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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ トラウマ 14ページ目

自己否定の収集家

アディクション(嗜癖)というものは、「はまる」といった行為ですが、まさに何ものかにとり憑かれたよう

な状態にあります。

かねて接している若者たちは、自分をおとしめることにとり憑かれているようです。

いずれ劣らぬ自己否定材料の収集家です。

 

 

「自分なんかダメなんです」と吐き出すのみで、少しでも自信をもてるようになるための努力をするか

というと、全くその逆で、ますます自堕落な生活を送る。

「人に迷惑をかけていても努力ができない自分はダメ人間です」とさらに自分を否定します。

自分勝手な自分、怠惰な自分、弱虫な自分、心配をかけている自分、感謝できない自分、逃げる

自分を徹底的に否定します。

傍から見ていますと、痛々しいほど自虐的です。

 

 

こういった若者たちの根底にあるのは、罪悪感です。

周囲(特に親)の期待に応えられなかったという罪悪感です。

 

 

私たち親は、さまざまな期待をわが子に寄せます。

「期待」というとい聞こえはいいですが、我欲であることが多いようです。

自分が果たせなかったことを託すとか、自分の見栄のためにさせるとかというものです。

そんな期待にも、子どもたちは懸命に応えようとします。

 

 

また、子どもたちの方でも、親の意に反し、勝手に期待を読み取ってしまう場合もあります。

身内の集まりで、小さいころから「長男だから・・・」と言われることで、過剰に長男という役割を演じ

ようとした青年もいました。一族を背負っていくというような勢いで求められていない期待にまで

勝手に応えようとしたのです。

 

 

ある青年は、親のことを「勝手に期待して勝手に絶望するのは勘弁してほしい」と言っていま

した。

周囲の期待に応えられない自分を「期待を裏切ったダメな子」「親を絶望させた悪い子」という風に

感じ取っています。

 

 

こういった罪悪感が根底にあり、その罪悪感にみあった自分を無意識に演じます

さらには、その根拠となる状況を揃えだすのです。

それが、努力をしない、積極性を出さない生き方のスタイルとなります。

否定されるに相応しい自分をつくりあげます。

自信のもてる成長した自分は、自分らしくないのです

 

 

彼らに自信をもたせるための訓練を実施していく時に苦慮するのが、日々の体験を通して認識を

広げさせたり、新たな価値観を提供しようとしても、なかなか自分の身に置き換え、過去の経験と

すり合わせて習得することができないでいるのです。

なぜなら、これまでの罪悪感を抱えている自分に相応しくない、自分らしくない、主体的で発展的な

取り組みは、ことごとく無視してしまうからです

周囲の期待に応えられず、信頼を裏切るような自分は、成長してはいけない」この勘違いの

道理が現在の彼らの行動を規制するのです。

 

 

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行為が象徴するもの

相談者からの最初の訴えは、

学校へ行かないのですがどうすれば行きますか?

ひきこもって何も動こうとしないのですが・・・

親に対して暴力行為や暴言があるのですが、どうすればいいでしょう

といったものがほとんどです。

 

 

こういった状況の場合、先ず必要な視点は、これらの行為・行動には意味があり、何ものかを象徴

しているということです。

 

 

なぜ自分の部屋に閉じこもったり、暴れたりしたくなるかを斟酌せず、表面の行動だけをたしなめ

ようとしても解決にはつながりません

 

 

中には、「時期がくれば落ち着く(動き出す)から待ちましょう」と医療機関から助言されたり、暴れる

度に警察に通報していたケースもありました。

 

 

不登校やひきこもりの青少年たちにある傾向は、

強迫性反復性衝動性貪欲性です。

 

 

自分の見識に囚われ(貪欲性)、周りが何を言ってもそこから離れることができません。

強迫性というのは、無意識に動いてしまうことで、「わかっちゃいるけど、やめられない」の世界です。

気づいたらもうそうしています。

 

 

あきれるほど同じ不安を繰り返したり(反復性)、登校しない過ごし方、外出しない過ごし方を今日も

また繰り返します。

 

 

行動の多くは、明確な意思、計画に基づいたものではなく、その場の感情に突き動かされた(衝動性)

行動です。

 

 

人間の行動は、欲求に基づき促されますが、学校に行かない、対外的な生活をしないといった行動

は、その行為自体を望んでいるのではなく、本質的な(本心からの)欲求が見えなくなったことからの、

代替行為であり、隠れた本心の象徴行為と言えます。

 

