解決支援者の現場日記
ひきこもり・不登校~何が解決を阻むのか①
当事者の青年たちが自身が知らないことで、
傷つけられていたことが分かったとき、あることに気づき、
それが当協会の支援法の構築につながったと前に述べましたが、
そのあることが何かを『トラウマの世代間連鎖①②』で説明しました。
親は、わが子にとっての親ではあっても、
自身の親からすれば、もちろん子どもではあり続けるわけです。
ですから、親が自身子どものころからの未解決の感情の問題を
抱えていれば、それがわが子との関りに大きく影響し、
現状のひきこもり(不登校)問題を招いてしまったのです。
ここから、家族再生によるひきこもり(不登校)支援法が、構築されました。
千葉県の支援団体にレンタルお姉さんで有名な
『ニュースタート』さんがあります。
30年間の活動を通じて、2000人あまりの若者を
社会に送り出してきた実績があります。
ところが今年12月で活動を終えられるというのです。
私は一昨年出版された代表の二神氏の著者
「引きこもりの7割は自立できる」を購読しておりましたので、
それを知った時には驚きました。
二神氏によると、「家族を開く」というアプローチが、
残念ながら必ずしも浸透したとは言えなかったと。
氏は、家族だけで問題を抱えていても解決はしないことを
強く提唱していましたが、
そのことが、当事者家庭に伝えきれなかったと。
その理由として、引きこもり支援業界に大きな影響力をもつ
精神科医の斎藤環氏の「まずは家族の会話から」という指導、
そして、KHJ全国家族会の「信じて待ちましょう」
「見守っていれば必ず彼らは自分から動き出します」という指導、
これらの〈家族で抱え込んで問題解決を図ろうとする大きな流れ〉を、
突き崩すことはできなかったと「非常に残念である」と述べておられました。
同じ支援者として、ニ神氏の無念さが十分伝わってきました。
この「現場日記」では今、ポツポツとこれまでの支援の歴史を振り返っておりますので、
しばらく内容はそれぞれ次回へ続いてまいります。

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