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ACからの回復
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アダルトチルドレンからの回復
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< 親ガチャを超えて~ありのままの自分を受け入れる | 一覧へ戻る | 親ガチャを超えて~日常を「整える」だけで人生が変わる① >
親ガチャを超えて~自分を知るきっかけ
精神科医の斎藤学氏は、『家族パラドクス』の中で、
「世の中には二種類の人しかいない。
ACである自分を認められる人と認められない人」
と述べています。
まさに卓見であると思います。
私も最初にアダルトチルドレン(AC)の概念を知った時、
「世の中にACでない人などいるのだろうか?」
と思ったものです。
それは、ACとは親との関係性からきたものだからです。
親から生まれていない人間はいないし、
親という存在との関係性がない人間もいない。
早い時期に生死別していたとしても、
その親がいなかったという影響を受けています。
不登校の事例で、父親の単身赴任がひとつの要因になっていたケースもありました。
父親の単身赴任は、子どもへの直接的な影響だけではなく、
母親への影響もあるわけで、それがまた子どもへ負荷を与えるわけです。
同著の中で斎藤氏は、「ACである自分を認められた人の方が楽ですよ。
今の行動を自分で説明できるし、将来どうしたらいいかもわかりますから」
と述べられています。
皆さんは、日頃の自身がとっている行動の意味を考えたことがあるでしょうか。
「なぜこんな行動をとったのか」と。
理屈をこねるか、「ただなんとなく」ではないですか?
行動の端緒、源泉を知ることは、
これからの行動、生き方を変えるために必要なことです。
そういう意味では、ACを自覚できるような機会、
生きにくさを感じる場面があった方がかえって良いような気が
確かにします。
トラウマティック・グロウス(トラウマ体験による成長)という考えがありますが、
トラウマ体験を葉っぱの裏だとしたら、表は?
実はそれは「自己変革・自己実現」なのです。
傷ついた経験があったからこそ、新しい自分を見つけ、
より豊かに生きられる可能性が広がるのです。
どんな時でも、自分を大切にしてくださいね。
そして、少しずつでも前に進めるよう、焦らず自分と向き合っていきましょう。

※オンラインでのご相談も承っています。
お部屋とつながりますので、お気軽にどうぞ。
AC、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動
の中から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc-seminar/
アダルトチルドレン回復サポート
NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2025年1月19日 06:29
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同じカテゴリの記事
親ガチャを超えて~日常を「整える」だけで人生が変わる②
私たちは「勇気がない」という言葉を、
恐怖に立ち向かえない状態だと考えがちです。
しかし、本質は少し違うところにあります。
勇気の本当の反対語は、恐怖ではなく
「追従」や「依存」なのです。
つまり、勇気がない状態とは、
恐ろしいから行動できないことではありません。
他人の意見にただ流されたり(追従)、
誰かの判断や力に頼り切ったり(依存)して、
自分の足で立とうとしない精神的な状態を指します。
では、なぜこの視点が重要なのでしょうか。
それは、何かに挑戦するための根源には
「自己信頼」が不可欠だからです。
新しい一歩を踏み出すとは、
未来の不確実性に対して「自分に賭ける」
という決断に他なりません。
誰かに依存している限り、
その賭けは永遠にできません。
他人の評価や保証を求める心をまず手放し、
「自分自身を信頼する」と決めること。
それこそが、あらゆる挑戦の出発点であり、
真の勇気なのです。
自分を信頼する勇気を持てて初めて、
私たちは健全な自己評価の土台に
立つことができます。
そしてその評価の物差し(基準)は、他者ではなく、
自分自身の内面に向けるべきなのです。
(続く)

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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2025年12月 8日 04:43
親ガチャを超えて~日常を「整える」だけで人生が変わる①
何かを変えたい。
そう思っているのに、
何から手をつければいいかわからない。
あなたは、虚無感や停滞感を抱えながら
毎日を過ごしているのかもしれませんね。
しかし、人生を好転させるために必要なのは、
何か特別な挑戦や劇的な出来事ではありません。
答えは、私たちの足元、
つまり「日常」にあります。
日々の小さな「心がけ」と、
物事に対する「心がまえ」を少し変えるだけで、
見える世界は驚くほど変わるのです。
この記事では、日常から自分を静かに、
しかし着実に「整える」ための3つの思考法を
ご紹介します。
それは、勇気、成長、そして意志力についての、
少し違った角度からの考察です。
読み終える頃には、明日から何をすべきか、
その具体的な一歩が見えているはずです。
(続く)

