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解決支援者の現場日記 2024年4月

ひきこもり・不登校~乱用が招くわが子のご乱心


『世間の目で自分を見ていませんか?②』「敬意」について述べました。

ひとつの命をもったわが子の尊厳に対して、敬意がなければ慎みを忘れ、愛情は簡単に侵入、

干渉へと変容し、強制、支配といったコントロールへと発展します。




過保護や過干渉、逆に子に服従、無関心といったように、子育てに関し様々な対応が問題視

されますが、これらいずれをも防げるものが「敬意」です。




「abuse」は虐待と訳されますが、本来の意味は「正しくない用い方」ということで、ちょっと

ニュアンスが違うようです。

「正しくない用い方」という意味合いで表しますと「乱用」ですね。




西澤哲氏は『子どものトラウマ』(講談社現代新書)の中で、

「子どもという存在の乱用」

「子どもとの関係の乱用」

ということについて述べています。

乱用とは、親が子どものためではなく自分のために利用することと。




親御さんたちは、よく「子どものために良かれと思って」と口にしますが、子どもたちから聞かれる

親から言われて最も嫌なことに、「あなたのためを思ってのことだよ」という言葉があげられます。

子どもたちは、それが自分のためではなくて親の都合(欲求)と見抜いているわけです。




「子どもの存在の乱用」とは、例えば過剰な学歴へのこだわりですね。

有名校を卒業させることで、親として育て上げたという一種のステータスを得るための道具

してしまう。




「子どもとの関係の乱用」は、親子関係は当然親の立場が“主”であり、子側は“従”となります。

親から要求されることに対して背き難いという関係性があります。

それをいいことに、親の欲求を満たすために子どもの行動を制約するといったことです。

「あれしなさい、これしなさい」「あれはダメ、これはダメ」です。




こういった乱用があると、子供は混乱し、やがてご乱心となるのです。

これを防ぐのが敬意をもって接するという姿勢です。

わが子は所有物でもありませんし、自分とは違う別人格をもった一人の人間、他者です。

価値観も違えば、求めるものも違います。

「侵すべからず」「立ち入るべからず」の領域をきちんと守るべきでしょう。




また、「子どもは親の言うとおりにはしないが、しているようにする」と言います。

つまり、親の生き方の写し鏡です。

気づきを与えてくれる有り難い存在なのです。

一言何か言いたくなったら、先ずわが身を振り返り反省してみましょう。








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ひきこもり・不登校~より良い生き方の探求


より良く生きていくための人生の指針、拠り所とできる精神的支柱ということを前回述べました。

Well-being(より良い生き方)という言葉を、最近福祉の分野でもよく聞きます。

良くなっていくことは幸福感につながります。

幸福感は、上向きのときに感じられるからです。




幸福になることには貪欲になっていいと私は思っています。

ですから私は、20代からの習慣で「私は日ごとにあらゆる面でドンドン良くなっていく」

という言葉を毎日欠かさず唱えています。




青年たちにも成長上達を心がけるように勧めています。

成長していくことは、嬉しいことであり、なにより心地よいものです。

娯楽も楽しいものではありますが、成長進化発展もまた楽しいものです。

そして、生きることが味わい深く面白くなってきます。




社会は、「共存・共生・共栄」の世界です。

自律力を備え主体的に生きる者同士が、互いに支え合うことでこそ成り立ちます。

自律力とは、自分で決めた規範に従い、自発的に行動し、わがままを抑える力です。

主体的に生きるとは、人生に責任をもち運命を享受していくことです。

ですから、自律力主体性を身につけていくことが、より良く生きていくための土台となります。




幸せは、「仕合わせ」とも書きます。

「仕合わせ」の「し」は「する」の意味だそうで、たとえば「仕事」とは「する事」、「仕分け」は

「分ける作業」の意味。とすれば、

「仕合わせ」とは、互いに「する」行為が「合わさって」もたらされる意味を持っています。




たとえば、夫婦や親子が、互いのために思いやりを込めた行いをし合う状態を考えれば、

それが「仕合わせ」な状態そのものになります。

それは偶然といった受け身的なものではなく、私たちがそれぞれの意思で相手のために主体的に

なす
ことによって、もたらされるものです。




自分の人生を生きるという意識が大切であり、そのためには、自分の人生に責任をもつことが肝要です。

