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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 9ページ目

無力を知ることが解決につながる

わが子へのはたらきかけが全く功を奏しない事態に直面し、その両親たちは、親として
無力さを思い知らされます。
しかし、このことが実は解決につながる大きな意味をもっているのです。
そのことについて述べてみましょう。



無力を知ることで最もいいのが、その時点での限界を知り、謙虚になれることです。
そもそもある問題を抱えるということは、その時点での自身のあらゆる意味での限界を
超えているということで、それまでの価値観を見直し、新たな価値観(視点)に基づいた
行動を実行していかなければならないことを示しています。
つまり、成長へのターニングポイントであり、自己変革のチャンスです。



無力を知れば、それまでの慢心も抑えられ、謙虚にならざるを得ません。
わが子のことは誰よりも分かっている
子どもは親の言うことをきくものだ
自分の望む子どもになってほしい
これらはすべて、親の慢心、傲慢さから出てくるものです。



わが子は思うようになるものだと、どこかでコントロール幻想を抱いてしまいやすいもの
です。
コントロールは、わが子から自由を奪うということです。
自由を奪えば、主体的な生き方ができないようになってしまいます。
それは、何ものかに常に依存した生き方しかできないということです。



無知を知り謙虚になれれば、素直になることができます。
素直になれば、わが子からの訴えも、周囲からのアドバイスにも耳を傾けられるように
なります。
素直になれれば、正直に自分の非(いたらなかった部分)を認めることができます。
素直さや正直さは、潔さにも通じ、他者(もちろんわが子も)からの高い信頼につながり
ます。
わが子の目線に降り理解し、痛みに寄り添えることで、解決の途につけるのです。





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無力さを味わう

わが子が不登校になったり、ひきこもると、親御さんたちは嫌というほど自分たちの無力さを思い知らされます。
わが子が何を言っても聞く耳をもたず、場合によっては暴力などで反発を露わにすることもあります。
多くの親御さんが親として自信を失い、打ちひしがれます。



しかし実は、この無力を知るということが、目の前の問題を解決できるために必要なことでもあるのです。
なぜ無力さを味わうことが必 要なのかこれから述べてみましょう。



先ず、無力さを知るとどうなれるかを考えてみて下さい。
以下、「たらちね親の会https://www.interbrain.co.jp/tarachine/ で参加家族の皆さんから出された回答です。


自分の限界を知ることができる。
自分を省みることができる。
自分に向き合える。
コントロール幻想を手放すことができる。
無用なプライドを捨てることができる。
子どもの目線に降りることができる。
子どもの痛みに寄り添うことができる。
謙虚になれる。


如何ですか?
無力さを知ることで、これだけの得られるものがあるのです。
もちろん、自暴自棄になり、それこそウツになって自分が閉じこもってしまう場合もあります。
いわば、そこが解決か長期化かの分かれ目とも言えます。



青年たちは、発育成長の過程で、様々な自力での解決が困難な課題に遭遇します。
その度に、迷い、戸惑い、悩みます。
そういった際に、親が適切な関わりをもって指針を示せなかったケースで、後にひきこもり等につながっていることが多いのです



子どもが学校に行かなくなった。
部屋に閉じこもって出てこない。
わが子の行動が、思うに任せない状態になった時、上記の回答の様な状況になれなかった場合で事態がより悪化、長期化してしまっています。



青年たちの話の中で、自分が不登校をしたり、動けずに閉じこもってしまった時の両親の自分に向けられた態度のことがよく聞かれます
もちろん、その時の傷つき体験の話です。
それだけ彼らにとっては、そもそもの原因となった傷つきと同じくらいの痛みがあるのでしょう。



発達障害でも言われていることで、障害そのものよりも、障害に対しての無理解さからの叱責や、体罰といった不適切な対応による二次障害の影響(トラウマ)の方が大きいという問題があります。
それと似たような状況が、ひきこもりにもあるのです。



早期の解決に進むのか、長期化を招くのかが、無力さを味わうような場面での対処の違いひとつで変わってくることを心得て頂きたいのです
次回から、無力さを知ることで得られることが、どう解決につながるかを述べてまいりましょう。



