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HOME > アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ > アーカイブ > AC > 16ページ目

アダルトチルドレンからの回復
~私は私でありたい : 旧ブログ
AC 16ページ目

行動の意味を知り、自分を変える!

生き辛さを感じる生き方の根底には、否定された自己があります。

身近にいる他者の基準、期待にそえなかった時、受け入れられなかったという疎外体験をも

っています。

 

 

その基準、期待は適性だったのでしょうか?

その是非を確認する以前に、そこで生き残りを図るためには、その期待にそわざるを得なか

ったのでしょう。

ありのままの自己を否定された痛みと、偽りの自己を演じなければならなかった痛みと二重

の苦悩を抱えています

 

 

生き辛さというのは、その「場」「状況」にふさわしくない行動、ふさわしくない心の状態が起こ

るということです。

なぜそうなるのかを考えてみましょう。

私たちは、意識しないままその状態を繰り返しています。

 

 

その状況にふさわしく意識をはたらかせることで、主体性を取り戻せます。

主体性を発揮することで、新たな選択が取れるようになるのです。

 

 

すべてのものは成長する方向へ向かっています。

成長は変化でもあります。

変化する自然の状態の中で、変化を拒み、認めないことこそが苦悩の原因と言えます。

変化することを恐れないことです。

 

 

自己変化を拒むものは、セルフ・イメージです。

これに関しては以前にも述べています。
http://forum-hokushin.weblogs.jp/blog/2009/02/post-b922.html

 

 

硬直化、固定化した心に変化をつけるためには“気づき”が必要です。

硬直化、固定化は執着、偏りを生み、偏ったそのままで安定しようとすると、いびつに自我が

歪みます。

 

 

気づきから反省し、そこから学び、決意を固め(決心)、実行する。

そしてまた、あらたな気づきを得る。これを繰り返していくことです。

自己変革するためには、めんどうくさく感じることを率先して実行してみましょう。

日頃使わぬ筋肉を使うとコリが生じます。

それと同じように、めんどうくささを感じるということは、これまで実行していない証拠です。

だからこそ変わることができるのです。

 

 

『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/

 

AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc/

 

NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp/hokushin/

 

 


ある風景から

先日郵便局へ行った際の出来事です。

3、4才の女の子と若いお母さんが私の横に座っていました。女の子が局内の書棚から絵本

を持ってきました。

 

 

それは○○レンジャーとかのヒーローものの絵本でした。

それを見るなりそのお母さんは、「何でこんなものを持ってくるの!あなたは女の子でしょう

男の子が見るものよ。おかしいでしょう。別のを持ってきなさい!」と注意(?)していました。

 

 

このお母さんの言葉の中には「女の子らしく」というのが幾度か出ていました。

このお母さんは、何を育てたいと思っているのでしょう。

女の子は、「レンジャーが読みたいのに・・・」と残念そうな顔と、「何故?」というような顔をして

いました。無理もありません。

  

 

こういった風景はよくあることだと思います。

でもこの言動、親の価値観が子どもの個性を潰してしまうのです

 

 

「女の子らしさ」って何でしょう。

きっとこのお母さん自身、親からそう躾けられてきたのでしょう。

 

 

私が関わっている青年たちに「なぜ人の目が怖い?」と尋ねると、

僕のことを変だと思われるからです

なぜ変なの?

他の人と違うからです

というのが返ってきます。

 

 

でも、その根拠を尋ねても具体的なものがあるわけではありません。

きっと変なんだ」といったものです。

私が「では、どんな人になりたい?」と尋ねると、

普通になりたい」と答えます。

 

 

こういった答えが返ってくる原因にあるのが、誤った“らしさ”の強要です。

それは同時に個性の否定につながります。

 

 

青年たちが口にする“普通”というものは、非常に不鮮明であやふやなものです。

何を普通とするのかは、時代や地域や環境や人によって違います。

具体的に「こうなりたい!」というものが言えないことが、人の目に自分をさらすことができな

い本質的な原因なのです。

 

 

彼らは、世間や親、周囲の大人たちから、ぶなんな“らしさ”を押しつけられ、個性の自覚が

できなくなってしまっています

 

