解決支援者の現場日記 : 旧ブログ

めぐりあわせ

東京都八王子市の書店で女性の店員と客が刃物で襲われた無差別殺傷事件が起こりました。

容疑者は警視庁の調べに「最近あちこちで通り魔事件が起きており、刃物なら簡単に殺せると

思った」と供述しているそうです。

茨城県土浦市で3月、8人が包丁で刺されて死傷し、6月8日には東京・秋葉原で17人がナイフ

で刺されるなどの事件がありましたが、こういった通り魔事件を見ていますと、「なぜこの人が、

そこで被害にあってしまうのか」と悲嘆に暮れます。

「他でもないなぜその人でなければならなかったのか」

秋葉原の事件の容疑者も今回の容疑者も共に「誰でもよかった」と供述しています。

誰でもよかった中で、なぜその人だったのかです。

これが「めぐりあわせ」というものでしょう。

いじめや不登校、ひきこもり、ニートなど、親御さんは「なぜこの子なのだろう」「なぜわが家で

という難問にぶつかります。もちろん、子どもたちは「なぜ自分が・・・」という思いです。

こういった苦痛をSpiritual Pain(存在の痛み)と申します。

自己の存在と意味の消失から生じる苦痛です。

めぐりあわせ存在の痛みはリンクしています。

不登校やひきこもりのきっかけになっているものに、いじめや転校、教師や友人とのトラブル、家族の

病気などがあります。もちろんこれらは、単なるきっかけにしか過ぎず、本質的な原因は他にあります。

しかし、最後の引き金になったのは確かです。

見事なまでに負のめぐりあわせの憂き目に会っています。「なぜその時期に転校になるのか」「あの人

とさえ出会わなければ」など、天の計らいか、いたずらかと思ってしまいます。

他でもないわが子がなぜひきこもったのか? 不登校になったのか?をじっくり考えてみましょう。

まさにわが子に起こったということで、自ずとそのルーツに立ち返らざるを得ません。

二人の男女がめぐりあわせにより夫婦となり、この子が産まれ落ちました。

農耕社会では、豊作を願い、自力の及ばぬ天候のめぐりを慎み、敬い、感謝をもって天にぬかずき

祈りました。子育ても同じです。

わが子の健康と幸福のためにも良きめぐりあわせに会うように、慎みをもって祈る習慣をもちましょう。

めぐりあわせを良くする秘訣は、わが子の心に自尊感情自己信頼感、感謝の心を育てることです。

それらが育つことで、人生を大切に生きる姿勢が身につきます。自他の生命を粗末にしない生きかた

ができるようになるのです。 

 

 

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