解決支援者の現場日記 : 旧ブログ

ひきこもりは、なぜ動けないのか?

精神疾患でもない、障害でもない若者たちが、なぜ数年間も人間関係をもたず、
生気を欠いた生き方をしているのでしょう。



大きく三つの視点から答えることができます。
まず高校や大学を中退した後、ひきこもりが長期に及んでしまいますと、当然
履歴に空白が生じてしまいます。
このことで、自身の将来が無くなってしまったと決め込んでいるわけです。



確かに高校中退のまま、中卒の状態であったり、大学中退でもその後の空白
が5年や、ましてや10年を超えているようであれば、就労が極めて困難である
ことは間違いありません。
しかし、将来が全く閉ざされているわけではありません
幸いにも多くのひきこもる若者たちは現状、衣食住には恵まれています
これからを用意していける土台はあるということです。



ただ自身が「これからはもう無い」と思い込んでしまえば、今を生きる意味
感じられなくなってしまうのです。
そうなると、自堕落な生活ぶりが繰り返されるようになってしまいます。



二つ目に、他者との関わりを一切絶ってしまうことで、存在の意味を失います。
私たちは他者と関わることで、自分というものを客観的に自覚できます
アイデンティティも、他者との間に違いを見出すことで自分らしさ(独自性)を確認
でき構築できるのです。



いわば私たちの存在に意味を与えてくれるのが他者の存在なのです
ですから、その他者との関わりが絶たれれば、ここに生きている存在の意味
喪失します。
存在自体が恥ずかしく思える恥辱感を感じ、存在を隠し始めるのです。
穴があったら入りたい」という心境で、部屋にひきこもるのです。



もともと健全なアイデンティティが未構築だった者がひきこもりやすいのですが、
悪循環でさらに自己喪失感が強められてしまうということです。



三つ目にあるのは、ひきこもり期間が長くなればなるほど、様々な「出来ない」が
増えてきます。



衣食住には恵まれていると申しましたが、それらはすべて親から与えられている
ものばかりです。自力で獲得したものではありません
プライバシーが守られる自室もあり、食事も供され、後片付けや衣服の洗濯も
自分ですることはありません。
対外的な社会生活を送っていないことで、あらゆる「機会」を失い、能力が磨か
れることが無くなり、自力で出来ることが少なくなってきます



そうして、何もかもを周囲に依存し、他者に常に負担をかける生き方となって
しまうのです。
結果、無力さ罪悪感から、自身の生の無意味さ、無価値さを感じ、あらゆる
挑戦を避けるようになる
のです。
無力である自分が、何一つうまくできるはずがないと疑わないのです



如何ですか?
人は意味を見いだせたことでなければ、取り組もうとはしません。
自分にとって意味なきものは、まさにやっても意味がないんです。
そのことに価値がないのです。



今を生きる意味

存在の意味

生(命)そのものの意味


これらの意味を見いだせず、硬い貝の中に閉じこもってしまうのです。






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