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過ちて改めざる、これを過ちという

わが子のひきこもりに、自身の親としての関わり方が強く影響していた事実を知り、
自責の念から積極的な解決のためのはたらきかけが出来なくなってしまっている
ことを前回お話ししました。
ですから、その自責の念をいかに昇華させていくかが、解決のための要となって
きます。


実際、かねての支援活動の中で、解決のためのアプローチを当人にかけ始めた
際に、いやな顔をされたり、大きな声をあげられただけで、すぐにその動きを止め
てしまうことが少なくありません。


数年、あるいは十数年も動かなかった者に、今さらのように突然はたらきかけを
始めたからといって、「はい、分かりました」と動き出すはずもありません。
ここで止まっていては、再びこれまでと同じ状態を継続させるだけです。


ですが、これまでの反省から、いやな思いをさせることをためらってしまう結果、
このような状況になりやすいのです。


自責の念につぶされないためには、責任を果たしていけばいいのではないですか?
大事なことは、何が責任を果たすことなのかということですね。
難しい問題だと思います。
一緒に考えてみましょう。


ひきこもる若者たちは、何ものかが出来なくなってしまっています
単に働けないとか、人づき合いができないではなく、何かが出来なくなってしまって
いる結果、働けなかったり、人と関係をもてなくなっているのです。
社会という群れの中で生息していくことができなくなってしまっているのです。


また、何かをしでかしてしまうというのもあります。
望んでいるわけでもないのに、繰り返しそれをしてしまい、きまって後で後悔してし
まう。
例えば、自分の考えにこだわり、他の手立てを取れない。
周囲からの声に耳を傾けようとしない。


さらには、生きていくことに意味(理由)を見い出せなくなっしまっています
自身の欲求すら分からなくなってしまってもいます。


これらのことに、両親の家庭運営(成育環境作り)のあり方が大きく関わっている
のです。
ですから、最終的にこれらの改善、解消、解決をしていかなければ回復できません
ので、これらの見極めと、それが出来るための手立ての提供が果たすべき責任の
ひとつではないでしょうか。


しかし、この見極めと手立ての提供は、親御さんでは分かりません。
だからこそ、それらを提供できる場所、機関へ速やかに足を運ばなければならない
のです。
自分たちだけで考えあぐねていても、これまでのように時が経過するだけです
本人より先に、真っ先に親御さんが動くことが、果たすべき責任の中でもより重要
なものなのです。
当事者本人は動けないのですから。


過ちては則ち改むるにはばかることなかれ(論語)」と古より申します。
過ちに気づいて責任を感じるのであれば、善後処置こそ大切なことです。
自己弁護をすることなく、過剰に責任を背負い、気を滅入らせ留まるのではなく、
行動を起こすべきでしょう。
過ちに気づいているのに、改めないことこそ、大きな過ちなのですから。




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親として、自責の念で苦しい

わが子のひきこもりの原因が、過去の親としての子育てが影響していることを知って、自責の念から

わが子へのはたらきかけが出来なくなってしまっている親御さんが少なくないようです。

 

 

大前提として、親という席(役割)は、いかなることがあっても降りることができないということです

どこかの国の大臣のように、責任をとって簡単に辞任するといったことはできません。

後始末もないままの安易な辞任が、そもそも「責任をとった」ことになるでしょうか?

 

 

わが子に対して責任を感じるのなら、なおさら何が親としての責任を果たすことになるのかを考えて

みては如何でしょうか。

これから一緒に考えて見ましょう。

 

 

先ず、知って頂きたいことは、これまでの誤りを覚ったことで、再び誤った関わりをしてしまわないか

といった不安感があり何事も出来なくなってしまっていると思いますが、その不安感こそ、わが子

今、動けなくなってしまっている不安感と同じなのです

 

 

ひきこもる青年たちは、過去に失敗や挫折を経験しています。

その経験から、自分の判断に自信がなく、二度と失敗して傷つくことを避けようと、止まってしまって

いるのです。

 

 

