解決支援者の現場日記 : 旧ブログ

誕生日に思う

昨日は私の誕生日でした。

節気というものがありますが、自分の誕生日も言うならば自分の人生の節目にあたります。

これまでとこれからを見直すいい機会です。

人生にも四季があります。

インドのヒンズー教では人生を四つの時期に分けているそうです。

学生期」・・・知的修練
家住期」・・・結婚して独立自活
林住期」・・・妻と森林で暮らし思索、瞑想
遊行期」・・・解脱

50歳からは「林住期」に入りたいと思っています。もちろん森林に暮らすわけではありませんが、

四十にして惑わず、五十にして天命を知る』と論語にもあります。

残念ながら「四十にして惑わず」という境地にまでは至っておりませんが、五十にはこれまでを振り返

り、天命に基づいた生き方ができればと思っています。

人は時間、空間の交差点でこの世に誕生します。つまり、ある瞬間(出生年月日時)、ある場所(出生

地)で人としての姿をこの世に顕現します。あたかも、縦糸と横糸によって紡ぎだされた色とりどりの

生地のように、百人百様の五色の綾なす人生模様が生まれいずるのです。

まさに「人生いろいろ」。同じ食物でも時期や産地の違いで味も違ってきます。

よく子どもは白紙の状態で生まれてくると言いますが、同じ白でも紙質が違うということです。

和紙の子もいれば、模造紙の子もいる。和紙の子は岩絵具で描いてこそ、その性質が最も活かされ

ます。ペインティングナイフで親の勝手な理想像を描こうとすれば、和紙は破れてしまうでしょう。

それがいわゆる家族トラウマ(心的外傷)です。

分析心理学のユングは、「この瞬間に生まれ、ないしは創造される一切のものは、この瞬間の

質をもつ」と述べました。

ではその生時にはどういう意味があるのでしょう。

いくつか興味深いものをご紹介しましょう。

東京医科歯科大学の角田忠信教授の研究によると、人間の脳には、満年齢の数と等しい周波数に

正確に反応する年輪システムが備わっており、この反応は、誕生日の午前中を期して、1Hz変化し

ます。つまり、地球の公転に正確に一致したメカニズムを脳の最も原始的な深部に蔵しているのです。

また、地震前の地殻の歪みに対しては、このシステムに異常を示すということで、まさに人は、天地の

只中に生き、天体の運行に組み込まれた「宇宙の子」であると言えるでしょう。

また、この満年齢で変化するというメカニズムに対しては、胎児が誕生と同時に様々な変化を表すと

ころに何らかの関連性が伺えます。

胎児は出産を境に、それまでの羊水の中の生活から空気のある生活に切り替わります。

産声はその宣言の雄たけびでもあります。同時に胎盤を通した胎児循環から、大人の血液循環へと

替わるのです。産道を通るときのストレスにより、ノルアドレナリンが大量に分泌され、水中生活から

陸上生活に移行するための全てのスイッチがオンとなり、脳と肺の機能が開始するのです。

人は母親の子宮生活10ヶ月の中で、生物の38億年の進化の歴史をたどるとされています。

狭い産道に全身を潰されながら最後の試練を乗り越え、まさに人として誕生してくるのです。

いかがですか。

自分が誕生したその日は、かくも神秘的な意義ある記念日なのです。

 

 

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