解決支援者の現場日記

ひきこもり・不登校~ある研究者の報告に対して②


親に見られる共依存的態度のひとつにある「二者択一的態度」

親の子どもに関する選択肢が少なく、外に出て就労するか否か、登校するか否かばかりを考えている。

これは、「やるか、やらないか」0か100かの思考法で、親子共通の特徴でもあります。




これが、家族会への参加によって、選択肢が広がり、無理して苦しむより、家にいてくれる方が

安心していられる」
に変わる。

つまり、思うようにならず嘆くより、「家にいることもアリ」とする考えをもってみるということ

でしょう。




これは、安易に「とっとと、出て行けっ!」と追い出したところで、実際、親としては生きた心地は

しません。ですから、家に居てくれた方が確かに安心ではあります。

しかしです。

「無理して苦しむより」と、ここが問題です。

改善への働きかけの苦労を回避するために気持ちの置き所を変えてみるというのでは、それこそ安心

している間に、長期化が進みます。

これでは、改善とは言えません。




「愚者の慈悲」と表現されるものがあります。

葛藤を避けようとして、断わるべきものも断れず、上辺だけ親切にふるまうことです。

葛藤を避けるのではなく、目の前の現実に向き合い超えていく勇気を家族会では養うべきなのです。

無理は道理に叶わぬことをしているからです。

どうしてわが子が動けぬのかを道理に照らしてしっかり考え、はたらきかけの仕方を創意工夫して

いくんです。

葛藤から知恵が生まれるのですから。








※現在、オンラインでの無料相談も承っております。(スマホ、タブレット可)
お申込み、お問い合わせは、メールでどうぞ。




新プロジェクト〈OKAGESAMA fellowship〉開始!
https://peraichi.com/landing_pages/view/okagesama567
これまでの、かえって長期化を招いてしまっている家族会や居場所とは
違う当事者家族にとって本当に必要な「行き場」の提供です。



行動する親たちの学び場です。

地域の当事者家族会に参加して落胆している方、ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


不登校・ひきこもりオンライン家族会

「たらちねオンライン」始動!
毎回、解決実践家による講習が受講できます。
https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachineonline



メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

https://www.mag2.com/m/0000282169.html


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】
※現在オンラインで一人からでも受講できます。

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/



不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/



毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


記事一覧を見る

ブログTOPへ戻る