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当事者は誰?

不登校、引きこもりという現象は、その当事者自身の問題と受け止められてしまっていますが、実は「引きこもる子をもつ親病」というヤマイとの多重的な問題なのです。 長期化は、まさに 親子の共同作業です。

不登校、引きこもり問題の解決は、当事者としての家族(両親)が要です。 家族療法で、IP(identified patient)という概念があります。〈患者とみなされている人〉のことです。 まさに、引きこもり問題は当事者本人がIP、患者と見なされ、本人次第、当事者のみが問題視されてしまっています。だから、解決の手立てが見つからず、また手がほどこされても、核心から大きくはずれ、長期化、深刻化してしまっているのです。

解決の盲点

問題解決の主体者は、あくまでも両親であることに気づいてください。

動けぬ本人の意志(やる気)に頼る(依存する)のではなく、親御さんが主体的に先に動くことです。 本人の意志に任せ見守っていても、それはただの問題の見送り、先送りにしかなりません。 事態はなお深刻化していくだけです。

本人が動き出せない状態ですから、親が動くしかありません。でも、それだからこそ、結果的に解決できるのです。本人が引きこもって動いてくれないからいいんです。

直視恐怖

しかし、そのことに気づけず、本人が動かないことを未解決の口実にしてしまっていることが、いかに多いことか。 「親がどうこうして何になる?」といった具合です。

ではなぜ、気づきにくいのか?

自分の問題として受け止めることへのためらいです。現実を直視することであぶり出されるものへの恐れがあるからです。 自分の問題であれば、自身が動かなければならない。 あぶり出されたもので、何かを損なわれるのが怖いのです。

引きこもるという治療

引きこもりという現象は、その状態を問題視してしまいがちですが、引きこもりは手段だと考えてみてください。目的ではないんです。 そもそも、 引きこもる前の生き方に何か無理があったのです。その無理を解消する手立てとして、決して得策とは言い難いですが、引きこもることを選択したんです。 よく不登校、引きこもりを治療するという表現を見ます。確かに隠喩として不登校、引きこもりは"症状"だということがありますが、それは、本人の症状ということではなく、 あくまでも家族病理の"症状"です。つまり、患っているのは「家族」です。

IP(患者とみなされている人)は、実は家族そのものなのです。 ですから、不登校、引きこもり自体が治療対象ではなく、いわば治療法なのです。これを 「治療的行動化」と申します。 そもそも抱えていた自身の生き方の無理、生き辛さを 自己治療するために、引きこもることを選択したのです。「治療法を治療する」というのがおかしいことが分かられましたか?

何をもって解決とみなしますか?

不登校でも引きこもりでも、その解決のためには、この生き方の無理、生き辛さを知る必要があるのです。そして、単に学校に戻す、とっとと働かせるといった対症療法ではなく、原因療法を行っていかなければ、数年後に同じ状態を繰り返し、さらに深刻な長期の閉じこもり状態に陥ります。 長期化は、新たな問題を生じさせてしまいます。最初の生き辛さの問題に加え、さらに本人から奪ってしまうものがあるのです。 一生の引きこもりにしてしまわないために、家族ができること知ってください。

このメルマガ「ひきこもりは動けないから解決できる」では、自室から動けない状態を社会参加にまでつなげている実践家だからこそ伝えられる内容をご紹介しています。 学術的な理論やデーター解析だけの読み物とは違い、現場からの解決につながる知恵をお届けします。


ひきこもりは動けないから解決できる!

「ひきこもり」という状態は、治療を施すものではありません。なぜなら、ひきこもるという行為そのものが、「ありのままでいることができなかった生き辛さ」の治療法だからです。不登校、ひきこもり、ニート対策に新たな視点からの切り札を伝えます。


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