 

「どうして変なの?」という問いかけに、

ひきこもりだからです」と答える青年も少なくありません。

僕は何も経験してきていない。ひきこもりしかない。からっぽです

これは、ひきこもりを個性、自身のアイデンティティにしてしまっているケースです。

 

 

自分で言わないかぎり、誰も見た目でひきこもっていたことなど、分かりません。

しかし、自身がそれをアイデンティテイとしてしまった場合、語らずとも周囲の人間は気づいて

しまうと思い込んでしまうのです

 

 

人は違っていいんです。

違うからこそ、その人の存在意義があるんです。魅力があるんです。

違いの否定は差別意識にもつながります

子どもたちがネットの中で、匿名の顔を隠した誹謗中傷のいじめを行っているのは、個性を

否定した育て方をしたツケが回ってきているようにも思えます。

 

 

先の母親の声が、公共の場であまりにも大きいので、私はそっとその場を離れた次第です。

大人らしさがこの母親には必要だったようです。


自助について その2

前回自助グループに関して、私なりの見解をお話ししました。

ACや不登校、ひきこもり当事者家族の自助グループ、親の会などが思った効果が現れない

のには、もう一つ理由があります。

 

 

それは、当事者のみの集まりになると、情緒的な共感はできても、現状の生き辛さを解消し、

より良く生きていくための手立てが見えにくいということです。

そもそもなぜ生き辛さを感じているのか。

それは、あらゆる事象をとらえる時の選択肢が限定され、偏っているからです。

自身の経験への意味づけに多様性がないからです。

 

 

これを霊性の未発達と申します。

人間は「意味への意志」を発動させることができます。

意味を付与し、行動力の源泉とします。

それが人のもつ「霊性」というものです。

 

 

AC、不登校、ひきこもり、その親が抱えている問題は、精神性の問題ではなく、霊性の問題

なのです。

生きていくことへの意味を見いだせず、生きがいの喪失魂の呼吸不全とも言える状態で

す。

 

 

自助グループには、息を吹き返せるほどの気づき覚醒が必要です。

そのためには、当事者同士だけの交流では得られにくいのです。

 

 

『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
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自助

自助グループというものがあります。

これは、主にアルコール依存症やギャンブル依存、摂食障害やACの当事者、並びにその家

族たちの自主的な集まりです。

 

 

基本的に「言いっ放し」「聞きっ放し」で、自由に語り合い、痛みを分かちあい解放、回復に

導いていくものです。

専門家を置くことも無く、当事者同士の自然な交流によって運営されます。

 

 

依存症などのアディクション(嗜癖)は、生き方の病ゆがみ人間関係の病であるがため

に、薬物治療などの医療は全く無力であるとも言われています。

それは、不登校ひきこもりアダルトチルドレンの青少年たちと関わっていても強く感じる

ところです。

 

 

しかし、私は一般の自助グループに疑問も感じています。

それは、「自助」という意味からです。

 

 

「自助」というのは、まさに自らを助けるということだと思います。

ACのクライアントと接している中で感じるのは、自分のことはさておき家族や他者を助けたが

る傾向が強く見受けられます

特に家族の中の役割として、よい子役調整役を担っていたタイプの青年たちです。

 

 

良い子役や調整役の子どもたちは、周囲の顔色を見て期待を読み取り、親の代わりに責任

を負おうとしたり、家族の人間関係をとりもち、冷え込んだ雰囲気を盛り上げようとしてきまし

た。

 

 

でも結局はそれが原因で自分が倒れてしまうのです。

そのことが分かっていながら、周囲を助けようと懸命になります。

一度身につけた不適切な自己防衛手段を、それが役に立たないものであっても手放そうと

はしないのです。

ですから自らを助けることが最も苦手だとも言えます。

 

 

本当の意味での「自助」ができなければ、周囲の手助けになろうとしても、結局は「小さな親

切、大きなお節介」となってしまうのがオチです。

 

 

そういう意味からも、自助グループには、自助のための手立てをアドバイスする役割、コ

ーチが必要だと思うのです。

 

 

私がかねて青年たちにアドバイスしていることに、「他人から快く手助けをしてもらえる人に

ろう」というものがあります。

つまり、「あなたのために一肌ぬがせてください」と言ってもらえる人になるということです。

 

 

それにはどうするか?

