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解決支援者の現場日記 家族問題: 2018年9月

8050問題 長期化のゆくえ 最終


自分の人生に起こることは、いかなることも基本「自己責任」です。

とかく不可抗力的に起こったことに対しては、まさに被害者として自分には

責任がないということを主張しがちですが、その起こったことに対してどう

対処するかは自己責任なのです。




何事もどう対処していくかでその後が大きく変わってきます。

不登校でも、最初に両親がどう対処するかで復学できるか、ひきこもりに発展

するかが違ってきます。

わが子が登校しなくなった。ひきこもった。

これらのことにどう対処していくかは両親の責任です。

怒るのか、塞ぎ込むのかの感情も親自身の自己責任です。

子どもの責任ではありません。
 



対処に責任をもつということは、わが子の状態から親として問われている、

投げかけられていることを読み取り、それに対しての正しい答えを導き出す

責任があるということです。

わが子が身を挺して訴えている真の意味を見出していく責任が両親にはある

のです。




「困った事態だ。なんとかしてくれないかなぁ」では、責任を何もとって

いないことになりますし、「出たけりゃ、出ろ」

「自分のことだろう。自分で考えろ」
では、判断が自分一人でできない状態

にあるひきこもりには、適切な対処とは言えません。
 
できないことを見極め、手を差し伸べることが親として責任をもつことです。




自己責任とは、結果に対しての自分が作った原因の自覚をもつことです。
 
自分の人生に起こることで、その原因に自分が何も関与していないことなど

あり得ません。

原因に関与しているということは、改善、解決もまた自分の動きしだいで

実現できる
ということです。
 
責任を誰かに転嫁していれば、改善、解決もまたその誰かに委ねなければ、

頼らなければならなくなるのです。
 
人生を丸投げしていれば、8050問題にいきつくのは当然の結果です。




「社会の支援充実を!」と外への要求をする前に、社会からの支援の手が

届く状況にあるのか(振り払っていないか)。

支援を受け入れ主体的に解決していく姿勢ができているか
を、当事者家庭

同士が互いに内に問い直していくことを真っ先に行っていくべきでしょう。

周囲からの忠告に謙虚に耳を傾けることができなければ、事実から厳しい

忠告を受ける
ことになるのですから。






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大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

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福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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8050問題 長期化のゆくえ ⑧


「わが子が何を考えているのか・・・・ 分からない」と、よく聞きます。

しかし、実は親子で同じ状態になっているのです。

それは何か?




避けている課題を行うことで自尊心が傷つくことを怖れていませんか?       

背を向けるわが子を前にして自尊感情がズタズタになってしまっている

ことも少なくありません。

ですから、これ以上傷つくことを怖れてしまいがちです。




わが子も同じです。

これ以上傷つくことを怖れ、二度と失敗しない生き方、

何事にも挑戦しないという生き方を選択したのです。




であるからこそ、想定している成り行き(破滅的)や失敗への怖れからくる

“慣性(マンネリ化=あたりまえ)”といかに戦うかが重要な課題となるのです。

親子で等しく、「うまくいかない」ことを想定してしまっています。

ですから、わが子が考えていることも、感じている痛みも分かるはずです。




このままでは、長期戦となるひきこもり脱出までのわが子の支えとなる

ことが出来ません。

目の前に起こっている現実をどう受け容れていけばよいのか、さらには、

解決までの長い道のりをくじけそうになる気持ちを立て直しながら、維持

していけるための、問題に向き合う姿勢・態度を学んでいくことが大事

なってきます。




実は方法論以上に最も大事なことは、この姿勢・態度であり、その方法が

功を奏するか否かも決定する
のです。

事態の変化、改善だけを求めるのではなく、自身の生き方の改良を心がけ

ましょう。




家族会を悲嘆の場所、グチを遠慮なく言いあえる場所と勘違いしている

親御さんがとても多いです。

家族会は、この問題に向きあう姿勢・態度を学ぶ場所です。

グチはその場しのぎ的に少しストレスを発散するだけの効果です。

自己正当化責任転嫁とあいまって、確実に目の前の状況をより悪化させ

るだけです。


 
 


