アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ

自分に厳しい?

 あなたは、現状の改善を考えて日々を暮らしているでしょうか?

 

 

漫然と生き辛さを感じながらも、その理由を問うこともなく、何事に対しても意欲が

出ないままになっていませんか?

 

 

なぜ今、その行動を取ってしまっているのかを考えてみてください。

 

 

悩み、惑い、時には、怒りを顕にしてもがいていても、そこから脱することに積極的

ではない理由を考えてみましょう。

 

 

人のとる行動は、本人にとっては、その方が都合のいい方を選んでいます

快、不快、苦、楽で言うと、快や楽を取ります。

これは、あくまでも本人にとってですので、傍目の印象とは必ずしも一致しません。

 

 

例えば、自虐的に自分を貶めている場合、とても痛々しく、見るに忍びないようで

すが、周囲からの期待のプレッシャーを感じたくなかったり、期待に応え過ぎよう

としてしまう自分を知っているので、それを防ぐためだったり、新たな事に挑戦し、

失敗して傷つきたくなかったりの理由で、そうしていることがあります

周囲に期待させないためです。

「こんなダメな人間は期待する価値はありません」というわけです。

 

 

自己卑下は、自分に厳しいからこそのようにように見えますが、上のような理由で、

実は自分に逃げ場を作ってしまっています

 

 

「ダメな自分を許せない」とも言います。

 

 

しかしこれも、実は、許してしまうよりも楽だからです。

「許す」という行為は、他者でも自分でも難しいものです。

自分を許さないことの方が、なぜ楽かといいますと、許すということは、改めること、

やり直すことを認めることです。

もう一度、現状改善のための挑戦を認めることです。

この挑戦が出来ないのです。

なぜか?

 

 

失敗する可能性もあります。そのことで傷つきたくないからです。

だから、挑戦をしなくていい理由(大義名分)が欲しい。 

それが、自分を許さないということなのです。

 

 

表面的には、自分に厳しいように映ります。

しかし、本当の意味での克己心自制心から来たものではありません。

 

 

他者を許し難いというのは、この逆です。

他者には、何度もやり直しをさせたいのです。

失敗することはあってもです(自分じゃありませんからね)。

許せば、やり直しをしないでいいということになります。

それでは納得できない。

 

 

こういった理由で、他者も自分も許すことの方が難しい。

許さないことの方が楽なんです

 

 

自身の行動の意味を問う時に、「自分が今している行動(何もしない事も)は、

自分にとって、どういう得があるのか?

やろうとしないのは、どういう不都合(苦・損)があるからなのか?

を自らに問いかけ、本音で答えることが大切です。

それが、現状改善を困難にしているのであれば、積極的に改めていくべきです。

 

 

 

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