アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ

アダルトチルドレンへの処方箋~自己を肯定するには

日本の子どもたちが、先進国の中でも他国と比べ自尊感情がとても低いという
ことが言われています。
これは子どもに限ったことではないと思います。



あなたはどうですか?
自分を肯定できていますか?
自分が好きですか?
「私は私が大好きです!」と言える人は少ないでしょう。



誰しもコンプレックスの一つや二つはあるものです。
このコンプレックスや短所と認識している部分が、自分を好きになれない原因に
なっているのではないでしょうか。
また、過去にとった自分の行動、しでかしてきたことを振り返ると、なかなか肯定
できないのかも知れません。



では、いかに自分を肯定し好きになっていけるかを一緒に考えてみましょう。
先ずは、過去に成したことだけを自己評価の基準にしないことです。
過去がどうあったということよりも、今がどうか、これからのために今をどう過ごし
ているか
が重要です。



あなたの人生の主役はあなた自身です。
その役柄はどんなものでしょう?
あなたならではの役割を意識していますか?
俺がやらなきゃ誰がやる?」といった使命感に基づいた取り組むべきものが
自覚できていますか?
それが自覚できていなければ、今を有意義に過ごすことが出来ていないでしょう。



自分を尽くし、人生を生ききる一生懸命さが足りないのです。
自分がどういう環境に生れ落ち、何をしてきたかは、監督から与えられた役柄
(条件)みたいなものです。
自分なりの主人公のイメージ像を膨らませ、役作りを行い、これからのシナリオを
創っていくのはあなたの仕事です



例えば、貧しい家庭に育った男の役柄を与えられた時、あなたはそのまま一生
貧しい男の物語を創りますか?
それでは何の面白みもありません。想像力がそれこそ貧困過ぎです。
成り上がっていって、大金持ちになっていくサクセスストーリーの方が楽しめます
よね。興行収益も上がるでしょう(笑)。



自分がどういう環境に生れ落ち、過去に何をしてきたかは、これからの人生を
味わい深いものにするための材料(必要条件)です。
これから創りあげる役柄の人生とかけ離れていればいるほど、面白くてワクワク
するものです。
過去がどうだったか、何を成したかではなく、これまでをどう受けとめ、今をどう
生きているかこそが、自分を肯定できる基準となるのです。





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