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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2025年12月 7日 04:27
親ガチャを超えて~ありのままの自分を受け入れる
ありのままの自分とは、言い換えれば「自分らしい姿」のことです。
「くせもの(曲者)」という言葉がありますが、
心が曲がってしまうと、自分らしさも失われてしまいますよね。
私たちが正直さや素直さを失ってしまうのは、
現実のつらさを直視するのが怖くて、つい「そんなことない」と
否認してしまう自分がいるからかもしれません。
苦しい現実ほど、目を逸らしたくなるものです。
たとえば、「見たくない」「向き合うのが怖い」という気持ちは、
誰にでもありますよね。
でも、実は大切なことがあります。
- 自分が怖いと感じていることを認めることで、少しずつ克服する道が見えてきます。
- 心の中の痛みを受け止めることで、癒しが始まります。
- 「問題がある」と認めることで、その解決への第一歩を踏み出せます。
- 自分の中の傾向や癖に気づくことで、少しずつ変わることができるのです。
ときには、失敗や間違いを認めるのは勇気がいることです。
でも、その勇気があれば、失敗がきっかけで新しいチャンスが生まれることもありますよね。
「禍転じて福となす」です。
私たちが何かに怯えたり、大切なものを守ろうと必死になるあまり、
本当の気持ちを隠してしまうこともあるかもしれません。
変わるのが怖い、そんな自分がいるかもしれません。
でも、そんな自分から目を逸らさず、
ありのままの気持ちや姿を受け入れることが、
少しずつ前に進むための鍵になります。
正直さや素直さは、成長していくために必要な力です。
自分のペースで、少しずつで大丈夫。
あなたの歩みを応援しています。

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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2024年12月19日 06:43
親ガチャを超えて~知的な生き方
不登校やひきこもりは、精神性の弱さだけではなく、知的な面も低いのでは
というイメージもあるようです。
しかし、実際は、特段低くもなく、高学力、高学歴の不登校、ひきこもりもけっこういます。
知性ということで言えば、学校勉強が出来たとしても、不幸を選び取ってばかりいれば、
決して知的とは言えないでしょう。
わざわざ自滅的な考え方、行動を繰り返していれば、勉強はできたとしても「愚か」な考え方 です。
毎日、毎日、一瞬、一瞬を、自身の発展の可能性を信じ、向上心をもって伸ばし、
幸福感を味わっている人こそ知的と言えるでしょう。
「失敗しなくない成功したい」という声も多く聞かれます。
しかし、成功(うまくいく)を目指すよりも、幸せになることをお勧めします。
生きていく目的は、幸せになることのはずです。
成功は通過点に過ぎません。
成功と評価される結果があったとしても、それがそのまま幸福とは限りません。
成功を意識すれば、失敗を避けようとします。
失敗を避ければ、挑戦を避けます。
挑戦がなければ成功もないのですから。

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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2024年8月24日 06:38
親ガチャを超えて~環境や状況に支配される生き方②
では、環境や状況に支配されない生き方、つまり主体的な生き方ができるようになるためには、
どのようなことを心がけたらいいでしょうか。
①常に「自らが選択している」という意識をもつことです。
感情も行動も、きっかけになることは外から与えられても、それにどう対処するかは
自分の判断(選択)です。
②反応的な行動を取るのではなく、対応を意識的に選ぶことです。
反応は受動的ですが、対応は考え適切な対処をすることです。
③他者との間に、心理的にも物理的にも、健全な境界線を引くことです。
無闇に人を立ち入らせない、踏み込ませないということです。
自分が何者かを人に決めさせない。
他人の評価を無批判に取り入れず精査すること。
④批判や非難も精査し、適切に評価し取り入れるべきことは取り入れ、自発的に自己変革を
行うことです。
否定されると受け入れがたくなりますが、より良くなりたいと本気で考えていれば、成長の
ために活用すべきです。
⑤相手が自分に謝るつもりがあろうがなかろうが、積極的に許すことです。
何をされても無罪放免にするということではありません。
許す(心から放り出す)ことで、怒りに費やすエネルギーや時間を最小限にとどめることです。
⑥時間とエネルギーの使い方に、100%責任をもつことです。
誰のために、何のために注入しているか。怒りの相手に使って(与えて)も意味がありません。
自分にとって最重要なことに最大限使いましょう。
以上のことを心がけながら、環境に積極的にはたらきかけ、自ら望むように創り変えていきましょう。

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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2024年5月 6日 06:38









