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解決支援者の現場日記

< ひきこもり・不登校~ある研究者の報告に対して②  |  一覧へ戻る  |  ひきこもり・不登校~ある研究者の報告に対して④ >

ひきこもり・不登校~ある研究者の報告に対して③


次に記されているのが「現状否定的態度」

自分の子育てを完全否定し、自罰的発言を繰り返す、あるいは子どもの態度に対する非難。

これが、家族会参加によって、このまま引きこもりでも構わないという、現状を肯定する態度に

変化するというのです。

「否定は良くないから肯定しましょう」これでは、前回述べた「二者択一」と何ら変わりません。

改善(より良い状態への変化)にはなっていません。




現状を受容することは最も重要なことですが、ありのままを受け入れるというのは、そのままの状態

を容認するということではない
のです。

現状、経験を受け入れるということは、それに納得することではなく、その経験を通して自分に

とって必要なことを学ぶということです。

ひきこもり現象の意味、わが子が抱えてきた苦悩が理解できれば、非難する理由がなくなります。

ですから、その理解のための学びこそが家族会では必要なのです。

「このまま引きこもりでも構わない」となれば、長期化してしまうことは当然の帰結です。




「否定は良くないから肯定しましょう」といった単純なことではなく、「何のためにそれを行う

のか」
といった目的を常に明確にして忘れないでおくことが重要なのです。

目的はあくまでも社会的自立です。

過度な罪悪感で自分を責めても何の意味もありません。

「親として何も言える資格がありません」となって、一切何もしなくなるだけです。

だからと言って、「私は悪くない」と開き直るのではありません。

いいの悪いのではなく、親としての責任があるのですから、そのはたらきかけが社会的自立という

目的を果たすためのものになっているかで、常に判断していかなければなりません。

責任をもつのも、あくまでも自身の責任の範囲です。

子ども自身の責任は本人にもたせていくべきです。

責任の肩代わりをこれ以上続けても自立の妨げになるだけです。

(続く)








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ひきこもり・不登校~ある研究者の報告に対して④


次に記されているのが「コントロール的態度」

子どもへの過剰な世話焼きです。

子どもから頼られているという安心感を得たいがために、親としての役割(世話焼き)にしがみつく

ことで、子どもを支配、コントロールする態度です。

これが、遠くから見守る。子どもの成長を時間的に追うことができるように変化していく。

と言うのです。




遠くからの見守りは、問題の見送り、先送りにしかなりません。

また、“遠くから”は、〈対岸の火事〉他人事とほぼ同義になってしまいかねません。

「子どもの成長を時間的に追う」においては、もうあきれ返るとしか言えません。

「時間的に追う」と述べていますが、時間の経過だけで、本人が心の成熟を果たしていくと考える

のは、肉体的な発達、成長と混同してしまっています。

引きこもりの最大のリスクは、人と関わらないということです。

人間が、違う価値観をもった他者と関わらない生き方をしてしまうと、自分を客観視することも

出来ず、自己の世界観に囚われたままの状態で、そこから一歩も抜け出せず、ましてや心の成長

などあり得ないのです。




家族会(自助グループ)に参加することで、これまで述べたような変化が起こり、有効であるとこの

研究者は論じておられますが、このような変化では解決どころか、長期化深刻化をより招いて

しまいます。

変化したということで家族会が有効と思われたのでしょうが、重要なのは、それらの変化が解決に

果たしてつながっているのかです。

現実、一般的な家族会参加者からの解決につながった話は、ほとんど聞かれません。

20年近くも親だけが通ってるというケースもあります。

なぜ、家族会参加家庭でも長期化が進行しているのかを研究者に説明してもらいたいものです。

(続く)