自身が同じ痛みを感じることで、わが子の痛みに共感でき、寄り添うことができるではないですか。

 

 

青年たちは、「明日目が覚めたら、苦悩の種が無くなってくれていないか」と願い、目が覚めた瞬間、

昨日と変わらない現実が目の前にあることに愕然とし、一日を意識を殺して(そらして)過ごし、「明日

こそは」と、再び「無くなってしまっていないか」という幻想を抱きながら、眠りにつきます。

こういった毎日を過ごしていくことで、「問題は最初から何もないんだ」と自分に言い聞かせていき、

やがて現実を全く見なくなります。

 

 

親御さんたちも同じではないですか?

ある日わが子が学校へ行かなくなる。

自室に閉じこもる。

受け入れ難いことです。

「明日こそは元に戻るはずだ」と、自分に言い聞かせながら時を過ごしてこられたと思います。

「子どもが何を考えているのか分からない」といった嘆きがよく聞かれますが、同じ迷いや不安を

抱えているのだということを知ってください。

そのことに気がつけば、わが子と共に、現状の改善、解決に取り組もうという意識が自然と出て参り

ます。

 

 

現実を見ていなかったわけではない。親があれこれ動いたとて、本人がやる気を出して動き出さな

ければ何も変わらない」といった声も多いですが、これもまた子どもたちと同じなのです。

青年たちは、「親がこうしたんだ。親が変わらなければ、自分は変われない」と訴えます。

 

 

如何ですか?

互いが、相手次第となってしまっています。

そこに自分自身の問題として受けとめ、問題解決に主体的に取り組む姿勢はありません

これが長期化招く最大の要因なのです。

これから何回かに分けて、自責の念をどう昇華させていくかを一緒に考えて参りましょう。

 

 

 

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ひきこもりは親のせい?②

「責任」というものに、抵抗を感じやすいのは、例えば「あなたに責任がある」と言われると、あたかも

「あなたが悪い」と言われているような気になるからではないでしょうか。

誰しも自分が悪いと言われれば、いい気持ちはしません。

 

 

しかし、ここで考えて頂きたいのは、いいとか悪いとかの評価の問題ではなく、自身の身に起こった

ことへの責任を自分がもつのはあたりまえのことだということです。

 

 

つまり、良かろうが悪かろうが、いかなる状態であっても、結果に責任をもつべきは自分です。

ですから、わが子がひきこもってしまった。そのひきこもりを継続させてしまったこと(結果)に対して

は、当然親が責任をつもつべきなのです

だって、わが子に、わが家に生じていることなのですから。

 

 

誰しも、過去の自分の判断や、取った行動に誤りがあったとは、認めたくないものです。

こと、親が子どものために取った判断は、「わが子のために良かれ」と思ってそう判断していますか

ら、動機がわが子のためを思ってのことですから、結果が思わしくなくても、「判断に誤りは無い」と、

責任を負いたがりません。

 

 

しかし、動機さえ間違っていなければ、何をしてもいいというわけではありません

「わが子のために良かれ」と思って行ったことでも、結果わが子が傷つくようなことになったのであれ

ば、その結果に対しては、きちんと責任をもちましょう

責任をもつというのは、傷つけたことへの謝罪と、その判断がわが子に与えた悪影響を解消していく

ことです。

 

 

もちろん、ひきこもり現象は、親の責任だけではありません。

本人が負うべき責任もあります。

本人が負うべき責任は、きちんと本人に負うべきことを自覚させていかなければなりません

 責任の肩代わりは、本人の依存心を強め、気づきの機会を奪うことになります

責任の自覚を促すためにも、親が自身のことにおいて責任をもつ態度の手本を示す必要があるの

です。

 

 

親は、自らの過去の判断の正当性を主張したいがために、結果わが子に与えた悪影響に関しては、

責任を回避しようとします。

この態度は、子どもが抱えている痛みに対しての態度にも反映します。

そのぐらいのことで」とか、「お父さん(お母さん)は我慢できた」とか、「甘ったれるな!」という

態度では、わが子の痛みに共感どころか、無視したことになります。

どんなに正論であっても、過ぎてしまったり、偏っていては、好ましい結果は出ません

 

 

人を見て法を説け」で、子どもの目線に降りて、立場に立って聞いてあげる姿勢が大切です。

自分ができたからといって、わが子も出来るとは限らないのですから。

自身の正当性にこだわるのではなく、わが子に与えた影響により、動けなくなってしまった事実に

対して、責任を果たすことが優先されるべきではないでしょうか。

 

 

 

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ひきこもりは親のせい?

