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HOME > 解決支援者の現場日記 : 旧ブログ > アーカイブ > ひきこもり > 15ページ目

解決支援者の現場日記 : 旧ブログ ひきこもり 15ページ目

癒し系

不登校でも、ひきこもりでも、当事者の青少年たちは、心の傷トラウマを抱え、苦悩しています。

何ものかに怯え、身動きが取れなくなってしまっています。

ストレスに対しての抵抗力もなく、ちょっとしたアクシデントにも背中を向けてしまいます。

そんな様子を見ていれば、心の傷を癒してあげたいと思うのは無理も無いことです。

 

 

日本は、毎年3万人以上の方たちが自殺をしています。

子どもへの虐待も4万人以上です。

ストレス社会を超え、トラウマ社会の様相を呈しています。

それを反映してか、癒しグッズやリラクゼーションサロンなどもよく目にします。

 

 

不登校、ひきこもり支援のあり方を見ていても、ほとんどといっていいほど、癒してあげることを

第一義に考えられているようです。

自由にできる空間を提供し、無理をさせず、「安心してひきこもれる環境をあたえましょう」と言って

いる方もおられるぐらいです。

メディアで報じられる映像もまた、大抵ゲームをしたり、芸術的な創作活動をしている風景です。

 

 

もちろん、安らげる環境を与え、休ませることも必要な時期があります。

しかし、痛みが和らいだら立てるかといったら、そうではありません。

立てる(自立)ためには、癒しとは別なものが必要です

そういう意味で、ゆっくり休ませる休養の時期に目処をつけ、修養のステップに切り替えていくことが

必要になってきます。

 

 

青少年たちが帰っていく場所は、自身が傷を受けた社会です。

保育室のような環境で、全ての負荷から遠ざけた時間を過ごさせるばかりでは、社会へ巣立って

いった時に再び、傷を受けてしまいかねません。

しかも、以前よりさらなる痛手をです。

 

 

とはいっても、〇〇ヨットスクールや、〇〇メンタルスクールのような監禁、死亡に至るようなスパ

ルタ系支援は論外です。

とかく人間は、どちらかに偏りがちです。

だからこそ中庸が尊ばれます。

 

 

「傷ついているから癒してあげよう」では、癒すことが目的となってしまいます。

目的は、あくまでも自分の足で立っていく、生きていくということです。

 

 

青少年たちは、傷つき元気を失くしているのです。

生きていくための根源の気を失っているのです。

 

 

元気を取り戻すためには、活かしてあげることです。

活き活きと自分の生命、個性、役割、を活かしていくことです。

個性や役割は独自なものです。

だからこそ価値があるのです。

 

 

自身の価値を認識できて、自分の存在を社会の中で活かしていく術を身につけさせることができれ

ば、傷の痛みは和らいでいきます

傷を受けていたことすら忘れることもできます。

活かされてこそ癒される」のです。

 

 

とかく支援活動している側にも、過去に傷を受けた経験がある方たちが多いものです。

そのせいもあるのでしょうが、慈悲深き観音系の支援法が目立ちます。

しかし、不登校やひきこもりの青少年たちは、様ざまなトラウマ(魔障)に怯え、立ちすくんでいます。

その魔障に対して、忿怒(ふんぬ)の形相で共に立ち向かってあげ、ひっぱりあげてあげる明王系

の支援も必要であることを心得てほしいものです。

 

 

 

ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
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【毎週月曜日無料相談会】

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

【熊本出張相談会】

 3月21日22日 (要予約 0120-870-996)
熊本市五福公民館 

 

3月23日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

3月11日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館

 

【北九州出張相談会】

4月3日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)

 

NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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自律できない子どもたち

自律とは、自分の中に判断の基準を持ち合わせ、それに従い、自身を制御、コントロールすることで

す。

自制心がなければ自律はできません。

 

 

「慎独」というすばらしい言葉がありますが、独りの時ほど身を慎むということです。

人の目が無いときに自分の行動を規制できるのは、自分自身の目です。

良心”とも言えます。

 

 

「天地神明に誓って」と申しますが、天に恥じることのないものが良心でしょう。

現代は、“天”という概念、認識が無くなってきたのではないでしょうか。

「お天道様が見てござる」と言ってたしなめてくれるお年よりも少なくなった気がします。

しかし、何かを祈ったり、感動したときなどは、自然と空(天)を仰ぎませんか?

