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HOME > 解決支援者の現場日記 > アーカイブ > 家族問題: 2022年1月

解決支援者の現場日記 家族問題: 2022年1月

ひきこもり・不登校~強制から共生の子育てへ③


「共生・共成の子育て」を述べてきましたが、親の役割には何があるでしょうか?

それは、「私らしさ」を育てる“鏡”になることです。

ありのままを映し出す鏡です。




子どもたちは、それぞれ天分といった個性、独自性をもって生まれてきています。

その独自性、持ち味を発揮して社会の中で役立っていくことが、その子の役割となります。

ですから、わが子がありのままの自分を自覚できるように育ててあげる必要があるのです。

ひきこもり者たちは、自身の欲求も分からず、感情も出せなくなっています。

当然、意志を適切に表すことができません。

周囲からは理解してもらえませんね。




それには、親の関わり方が影響しています。

私たちは、対象をどう捉えるかで、関わり方の姿勢態度が変わってきます。

「こんな子どもになってほしい」と、わが子の持ち味を度外視して関われば、子どもは

「自分らしさ」に気づくこともできないばかりか、ありのままの自分を受け入れられなくなります。




母親、父親のそれぞれの役割を述べてみましょう。

母親の役割は、安定配慮です。

例えるならば灯火の温もりですね。

慈しみの心で、家族がいつでも安心して帰って来られる港です。

父親の役割は、安全秩序です。

灯火の光です。

知恵という厳(いつく)しさによって、人生という航海の羅針盤となって道を照らしていきます。




わが子は自身の天分を活かせる「天命(自分ならではの役割)」をもっています。

盲愛は、わが子の個性を殺してしまいます。

決して親の使命を負わせてはならないのです。









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ひきこもり・不登校~強制から共生の子育てへ②


強制の子育てによって最も損なわれるのは、「自尊心」です。

人には自由意志というものが与えられています。

自身の考えに基づき、判断し、行動していきます。

それを奪われるということは、尊厳性を軽視されるようなものです。

親子という関係性の中で、養育する側、される側という立場の乱用が、子どもの自己存在への

価値意識を貶めてしまうのです。




子どもは親から愛されたいがために、自身への期待、要求を読み取り、それに沿おうとします。

ですが、そのために自身の本音の欲求が見えなくなり、自分を見失ってしまうことも出てきます。

この「見捨てられる恐怖」「飲み込まれる恐怖」の間を揺れ動き、子どもの中に自己信頼感

育たなくしてしまうのです。




共生の子育ては、わが子に敬意をもって関わっていくことです。

「愛して敬せざるは、之れを獣畜するなり」(孟子)という格言もあります。

可愛がっていても、敬意もなく猫っかわいがりではペットと同じです。

子どもは「子宝」と言うではないですか。「家宝」です。

天からの授かりものですが、預かりものです。

所有物ではありません。

敬意をもって大切に育て、社会へお返しすることで「家宝」から「国の宝」ともなっていきます。









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ひきこもり・不登校~強制から共生の子育てへ①


家庭の安寧を家族は皆求めています。

そのためには、強制の子育てにならぬように注意し、共生、共成(共に成長)の子育てを心がけて

いくことが大切です。

これまで述べてきた安全・安定・安心の環境作りです。




親たちは、コントロール幻想をもってしまいがちです。

健気に親を慕って言うがままに動いていた時期があるからです。

でもそれはほんのつかの間です。

一個の人格をもった存在ですから、子どもの自我に敬意をもって接し、不健康で過剰なコントロール

責任によるコントロールは避けなければなりません。




責任によるコントロールとは、例えば「お母さんがお父さんから怒られるから、しっかり勉強

しなさい」これは、責任転嫁ですね。

成績のことで怒っているのは両親の勝手です。

子どもの責任ではありません。

怒らない選択はできるのですから。

子どもに無用な罪悪感を与えます。




また、逆に子どもに嫌われたくない等の理由から、責任の肩代わりをしてしまう場合があります。

自分のしたことの片づけを自分でさせず親がしてしまったり、他人に迷惑をかけるような事をしても、

本人には謝らせず親が代わりに謝ったり。

これでは、責任をもたない大人になってしまいます。

いずれも、子どもを思うままに動かそうとしてしまう行為です。




あるがままを容認し尊重することが、最も安心し、穏やかでいられるでしょう。

(続く)