 

ですから、その行為・行動がいくら繰り返されても、本心からの欲求が満たされることは無く、延々

その状態を変化させることはありません

 

 

では、隠れた(隠された)本心とは何でしょう。

 

 

例えば、学校環境は、管理評価の象徴です。

集団生活の中で、他者との比較で優劣をつけられます。

個々の独自性を尊重されるよりも、校則などにより標準的な枠組みへの矯正、学習能力による

序列化で、固有の名前のようにそれぞれの存在価値を確かめあい、認めあうのではなく、成績や

出席番号のような数字での管理がなされています。

 

 

そういった環境で、いじめなどによる疎外体験や「必要とされたい」「認められたい」といった承認欲求

が十分に満たされなかった子どもたちは、管理、評価の象徴の場を離れ、独自的な生き方を模索し

ます。

 

 

また、あるがままを許されなかった子どもたちは、親の期待に応えることでの存在意義しか見いだせ

ず、そのことに挫折したことに罪悪感を感じながら、社会からの「求め」に耐え、役割を担い、責任を

負うことなど到底できることではないのです

 

 

わずかな失敗によっても、評価をおとしめられる恐怖を抱えた青少年は、一切のしくじりから逃れる

ために不行動(ひきこもり)を選択するのです。

 

 

 

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親子の絆の結び直し

私共が関わったあるご家族のお父さまから手記がよせられました。
承諾を得て、全文を掲載させて頂きました。

******************************************************************************

「本当は、●●の山で人知れず死ねばよかった。」

と娘の衝撃的な本音を女房から聞かされてのは、彼女が●●の大学を中退して●●へ戻って来た

4年前でした。

 

それから、娘は次第に何をするにも消極的になっていきました。

戻ってきた当初は、時々外出することもあり、親として活動的になって欲しい一心で自動車運転免許

を取ることを勧めましたが、それも自動車学校へ入学して最初の一日でつまづき、それっきり通うこと

もありませんでした。


 
又、自信を付けたい為に始めたダイエットも失敗に終わり、自信喪失を加速させる結果となり、

とうとう完全な「ひきこもり」状態となりました。
 
 

それまでに、よかれと思って大学の心療内科や精神科のカウンセリングを受けさせましたが、逆に

他人との接触を拒絶する傾向がひどくなる一方で、回復の目途さえ立てられない状況に陥りました。

 

その当時は、娘は家族さえ顔を合わせることすら拒み続け、家庭の中が重苦しい毎日でした。

 

NPO法人 「地球家族エコロジー協会」をインターネットを通じて知ったのは、「なんとかしなければ」

と焦っていた2年前のことです。

 

最初の1年間は、ひきこもっている娘の内面を理解する為に、これまで親としてどう子供と接して

きたかや、気付かずに親として「支配的、強制的」に振舞うことで、どれ程の精神的な苦痛を娘に

及ぼしてきたかなど、これまでの家庭生活のなかで、気付きもしないことを省みる貴重なカウンセ

リングを女房と共に受けさせて頂きました。

 

娘の精神年齢が止まってしまった状態を戻すには、娘 本人の問題だけでなく、我々親がどう子供の

成長の為にどう考えて、どのように接すれば良いかを学ばせて頂くことができました。

 

ひきこもりを始めた当初、ごく普通のサラリーマンの家庭で育ち、息子と同様な育て方、接し方をした

のに「何故、娘だけがひきこもりに!」と自問自答しながら苦しんでいましたが、1年間の女房と一緒

に通ったカウンセリングを受けて、ようやく親として至らなかった部分の多さに、気付かされました。

 

1年間の親としてのカウンセリングが終わり、娘一人のカウンセリングが始まりました。

その後、娘の強い要望と家族内での話し合いで、今年から自立の為に一人でアパート暮らしを始め

ました。

 

今では、あれほど嫌っていた女房とも気軽に話すこともでき、時々家族そろって映画やショッピング

へ行くこともでき始めました。

自転車で市内の図書館や買い物に出かけることが多くなり、今では体重も徐々に減り始めたことも

あり、彼女自身の自信もつき始めているようです。

又、最近働きたいと思い始めているようでフリーペーパーの求人誌を見ているようです。
 
 

今は、まだ完全な自立には至っていませんが、子供が自立できるためにできる限り世話をやかずに

自主性に任せることが、一番良い事だと女房と話をしています。
 
 