 何かやましいとこがあると、逆に顔をうつむかせます。

 

 

良心は両親が育てる」ものです。

わが子の心の中に良心という規範を与えておかなければ、人の目さえなければ、何でもOKと

いった姿勢を身につけさせてしまいます。

 

 

道徳観と倫理観の違いから少し説明してみましょう。

「そんなことしては、人様(世間)の手前恥ずかしいことですよ」というのが「道徳観」であり、

「そんなことは、空恐ろしくてできません」というのが「倫理観」ととらえてください。

 

 

自分の行動を照らし合わせている対象が違うのです

道徳観は、人の目です。

倫理観は、内からこみあげてくるものではないでしょうか。まさに良心です。

 

 

惻隠”という言葉があります。

普通の人間性を備えている者であれば、命あるものを簡単に殺せるはずはないはずです。

人の苦しみを黙って見過ごすことはできないはずです。

この心性を“惻隠”というのです。

 

 

誰に見られるではなく、精神的に、生理的に受け付けられない。

それが倫理観です。

 

 

「天」という認識をもてなければ、母親(父親)の顔を思い浮かべては、いかがでしょうか。

何かの行動を取る時に、母親の顔を思い浮かべてその行動が取れるかです。

 

 

母親が悲しむ顔を見たくなければ、悪いことも、恥ずかしいこともできないでしょう。

吸殻や空き缶のポイ捨て、粗大ゴミの放棄、インターネット上の匿名による悪質な書き込み、

いじめ等など、自分であることが分かりさえしなければなんでもやるといった傾向が強いようです。

道徳観以上に倫理観の欠如です。

 

 

とは言っても、その母親(父親)の顔が、行動規制のはどめにならなくなってきているのかも知れま

せん。

 

 

惻隠が失われているならば、母親の悲しげな顔にも心を揺るがされることもないでしょうし、逆に

インナーマザーに支配された子どもたちは、母親の人生に取り込まれ、自分を尽くし、自分の人生を

生ききることが出来なくなってしまっています

その子たちは、自制がはたらかず、自立の前に自律すらできない子になってしまうのです。

 

 

両親が良心を育てられない時代になってきているのでしょうか・・・・・・・・・

 

 

 

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わが子から背を向けられ・・・

「子どもとコミュニケーションが取れない」「言うことを聞いてくれない」といった嘆きをよく耳にします。

「言っても動いてくれないから長びいた」

こういったご相談の場合、ほとんどそれ以前からの親子間でのコミュニケーションが取れていません。

 

 

そもそもが充分なコミュニケーションがなかったところで、子どもが不登校、ひきこもりになったからと、

急にコミュニケーションを取ろうとはかっても、子どもはなかなか聞き入れてくれません。

 

 

親に背中を向け、口をつぐんだ途端、もうそれ以上言葉をかけられなくなってしまう親御さんも少なく

ないようです。

返事を期待し、待っているのです。

 

 

子どもとのコミュニケーションは、たとえ返事がなくても語りかけ続けることが、場合によって必要なの

です。

子どもは、返事をしないまでも聞いています。

 

 

返事をしないのは、親への反抗的な意味合いだけではありません。

自分の気持ちを表す適切な言葉が浮かばないという場合や、考えの整理がつかず、言葉で返せ

ない場合もあるのです

 

 

言葉を発する(意見を言う=意思表示)ことで、それを否定されることを恐れて発しない場合もあり

ます。

否定されることは、拒絶、見捨てられることと捉えてしまうのです。

 

 

子どもたちに共通してあるのは、自尊心の欠落です。

自尊心は、自分を支える杖、背骨となります

その自尊心が健全に育っていなければ、何ものに対しても、抵抗力がありません。

ストレスに対しての脆弱さは、ここから来ているのです。

 

 

「自尊心なんかで、閉じこもることなんてあるんですか?」と質問される親御さんもおられますが、

自尊心を崩された痛みを一番知っているのは、親御さんたちのはずです。

 

 

