解決支援者の現場日記

ひきこもり(不登校)ーひと言申す~報道に思う③


ひきこもり関連の報道を見ておりますと、まだまだ本人が動き出すタイミングを

待つしかない
と思わせる(諦めさせる?)表現が多いです。

「まだまだ」と言うのは、まさにこれまで、こういった捉え方しかしてこなかった

から「8050問題(長期化)」を招いてしまったのですから。




長期化した理由を尋ねた際によく返ってくるのが「言っても聞かない」とか、

「どうしていいのか分からなかった」です。

ひきこもり現象は、本人は〈動けない・動かない〉が大前提です。

それが、ひきこもりという状態なのです。

ですから「言っても聞かない」は、まったく言い訳になりません。

また、どうしていいのか分からなければ、分かるところへ尋ね歩くという労を

惜しまない
ということです。

今は、インターネットでもあらゆることが調べられます。

家族が大病でもすれば、どこかにいい病院、医者、治療法がないかを探すでしょう?

スマホでインターネットを閲覧できるように勉強することすら、めんどくさがる

ようでは、長期化するのは当然です。




ただ、この尋ね歩くということで言えば、実際に相談機関等へ勇気を出して行かれ

たのに、かえって悩みを深めたということもあるのが実情です。

特に行政の相談窓口へ行かれた際に、「次は本人を連れてきてください」とか、

「子どもさんを信じて見守ってあげましょう」と言われて、具体的な対処法を何も

聞くことができなかったという話を聞くことは、少なくありません。

民間機関でも、子育てのあり方を非難されたり、わが子の人格を否定されたりと

いった傷つけられた体験を話された方たちもおられました。

こういったことがあれば、相談を控えてしまう気持ちになるのは理解できます。




「本人を連れてきてください」など、実際の支援経験がない者が言う台詞です。

こういう人が相談員として窓口に座ってはいけません。

また、「信じて見守りまょう」という言葉は、悪魔のささやきです。

該当する支援者は、「8050問題」を招いた有害な救済である大罪だという認識をもち、

猛省すべきです。






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