がないからを言い訳にしている方
* 丸投げで人任せにする方
* 学ぶ姿勢のない方、素直でない方
* 創意工夫をおっくうがる方、すぐにあきらめる方
* 教育、福祉サービスは無料だと思っている方
* 「生まれてきてくれてありがとう」と思えない方
* 「生んでくれてありがとう」とわが子から言われたいと思わない方

これらに当てはまらないと思った方のみ、ご連絡ください。
私の顔(写真ではなく)を見て、人となりを判断して決心してください。
あなたが動き出せば、必ず状況は変わります。

料金表


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