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自助グループ

自助グループとは?

地球家族エコロジー協会が行う支援の大きな骨子の一つに「自助グループ(セルフヘルプグループ:略称SHG)」というものがあります。

自助グループとは、同じ問題を抱えるもの同士が集まり、お互いの経験や悩みを分かち合い、共に助け合い、回復の途につくための、あるいはよりよい人生を歩むための相互援助グループです。
アルコール依存症のセルフヘルプグループはその代表的なものの一つといえるでしょう。


特徴やメリット

  • みんなが共通の問題を抱えている当事者の集まりである
  • 参加は誰からも強制されることのない自発的な集まりである
  • 基本的に指示的・指導的な立場からの専門家は深く関与しない
  • 全員の立場は対等な関係である
  • みんなが援助の受け手であり、与え手でもある(ピアカウンセリング機能)
  • 当事者だけが分かる悩み苦しみを持つもの同士で感情の共有ができる

このほかにも数多くの利点があり、特に依存症の自助グループにおいては専門家の力の遠く及ばないところまで回復する力を持っています。その中でもアルコール依存症からの回復は自助グループ以外にはありえないという意見もあるほどです。

しかしながら自助グループに対する誤解もあります。それは当事者同士がただ傷の舐めあい的に集まっているという誤解です。確かにそのような居場所的なものもないとはいえませんが、それは自助グループとは意を異にしています。自助グループに参加している方々は、共通のゴールを明確に持っています。そのゴールに向かって共に助けあい、また支えあいながら進んでいく成長モデルに立脚しています。彼らの持つ困難は、部外者や未経験者が到底一般論で片付けることので きない壮絶さをもっています。その困難を肌で感じている当事者だからこそ知りうる世界であり、それゆえに互いに成長できるのです。

アディクション・依存症、犯罪被害者、自殺により残された家族、障害、難病など多くの分野で機能する自助グループが数多く存在し、そこではみんなが助け合い、回復し、そして成長していくのです。


家族トラウマを超え、自己を再生する 智慧の和 当事者向け自助グループ

智慧の和とは?

「平安の祈り」というものがあります。

神さま、私にお与えください
変えられないものを受け入れる落ち着きを
変えられるものを変える勇気を
そして、その二つを見分ける賢さを

この自助グループは、この智慧を備えた、家族トラウマからの回復を果たした先行くアダルトチルドレンに成っていくための集いです。
家族トラウマは、ちえの輪のようになかなか解けず、でも一瞬の閃き(霊的覚醒)により呪縛から解放されます。

和は「調和」を表します。
調和は、互いが敬いあい、それぞれの違いを尊重しあい、活かしあうことです。
単なる「言いっ放し」「聞きっ放し」の集まりではなく、真の意味で自らを助け、豊かに生きる智慧を身につけられる帰り着く場所です。

毎回、参加者から出されたテーマに基づき、自由な意見の交換と自己変革のメソッドを学べるフォーラムです。 現在、男女混合で行われています。
楽しく、ためになり、きっと、また参加したくなりますよ!


家族の絆を信じ、行動する親・きょうだいの学び場 たらちねの会 当事者家族向け自助グループ

行動する親たちの学び場

内閣府の調査によると、現在全国に約54万人のひきこもり状態にある子どもをもつ世帯があると報告されています。福岡県では、その比率から推定される人数が、2万2千人です。

解決の妨げとなっている主な要因は、状況把握の困難さからの早期段階の対応の誤りです。最初から病気と決めつけ、医療機関へ無理やり連れて行ったり、当事者の意識にまかせ、いたずらに時間を経過させてしまっていたりです。

たらちねの会の存在目的は、先ず何よりも、長期化を食い止めることです。

長期化というのは、同時に高齢化を意味します。もちろんその高齢化は、引きこもり者だけではなく、その親もです。 親亡き後の本人の生活維持の備えをどのようにはかっていくかが深刻な問題であり、内閣府も「ひきこもり支援者読本」の中で提案をまとめています。長期化することでのメリットは、もちろん何もありません。それどころか、精神疾患などが発症してしまう恐れもあります。 ところが、困ってしまう事態(長期化)を招いてしまっているのが、親であることを自覚できている親が、ほとんどいません。

気づかない内に、親自身がどう長期化を招いてしまっているのか。 現状の改善に対して、「本人が動かないから、どうしようもない」としてしまっていることです。 「動かない」という不満だけで、「動かしていく」「仕向けていく」という発想がありません。「言っても聞かない」という言葉がよく返ってきます。口で言っただけで動かないのは当たり前のことです。引きこもり者たちは、周囲からの促しに対して、素直に行動に移せる状態にはありません。反発、抵抗など、背中を向けることが通常です。それが「支援」が必要な状態にあるということです。

