解決支援者の現場日記

不登校・ひきこもり家族会の目的・意義 ⑦


ストレス(欲求不満)耐性の脆弱さを克服するためには、レジリアンシー

(心の柔軟性)
を養うことです。

前提として必要な認識は、負荷(ストレス、痛み)は必ずしも傷つきではない

ということです。

それは、人格の陶冶につながります。

「切磋琢磨」と言いますね。

つまり自らを磨き、練る。そして成長させていくわけです。

“成長”させることで、人や社会へより貢献(役立ち)できるようになります。
 



レジリアンシーの育成をどう行っていくか。

ひとつには、〈素直さ(心の豊かさ) 〉を養います。

素直さとは、いかなることにも(あるがままに)ありがたみを感じられる能力です。

次いで〈楽観〉

あたりまえのことも与えられた恵みと感謝できる心を養います。

そして命」への感謝〉を養う。

自分が生かされている命に支えられて生きているという自覚(エコロジー)が大切です。 

これは、天命を味わい楽しむという意味で、〈楽天〉とも言えるでしょう。




人が誤り(過ち)を改めてより良い生き方に改善できないのは、自分の非を

覚らないで、自分で自分を是なりと思い、自分の我を押し通すからです。

自己の非を知る素直な心をもって、反省ができる姿勢が大切です。




反省できるためには謙虚さが必要です。

謙虚さは、大いなるものへの畏れによって培われます。

鎌倉時代の歌人西行法師が伊勢神宮参拝の折りに詠んだ有名な歌に

『何事のおわしますをば知らねども、かたじけなさに涙こぼるる』があります。

これは、“精神性”とは違う人のもつ“霊性”をよく表しています。

レジリアンシーの醸成には、“霊性”が要になります。




大いなるものを前にして、自分の無知を知り、ありのままの(飾らぬ)自己に

立ち返り(正直さ)、いつも新しい地点(ゼロベース)から出発していく(やり直し)、

そこに謙虚さが生まれます。

他人の善い行いを見たら、速やかにこれに従い、自分に過ちがあれば、勇気を

奮って、これを改める。

こういった柔軟性こそが、レジリアンシーです。

わが子の今を招いた自身の過去の過ちを、勇気をもって改めることができますか?







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