解決支援者の現場日記

ひきこもり・不登校~自分を守るのは自分①


ひきこもり現象は「二度と失敗して傷つきたくない」という思いから、「失敗しない唯一の方法は

何事にも挑戦しないこと」という結論に導き出された生き方です。

ひきこもり者たちにとっては、「失敗=傷つき」になっています。




「傷つく」と言った場合、多くは「傷つけられた」という意味合いになっています。

つまり、相手からバカにされたり、からかわれたり、侮辱されたりして傷つけられたわけです。

被害者意識になりやすいために「傷つけられた」となるわけです。

しかし、傷ついた時というのは、実は傷つくことを自分が自分に許してしまっているのです。

傷つくような言葉があったにせよ、その言葉の意味をどう解釈するかで傷つき度が大きく変わって

きます。

例えば、人に皮肉られているのに落ち込みもせず笑っていて、周りから「あなたよく平気で

いられるね!」って言われて「えっ?皮肉なの?」といった場面がありますね。

これは、本人は皮肉と取っていないからです。

また、失敗して恥をかいたと傷つく場合もあります。

人から何か言われたわけでもなくても。

これは、自分で自分を貶め傷ついているのです。




誰でも傷つきたくはないものです。

であれば、たとえ相手から傷つけられるような言葉をかけられたとしても、「私は決して傷つく

ことを自分に許しません」
と自分自身に宣言して、その言葉の意味、相手のその行為の意味を

解釈し直してみましょう。

もちろん、全く傷つかないではなく、「0か100」ではなく何でも割合です。

「少々傷ついた」くらいで収まれば心配ないのですから。

暴力行為などで肉体を傷つけられることは別ですよ。鋼の肉体ではないのですから。




学校の先生からビンタを打たれることは昔はありました。

今でしたら、それこそすぐ体罰で大変な問題となるでしょうが、このビンタも、誰からされたかで

傷つき度が違います。

かねてのその先生と生徒との信頼関係しだいです。

信頼関係があれば、生徒は傷つきませんし、かえって感謝したりもあります。

つまり、その行為が意味するものしだいということです。




わが子から返ってくる暴言が嫌で、何もはたらきかけが出来ないでいる親御さんもいます。

ひきこもり者は、失敗したくないという理由で現状維持を図っています。

そこへ前へ進むことを促すわけですから、反発があるのは当然のことです。

わが子の言葉、在りようをどう解釈するかで、傷つくことを避けることは可能です。

主体的な姿勢でもって傷つくことを自分に許さない。

自分を被害者の立場に置かないことです。

このことをわが子にも教えていかなければならないのですよ。

(続く)








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