「犯人捜しはやめましょう」

「原因をつきつめても意味がない」

こういったことを時折目にしたり、耳にしたりします。

 

 

それぞれの理由は、犯人捜しをすれば、犯人とみなされた者が決していい気持ちはしない。

原因を作った者を今さら責めても、解決につながるものを何も生み出さない。

分かりにくい原因を探りあてるよりも、今とこれからをどうするかが大切。

といったものです。

 

 

私も「犯人捜しは無用です」とお話ししています。

ですが、理由が少し違います。

私が無用と言っているのは、犯人は家族全員だからです。

もちろん本人もそこに入っています。

同居家族全員です。

全員が、ひきこもりの背景として絡んでいるという意味で犯人ではあるわけです

ですから、捜す必要性、意味がないということです。

 

 

しかし、原因をつきつめても意味がないというのは、全く間違っています

原因が分からずして、どう解決していくのでしょう。

原因は、当事者が何が出来なくなってしまっているのか、何が自立の妨げになっているのかに深く

関わっています

それを分からないままにしていて、どうやって解決させていこうというのでしょうか。

私には、原因を探る手立てが分からないでいることの言い訳にしているとしか思えません。

原因を問う必要がないと言っている支援者や家族ほど、無理やり引きずって学校に連れて行った

り、「居場所」と称して、ひきこもる場所をただ自室から移動させるだけになってしまっていることが

多いようです。

 

 

原因を探る過程で、様々なものがあぶり出されてきます。

もちろん犯人(全員ですが)の所業も浮き彫りになります。

このことへの抵抗感が無意識に感ぜられるので、解決のための初動が遅れてしまうのです。

 

 

ここでよくあることが、「誰々が悪い」という短絡的な発想です。

大切なことは、各々の責任の自覚であって、断罪ではありません

親にとって、子育てへの非難、断罪は、その親の生き方の否定、存在の否定と捉えられがちです

これには、誰しも強い抵抗感があります。

だからこそ、相談に出向くこともはばかり、解決が遅れ、長期化を招いているのです。

責任の自覚については、次回お話ししましょう。

 

 

 

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ひきこもりの解決法実行できましたか?

 「どうやったら、登校しますか?」

「働かせる方法は?」

「家から出して、預かってくれませんか?」

こういった特効薬ならぬ、マニュアル的なものや、解決代行屋を期待してこられる親御さんが、本当に

多いものです。

 

 

私は、先ず重要なことは、わが子のひきこもりに向き合う態度姿勢だとお伝えしますが、「そんな

ことよりも、手だてを教えてもらえばいいから」と、結果を急がれます。

もちろん、支援者として解決策は心得てはおりますが、その手だてが功を奏するか否かを左右する

のも、態度姿勢なのです

しかし、なかなかそれを理解して頂くことは、困難を極めます。

 

 

だからといって、具体的な方法をアドバイス差し上げたら差し上げたで、速やかに実践されるかと

いえば、そうはいかないようです。

解決のための心がまえが出来ていないからです。

心がまえとは、心の姿勢、態度です

 

 

こちらが提供する方法は、ほとんどが、今まで親御さんがやっていないことです。

つまり、それまでの習慣になかったものです。

だからこそ、なかなか実行出来ないでいるのです。

 

 

さらには、そもそも子どもそのものが何とかならないか(変わらないか)と望んでいる親御さんが、

少なくありませんので、自分がどうするという発想そのものが少ないようです。

 

 

何事も、他に期待することがあれば、先ず自分が率先して実行すべきでしょう。

自分がしてほしくないことは、人にもすべきでないように、自分が出来ないにもかかわらず、わが子

には変化(実行)を求めるのは、如何がなものでしょうか?