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ひきこもり・不登校~ある研究者の報告に対して②


親に見られる共依存的態度のひとつにある「二者択一的態度」

親の子どもに関する選択肢が少なく、外に出て就労するか否か、登校するか否かばかりを考えている。

これは、「やるか、やらないか」0か100かの思考法で、親子共通の特徴でもあります。




これが、家族会への参加によって、選択肢が広がり、無理して苦しむより、家にいてくれる方が

安心していられる」
に変わる。

つまり、思うようにならず嘆くより、「家にいることもアリ」とする考えをもってみるということ

でしょう。




これは、安易に「とっとと、出て行けっ!」と追い出したところで、実際、親としては生きた心地は

しません。ですから、家に居てくれた方が確かに安心ではあります。

しかしです。

「無理して苦しむより」と、ここが問題です。

改善への働きかけの苦労を回避するために気持ちの置き所を変えてみるというのでは、それこそ安心

している間に、長期化が進みます。

これでは、改善とは言えません。




「愚者の慈悲」と表現されるものがあります。

葛藤を避けようとして、断わるべきものも断れず、上辺だけ親切にふるまうことです。

葛藤を避けるのではなく、目の前の現実に向き合い超えていく勇気を家族会では養うべきなのです。

無理は道理に叶わぬことをしているからです。

どうしてわが子が動けぬのかを道理に照らしてしっかり考え、はたらきかけの仕方を創意工夫して

いくんです。

葛藤から知恵が生まれるのですから。








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ひきこもり・不登校~ある研究者の報告に対して①


ある学会誌の中で、研究者による引きこもり家族会の調査報告が掲載されていました。

実は、ここで対象になっている家族会は、私もよく知っている会であり、私自身も、長年独自の

家族会を運営してきていることもあり、その調査結果に興味深く目を通してみました。

調査期間は、4年間に渡るものです。




この中で、家族会の有効性が示されているものの、その効果(?)に疑問をいだく部分が有りました。

引きこもり家庭の共依存関係」という親子の抜き差しならぬ関係が5つのポイントでまとめられ

ており、家族会への参加によって、それぞれの傾向が改善されていることが示されています。




家族会は必要なものではあるのですが、その運用の仕方を間違えると、かえって長期化を招いて

しまう有害性が生じてしまいます。

多くの家族会が残念ながらその傾向が見受けられます。

重要なことだけに、コラムの方でも家族会にふれておりますので、是非こちらもご覧になって

頂ければ幸いです。

これからこの調査論文の気になる点を一つずつ述べてみましょう。








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ひきこもり・不登校~「今さら」ではなく「今すぐ」


「今さらトラウマがどうこうより、とにかく働いて」

抱えてきたた傷を「今さら」で片づけられるのも酷ですが、「今さら」が、問題の解決そのものに

まで及んでいるかのような状態があるのも事実です。

「今さら、解決のための何かをやっても」

こんな言葉も聞こえてきます。

もう遅いのでしょうか?

「今さら」って、寿命まであと何十年もあるのに。

この状態を続けるなんて。




現在、不登校、引きこもり現象は、長期化の様相が加速しています。

なぜか。

たとえば、先に紹介した行政のガイドブックにこうあります。

『そっと見守り、ご本人の様子や回復の状況に応じて、周囲の対応も変えていく必要があります』

『家族がありのままのご本人を認めていく』

ゆっくりと自分に向き合えるように、安心して過ごせる家庭環境を作っていきましょう』

『ご家族のゆったりとした対応が、ご本人にゆとりを与えることになります』


これらの指針を、言葉そのままに解釈しているために、長期化を招き、「今さらどうにもならない」

となってしまっているのです。




「見守り」は、問題の見送り先送りにしかなりません。

先になればなるほど、問題は大きくなります。

「ありのまま」は、「そのまま」を認めてしまう結果となり、ゆっくりと安心していつまでも

引きこもれる環境
を作り、「ゆったり」とした問題への対処が、まさにゆとりのある引きこもり人生

を与えてしまっているのです。




そもそも「回復の状況に応じて」とありますが、彼らの原因となる痛みは、仕事の疲れが休養して

自然に回復されるものとは全く違うのです。

時間をおくだけで元気が回復するのなら、なぜ10年以上も休んでいて抑うつ、不安状態が続いている

のですか?

回復のためには、未解決のままの問題を解決していくことしか手立てはないのです。

不登校、引きこもり問題は、時薬は、効かないことを忘れないでください。








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ひきこもり・不登校~原因追究は不要?③


当事者が抱えている原因になるものは、必ず痛みを伴っています。

つまり傷、トラウマです。

「今さらトラウマの解消よりも、早く働いてもらわないと」といった声も少なくありません。

腹痛がしている時に、ご馳走を前にしても食べる気がしないように、激しい頭痛があっては、

絶景を味わう余裕もないように、過去の「未解決の悲しみ」といった痛みが残ったまま、たとえ

復学したり、仕事に就いても継続していくことは困難なことなのです。

再びの不登校や転職を繰り返します。




当事者たちの現状は、過去の痛みに今を支配されている状態です。

あたかも瞬間冷却され保存された食品が、時間を経過しても、解凍されたらそのみずみずしさを

残しているかのように、あるきっかけによりトラウマが解凍されると、その痛みが生々しく再現

されるのです。

その原初の痛みともいうべきものは、愛着形成に深く関連した痛みであり、その影響は、自尊心

自己信頼感を揺るがし、衝動の抑制忍耐力、人間関係を結ぶにあたっての、共感力思いやり

自己表現力、などに強く現れるのですから、決してなおざりにはできないことなのです。

社会、集団への不適応感がまさにここに起因しているのです。




親御さんたちは、入学しても、就職しても、そこから通い続けなければならないことを忘れない

ようにして下さい。

わが子の痛み、困りごとよりも、自身の困りごとを優先させてしまえば、再びの挫折の傷みを

わが子に与えてしまうことになります。








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