解決支援者の現場日記

不登校・ひきこもり家族会の目的・意義 ⑥


長期化している家庭は、なぜ〈受容〉ができないのでしょうか?

相談窓口に行くのをためらうのは、わが子を問題児と見られたくない。

ひきこもり(不登校)の親(自分が問題)と見られたくない。

家族会に参加しないのは、「もし知り合いにあったらどうしよう」

といった理由が多いようです。




これらは、避けている課題を行うことで自尊心が傷つくことを怖れているのです。

これは、わが子の状態とまったく同じなのです。

ひきこもり者たちは、「二度と失敗をしたくない。傷つきたくない」と思って、

何にも取り組まない生き方を選択しています。

ということは、「なぜ、動かないんだ」と、かねてわが子に不満や憤りを感じて

いるかも知れませんが、自分自身とまったく同じ気持ちでいるということです。

ですから、わが子に共感できるはずです。




また、まったく同じ状況にあるからこそ、親が先にこれを乗り越え、それを

わが子に手本として示さなければなりません。

自分ができないことをわが子にしろと言うのはおかしな話です。

山本五十六の有名なリーダー訓がありますね。

「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」

やって見せる必要があります。




想定している成り行き(破滅的)や失敗への怖れから、日常に変化を起こすことを

ためらっています。

“慣性(マンネリ化=あたりまえ)”の法則』で、長期化を進行させているのです。

何でも「あたりまえ」と思ってしまうと、違和感を感じなくなってしまいます。

わが子が学校へ行かず家にいるのがあたりまえ。

外へも出かけず、自室にいるのがあたりまえとなってしまい、それを前提にした

家族の日々の営みができてしまいます。




この“慣性(マンネリ化=あたりまえ)”と戦い、傷つくことへの過度な怖れ

(ストレス(欲求不満)耐性の脆弱さ)を克服していくことを行っていかない限り、

長期化を食い止めることはできません。




この課題を家族会で共有し、共に学び合い、修得していくことは行わず、

グチをこぼしあっていても、解決どころか、かえって事態を深刻化させ、

「8050問題」を促進させてしまいます。

「グチ、自己正当化、責任転嫁」は、確実に人生を下降させていくことを

忘れないでいてください。







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