 

 

 

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ひきこもりはやる気の問題?

「何を言っても動こうとしない」

「何でもないことでもやろうとしない」

「何に対してもやる気がないから、うつ病ではないかしら?」

こんな話がよく聞かれます。

 

 

確かにかねての生活ぶりを見れば、やる気のかけらも見られないといった感は、否めません。

ひきこもりは、本人のやる気の問題なのでしょうか?

やる気がないから、ひきこもっているのでしょうか?

 

 

実際は、やる気がゼロとも言えないのです。

社会の中で働いて自立していかなければならないぐらいのことは、彼らも分かっています。

その証拠に、年齢相応の生活ぶりが出来ていない自分を、無価値だと思い、遅れ感や孤立感で

身悶えしています。

ですから、やる気があるからこそ、落ち込んでいるようなものなのです。

本当にやる気が無ければ、塞ぎこむようなこともなく、のん気にやっています(笑)。

 

 

 やる気があれば、ひきこもりを脱することができる。と考えている親御さんは多いようですが、そんな

単純なものではありません。

「やらなきゃ」と思っても、腰が上がらないし、「やるぞ」と思っても、その気持ちを持続することが

できません。

いずれも、そのやる気を大幅に上回るほどの、不安感や恐怖心があるのです。

 

 

親自身考えてみてください。

わが子のひきこもりを本当に解決する「やる気」がありますか?

「ないわけないだろう!」と怒られそうですが、実際は、解決するために知らなければならないこと、

気づかなければならないこと、やらなければならないことを恐れ、現実にフタをしてしまっていません

か?

そのことで解決に向けての動きができず、長期化を招いてしまっているのではないですか?

 

 

私たちが現実から逃げたくなるのは、“恐怖”からです。

その中でも、命が消失する恐怖。

そして、命(存在)の意味を見失う恐怖が、もっとも耐え難い恐怖なのです。

わが子がひきこもる時、親としての存在価値を問われ、その意味の危うさをつきつけられます。

その恐怖を乗り越えることこそが、やる気ではないでしょうか?

 

 

 

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ひきこもりの容認

かねての支援活動の中で、はたらきかけを始めても、思うように動いてくれないわが子に対して、

「どうしたものか・・・・」と、困り果てている様子を拝見することがよくあります。

冷静に考えてみれば、これは当たり前のことで別に不自然なことでもありません。

なぜなら、これまで数年ひきこもりの状態が継続されてきたということは、当事者側から言えば、

親がそれを容認したということになっているからです。

 

 

もちろん、親側はそんなつもりは毛頭ありません。

ですが、結果ひきこもりが継続されてきたということは、容認されたととられても仕方のないこと

なのです。

 

 

それを今さら、「何とかしていこう」と促されたとて、「はい、分かりました」とはなりません。

ほとんどコミュニケーションが親子間で取られることもなく、毎日食事が黙ってても用意され、ゲーム

やインターネットが出来るパソコンまでもが用意されていれば、「この状態を、親も暗黙の内に了解し

てくれている」ととられてもやむをえないことでしょう

 

 

この状態から解決に向かわせるためには、これまでのことを棚上げしてでも、「これ以上この状態

続けていくつもりは親には無い」という姿勢を毅然とした態度で示す必要があります。

 

 

だからといって、「なんとかしろ!」と詰め寄るわけではありません。

自分たちが、なぜひきこもるような状態になったのかを理解をしていく努力が足りず、現状の改善の

ための適切な対応、行動が、その時々に取れなかったことを潔く認め、わが子の心の痛みに寄り添

っていくのです

わが子が一人で抱えてきた重く大きな問題を、一緒に抱えていく姿勢が大切です。

 

 

いつも申し上げますが、体重が200キロになり生活がままならなくなったからと、「助けてください!」

は、全くおかしな話です。

一晩で200キロになることはないわけですから。

経過が見えていて、なんらの策も講じなかったことは度外視して、不可抗力的に「こうなった」は、

責任回避としか言えません。

10年のひきこもりも1日から始まっています。

あたりまえですが。

 

 

200キロからのダイエットには切除手術が必要なように、ひきこもりからの脱出のためにも、悪習慣

という重たい脂肪を切除していかなければなりません。

ひきこもり現象は、親子という関係で生じたものですから、悪習慣は互いに癒着しあっています

ですから、わが子の習慣だけを改善させるわけではないのです。

 

 

変化を起こさない(ためらう)、問題をそのままにしてしまう習慣を真っ先に改善していきましょう。

 

 

 

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ひきこもっているのは誰?