『たらちねの会』は、ひきこもりを親自身の問題として受け止め、決してあきらめず、わが子との"絆"を取り戻すことで解決をはかっていく行動する親の会です。親が当事者意識をもつことがとても重要なことなのです。当事者とは、引きこもりの子をもつ親という意味での当事者ではなく、「引きこもり状態をつくっている当事者」という意味においてです。引きこもりの長期化は、親子の共同作業です。だからこそ、親が適切な対応を取ることで解決の緒に就くことが可能となります。「自分の力だけで解決していくことをあきらめる」「自分が他人の助けを必要とすることを受け入れる」そのことを自覚し、積極的に外に支援を求めていかなければなりません。

「あきらめる」というのは、現実を明らかに見極め、受け入れる。覚悟を決める。ということです。
分からないこと、できないことをそのままにせず、「見守る」という言葉で自分を納得させ、「今さら」と解決そのものをあきらめてしまわないためにも、引きこもりの長期化は、親が促進しているという自覚に基づいて「ここでやめる」と、決心覚悟を行うことが重要なのです。

本人の意志に任せた(依存した)見守りは、セルフネグレクト(育自放棄)に手を貸すこととなってしまいます。

問題を共有し、共に成長(共育)していき、社会的健康(人を愛する・はたらく)を取り戻していくという意識が、解決の要となってきます。『たらちねの会』は、そのための「学び場」です。 引きこもり現象は、心身に障がいは無くとも、日常生活に著しい障害をきたしている状態であることを深く認識し、適切な援助を施していくことが急務の課題なのです。

活動内容

■定例会(要予約)
毎月第二日曜日 午後1時~午後4時

■場所
大野城市総合福祉センター(会場はこちらをご覧ください)
福岡県大野城市曙町2-3-2

※ひきこもりの現象を理解するための学習の場と、当事者家族同士が意見交換、情報交換を通して支えあう交流の場があります。
※〈たらちねの会〉は、当事者家族の自助グループですので、会費、参加費は無料です。


ゆにわ(斎庭)の会

目的

NPO法人『地球家族エコロジー協会』内の中核組織として、ニート、ひきこもり、不登校、AC(アダルトチルドレン)などの"絆の病(家族トラウマ)"の本質を探り、同じような問題・経験をもつ"問題縁"により出逢った他家族と問題の共有を通して、自己を成長させ、家族の機能を取り戻し、問題解決に導くことを運営目的とします。

大自然がテキスト

『ゆにわ』の名称は、日本神話の中の<斎庭の稲穂の神勅>からのものです。

稲には、苗を育て、梅雨を越し、夏の太陽で育ち、秋に実るという運行があります。
しかし、大自然の運行に任せたまま何もしないでいると、雑草が生えたり、害虫にやられたりしますから、良い実りを得るためには手入れが必要です。

つまり、大自然の運行に従いつつ、人間が智恵をもって対処すれば、生命を生かす大いなる恵がいただける、ということを表しています。日本人は大自然のとの共生をはかってきました。ゆにわの会は、天地自然の道理に倣う子育て、自分作りを目指します。時期(機運)を計り、土(環境)を耕し、種(志)を植え、日光・水・肥料(生きがい・縁・良い習慣)を与え、雑草(障害要因・悪習慣)を刈り取り、大いなる果実(成果)が得られます。

稲は「命の根」「息の根」という意味から来ています。また「米」という字は、八十八の手間がかかるという意味でもあります。
『健康な人間にできることは、愛することと働くこと』(フロイト)
愛し合うことで生命は産まれ、社会にために働くことで自己存在の意義を知る。稲はその象徴として尊ばれています。

斎庭は「清らかな田圃」のことで、庭は「神聖な場所」を表します。家庭もまた家族が安らげる清らかな場でありたいものです。

自助力

『ゆにわの会」は、SHG(自助グループ)ですが、単なる当事者家族の交流会ではなく、自らを助けられる力(自助力)を養う道場であります。ここでは霊的成長(スピリチュアル・グロウス)を促し、傷みからの学び(トラウマティック・グロウス)を実現していきます。

霊的渇き

機能不全家族」(※)は、霊性の歪みを本質的に抱えています。常に自分と相手という二者関係のカプセルの中にあり、社会や世界が見えていない状態です。
霊性は、意味を見出し、意味を与えるシステムであり、個人の価値観や世界観に関ります。世界観の歪みから極端に低い自己評価しか持ちえない者は、人を遠ざけ世の中から隔絶した生き方を選びます。この孤独感は、霊的な渇きとなり自己愛を肥大化していきます。その特有の傲慢さは、自己の一体性(個性化)を求める魂の渇き、苦悩から身を守るためのものであるのです。「自分は決して愛されない」といった愛着欲求の渇望は、霊性を歪め、行動を嗜癖(アディクション)(※)、依存へと駆り立てます。仏教では煩悩の元を「渇愛(タンハー)」という執着(アディクト)であるとしています。