わが子が、心を閉ざし、ひきこもり、こちらの呼びかけに何も答えなくなる。

中には、暴力で親を支配しようとする。

わが子がそんな状況になれば、親としての自尊心はズタズタになっています。

そのことで、ますますわが子との距離が開き、ただただ目の前の状況を見過ごしていくしかなくなる。

 

 

誰かに頼ろうにも、崩れた自尊心は、それ以上の辱めを受けたくない、傷つきたくないという心理に

なり、親御さん自身が、自分の殻に閉じこもってしまいます。

相談機関に訪れるのは、数年を経過してからがほとんどであることからも、このことが長期化の

ひとつの要因になっていることも事実です。

 

 

自尊心を傷つけられた痛みを理解してあげられることができれば、わが子の痛みへも寄り添うことが

できます。

わが子の理解、寄り添いが、子どもに安心感を与え、新たなことへの挑戦の勇気の後押しになるの

です。

 

 

 

 

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 2月24日 (要予約 0120-870-996)
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八代市厚生会館  

 

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和水町中央公民館

 

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「ひきこもり」の捉え方をめぐる混乱

社会的ひきこもり対策事業として支援者研修が某市で開催されました。

 

 

その中で、「ひきこもり」の捉え方をめぐる混乱として、次の三つが挙げられていました。

ひきこもりは「状態」であり、「病気」ではないという解釈

「精神障害を背景としないひきこもりには精神医学的な問題がない」という解釈

「社会的ひきこもり」はおもに社会的要因を背景とする現象であるという解釈

 

 

それぞれの解釈は、それこそ、それぞれの解釈があてはまる「ひきこもり」があると認識していれ

ばいいことだと思います。

 

 

見ていますと、「病気か病気でないのか」「障害者なのか」といった論議が盛んになされている感が

あります。

当事者家族や支援者までもが、all or nothing で、生きるか死ぬか思考になってしまっているよう

です

 

 

私がかねて懸念していることは、統合失調症や発達障害といった病理や障害の症状としてひきこも

っているケースと、病理的な背景がなくひきこもっているケースは、明確に分けて議論すべきであり、

解決のための対策が混同されてしまい、それこそ支援者自体が混乱しているということです。

 

 

病理からのひきこもりは、医療に任せるべきであり、一般の素人が手を出すべき問題ではありませ

 

 

例えば、強迫神経症が発症し、日常生活が困難となり、ひきこもりに発展したケースと、長期のひき

こもりにより、強迫神経症が発症した場合は、意味合いも、対策も全く違ってきます。

同じ強迫神経症だからと、一緒にはできません。

植物にかぶれて出た湿疹と、内臓の疾患から出た湿疹とを同じにあつかうようなものです。

 

 

私共の支援経験では、明らかに病理ではないケースがほとんどです。

それは、当協会が医療機関ではないからでしょうが、恐らく数年、十数年ひきこもっていた事実だけ

を見れば、社会不安障害、対人恐怖といった診断は出てしまうのでしょう。

 

 

しかし、投薬といった一切の治療をせずとも(もとより出来ませんが)、社会参加が出来ています。

原因となるものを外していくからです。

 

 

病理からのひきこもりは、お医者さまに頑張って頂かなければならない問題ですので、頑張って頂く

として、重要なことは、私共のような立場と、家庭がどう医療機関と連携を取っていくかです。

 

 

医療は、当事者本人が来院してこそ成り立ちます。

本人も病識があるからこそ、診断を受けたわけですから、何らかの病名が出るのは多くなるはず

です。

逆に言うと、来院できない状態のひきこもりに関しては、充分な把握ができていません

 

 

ひきこもりという状態は、動けないからこその困惑であって、その状態を理解把握している立場と、

医療機関との連携は、急務の課題なのです。

 

 

当事者向け、支援者向けの様ざまな催しを聴いても、どうしても医療分野からの発言者がほとんど

であり、ひきこもり=病気・障害といった印象が発信されてしまっていることを危惧してしまいます。

 

 

 

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北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)

 

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あらたな啓発法?