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ひきこもり・不登校~環境因としての家庭②


安定していない家庭の場合、緊張が続きます。

具体的には、親の病気(特に精神疾患)や性格気質の問題で、感情の起伏が激しかったり、意思や

行動に一貫性が無かったり、ありたい自分と現実の自分に乖離がある「自己不一致」状態に親が

あると、不満感から抑うつや苛立ちがあり、そういった状況が子どもに情緒的混乱を与えます。




また、父親の転職が多かったり、最も影響が大きいのは、両親間の不仲であり、母親と祖母の

いわゆる嫁姑問題も子どもを落ち着かせません。

前回のブログで事例を紹介しましたね。




安全や安定を欠いた家庭では、子どもたちは常に不安や心配があり、安心することができないで

います。

わが子の揺りかごを揺らしていた手で、わが子の人生を揺るがしてしまうのです。

子どもの日常からの逸脱行動は、家族病理の症状でもあり、同時に子どもにとっては自己治療

試みでもあるのです。




「病は薬で治すものではなく、病が私たちのあり方、生き方を治す薬なのだ」
アーノルド・ミンデル(プロセス指向心理学創始者)








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ひきこもり・不登校~環境因としての家庭①


不登校、ひきこもり現象は、身体のホメオスタシス(恒常性維持機能)と同じで、家族バランスの

乱れを揺り戻そうとしている現象です。

家庭は、あたかもモビールのように、家族それぞれが無意識に安定をはかるために、バランスを

取ろうとしています。

そのバランスの崩れに一番敏感なのが、子どもたちなのです。




どういった環境から生じるのかを述べてみましょう。

安全安定安心を欠いた家庭環境です。

とは言え、特別な家庭ではないということに注視する必要があります。

日常性の中で、気づかない内につくられた状態です。




安全を欠くということは、危険ということですね。

どういった環境が危険か。

典型的なものは、虐待ですね。

これは明白であり説明はいらないでしょう。

これこそ特別な家庭の例ですので省きます。




例えば、親からの恫喝です。

躾などの場面で、激しく叱責され、手が出たり、物を投げられたりがあると、子どもは自分の身を

守ることに必死にならざるを得ません。

子どもにとっては、親の大きな声や金切声も怯えとなります。




気づかれにくいのは、親の態度の不公平さです。

きょうだいがいる場合、立場や資質の違いから明らかに対応が違うと、冷遇されている方に

とっては、わが家は危険地帯になります。

また、親の都合が常に最優先されてしまい、自分の意志はほとんど考慮されないのも公平とは

言い難いですね。

常に親の期待にかなった行動をしていなければ身を守れないわけですから、失敗を極端に避けよう

としたり、責任を回避するような行動を取るようになります。




以前双子の姉妹のひきこもり事例でこういうものがありました。

姉の方がひきこもっていたのですが、この姉妹は、二卵性で双子とはいっても顔が違いました。

姉の顔は母親、妹の方は父親似だったのです。

同居していた父方の祖母つまり姑と嫁(母親)の仲が悪く、祖母は、自分の息子と似ている妹の方

ばかりをかわいがりました。

母親は、長女を必死に守ろうとはしましたが、かえってそれが姑の機嫌を損ね、長女の立場を

悪くすることもあったようです。

父親はと言うと、この嫁姑の間に一切入ろうとせず、傍観していたそうです。

私が関わりだした時には、すでに祖母は他界されておられましたが、母親は「今でも襖がスッと

開いて、姑から名前を呼ばれる気がして怖くなることがあります」と言っておられました。




赤ん坊でさえ、ベビーベッドをのぞき込む親たちの表情や声、周囲の物音から、自分が育っていく

環境が安心できる安全な環境か否かを感じ取っている(基本的信頼感)と言われるくらいです。

この双子の長女は、

「自分は望まれて生まれてきていない。妹だけが生まれてくればよかったんだ」

「自分のせいで、お母さんもおばあちゃんからいじめられる」

と思い込んで生きてきたのです。

(続く)








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ひきこもり・不登校~人格形成の基盤作り②


前回、生き方の起点、前提ということを述べましたが、生きていく上で最も大切なことは、

〈人との架け橋〉をつくれる子に育てるということではないでしょうか。

不登校、ひきこもり者たちは、人から遠ざかる、身近にしない生き方をしています。

架け橋をつくれない状態です。

なぜか?