4年前の行き詰った家庭生活にも、ようやく明るい兆しが見え始めた今日この頃です。

本当にありがとうございました。

 

******************************************************************************

このご家族にも長い戦いがありました。

ご家族それぞれが共に苦しんできました。

でも、支えあえたのもまた家族です。

 

 

私は、先ず「子どもたちを理解するところから初めてください」とご両親に申し上げています。

理解というのは、何も子どもの言い分を全て聞き入れ、安心してひきこもれる環境を与えるといった

ような類のまやかしではありません

 

 

ひきこもるという状況、状態を理解してほしいということです

なぜ、ひきこもるという生き方を選択したのかを理解てしいくのです

必ず原因、理由があります。

 

 

もちろん、子どもたちは全てを語ってはくれません。

中には、親への暴力という形でメッセージを発信している場合もあります。

 

 

そこから少しでも理解していくためには、親自身の学びが必要なのです。

親が変われば、子は変わる」とよく申しますが、そう簡単にはいきません(笑)。

正確に申しますと、「親が変わって、子どもに気づきを与えることができれば、子は変わる」です。

気づきを与えられなければ、親の期待をよそに子どもは少しも変わってくれません。

 

 

そもそも子どもが変わることを期待して何かを始めること自体が誤っています

そうなるとあらかた「こんなに努力してるのに、いい加減にしてっ!」とグチが出て、もとの木阿弥

です。

自分がより良く変わることを考え実行していれば、結果的に子どもに気づきを与えられます

何をどう変えるのかが重要なことなのです

 

 

このご両親は、娘さんに問題意識をもたせ、自らの意志で前へ進ませるまでに一年かかりました。

学びを深め、親御さんが成長していくことで、本人自身が第三者のところへ出向くようになるのです。

ご両親だけではなく、お兄さんの支えもありました。

本人への働きかけは、家族はもとより、本人を小さいころから知っているおじさん、おばさん、従兄弟、

近所の知り合いでもかまいません。

これまでも、本人を子どものころから知っている近所の方に協力してもらったケースもありました。

理解者であれば、協力して頂ける人員は一人でも多くいた方がいいのです。

 

 

本人自身が、ひきこもりを脱したい。前へ進みたいという意志がでなければ、無理にどこかへ連れて

いっても意味がありません。(もとより行きませんが)

両親による本人への意識づけは、家庭内暴力がある場合でも可能です。

コミュニケーションの回復から始まり、信頼関係の再構築によりそれが可能となるのです

 

 

もちろん、それらをどうやって実現するかは、学習がなければ難しいものです。

「コミュニケーションを取ってください」「自信をつけさせてください」といったアドバイスを医療機関など

からもらっている事をよく聞きますが、具体的にどうやってそれをするかの指導がなく、ほとんど失敗

に終わっています。

 

 

本人のみを問題視している間は、長期化するのみで解決に至りません

「わが家の問題」と両親が認識し、痛みへの共感的理解による寄り添いによって、子どもたちは、

最初の一歩を踏み出せるのです

 

 

手記の中にもあるように、特に葛藤の激しかった母親とも行動を共にするほどコミュニケーションも

すっかり回復しています。

絆の回復です。

 

 

最後に申し添えておきますが、この娘さんのひきこもりの根本的原因は大学中退ではありません。

プライバシーに関わることですので申し上げられませんが、中学以前からそれはすでに始まって

いるのです。

子ども達の笑顔が戻ってくるのも、親御さん次第なのです。

 

 

 

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薬物汚染報道

タレントの酒井法子が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕され、その直前には俳優の押尾学が

麻薬及び向精神薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕されました。

 

 

これをきっかけに、テレビなどでも様ざまな報道がされていますが、この薬物汚染は、芸能界のみな

らず、驚くなかれ一般市民、それも小中学生にまで及んでいるとのことです。

昨年の逮捕者の44%、4837人は初犯ということですが、興味本位からの安易な使用が増えてき

ているようです。

 

 

私がおります福岡でも、地域がら外国人や暴力団から簡単に手に入れることがてきるらしく、青少年

たちへも蔓延していると聞きます。恐ろしいことです。

 

 

薬物依存などの依存症の本質には、虚無感空虚感喪失感無力感といったものがあります。

家族依存症」とも表現されるひきこもりも中身は全く同じです。

 

 