今日は、11日にひかえた事例劇公演のリハーサルを行いました。

演者は、全て一般の主婦の方です。

一組は、親子での共演です。

20代の青年と母親が、親子役で演じてくれます。

 

 

テーマは、『ひきこもりを招く家族トラウマ』という重いものですが、笑いあり、涙ありの痛くて、

ためになる演劇です。

 

 

演劇に携わっている方々では、全くありませんが、見事な演技を披露してくださいます。

脚本は、すべて実話に基づいた内容ですが、演者の方々も実際の子育ての苦労を経験してきた

お母さん方ですので、迫真の演技となっています。

今回は、かねて私共で行っているカウンセリングの風景も盛り込んでいます。

 

 

リハーサルの模様を見ておりまして、このような形で、子育てを今やっている親御さん方に、是非

観てもらいたいと改めて感じました。

 

 

かねて医師や大学教授の講演を聴く機会、また、自分自身が講演を行う機会もあるのですが、

講演といったスタイルより、はるかに分かり易いのです。

これまで、ドラマや映画といった形態のものも観たことはあるのですが、どうしても“創られた”と

いった感がどうしてもありました。

リアリティに欠けるのです。

 

 

この事例劇では、私が支援活動で見てきた現場を再現しています。

また、演者の方が体験者ということもあってか、リハーサル中にも感極まるといったことがあります。

先生と呼ばれるような方たちの話よりも、説得力があるのです。

私自身が、演じられている光景を観て、改めて学ばされています。

 

 

是非、多くの方たちに観てもらいたいと思います。

芝居見物のような気軽な気持ちで、当事者でなくても、親御さんたちが、いや、お子さんと一緒にで

も観てもらえる機会が増えていけばと願っています。

このブログをご覧になって、事例劇にご関心をもたれた方がおられましたら、是非ご一報頂けたら

と存じます。

 

 

◆◆◆“NPOの専門性を活かした青少年健全育成プロジェクト”◆◆◆
 

がんばれ!◆「ふくおかっ子応援団」フォーラム 開催!◆
  ~手をつなごう!青少年の健全育成サポーター~
 
【内容】
地域で活動する青少年の健全育成団体や
“青少年を見守る大人たち”すべての方を対象にした
フォーラムを2地域で開催します。
(おかげさまで北九州会場は大好評のもと終了しました)
 
「すべての青少年の明るい未来を願って~私たち大人ができること~」
をテーマにした基調講演。

◆青少年問題に直接現場で取組んでいる方
◆不登校や非行を体験した保護者の方
◆青少年自身の立場から
それぞれの話題を語り合うパネルディスカッション。

青少年の健全育成活動をするNPOが提供する
さまざまな体験型分科会などを行う予定です。
 
★筑紫会場★
○日時:2月11日(木・祝)10:00~15:00
○会場:クローバープラザ5F研修室(春日市原町3-1-7)
http://www.cloverplaza.or.jp/traffic/traffic.html ※交通アクセス
 
●基調講演:野口 義弘さん(少年警察補導員・福岡県保護観察所登録事業主)
●講演内容「信じつづければ子どもたちは応えてくれる」
非行経験のある子どもたちを積極的に雇用しているガソリンスタンドの経営者で、
彼らとの日々の関わりを通してお話しいただきます。

●パネルディスカッション「こどもたちとの関わり方」
・冨岡郁雄さん(日本ソーシャルコーチ協会)
・野口義弘さん(少年警察補導員・(有)野口石油代表)
・能登原裕子さん(非行と向き合う親たちの会ふくおか・ははこぐさの会)
・長野広樹さん(team.LIFE)
 
●4つの分科会に分かれて体験ワークショップ等
不登校・ひきこもりの解決支援(ひきこもり家族の事例劇&リコーダー演奏)
  (ひきこもりを体験した家族の再生への道をご覧ください)
②青少年とコミュニケーション(グループワーク こどもの夢応援ワークショップ) 
  (子どもたちの夢を応援するワークショップを地域でも開いてみませんか?) 
③健全育成活動実践(和太鼓・竹のスタードーム体験ワークショップ)
  (体験の少ない子どもたちに、大人から体験の大切さを伝えませんか?)
④青少年と大人の交流(トークセッション・大人VS少年のしゃべり場)
   (大人が考えているような姿が本当の姿じゃないよ!青少年と本音で語り合おう!)

