アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ

宿命との対峙

私たちはある家に誕生します。〇〇家にいずれかの性を具えて生れ落ちるのです。

その瞬間から、家系性別といった限定されたものと対峙していかなければな

りません。

アダルトチルドレンの苦悩は、限定されたものだからこその苦悩とも言えます。

家系の中で位置づけられている親の立場や性別によって、誕生に寄せられた周囲

の期待が違います。ある親の子として、その親の成熟度による影響を受けながら、

成長していきます。

動かしがたい宿命としての自己存在の出発点をどう受け容れるか。

これがアダルトチルドレンの命題であり、ここで人のもつ霊性が問われるのです。

実存心理学の言う「意味への意志」をどう発動できるのか。つまり、この親の子と

して生まれたことにどういう意味を与えるのか、与えることができるのかということで

す。意味は責任自由性を自覚することから生まれます。

宿命は事実です。この動かせぬ事実に自由性(動かせる)をもった意味を与えて

いくことで、人生に責任をもつことができます。人生に変化を起こす権利を与えら

れます。

動かせぬ事実からの好ましからぬ影響を、動かせるものによって好ましい影響

変化させていくことが人生の妙味なのです。

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AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
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