薬物依存は、先にあげた虚無感などからくる恐怖心をごまかすために薬を使います。

家族依存症は、そもそも必要な愛情を得られなかった虚無感や自分自身の存在の喪失からひきこ

もっていますから、愛情そのもので埋めあわせようとします。

しかし、その愛情の求め方は歪んでおり、そのため与えられる愛情もまた歪んでいるのです。

 

 

自分が親や周囲から求められていない、愛されていないと思い込んでいる子どもたちは、自分の

世話をやかせることで、愛されているという実感を得ようとします。

また、理不尽な要求を突きつけ、それを叶えさせることで、見捨てられていないという安心感を得よう

とします。

また、進んで親の人生に取り込まれ、親の期待に沿うことで承認を得ようとした子どもたちは、自己

を喪失してしまうのです。

 

 

そこまでして自分への愛情を確認しようとしてしまうほどの虚無感は、実はその親自身の虚無感か

ら来ていることが多いのです

 

 

自分が価値ある者と教えられなかった親たちは、子どもに否定されることの一切を避けようとし、

わが子におもねる生き方を選択します。

要求されるもの全てを与え、そのことで親としての承認を得ようとするのです。

また、逆に自身の欲求のためにわが子を利用し、自分の人生に取り込み、支配することで無力さか

らの痛みをぬぐいさろうとし、自己の存在を確認しようともします。

いずれも親自身が、周囲から必要とされ、価値ある自分を自覚できないまま人の子の親となってし

まったことでの悲劇です。

 

 

酒井法子は、早くに母親と死別し、その後父親も事故で亡くし不遇の時代があったようですが、清純

派アイドル、清純派女優と賞賛され、虚構の世界で真実の自分を見失いむなしさを感じていたのかも

知れません。

 

 

薬物依存は、人格を破壊します。

家族依存は、相互に依存しあう、貪りあうことでしか自己を実感できないという、歪んだ愛情により、

個々の独立性が保たれたうえでの家族の統合性が破壊されてしまうのです

 

 

 

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たらちねサポートに参加すると・・・③

今日は福岡エリアのたらちねサポートでした。

毎回、学習会や交流会の時間に涙を落とされていた方が、帰るときには笑顔が戻り、参加者同士で

話がつきない光景が見られます。

主催側としても、共通の課題縁で出会った方々が、共に励ましあう姿を見ることは、とてもうれしい

ことです。

 

 

当事者家族の皆さんは、目の前の現実に困惑し、何をどう進めていけばいいのかに戸惑われて

おられます。

「どうしたものやら・・・」と悩む前に、何が起こっているのかを知る必要があります。

わが家の有事にどう対処していけばいいのかが分からず、ただただ思い悩んでしまうのは、子育て

のみならず、生きていくうえにおいてのバックボーンを持たないからです。

バックボーンというのは、精神的支柱です。

心の拠りどころとも言えるでしょう。

 

 

生きていくうえで私たちは、様ざまな困難にあい、苦悩することがあります。

今目の前にあるわが子の現状もまさにそうです。

しかし、この困難の中にあっても、自分に与えられた課題、試練と受け止め、その先にある、問題の

解決、自身の成長、家族の絆の回復をイメージし、学びを深めていく。

トラウマティック・グロウスという考え方を当協会では勧めています。

 

 

また、あたりまえのことも与えられた恵みと受け止め、「お蔭さまで」と蔭ながらの支えに感謝する。

なんでもない無事にも感謝、子どもの笑顔にも感謝。

子どもが笑顔でいてくれることは、決してあたりまえではないんだ。

笑顔でいられるように親が努力してこそなんだ。

それが十分できていなくても、笑顔でいてくれたことは、本当にありがたいことなんだ

と、考えてみましょう。

その謙虚さが、学びの姿勢を養ってくれます。

 

 

お蔭さまで、ありがとうございます」を口癖にして、自分自身が、わが子を蔭ながら支えていく

お蔭さま」になっていきましょう。

わが子に問題が起こるということは、親としての役割を学ぶ必要、意味があるからだと心得て、

この子の親であることを噛みしめてまいりましょう。

 

 

たらちねサポート(自助会)では、現実の困難な状態から、決して目をそらさず受容し、様ざまな問題、

課題の解決を通して、本来の親子の絆、家族の笑顔を取り戻していくために何が必要かを学び、

生きていくうえでの心の拠りどころを得られるのです

 

 

自燈明という経文をご紹介します。

 