「私を助けてください」ではなく、

私に助かり方を教えてください」という姿勢を示すということです。

 

 

これには自らの主体性がこめられています。

方法を教えてもらい、自分が自分を助けるのです。

つまり「自助」です。

 

 

本当に助かりたい。しかも自力でやれるところまで頑張りたいという姿勢があれば、周囲は力

を貸したくなるものです。

 

 

自助グループのあり方に関しては、次回のブログでもお話ししてみたいと思います。

 

 

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子育てとインナーチャイルド

私が不登校やひきこもりの青年たちの支援活動をしているのには理由があります。

それは、学校に通えるようになってほしいとか、働けるようになってほしいということよりも、そ

の原因になったことを自分が家庭をもつまでに昇華しておいてほしいということです。

 

 

たとえ学校に戻る、働くということだけを実現できても、源泉にあるものを解決しないままだ

と、自分が家族をもった時、わが子を同じ状態にしてしまう可能性が高いのです。

 

 

次世代ACという概念がありますが、実は不登校、ひきこもりの青少年たちが次世代ACであ

ることが多いのです。つまり、その親たちがACであるということです。

 

 

夫婦は、互いが全く違う環境で生きてきて、縁があって夫婦になります。

価値観の違う男女が、それぞれの家庭で満たされなかったものを、無意識の内に互いに求

め合います

ここから、歪みが生じ、そのシワ寄せが子どもに向かってしまうのです。

 

 

子育てが始まると、その発達過程で、その時々の自身のインナーチャイルドが、顔をのぞか

せます。

例えば、5才の時の自分が満たされなかった欲求を、5才のわが子に当時の自分を重ね、そ

の欲求を充足させようとします。しかし、あくまでも目の前にいるのは、わが子であって自分で

はないのです。それに気づけず、無意識の内にわが子の心に侵入してしまうのです。

 

 

ですから、わが子にとっては、あらかた過剰なものとなってしまいやすく、その結果子どもは

窒息してしまい、自己像に歪みが生じてしまいその後の人生に暗い影を落とします。

 

 

しかし、このインナーチャイルドをはっきり自覚できていれば、子育ては自身にとってもより有

意義な機会と成りえます。

わが子の成長を支えながら、自身のインナーチャイルドも成長させていくのです。

 

 

インナーチャイルドと必ずペアにあるのがインナーペアレントです。

自身の心に居座る両親の残像です。

 

 

インナーチャイルドとの対話を通して、インナーペアレントと正面から向き合い、親になった現

在の自分が、両親との関係を読み解いていく。

そのことで、自身がACである理由が分かり、子育てをわが子と自分の成長の機会として楽し

め、わが子に健全な自己愛自尊感情を与えてあげることができ、わが子を次世代ACとし

てしまわなくてすむのです。

 

 

 

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結果への恐れ

新たな事に取り組むことに対して、過度な怯えがあると、当然行動が不活発となります。

やる前から、「失敗しないだろうか」「うまくいかないといやだし」等の不安が先に立ち、結局は

止まってしまうということはよくあることです。

  

 

失敗をしない最善の方法は、何も取り組まないことです

失敗のしようがありません。もちろん、何の成果も得られないのもまた事実ですが。

 

 

多くの青年たちは、失敗という動かしがたい「結果」に怯えています。

「結果」に拘っていれば、取り越し苦労がある限り、積極性は発揮されません。

私たちが抱える苦悩は、イコール(=)結果ではありません。

苦悩は、「結果」から受ける「影響」の一形態です

要は、「結果」はどうあれ、「悪影響」さえ受けなければいいのです。

 

 

となれば、結果に過敏になる必要はありません。

どんなに損失があっても、大勢に影響がなければ、気に病む必要がないのです。

何事も結果を確定づけることは出来ません。

しかし、それから受ける悪影響は、より少なくすることは可能です。

風邪をひきやすかったら、体力をつければひきにくくなれます。ウィールスをこの世から失くす

ことは出来ませんが、運動すれば抵抗力がついてくるというわけです。

 