○申込・問合せ先
ふくおかっ子応援団」実行委員会 担当:樺嶋
(事務局:NPO法人男女・子育て環境改善研究所内)
TEL&FAX/092-761-4346
E-mail:support@ysn-fukuoka.jp

 

 

 

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【熊本出張相談会】

 2月24日 (要予約 0120-870-996)
熊本市五福公民館 

 

2月9日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

2月8日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館

 

【北九州出張相談会】

2月27日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)

 

NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp 


元当事者が演じる事例劇公演

福岡県主催の行事が下記日程で開催されます。
 
私共も2月11日筑紫会場の方で参加させて頂いております。
 
私共は第①分科会で、『わが子が示してくれた家族再生の道』というテーマで、元当事者母親たちによる
 
事例劇を公演させて頂きます。
 
この劇は、どのような家庭から不登校・ひきこもりが起こってしまうのかを実例を基に構成した劇です。
 
演者は全て、わが子との問題に向き合い、克服し、固い家族の絆を取り戻した元当事者の母親の皆さん
 
です
 
笑いあり、涙ありの力作です。
 
今回は特に、私共がかねてどのような相談形態を取っているのかの一端もお見せします。
 
支援活動を行っている方々にも参考にして頂ける内容だと思います。





“NPOの専門性を活かした青少年健全育成プロジェクト”
 
がんばれ!
◆「ふくおかっ子応援団」フォーラム 開催!◆
~手をつなごう!青少年の健全育成サポーター~
 
地域で活動する青少年の健全育成団体や
“青少年を見守る大人たち”すべての方を対象にした フォーラムを2地域で開催します。
 
「すべての青少年の明るい未来を願って~私たち大人ができること~」
をテーマにした基調講演。
 
青少年問題に直接現場で取組んでいる方、
不登校や非行を体験した方や保護者の方、
青少年自身の立場からの話題を語り合うパネルディスカッション。
 
青少年の健全育成活動をするNPOが提供する
さまざまな体験型分科会などを行う予定です。
 

 

 

 

 

★北九州会場★
○日時:1月31日(日)13:00~17:30
○会場:福岡看護専門学校水巻校 4階講堂・教室
(遠賀郡水巻町立屋敷1-14-51)JR水巻駅北口より徒歩10分

○基調講演:初鹿野 聡氏(NPO法人ハートム 理事長)
○内容:・講演「犯罪や非行の起こらないまちづくり」
      ・パネルディスカッション「こどもたちとの関わり方」
     ・4つの分科会に分かれて体験ワークショップ等
     ①不登校・ひきこもりの解決支援(参加型ワークショップ&リコーダー演奏)
     ②青少年とコミュニケーション(コーチング体験)
     ③健全育成活動実践(和太鼓・竹のスタードーム体験ワークショップ)
     ④青少年と大人の交流(トークセッション・大人VS少年のしゃべり場)
 
★筑紫会場★
○日時:2月11日(木・祝)10:00~15:00
○会場:クローバープラザ5F研修室
(春日市原町3-1-7)

○基調講演:野口 義弘氏(少年警察補導員・福岡県保護観察所登録事業主)
○内容:・講演「信じつづければ子どもたちは応えてくれる」
      ・パネルディスカッション「こどもたちとの関わり方」
     ・4つの分科会に分かれて体験ワークショップ等
     ①不登校・ひきこもりの解決支援(ひきこもり家族の事例劇&リコーダー演奏)
     ②青少年とコミュニケーション(グループワーク こどもの夢応援ワークショップ)
     ③健全育成活動実践(和太鼓・竹のスタードーム体験ワークショップ)
     ④青少年と大人の交流(トークセッション・大人VS少年のしゃべり場)
 
 
○申込・問合せ先:「ふくおかっ子応援団」実行委員会
            (NPO法人男女・子育て環境改善研究所内)
            TEL&FAX/092-761-4346
              E-mail:support@ysn-fukuoka.jp
 
 
 
 
 

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家族援護士養成講座
https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 

【毎週月曜日無料相談会】

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

【熊本出張相談会】

 1月27日 (要予約 0120-870-996)
熊本市五福公民館 

 

1月26日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

1月28日 (要予約 0120-870-996)
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ある講演から