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8050問題 長期化のゆくえ ⑥


ひきこもり現象の解決のためには、次のような視点をもつことが大切です。

わが子の〈ひきこもり〉に意識が集中してしまい、ひきこもりを何とか

したいとそこに固執してしまいがちですが、ひきこもりを招いた生き方

目を向けるべきです。




ひきこもりは、生き辛さからの痛みからの逃避であり、自己治療の一環です。

しかし、それは決して適切な方法ではないので、満足いく効果が得られません。

したがって、「もっと、もっと」と繰り返し、やがて固定化されるのです。




生き方の歪みは家族も同じで、ひきこもりに巻き込まれていく内に、

親としての尊厳は打ち砕かれ、過度な自責感などにより、事態を静観して

しまう方向へと行きついてしまいます。

ですから、ひきこもりの解決のためには、親自身の生き方の改善、生活の質、

人生の改善が必要なのです。





これまでの自身の生き方が、わが子の現状を改善することに対して無力

あることを認め、明らかに見極めるという意味で、自力での取り組みを

「あきらめる」必要があります。

「良かれ」と思って行ってきたことが、かえって、ひきこもりを固定化し、

長期化、深刻化させたことを認めることが重要なのです。

その上で、新たな生き方、人生の主導権を取り戻し、人生の改善をしていく

ことが求められます。




そのためには、継続的に学んでいく姿勢が必要です。

依存症の自助グループのように、ミーティングに常に参加し、昔に戻って

しまう(酒を飲んでしまう)ことをくい止めるための再確認気づきを得る

機会を自分に与え続けなければなりません。

他者との接触(介入)によるチェック機能を生活に取り入れる必要がある

のです。




自身の見解から少しも離れきれず、わが子の困りごとよりも、自身の

困りごとを優先させ、親自身も社会から孤立してしまえば、長期化して

いくことは自明の理です。







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8050問題 長期化のゆくえ ⑤


「本人の意欲の問題で、本人がその気にならなければどうしようもない」

という姿勢は、本人の意欲に依存した姿勢です。

ひきこもる生き方(逃避)を選択したわが子が意欲を自分で出せるでしょうか?




家族依存症であるひきこもりという生き方に、親が依存の手本を示してはいけません。

本人が動かないからこそ、親が主体的にはたらきかけていく必要があります。

「何度も言いました。でも、聞く耳もたないんです。もうお手上げです。

ムリなんです」とよく聞きます。

ひきこもり者たちは、周囲からの促しに対して、素直に行動に移せる状態

にはありません。

反発、抵抗など、背中を向けることが通常です。

それが「支援」が必要な状態にあるということなのです。




家族依存症ですから、それまでの家族の人間関係の中で必然的に起こって

いる現象です。

その関係性のまま解決は困難です。

外部からの関わり、援助、支援を入れていくことで、これまでの関係性を

建設的に変えていけるのです。




留まってしまっているのは、行動の選択肢を持ちあわせておらず、決断力や

実行力がないからです。

現状の判断は、すべて好き嫌い感情で行っています。

不快なこと、めんどくさいことなどは、避けます。

ですから、具体的な指針を示し、実行につながる道筋を与えてあげることが必要です。

本人は判断できる力はないということを忘れないようにしなければなりません。




本人の判断任せも依存です。

親が主体的に主導権を握って問題の改善、解決に取り組むしかないのです。

「いつになったら働くの?」「バイトくらいしたら」といったはたらきかけは、

事態をより悪化させるばかりか、衝動的な自傷行為破壊行為を招きかねません。

わが子の痛みに寄りそい、自力の解決に困難を呈している問題に共に向きあって

いく姿勢こそが必要なのです。
 



親の対応が長期化を招いているということは、意図せずとも自ら「社会的監禁」

状態を作ってしまっているということです。

これは恐ろしいことですし、悲劇です。

でもそれは同時に、ひきこもりにピリオドを打てる決定因子がここにある

ということでもあるのです。

自己の存在価値を見いだせず、生きていく意味を見失っているほどのわが子の、

その不確かなやる気に依存するのではなく、適切な援助と有害な救済を見誤る

ことなく、親が主体的に「わが子の心の骨折」の手当てを最優先としていく

ことで、脱・ひきこもりが実現するのです。
 
 




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