解決支援者の現場日記
ひきこもり・不登校~立場の関係性
当初、不登校の子どもたちと関わり始めたときに、
「何があった?」と問いかけていました。
それに対しては、友だちや先生との人間関係や学業のことなど、
学校であったことなどが出ていましたが、
それらはほとんどきっかけでこそあっても、
原因というものではありませんでした。
以前、地元の小中学校の先生方対象に、
継続的に不登校の支援講習をしていた時期がありましたが、
「どうやったら原因を聞き出せるのですか?」
と質問されることがありました。
技術的なこと(テクニック)を期待されたわけです。
どういう手を使うのかと(笑)。
先生方もかねて、なかなか聞き出せないでいるとのことでした。
その時お答えしたのは、「方法論ではなく、立場の違いです」ということです。
もちろんベースには信頼関係は必要です。
支援者である私は、常に子どもたちと接しているわけではありませんので、
先生方に比べれば、はるかに関わる機会は少ないですし、
ましてや親御さんとは比べものにもなりません。
ですが、比較的早い時期に声を聴くことが出来ています。
なぜか。
それは、先生方や親御さんとは、明らかに立場が違うからです。
先生方は、子ども(生徒)にとって、自分を評価している立場の人間です。
特に中学ともなればうかつなことは言えないと思います。
内申点などもありますからね。
親御さんたちの場合は、ひとつは「心配かけたくない」、
それと「傷つけたくない」というのもあります。
まぁ、「怒られたくない」というのもあるでしょうね。
私は、支援者の立場です。
自分が抱えている問題を解決することを手伝ってくれるおじさん、
苦痛を和らげてくれるおじさん、どんな状態でも評価されることもなく、
常に味方になってくれるおじさんという立場で向き合います。
会う際は、そういう学校でも親よりでもない立場の人間ということを
ハッキリ伝えています。
ですから、単なる立場の違いであり、方法論といったものではないのです。
実は支援において、この立場の認識というのはとても重要な視点なのです。
この「現場日記」では今、ポツポツとこれまでの支援の歴史を振り返っておりますので、
しばらく内容はそれぞれ次回へ続いてまいります。

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