先日、福岡県のある地域の高等学校10数校の養護教諭、保健主事の方の研修会にお招きを受け

お話しして参りました。

 

 

今回の講演では、立場上かねてより不登校ぎみの生徒や、なんらかの体調不良を訴えてくる生徒

の心理的な面にふれる機会の多い先生方を対象にしていましたので、不登校のきっかけになること

を耳にしたりすることは多いだろうことは想像しておりました。

 

 

その分、非常にデリケートなタイプで扱いにくいといったイメージや精神的に弱い、現実から逃げて

いる、暗い、コミュニケーション能力が低いなどの印象をもっておられたようです。

 

 

きっかけは、もちろんさまざまですが、いじめや学業の遅れ、学内での人間関係の問題などがよく

見受けられるものです。

ですが、ここで今回の講演でも先生方に考えて頂いたのは、なぜストレスに対してそれほど脆弱

なのかということです。

 

 

現実同じような状況に遭遇しながら、不登校になっていない生徒がいる中で、なぜその子は学校へ

行けなくなったのか。

中には「それぐらいのことで・・・」と、つい言ってしまうほどの出来事をきっかけにして、不登校が

始まる子がいます。

 

 

とかくきっかけになった出来事が原因にしたてられますが、学校に行かない理由学校に行けない

原因とを明確に分けて考えていくことを私は常々申し上げております。

 

 

学校に行かない理由は、まさにきっかけであり、原因ではないのです。

「行かない」というのは、そこに意志があります。自分が行かないと決断しているのです。

しかし、「行けない」という状態は、仮に行きたくても行くことが叶わない何ものかがあるのです。

本人自身それを自覚できていないことすら少なくありません。

 

 

200キロ近くの体重になって、仕事どころか自分で起き上がることすらままならないほどになって、

仕事をしないで生活が親がかりになってしまっている原因を肥満だからと言えるでしょうか?

肥満は理由にはなっていますが、原因は体重をそこまでにしてしまったそれまでの食習慣にありま

す。もっと言うと生き方にあります。そしてそれを見ていた家族にも問題があります。

 

 

ストレスに対しての脆弱性は、例えるならば、三百段の階段をダッシュさせられ、頂上で十段の

跳び箱を跳ばされるようなものです。

なんでもない通常の状態で十段の跳び箱を飛び越えるのを難なくできる人でも、さすがに階段を

ダッシュさせられてからでは、跳ぶことはできないでしょう。

つまり、頂上に用意されていた跳び箱がきっかけです。

 

 

ささいなきっかけを飛び越えられないのは、それ以前にくたびれ果てた状態があったからです。

それが行けない原因です。

 

 

この三百段の階段が何だったのかということが重要なのです。

それは、子どもたちの発達段階の過程で受けてきた精神的ダメージです。

親が知らず知らずの間に与えてしまった家族トラウマです。

 

 

2月11日に福岡県の行事で「ふくおかっ子応援団」フォーラムが開催されます。

不登校・ひきこもりの解決支援の分科会で、当協会が、元当事者家族による事例劇を公演致します。

詳細はhttp://www.pref.fukuoka.lg.jp/e05/fukuoka-ouendan.html

 

 

どういう家庭環境の中で、不登校、ひきこもりが起こるのかを劇でお見せします。

三百段の階段の意味を知りたい方は、是非ご参加ください。

 

 

 

ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
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新年あけましておめでとうございます。

新たな年を迎え、今年も実家の熊本で家族とゆっくり過ごすことができました。

自宅へ帰宅し、社会へ巣立っていった青年たちからの年賀状を見るのが、毎年楽しみです。

今年は、写真入の結婚の報告と、彼女ができたことの報告が特に印象に残った年賀状でした。

 

 

精神分析のフロイトの言葉に、「健康な人間にできることは、愛することと働くこと」というものが

あります。

私が青年たちの支援活動を行っていて、彼らに一番望むものは、愛することができるようになって

ほしいということです。

 

 

何ものかを愛することは、すべての原動力となります。

青年たちは、愛されることに飢えています。

愛されることに渇望するあまり、愛することを忘れてしまっているかのようです。

 

 

働かざる者、食うべからず

食うために働く

 

 

確かにその側面はあります。

しかし、働くことは、誰かの手間を肩代わりすることであり、役にたつことです。

だとすれば、より愛することのできる人のためにこそ、労を惜しんで手助けしたい、役立ちたいと

思いませんか?

