アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ

挑戦への勇気

投稿者ケムリさんのコメントにお答えしましょう。

ケムリ
自分の人生は他者評価に支配されすぎだと感じています。
自分がどう思うかよりも、他人がどう思うのかが大きなウエイトを占めています。
これにより、対人する場面において過度の緊張感に襲われてしまいます。
これは、人生におけるおおいなる無駄です。
事実を事実として認識し、そこから他者評価という憶測を切り離すことができたら、新しい人生がスタートできる気がします。

 

 

他者評価に支配されすぎていることを大いなる無駄と気づかれていることは、とてもすばらし

気づきだと思います。

 

 

自分が「できない」と勝手に思いこんでいることは、現状を正しく理解、把握していない場合が

多いようです。

決まってそういう場面では、周囲の評価を事実と誤認し、さらには、自身を過小評価している

ために、相対的にその状況をとてつもなく大きく、到底乗り越えられないものとして感じてしま

っています。

 

 

新たな何ものかに取り組む際には、勇気というものが必要です。

勇気をもてるためには、自己信頼感が不可欠です。

なぜなら、新たな取組みとは一種の賭けですから、自分に賭けることができなければならない

からです。それは自分を信頼できてこそです。

 

 

自己信頼感が自信であり、自分を信頼できていれば、周囲の自分に対する評価に、いちいち

一喜一憂することもなくなります。

 

 

勇気を出せない理由のひとつにあるものは、結果に対する恐れです。

もちろん、「失敗する」と思い込んでいます。

何事も結果というものは、フタを開けてみないことには分かりません。

つまり実行してみないことには分からないのです。

うまくいくかも知れないし、いかないかも知れない。

 

 

要は、たとえうまくいかなくても、そこからの悪影響を受けなければいいのです。

失敗も活かせば、次の取組みにとって、大きなプラスとなります。

失敗を修正した数の多い人ほど、成功へ近づけているのですから。

 

 

結果に対しての周囲の評価にも囚われる必要はありません。

なぜなら、周囲の評価はとかく無責任なものですし、さしたる根拠もありません。

あくまでも結果の状況(表面的な)に対して、「うんぬんかんぬん」言っているだけで、結果が本

人に与えた影響までは斟酌しません。

先に述べたように、影響が自分にとってマイナスでなければOKなのです。

 

 

他人の結果を酷評する人間ほど、成功できる手立てを尋ねても答えられないものです(笑)。

これを無責任というのです。

 

 

勇気を養うためには、かねてから小さな勇気を出す練習(リハーサル)をしておくことです。

初めての土地に行ってみたり、初めての買い物をしてみたり、初めて一人でお酒を飲みに行

ったり、きれいな景色を背に誰かに写真を撮ってもらうのを頼んでみるのもいいでしょう。

 

 

かねてから、ほんの小さな勇気でも出す練習をしていれば、いざという時に大きな勇気を出せ

るものです。

 

 

それから、自分の応援者がいてくれることも勇気を出せる大きな要因ですね。

挑戦の後押しをしてくれる存在がいることは、とても心強いものです。

ここでも自己信頼感が大切になってきます。

なぜなら自己信頼していない人間には、応援者はできにくいからです。

「俺なんかダメ」

「どうせ私なんか、つまらない・・・」

と自虐的になっている人には、周囲からの共感は得られにくいものです。

 

 

自分を信頼し、大切にしていれば、他者に対しても「きっと自分を大切にしているはずだから」

と相手を尊重しようとします。

自分を粗末にしない人は、決して人も粗末に扱いません

 

 

自己信頼感が高まれば、自分が自分をどう評価するかを生き方の中心軸に据えること

ができるようになるのです。

 

 

ケムリさん、コメントありがとうございます。

すばらしい気づきによって、新たな人生のスタートラインに立っておられると思います。

応援しています!

 

 

 

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NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
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