おのれこそ

おのれのよるべ

おのれを措きて    誰によるべぞ

よくととのえし     おのれにこそ

まことえがたき    よるべをぞ獲ん

 

 

よるべとは、救い手のことです。

自らが自身の救い手、燈明となりたいものです。

 

 

 

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受け継がれるもの

子どもたちは、「家」に生まれ落ちるということを実感します。

誕生の瞬間に、その「家」の歴史から来た制約が課せられます。

そういう意味で、人柄(人格)は家柄(家格)によって作られると言えるかも知れません。

 

 

「降誕」「降臨」という言葉があります。

いずれも降りてくる元の場所としての「天」という思想があります。

西郷隆盛の「敬天愛人」という遺訓がありますが、空ではなく天という言葉には、そこに何らかの

「意志」というものを感じます。だからこそ敬うものなのでしょう。

 

 

「天」から降りてくるのであれば、目的をもってのことだと考えてみてはどうでしょう。

授かりものというよりも、預かりものと考えてみてください。

預かりものですから、返すことが前提です。もちろん社会へ返すということです。

個性を伸ばし、社会でその目的を果たせるように養育・保育・教育していくのが親の役割です。

 

 

また、他でもない我が家に生まれ落ちたということは、この子の誕生は、親子双方にとって、ここで

なくてはならない理由があると思います。

こう考えれば、わが子に起こる様々な出来事から、問いかけられている意味を探る姿勢が得られ

ます。

なぜわが家に起こったのか、わが子がひきこもったのかを考えてみなければなりません。

そこに親として、学ぶべきことが示されているはずです。

 

 

家族療法で使用されるgenogram(心理的家系図)による分析を行うと、代々の原家族から受け継が

れてきた負の歴史が読み取れます。

バトンリレーで受け継がれてきたものは何か?

それは、他者コントロール責任転嫁の行動様式です。 

 

 

愛情によりわが子を支配、コントロールしてしまったことと、わが子の責任を肩代わり(甘やかし)して

しまったことと、逆に親が負うべき責任を子どもに転嫁(親の役割の放棄)してしまったことです。

親御さん自身が、祖父母の代から、どのような親子関係を結んできたかを振り返ってみてください。

必ず、わが子に刷り込んでしまったもの(誤った信念)が見えてきます。

 

 

地震などの天災が起これば、かねて気づかずに恵まれているものに気づけます。

日本の少子高齢化、ひきこもり・ニートなどの青少年問題は、「家」というものに気づかされる

天からの災いとも思えます。

災いと幸いは表裏一体です。

苦悩や痛みを伴う目の前の現象から目をそらさずに、自己責任で立ち向かっていった家族には、

深い絆という幸いが戻ってくるのです。

 

 

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罪悪感を抱えあう親子

ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポートの開催目的の中には、親御さんに元気になってもらう

というものがあります。

それは、無理も無いことでしょうが、ほとんどの親御さんが親としての無力さを思い知らされ、また、

自分たちがわが子に与えたであろう心理的負担を省みて、がっくりと肩を落とされ、時には涙をこぼ

しながら語られます。

 

 

私がかねてより申し上げていることは、反省心はいいのですが、責任感も強すぎると、自分のした

行為を「罪」と判断し、それを贖おうとします。それは絶対やめましょうということです。

その贖いが、一生わが子の面倒を見ることや、自らの命を断つなどということになれば、それこそが

本当の「罪」となります。

 

 

責任感の強い親御さんの場合、そのほとんどがこれまでのわが子への対応を後悔しています。

後悔すれば気持ちは沈むだけです。解決策を講じるエネルギーが残っていません。

後悔ではなく「反省」に止めることです。反省しすぎると後悔になります。

三度省みるで、少な目でいいんです。

後悔はただただ過去を振り返り悔やむ。

 

 

反省は先へ進むために後ろを向いて、結果と原因の再検討をしていくこと。

何があったか」「何故なのか」これらをしっかり振り返るのです。

口が裂けても本人に言ってはならなことは「お母さん、お父さんが全て悪かった。ごめんなさい」

です。これでは本人への責任の自覚を促せません。

 

 

では、本人たちの責任って何だか分かりますか?