 

 

ですから、「働く」ということは、愛情の一表現であり、愛することと働くことは表裏一体なのです

「労働」を使役されることととらえれば、愛だのへったくれだなどと言ってられないでしょうが、

同じやるなら、愛することととらえてみてはどうでしょう。

 

 

そうなると、「食うために働く」のではなく、「働くために食う」ことになります。

働くことが主目的となるわけです。

 

 

人を愛せば、働きたくなります。

一生懸命働けば、今度は周囲から愛され、求められます。

そうしたら、もっともっと働きたくなります。

 

 

ここで言う愛するとは、「自分のものにしたい。独占したい」ということではありません。

全くその逆です。

“個”の存在とし認め、尊重し、敬うということです。

相手を“活かす”という愛情です。

 

 

自己都合に合わせようとするものではありません。

互いが相手を活かしあってこそ、依存しない自立した主体的な生き方ができます

 

 

自分を愛することも教えられなかった子どもたちが、自分を粗末にする生き方を選んでしまっている

ようです。

 

 

結婚や彼女ができたという報告に、心が温かくなったお正月でした。

今年もどんな青年たち、ご家族の成長が見られるのでしょうか。

楽しみです。

 

 

 

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両輪がそろわない

先日テレビを観ていると、「婚活」ならぬ「離活」といったものがあるそうです。

離婚のための活動のことです。

 

 

熟年離婚という言葉も一時流行りましたが、あまり流行ってほしくない言葉ですが、現実は身近でも

実際に聞かれます。

私自身ご相談者に「離婚されたらどうですか?」と口に出したことも実はございます。

ほとんどは母親に対してです。

 

 

相談の場に訪れるのは、ほとんどが母親です。

仕事があるなしではなく、日曜日でさえ父親が来られないことが大半です。

「ウチだけでしょうねぇ、主人が一緒に来てくれないのは・・・・」と嘆かれますが、「いえっ、ほとんど

です」とお答えしています。

講演や親の会でも父親の参加はめずらしく、父親へのグチで花が咲く(笑)場合もあります。

 

 

何がそうさせているのでしょうか。

よく聞かれるのが、「子育てはオマエ(母親)に任せていたんだから、オマエの責任だ」という言葉

です。

 

 

わが子を育てていくことを母親のみに任せるということはどういう意味なのでしょう。

その子の親として、その父親は何を親の役目と心得ておられるのでしょうか。

もしかして、働いて生活の糧を得ていくことで、務めを果たしているとでも思っていらっしゃるので

しょうか。

 

 

そう言えば、「誰のお蔭で食っていけてると思うんだ」という言葉も時おり聞かれます。

まっ、最近は「あなたの稼ぎが少ないから苦労するんでしょう」と恐妻からバカにされ、ひそかに離活

始める夫も増えてきているともれ聞くに及んでいますが(笑)。

 

 

それはさておき、先のような発言を平気でする父親は、「人はパンのみにて生くるにあらず」という

ことをご存知ないのでしょう。

わが子は金魚とは違います。

鉢に餌を放り込むだけでは、健全に育たないのです。

 

 

犬だって躾が必要です。

まして最愛のわが子、かけがえのないわが子に食事を供しているだけで、親としての務めを果たせ

ていると勘違いしていては、離活の対象となってしまいかねません。

 

 

ある心理療法家が「躾は、人生の受難を減らす方法である」と述べています。

言い得て妙です。

 

 

親の責任として、養育はもとより教育が必要です。

ヒトは教育によって人間と成っていくのです。

 

 

わが子の不登校やひきこもりに向き合えないタイプの父親に多いのは、家族に対して支配的な父親

他者(家族も含む)に関心をもてない父親のようです。

 

 

支配的な父親は、家族をコントロールしたがります

コントロールすることで、安心を得ようとしています。

それだけ情緒的に安定できないものを抱えている場合があります。

 

 

例えば、父親自身が自分の父親から安心を与えてもらえていなかったようなことです。

他をコントロールすることでしか自分を立てていられないのです。

 

 