自尊心自己信頼感が健全に育っておらず、自己認識が極めて否定的だからです。

そのために、自己受容ができず、健全なアイデンティティ(自分らしさ)が構築できず、主体性

欠いた依存的な生き方になってしまっているのです。

あるがままを容認されず、愛着欲求の未充足の状態です。

これを私は“乞い煩い”と言っています。

温もりを乞うているのです。




親はわが子への愛おしさから、勝手な期待をかけていきます。

その期待に応えてくれている時は愛するのですが、そうでない時は愛さないといった

「条件つきの愛情」となってしまってることが少なくないのです。

「そんなことは決してない」と言いたいでしょうが、機嫌にそれが現れているものです。

無償の愛は難しいものです。




親子という間柄で気をつけなければならないことは、子どもとの関係性の乱用です。

乱用というのは、親の都合で子どもを動かすことです。

「あなたのためよ」と言いながら、どっこい自分のためだったりするわけです。

自分の意志を尊重されなければ、子どもは自尊心をはぎ取られ、自分を無価値な存在と認識します。

そうなれば、『生き辛さの正体②』で述べた「見知られ不安」「さとられ不安」といった不安感を

抱えます。

他者との関係が親密な関係になることに恐怖するのです。

親密さというのは、自分らしさをお互いが認めあえている状態のことです。

自分らしさが無価値であれば、当然人を遠ざけます。




“乞い煩い”の原因は、わが子を愛してこそいても、わが子への敬意が足りず、エゴでわが子を

吞み込んでしまった結果なのです。








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ひきこもり・不登校~人格形成の基盤作り①


生き辛さがどこからくるかを述べてみましょう。

不登校や引きこもりが、まだまだ病気や障がいのように捉えられているようですが、現象として

起こっていることだと先ず捉えてください。

心が不健康な状態であるのは間違いありませんが、だからといっていきなり精神疾患、障がい

ではないのですから。




人格形成がどのように行われるかを簡単に述べてみますと、

5歳くらいまでが、愛着形成基本的信頼感が具わる時期になります。

「愛着」とは、心の絆ですね。

笑顔、スキンシップ、愛のある言葉かけが大切です。

温もりで包んであげる必要があります。




「基本的信頼感」は、生きる姿勢の基礎になるものです。

自分は愛されているか、周囲は信頼できるかといった自己信頼他者信頼の基礎ができるわけです。

周囲からの関わられ方によって、自己肯定的になるか否定的になるか、また他者を肯定できるか

否定するか
の傾向が具わります。




それから10歳くらいまでには、自己認識が形成されていきます。

自己評価他者評価によってその内容が変わってきます。

特に愛着対象からあるがままを受容してもらえることで、自身を価値ある存在と認識できるのです。

健全なアイデンティティの構築が成されるか否かに関わってきますので、重要な時期です。

これらが、自分は何者であるかを決定し、生き方の起点、前提となっていくのです。

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ひきこもり・不登校~現象が教えてくれること


新年明けましておめでとうございます。

昨年は、還暦を迎えこれまでを振り返る機会が多くありました。

不登校・ひきこもり支援を始めてからもう27年ほどになります。

時々、「なぜ支援を始められたのですか?」と尋ねられることももちろんありましたが、自分自身も

ふと思い返してみることがありました。




よく自身が体験者であったり、わが子が当事者であったりという方が支援の立場になっておられる

ことがあるようですが、私の場合はいずれでもありません。

また、教員や医療、福祉の現場からこられた方もよくありますが、それでもありません。

ですが、それがかえって良かったように思えます。

どんなことでも、門外漢の視点からの発想の方が、かえって表面的なことに惑わされず、本質を

押さえられるということがあります。

斬新なヒット商品もあらかたそんなところから生み出されます。

なぜなら、全く違う視点からそのことを観ているからです。




「専門」というのは手慣れている分、とかくバイアス(先入観、思い込み、偏り)がかかってしまい

やすいものです。

私が元教員でしたら、不登校は先ず学校、学業優先といった支援になっていたでしょう。

医療・福祉からでしたら、どうしても「病理」という目で見ていたことでしょう。

ですが私は、人は正常に悩み、怯え、憤るものだと考えていました。

もっと言うと、正常でありながらも狂気さえはらむ生き物です。

人間は戦争を起こします。

私欲のためだけに人も殺めます。

皆病人ですか?

学校に行かないだけで、引きこもっているだけで病気ですか?




長期化を招いている最大の要因は、世間体を気にしたあまりの初期の対応の手抜かりです。

つまり、偏見差別といった心の歪みが本質にあります。

不登校・ひきこもりが病理であれば、社会生活を送る多くの人達もまた、しっかり病人ですね。

「やる気が出る薬を精神科でもらえる」といったとんでも話を本気で言っていた親御さんも

おられました。

そんな薬が本当にあれば、不登校やひきこもりも、ましてや先進国の中でもトップレベルなほど

の自殺が改善されないままでいるわけはないでしょう。




病気のせい、社会のせい、先祖の祟り、罰当たり、憑きもの、名前が悪い、生まれが悪い、

親が悪い、子が悪いと思っている方たちに噛みしめてもらいたい言葉があります。




「病は薬で治すものではなく、病が私たちのあり方、生き方を治す薬なのだ」
アーノルド・ミンデル博士(プロセス指向心理学創始者)




わが子の不登校、ひきこもりこそが、自身の親として、人としてのあり方、生き方をより良く

改善していく機会を与えてくれているのです。

そのことに気づけた家庭だけが、不登校、ひきこもりに終止符を打つことが出来ているのです。








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