アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ

許し

傷つけられた人間は、「許し」と向き合わなければなりません。

自分を傷つけた相手への怒り、恨みの心と闘わなければなりません。

 

もしかしたら、その相手は、自分自身であることもあるでしょう。

抵抗することができず、その相手に翻弄された脆弱な(と思っている)自分を許せないでいる

かも知れません。

自身の人生、運命を呪っているかも知れません。

 

許すことはとても難しいことです。傷が深く、痛みが強ければ強いほど許すことは困難です。

こう考えてみてはどうでしょう。

相手そのものをを許すというよりも、相手に対しての囚われを放してみるのです。

 

怒りや恨みは、常にその相手のことで自分の心の中が占められているということです。

目の前に相手がいなくてもです。

これはばかげています。

 

怒りや恨みは自分の人生を破壊します。

内側から自己を腐敗させます。

 

囚われを解き放ち、許していくためには、

“相手を変えようとする”のではなく、自分を変えることです。

自分が変われば、相手は変わらなくとも対応が変わってきます。

 

そして、相手もまた自分を許せず否定している傷を抱えた人間だと思うことです。

自分を否定している人は、自分のみならず他者を傷つけていることに鈍感です。

人は自分の痛みをごまかすために、人を傷つけることがあります。

 

囚われを解き放つために最良の方法は、自分の心の中を別のもので占めていくことです。

その別なものとは、建設的、進歩・発展的、創造的調和的目標、志です。

 

また、自分を許すためには、「やり直しの精神」です。

やり直しを許さないのは自分に厳しいのではなく、再チャレンジを恐れている証拠です

何度も何度もやり直して、その都度よみがえればいいんです。

終わりよければすべて良し

 

囚われや拘りが出てきたときは、次の呪文で受け流しましょう。

ゆるりゆるり、はらりはらり、さらりさらり』(揺さぶって、落として、はわく)

「のらりくらり」と過ごしていても心は元気になれません(happy01)。

 

 

 

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