また、関心を他に向けられないタイプの父親は、わが子との距離感をもてないままになっています

わが子に対しての厳しさや優しさの感覚が分からないでいるのです。

わが子との距離が近づき過ぎると、厳しさが威圧的となり、優しさがおもねるようなものになります。

距離が離れすぎれば、当然関心がおよびません。

 

 

このタイプの父親は、自身の親との間に身体的、情緒的スキンシップ、交流があまりなされていない

ことが多いようです。

無関心(ネグレクト)は、虐待とも位置づけられているほどです。

 

 

支配されたり、関心をはらわれなかった子どもたちは、自尊心自己信頼感が育っておらず、数々

の人生の受難に遭遇しています。

 

 

適切な躾(人生の受難を減らす方法)を与えられなかった子どもたちは、大海も知らず、金魚鉢の

ような狭い世界でしか生きられなくなってしまいます

 

 

ひきこもりの多くが男性ですが、その青年たちからの話に父親のことが多いことを知ってもらいたい

ものです。

母親をなじる父親に対して、「なぜまだ分からないんだ。アンタ(父親)のせいで俺はこうなったんだ

と罵倒した青年もいました。

 

 

青年たちは父親も求めています。

いや、父親を求めています。

自身の非を潔く認めて、詫びることのできる父親

適切に認めて、肯定してくれる父親

家族の精神的支えという意味でのリーダーシップを取れる父親を待ち望んでいます。

 

 

世のお父さま方、是非気がついてあげてください。

お願いします。

 

 

 

 

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自然と共に生きる

昨夜は満月でした。

月に限らず、朝日や夕日を観ると何か落ち着きます。

 

 

しかし、同じ月でも所が変われば狼に変身します。

かのマイケル・ジャクソンもスリラーのPV映像の中で、狼に変身していました。

日本は、お団子を供え、手を合わせます。

他国の人から見たらどう感じられるのでしょうね。

 

 

大分前に読んだ藤原正彦氏の『国家の品格』という本の中で著者は、こういった日本人の特質を

論じています。

 

 

論理だけでは世界は破綻するといった自説の中で、論理の出発点を正しく選ぶために必要なものは、

日本人のもつ美しい「情緒」や伝統に由来する「形」であると述べています。 

その中でも、自然に対する繊細な感受性をあげ、取分け、虫の音を楽しむことは、欧米はもとより、

中国や韓国にもない習慣だということを紹介しています。 

 

 

以前角田忠信教授の『日本人の脳』で、日本人の脳は、情動の働きが左脳(言語脳)で扱われ、自然

界の音(虫の音、川のせせらぎ等)なども外国人と違い、左脳で処理することを読んだことがあります。

これによって、俳句や短歌などの文化も生まれたのでしょう。

 

 

四季のはっきりとした環境に暮らす日本人は、自然に対する畏怖心や跪く心をもち、自然と共生する

生き方を行ってきた民族です

 

 

近代は、生活そのものが欧米化し、このような日本人が誇るべきものが失われていっているようです。

当協会では、前回お話ししたように『生かされている命に支えられて生きている自覚(エコロジー)を

信条とし、それなしでは存在しえないものへの感謝を基とした生き方』を指導理念としています。

 

 

バックボーン(精神的支柱)という言葉がありますが、現代の家庭の中には、精神的大黒柱

失われているような気がしてなりません。

 

 

現在、来年1月、2月に実施される福岡県の事業~青少年の健全育成サポーターが手をつなぐ~

がんばれ!「ふくおかっ子応援団」フォーラムの準備を進めておりますが、福岡県の少年非行は

全国的にも高水準です。

子どもたちの心の荒廃は、家庭が源です。

 

 

フォーラムの分科会の中で、どういう家庭の状況から不登校やひきこもりが起こってしまうのかを

元当事者の親御さんたち自らが演じる事例劇https://www.interbrain.co.jp/lecture/を公演する

予定です。

 

 

今こそ、自然と共生してきた日本人本来の感性を呼び起こし、生命を中心においた心の教育が必要

な気がしてなりません。

 

 

ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
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熊本市五福公民館 

 

12月8日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

12月9日 (要予約 0120-870-996)
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【北九州出張相談会】

12月5日 (要予約 0120-870-996)
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