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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 教育: 2009年5月

見えないものを観る眼

私が講演や講座で心がけていることは、かねて関わっている青少年たちの生の声を伝えることです。

そういう意味では、すべてが体験していることばかりです。

私自身かねて父親業をやっていますので、彼らから聞かされる内容は、身につまされる思いでいつも

います。

この子達が味わったことを、わが子に同じように味わせることをしていないかと心配になることも度々

です。

それほど、親が気づかないところで子どもたちにダメージを与えていることがあるのです。

 

 

相談や質問などで「子どもたちの心が見えない」とは、しょっちゅう聞かれることです。

しかし、子どもたちはハッキリ伝えてくれています。

認めてほしいだけです」と。

 

 

マスローの欲求階層論というものがあります。人は食欲や性欲といった「生理的欲求」が満たされ

て、恐怖や不安からの自由「安全欲求」を満たそうとし、安全が確保された段階で自分の居場所を

求める「所属と愛の欲求」が生じ、そして次に周囲から評価してほしいという「承認欲求」を充足させ

ようとします。

欲求階層論については、無料レポートに詳しくありますので、是非ご購読ください。

 

 

不登校やひきこもりの青年たちは、生理的欲求こそ満たされてはいますが、幼年期に安全を

脅かされ、学生でもない、社会人でもない無所属派となり、疎外感を感じながら周囲の評価に怯え

ていま

家庭にも居場所を失った子どもたちには、安全な帰る場所が必要です。

そしてそこでは、ありのままを認めてあげる環境が求められます。

 

 

褒めて育てる」とよく言いますが、褒め言葉はなかなか難しいものです。

だったら認めてあげましょう。

承認とは「期待」と「信頼」です。

物事を頼み、任せ、尋ねることをすれば、わが子への期待と信頼が伝わります。

何よりもわが子に「ありがとう」が言えます。

 

 

「ありがとう」は相手への絶対肯定の言葉です。

「ありがとう」を言われなれている子どもたちは、「自分は必要とされている」「自分には価値がある」

という健全な自尊心が身につきます。

逆に「ありがとう」を言われずにきた子どもたちは、何に対しても自信をもてないでいます。

 

 

子どもたちが求める「期待」と「信頼」はあるがままに期待してもらいたい、そのままで信頼してほしい

ということです。 

子ども達が承認をどれだけ求めているかは、自分自身がわが子にどれだけそれを求めているのか

を考えてみるとわかるでしょう。

 

 

親として信用してほしい。

親を頼ってほしい。

でもわが子は、「親なんかあてにしていない!」

「いつも裏切られるから信用できない!」

「どうせ信じてくれないから!」

と嘆きます。

 

 

その言葉に、どれだけ親としての自尊心を打ち砕かれたことか。

「どうして親の気持ちを分かってくれないのか・・・」

子どもたちは、同じ思いを経験してきたのです。

 

 

わが子の心が見えるためには、見えないものを観る眼が必要です。

子どもの行為、行動の裏にあるものを観察、洞察する眼です。

見えているものだけで、判断していませんか?

「学校に行きなさい!」

「とっとと働きなさい!」

「ダラダラするなっ!」

 

 

子どもたちは言います。

「なぜ気づいてくれないのっ!」

 

 

気づきは発見です。

行為に隠された意味を読み取る感性です。感情に共鳴し実感することです

 

 

ありのままを認めてあげるひとつのやり方をご紹介しましょう。

子どもが考えたり、意思表示をしたり、何かに取り組んだ時、

「スゴーイ!」

「さすがだね~」

「すばらしい!」

「なるほど~っ!」

「こりゃ、おどろいた!」

「いやぁ、勉強になったよ!」

などの言葉をかけてあげてください。

感心できる感性が大切です。

 

 

考えずに感じてみてください

 

 

ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
https://www.interbrain.co.jp/topics/2009/05/post-2.php

 

 

当事者の青少年向けのブログはこちらです。
アダルトチルドレンからの回復http://forum-hokushin.weblogs.jp/

  

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https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/

   

ひと育て家庭ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/course/cat66/

 

家族援護士養成講座
https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 

【毎週月曜日無料相談会】

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

【熊本出張相談会】

 

5月26日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

5月27日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館

 

【北九州出張相談会】

5月20日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)

 

NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp 


5月福岡たらちねサポート

昨日は福岡エリアの「たらちねサポート」でした。

ちょうど母の日でしたが、一組のご夫婦と5名のお母さん方が参加されました。

 

 

この〈たらちねサポート〉事業は、自助グループの形態を取ります。

自助」というのは、自らを助ける自らが助かるという意味ですので、単なる当事者同士の交流の場

ではなく、どう自分を支え、問題を解決していくかを学びあう場です。

そこには自己責任に基づいた主体性の発揮が求められます。

 

 

わが家で起きている目の前の問題(不登校やひきこもり)を自覚できている親御さん方が、その解決

のために、決して目をそらさず、真正面から問題、課題に向き合っていく。

問題を受容できてこそ、解決のためのスタートラインに立てるのです。

 

 

血縁、地縁を超えた、問題縁課題縁によって初めて出会った親御さん同士が、共に解決を目指して

認め合い、励ましあい、支えあって会を運営していきます。

 

 

この自助会には、大きく三つの目的・機能があります。

(1)分かちあい  これは、縁を大切にし、互いの痛みへの共感、解決のための有益な情報の共有

です。子どもの状態をより理解することで、わが子へ寄り添うことが出来ます。

(2)ときはなち   これは、罪責感などによって押し込められた心を解放し自分だけの考え(我執)

から離れる。 自分を許し、自尊感情を取り戻すことです。

(3)ひとりだち   これは、責任転嫁の連鎖を止め、自分を深く観察し、成長させていくことです。

 

 

これらの機能により、謙虚さ、素直さ、正直さ、誠実さ、豊かさ、感謝、意欲、自尊心、奉仕の精神

といった心性が養われ、長期化をくい止め、解決が促されるのです。

 

 

 

ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
https://www.interbrain.co.jp/topics/2009/01/post-3.php

 

 

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お申し込みはいますぐこちら!
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/

   

ひと育て家庭ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/course/cat66/

 

家族援護士養成講座
https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 

【毎週月曜日無料相談会】

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

【熊本出張相談会】

5月15日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)

 

5月14日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

5月15日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館

 

【北九州出張相談会】

5月20日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)

 

NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp 

 

 


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