メルマガ「ひきこもりは動けないから解決できる!」のバックナンバーを、今回小冊子にまとめま

した。

ひきこもり現象の理解の手立てとなる「絆の病」と、ひきこもりの心理を解説した「存在の痛み」の

二種のテーマで編成しました。

 

 

この発刊を記念して、講演会を開催し、参加者の方に無料で配布することを行ったのですが、あるこ

とが気になりました。

地元の新聞に、ひきこもり指南書発刊と大きく掲載された関係で、講演会への参加申込み、問い合わ

せが多数寄せられたのですが、3分の1ほどの方が、「小冊子を送ってほしい」という要望だったので

す。

講演会へは参加しないけれど、小冊子だけがほしいといった内容でした。

「お金は出すからほしい」といった要求もありましたが、もとより無料で配布することを目的としていま

したので、今後の家族会や講演会、相談会などでも無料配布している旨お伝えしたのですが、その

まま電話を切られるのです。

もちろん、当日都合で参加できないので、各行事の案内を郵送してほしいと住所を知らせて頂いた方

もおられたのですが、「案内をお送りしますのでご住所をお知らせください」とお伝えすると、

「いいです」と、切られる方が複数おられました。

 

 

私がかねて親御さんにお伝えしていることは、行動するということです。

手立てが見えないまま、考えあぐねていても、何も変わりません

先ず、行動です。

 

 

座ったまま、送られてきた小冊子を読んだところで、解決はしないでしょう。

行動するためには、決心、覚悟が必要です。

必ず解決するぞっ!」という腹くくりです。

ひきこもっているわが子に、行動を促さなければならない親御さんが動かなければ、子どもは動き

ません

 

 

住所を知らせたがらない親御さんは、身元を知られたくないということだと思います。

心情的には、理解できなくはありません。

しかし、これでは親御さん自身ひきこもっているのと同じです。

こういった対応では、解決のための何らの情報も得ることはできないでしょう。

恐らく相談に出向くといったこともなされていないと思います。

 

 

今や、不登校やひきこもりに関しての書籍なども、一般書店に数多く並んでいます。

インターネットでも、あらゆる情報が公開されています。

ですが、長期化している家庭ほど、書店へ足を運ぶ、インターネットを覚え、活用するといった動き

がなされていないようです。

60代以上のお年寄りの方でも、趣味を楽しみたいということで、パソコン教室などに通って、メール

やインターネットを覚えている方たちも今はおられます。

ましてや、わが家の一大事に、インターネットを覚えるほどの労力も惜しまれるようでは、解決など

ほど遠いというものです

私がかねてより、「子ども一人ではひきこもれない。ひきこもりは親子の共同作業です」と

言うのは、こういったところのことも表しているのです。

今回小冊子を発刊したのも、インターネットを利用していない親御さんへの情報提供という目的で

もありました。

 

 

「うちわの事は漏らすまじ」とばかりに、周囲との関係を遮断し、何らの情報を得る機会も積極的に

作らなければ、長期化していくことは当然のことです。

以前にも、実の妹が40歳になるまで、20年以上もひきこもっていることを知らないケースもありまし

た。母親が姉に隠していたのです。

また、同居している祖父(父方)に、息子の不登校を内緒にしていた父親もいました。

この子は、日中は、祖父に気づかれぬよう息をひそめて生活していました。

 

 

行動とは、頭と手足を動かすことです。

わが子の苦悩を解決するために、考え考え考えぬいて、あきらめずわが子へはたらき続けること

です。

 

 

 

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