 

このことに気がつけば、「結果」を気にして決断が鈍ることはなくなります。

後は、「悪影響」を受けない自分を作ればいい。そのためには、“活かす”という発想が大切

です。「あらゆる状況・状態・条件も全て活用する」という姿勢です。

どういう前提に立つかで、人の姿勢・態度は決まってきます。

 

 

ひとつの前提として、「全ての事象には、意味(意義・価値)がある」としてみては如何でしょ

う。様々なものが見えてきます。

 

 

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恐ろしきかな自己認識

人間というものは本当に不可思議な生き物です。

釈迦の金言にこのようなものがあります。

 

 

ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも清らかな心で

話したり行ったりするならば、福楽はその人につき従う

 

   

私はこの「心によってつくり出される」ということを日々実感しています。

人は、自己概念自己イメージの通りにまさになっています。

自分自身が、「自分はこうあることが最も相応しい」と思っている通りの環境、状態になってい

るということです。

  

 

ひきこもりが長くなると、すっかり、「苦悩している自分が、最も自分らしい」「人や社会に怯え

ている自分が最も相応しい」と思い込んでしまっています。

だからこそ、見事にその通りに(期待通りに)なっています。

 

 

また、少しでもよい状態、状況になっていくと、「これは自分に相応しくない」とでも心の奥から

のささやきがあるのでしょうか、自ら元へ戻ってしまうことをやってしまいます。

 

 

このことは、当事者のみならず、その家族にも見受けられることなのです。わが子に変化が

起こり、状況の改善が見えてくると、前へ進むことを阻むことをやってしまうことがあります。

変化することへのためらいなのでしょう。不思議なものです。変化を願いながら、変化すること

への恐れがあるのです。

 

 

わが子がひきこもっていることが通常化(安定化)してしまうと、たとえ変化の先がより良い状

態であっても、安定を壊されることに対しての不安が起こるのです。

心配事がないと安心できない。なんとも「人間この不可解なりしもの」です

 

 

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心に栄養をあたえる

日々の生活の中で、「すばらしい」という言葉を発する機会が増えてくれば、とても豊かな時

間を過ごすことができます。

なぜなら「すばらしい」の表出は、気づき発見への感動の場であるからです。

 

 

また、人に素直に「ありがとう」と言える自分になっておきたいものです。

ありがとう」と言う機会を得るということは、人から何か手助けを受けた時です。

つまり支えてもらったことに感謝する場面で「ありがとう」は出てきます。

  

 

人から手助けを受けるといっても二通りの意味があります。

情けをかけられて「かわいそうに」という場合と、「あなたのために一肌脱がせて下さい」と協

力される場合です。

もちろん、後者の意味で「ありがとう」が言える自分でありたいと思います。

 

  

人から協力してもらえる自分になっておくためには、かねてから人から「ありがとう」と言われ

る自分にしておかなければなりません。となれば、当然自分を成長させることが出来ます。

人からの協力を得られる。人の役にたつことが出来る。成長出来る。一石数鳥です。

  

 

そしてもう一つ。相手の意思に関係なく、何らかの恩恵を受けたと感じた時、感謝の気持ちが

出てきます。パストラルケアのキッペス博士は「あたりまえのことも与えられた恵みと感謝

来る心性を霊性」と定義しています。

 

 

霊性は新たな発見への感動、そしてエゴを超えた謙虚さを司るものです。

先の「すばらしい」も「ありがとう」も相手の存在の絶対肯定の言葉でもあります。

いずれも「かけがえのない」という意味がそこに込められています。

だから、この言葉をかけられていやな気持ちになる人はいません。

  

 

あなたは、すばらしい!」「あなたに、ありがとう!」と言う機会を増やしていきましょう。

そして、他者へも自分へも、

ねぎらい、なぐさめ、認め、励まし、ほめる

ことが大切です。

 

 