「ひきこもった本人も悪い!」ではありません。

いいとか悪いとなれば、また「罪」という意識になります。真面目な子ほどそう受け止めます。

断罪するのではなく、「自らとった選択が今の状況を招いている」ということに気づかせるということ

です。

ある考え方を選択し、他でもないある行動をとった。

その結果が今を作ったわけだから、そこからの影響に対してどういう姿勢・態度で臨むのか自分で

判断しなさい。ということです。

 

 

子ども達の多くも、

「学校をやめてごめんなさい」

「働けなくてごめんなさい」

「手を上げてごめんなさい」

「役立たずでごめんなさい」

「僕は期待に応えられない悪い子です」

と、ひたすら心の中で「ごめんなさい、ごめんなさい」と言っています。

 

 

過度な罪責感は現実から逃れたくなります。

親子で罪悪感を感じていれば、事態が改善されるはずもありません。

わが子を救えるのは親御さんたちなのですから。

親御さんが先ず元気になりましょう。

笑う門には福きたる

笑えない状態だからこそ笑うんです。

笑える方法を〈たらちねサポート〉ではアドバイスします。

笑えない状況の中で笑うからこそ、笑える状況に本当になっていくんです

 

 

 

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親ができること、できないこと

ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉をスタートさせてから、感じたことがあります。

それは、多くの親御さんたちが、目の前の現象(学校に行っていない、働かない等)に囚われすぎて、

ただただそのことだけに困ってしまっているということです。

 

 

中には、現在年齢が30代であっても、最初の不登校があったのが中学生で、その時の原因が分か

らないまま、今はひきこもりに悩む。

これまで幾多の変遷はあったものの、以降高校や大学にまで進んだケースもありました。

しかし、卒後今度はひきこもってしまっているのです。

 

 

こういった事例は、けっこう多いのですが、いずれも当初の不登校からなんら問題は解決されない

まま現在に至っているということです。

それは、何がそうさせたかをその時点で徹底追及し、以降に持ち越さないようにしていないからです。

 

 

こうした対処の仕方になってしまった原因は、目の前の「困ったな」の改善に終始してしまった

ためです。

ひとつには、不登校をした、ひきこもった訳、理由を本人たちがはっきり口に出してくれるわけでは

ありませんし、聞いたからとて話してくれるとは限りません。

ですから、親御さんも分からないままになってしまって、「分からないものはしょうがない」となって

いるのです。

 

 

私がいつも親御さんにお話しするのは、「先ず何かの訳あっての今ですから、理解することから

始めてみましょう」ということです。理解することでわが子の痛みに寄り添うことができます

しかし、ここで、「理解するって、本人が話してくれないのにどうやって?」という声がよく出ます。

理解のために必要なことは、「学習」です。

あらゆる事象は、知識があってこそ認識できます。

未体験のことでも、既存の知識を組み合わせれば、想像することもできます

 

 

ですから、目の前のわが子の状況を理解するためには、学習(知識の習得)が必要なのです。

しかし、実際は、即効性(?)のある手法を期待して来られる印象が強くあります。

「こうしたら、こうなる」といったものをです。

前回もお話ししましたが、「こうする」よりも「親としてこうある」の方がとても重要なのです。

 

 

パソコンやビデオといった機械を操作するのであれば、このボタンを押せば仕組みなど分からなく

ても、望む状態を得られるとなりますが、さすがに心をもった人間(わが子)を相手にするのですから、

仕組みを理解しないまま、結果(解決)だけを求めるのは無理があります。

 

 

ひきこもりの本質的解決のためには、親にしかできないこと、親にはできないことがあります。

親では出来ないことのひとつは、本人へトラウマからの影響を自覚させ、その理解を得させること

です。

本人自身がその影響を理解、克服するためには、外からの視点、知識といったものが必要になって

きます。

 

 

人は自身が抱えている痛みの理由を全て認識できているわけではないのです。

特にトラウマといったものは抑圧しているものが多く、意識下へ沈殿しています

だから、たとえ本人に訳を聞いたからといって、本人もすべてを自覚し話せるわけではないのです。

AC(アダルトチルドレン)やトラウマ関係の本を読み漁り、その影響の大きさに愕然となり、将来に

絶望的になっている青年からの相談がありますが、自身のトラウマの意味を知ることができれば、

トラウマは克服出来ます。

 

 

つまり何故トラウマとなってしまったか。当然ながら原因があります。

同じ状況下でもそこからの影響をトラウマとしてしまわない人間も居るということを知るべきです。

つまりは、本人にとってはトラウマとして刻印してしまう必然性がそこにはあったということです。

そのカラクリさえ本人が認識出来れば、克服できる力を持っています。

ただ、そこまでに導くには専門知識と経験をもった親以外の存在が必要なのです。

 

 

親が、できること、やらなければならないことを放棄し、一方で出来ないこともあるということを認識し

なければ、ひきこもりは確実に長期化していきます。

 

 

 

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4月22日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)

 

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出したら終わり?