※【機能不全家族】家族機能が適切にはたらかず、問題解決能力が低いので、家族の発達的、状況的危機に際して、的確な対応ができない家族(家族心理学辞典)
※【嗜癖(しへき)】悪習慣へののめり込み

スピリチュアル・グロウス

霊的成長とは、人間存在についての洞察が深まり、他者(環境)と自分との関係が変わっていくことです。個としての限界を知ることで、一族(家)、人種(国)、人類(地球)、自然(宇宙)といった個を超えた意識の拡大がなされます。そこから「自身それ無しでは存在し得ないものへの感謝」「大いなる生命に生かされていることへの感謝」が生まれ、あたりまえのことをも与えられた御恵と感謝できるようになるのです。

トラウマティック・グロウス

傷みからの学びの実現のためには、「おかげさま」の精神で過信・慢心(驕り、高ぶり)を抑え、感謝はしてもそこに甘んじることなく、完成を求めず、成長・発展を志すことです。宿命・運命から問いかけられているものに気づき目覚めていくことで、「難有り、有り難し」まさに傷みも恵と受け止められるようになっていきます。

陰と陽でひとつ

自然界は全て陰陽で構成されています。肉体と精神、顕在意識と潜在意識、交感神経と副交感神経、時間と空間、宇宙そのものが宇(=空間)、宙(=時間)を表しています。ヒトは、智慧と慈悲により育てられ人間になっていきます。道理に暗ければ無智(無明)となり、過誤を繰り返します。慈悲は強くしなやかで涸れない愛(タフ・ラブ)であり、依存心を突き放し、主体性(自主・自立・自己責任)を養います。

礼による陰陽調和

自助の道を学ぶ場である『ゆにわの会』は、共に活かしあり、喜び合える調和の心で「」を尊びます。礼の根幹には「敬」があらねばなりません。互いが尊重しあうことで畏敬・尊敬・敬愛の姿勢が現れます。自己主張を礼儀に乗せ、相手の心の中に送り込むことで、自身を相手に理解してもらうことができ、弥栄(いやさか)の人生になっていきます。

入会について

NPO法人地球家族エコロジー協会のホームページを訪ねてくださってありがとうございます。私たち地球家族エコロジー協会[英名:Earth-family ecol. association]は、アディクション[嗜癖:しへき]と呼ばれる行動の問題を主たる対象としてさまざまな支援活動を行っているNPOです。

支援会員(個人)

ひきこもり、不登校、AC(アダルト・チルドレン)などの"絆の病(家族トラウマ)"の本質を探り、同じような問題・経験をもつ"問題縁"により出逢った他家族と、問題の共有を通して、問題解決と自己の成長をはかっていきます。『ゆにわ』の名称は、日本神話の中の< 斎庭の稲穂の神勅>からのものです。稲には、苗を育て、梅雨を越し、夏の太陽で育ち、秋に実るという運行があります。しかし、大自然の運行に任せたまま何もしないでいると、雑草が生えたり、害虫にやられたりしますから、良い実りを得るためには手入れが必要です。つまり、大自然の運行に順応しつつ、人間が智恵をもって対処すれば、生命を生かす大いなる恵みが頂ける。ということを表しています。子育て、自分作りを考えるときのひとつの指針としたいものです。

対象 不登校、引きこもり/家庭内暴力/親子・夫婦関係などの家族問題/AC(アダルト・チルドレン)/摂食障害/対人不安、集団不適応など
活動 中光雅紀(心理教育カウンセラー)のスーパーバイズのもと、解決を望む家族内トラウマからの各種問題に対し、新たなスキーマ(現実認識の枠組み)の形成、変化、拡大をはかり、現状に対する受容を促進するための援助を行う。
3ヵ月毎に開催される親業講演会への参加と、同日講演後行われる家族会への参加を含め、年6回開催。
会費 年6千円(税込)
協賛会員
対象 会の活動の趣旨にご賛同いただけ、かつ当法人運営に協力・参加できる団体、個人の正会員・賛助会員を募集しています。(会費は、年毎に以下に掲げる額とします)
会費 (1) 正会員:入会金 0円 / 会費 10,000円
(2) 賛助会員:入会金 0円 / 会費 1口 5,000円(1口以上)

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