心に栄養をあたえるために、

今日も一日よく頑張りました。ご苦労さまでした

失敗しても大丈夫。私は信じています

私にありがとう!」

よく克服しましたね。見事です。えらい!」

と自分にも言い聞かせてあげましょう。

 

 

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変わるものは

自分の現在の生きにくさが、親との関わりに起因していると自覚している状態にある人を

アダルト・チルドレン(AC)と申しますが、中には、これまでのトラウマがこれからも一生自分の

生き方に影響を与えていき、トラウマの呪縛から逃れることは出来ないのだろうという絶望感

に襲われている方も少なくありません。

 

 

自己の苦悩を分析するために、心理学やACに関する書籍を読みあさり、そこに記述されて

いる事例が、あまりにも自分自身の生い立ちと酷似しているがために、自分の苦悩の源泉が

読み取れ、客観視できることで一瞬の救いを得られていることもあるのですが、分析から次

の具体的な解決法が分からず、笑顔が戻ったのもつかの間、再び苦悩の淵に舞い戻りま

す。

 

 

さて、実際このトラウマを越えることは出来ないのでしょうか。もちろん越えられます。

先ず大切なことは、その影響を認知することです。どのような過去の出来事から、どういった

影響を受け、自分の中にどういう傾向(反応様式)が強められてしまったのかを知ることです。

 

 

ここで誤りやすいことは、出来事にからんだ相手に対する感情(怒り、恨み、嫉妬など)が思い

出され、そのことに囚われてしまうことです。『人を呪わば穴二つ

自身の中にある幻影を見ず、事実何が出来ない状態になってしまっているのかを観察するこ

とが大切です。

  

  

不安、怖れから身を守るために身につけてしまった、生きにくい行動パターンを分析し、新た

な姿勢・態度を選択できるようになるための訓練を実行することで、人はトラウマを超えること

ができるようになるのです。

 

 

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アダルトチルドレンの自覚

私の所には、不登校やひきこもり・ニート以外にも、一般の社会生活を送っている方からの相談

もあります。会社員、OL、主婦など。

これらの方たちは、自身が「AC(アダルトチルドレン)であったか」という自覚に至った人たちで

す。

 

 

アダルトチルドレン(AC)とは、斎藤学先生の著書(『アダルトチルドレンと家族』)の中で、

自らの生きにくさの理由を自分なりに理解しようと努める人がたどりつく、ひとつの自

」と説明されています。

これは、診断のための医学用語でもなければ、人を誹謗中傷するためのレッテルでもないと

そえられています。

 

 

私自身、ACとの出会いは概念からの出会いではなく、まさに当事者との出会いでした。しか

も、その当事者たちのほとんどが、自分がACであることの自覚にいたっていない人たちだっ

たのです。

 

 

関わってきたそれらの人たち全てに共通してある特徴を感じていました。

似ている」「おそろしく似ている

これが最初の感覚でした。

 

 

そこには決まって、それぞれの家族の存在があったのです。

それまでの親との関わりの中で、歪められた自己像をもっていました。

親からの置き土産によって、成人してもなお、痛みに支配される生き方を強いられていたの

です。

 

 

私は、親の状況から彼ら、彼女らの苦悩の訳が見えてきていました。

それを本人に自覚させることで、結果、家族トラウマからの回復がなったのです。

 

 

先の著書でACの概念を知り、これらの状態がまさにアダルトチルドレンであることの認識に

いたりました。

斎藤先生は、「人はこの自覚を用いて、より有効で自由な自己をつくり、その自己を保護

するのです」と述べられております。

これは、私にとってまさに実感でした。

 

 

私は以前のブログ http://forum-hokushin.weblogs.jp/blog/2008/06/post-a460.html 

でも、ACであることの自覚は大きなメリットがあることを述べました。

不登校、ひきこもり・ニートはもとより、いじめ、非行、家庭内暴力、DV、幼児虐待など、すべ

てが、歪められた自己像からのものです。

 

 

今、何らかの生きにくさ、生き辛さを感じながら生活しているのならば、アダルトチルドレンと

いう自覚を得ることが、解放への第一歩であるでしょう。

それは真の自己への目覚めの一歩ともなるのです。

 

 

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