ひきこもりやニートの問題は、とかく社会に参加した時点で終了したかに思われがちですが、実は、

それからが始まりです。

社会から離れていた期間が長ければ長いほど、社会に適応していくために多くの時間とエネルギー

が必要となってきます。

 

いざ社会生活が始まると想定外のことが毎日のように起こります。

一般的に、支援する側は、当事者本人の過去の傷つきを癒すことに重点がかかります。

時間で解決したり、「信じているから頑張りなさい」といった精神論的な応援で、その痛みを癒そうとし

ます。それももちろん必要です。

しかし、それよりも、再びストレス要因となる出来事に遭遇した際、同じ傷として抱え込まないですむ

ための技術を身につけることがより大切なのです

 

「技術」といっても、要はより良い習慣づくりです。良い日課、より良い生き方の姿勢・態度をもつと

いうことです。

 

一つ紹介しますと、「自己判断・自己決定・自己責任」の習慣をもつことです。

多くのひきこもり、不登校の青少年たちは、これまでに主体的に物事を判断するということをやって

きてないことが少なくないようです。中には、それを親から許されなかったという場合もあります。

 

そのために、周囲に対して過度に依存的になり、他罰的な姿勢になっています。

周囲が決定したことに従って生きていくという姿勢がみについており、中には、判断を要求される場面

で、反射的に思考を止めてしまうタイプの青年もいます。

 

自罰的な青年もいますが、それも、自虐的に自分を悪いと責め、落ち込ませているだけで、責任を

もって自分のやるべきことを実行していこうという主体的な態度は、そこにはありません。 

 

自由」と「責任」は互いがそろってこそ、主体性をおびてきます。

責任を負うことを避け、自由な生き方だけを得ようとすれば、逆に、ありのままの自分を拘束された

不自由極まりない生き方しか出来なくなってしまいます。

自らの後始末ができる人になるための習慣づくりが、ストレス耐性を強化するためのひとつの技術

でもあるのです

 

 

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大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

【熊本出張相談会】

3月12日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)

 

3月11日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

3月12日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館

 

【北九州出張相談会】

2月25日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)

 

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受け入れることの困難さ

問題解決を考える時、先ずその問題を「受容」するということが大切になって参ります。 

受容」というのは、受け入れることと、引き受けることです。

つまり、目の前の現状をありのままに受け入れ、両目でしっかり見て、そらさないということです。

 

如実知見」という言葉があります。如実に知見する。先入観などを挿まず、深く“観る”。

観察洞察するということです。

そして、我が子を通した“自分自身の問題”として、自己の責任として引き受ける。

無益な犯人探しに時を費やすのではなく、互いが「問題解決の主体者は自分である」という意識を

しっかりともつということです

 

長期の引きこもりのご家族のご相談を受けておりますと、長期化する要因が見えて参ります。

大きな要因としては、子どもの問題を通して、家族の問題、自身の生き方の問題に行き当たるから

です。

 

夫婦の問題、嫁姑の問題、親自身の生い立ちの問題、親の立場を離れた個人としての生き方の問題

などに向き合うことへの恐れが、現状を「受容」することを阻んでしまいます。

 

それは、それぞれが穏やかな安寧な暮らしを望んでいるからでもあります。

その問題に向き合うことが、一時暮らしの中にゆらぎが起こることへの不安があるからです。

変化することへの怖れとも言えます。

 

しかし、ここで認識しておくことが必要なことがあります。それは、今まさに目の前にあるわが子の

不登校、引きこもり自体が、家族それぞれが、その穏やかで安らげる安寧な暮らしを求めた経過の

中で、生じた“ぬくもりの争奪戦”の爪痕だということです。

 

人は今がどうあれ、現状にしがみつき、変化していく状況に抵抗しようとします

問題に向き合うことでの一時のゆらぎは、まさに“一時”のことであり、親と子が互いに現状を「受容」

できるようになることで、共に求めた安寧な暮らしが実現できるのです。

 

 

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【毎週月曜日無料相談会】

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

【熊本出張相談会】

2月18日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)

 

2月18日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

2月19日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館

 

【北九州出張相談会】

2月09日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)

 

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