人生に責任をもたなければ、無用な責任を取らされるはめになりますからね。

人生の指針、精神的支柱を一緒に考えてみましょう。 









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ひきこもり・不登校~後悔ではなく対処が重要②


世間の目に流され、なすべきことを先送りしてしまうのは、わが子のひきこもり(不登校)という

現象の理解ができていないことと、より良く生きていく人生の指針をもたないからです。




わが子の抱える苦悩は、生き辛さをどう乗り越え、豊かで生きがいのある人生をどう創りあげて

いけばよいのかに迷っている苦悩です。

だからこそ、子どもたちも同じように周囲の目に怯え、閉じこもってしまっているのです。

自己への信頼感がなければ、常に他者の評価に振り回され、流され、支配され、怯える生き方しか

できません。

主体的な生き方ができないのです。




ですから、学んでいかなければならないことは、どういった背景や状況から不登校やひきこもり

といった現象が起こるのか、わが子の生き辛さを解消する方法、より良く生きていくための

人生の指針であり、拠り所とできる精神的支柱をもてるようにならなければなりません。

そうして、自己への信頼感を構築していきます。




そのうえで、事態をいきなり変えようとするのではなく、事態に対しての受け止め方を変えていく

ことから始めるのです。








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ひきこもり・不登校~後悔ではなく対処が重要①


「反省点があればあるほど、何も言えなくなる」と、肩を落とす親御さんも少なくありませんが、

反省は後悔とは違います。

後ろ(過去)を振り返るということでは同じですが、反省は、「前へ向かうため」という大前提が

あります。

つまり、過去を教訓として未来に活かすわけです。




大事なことは、「過去誤りがあったから何も言えない」ではなく、結果としての今に対して、

どう対処していくかです。

対処が重要であり、まさにそこに親としての真価が問われるのです。

対処如何でこれからが変わるのですから。




誤りや過ちを認め、学びをして、わが子、わが家が抱えている問題の解決を進めていくのです。

親として成長すれば、それはわが子にとっても喜ばしいことであり、結果としてわが子の苦悩も

無くなっていきます。




よく「親が変われば子が変わる」と聞いて、わが子を変えるために一生懸命になっている親御さん

がおられますが、大きな勘違いをしておられる方が少なくないようです。

わが子を変えるのが目的ではありません。

「親が変われば」は、「成長すれば」という意味です。

目的は、自身の成長です。

わが子が変わるのは、あくまでもそれに伴う結果です。

わが子を変えようとするのは、コントロールするのと同じです。

それではこれまでの姿勢と変わりません。

このタイプの親御さんほど頓挫します。子どもはそうすぐには変わりませんから。





では、何を学んでいけばよいのでしょうか?

次回にゆずりましょう。

(続く)









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ひきこもり・不登校~世間の目で自分を見ていませんか?②


これまでの自身の子育てを振り返り、その反省(後悔?)から、自分を責め、貶めることは決して

しないこと、一生世話をすることが償いにはならないことを前回お話ししました。

責めない方がいいではなく、責めてはいけない。

そのわけを説明しましょう。




過去の誤った行為を今責めて、何が生まれますか?

わが子の現状改善にどう役立ちますか?

何も助けになることはありません。




夜泣きで何日も眠れない日が続いても、一生懸命育ててきましたよね。

片時も目が離せない日々をどれだけ心血注いで愛情いっぱい世話をしてきましたか。

そうでなければ、ここまで大きく育ってきてませんよ。

もう抱っこもできない背丈でしょう。

そもそも命がけで生みましたよね。

そんな自分を責める必要はありません!




ただです。ただ、反省は必要です。

どんなに一生懸命でも、不適切だったところはあるはずです。

でなければ、わが子がこうはなっていません。




愛情はあったでしょう。

でも、「敬意」はどうでしたか?

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言葉をもたぬ時から、人は周囲の環境から様々なものを読み取ります。

不安も恐怖も、安心もぬくもりも読み取ります。

小さなまなこで、両親の表情も見ていますよ。

もちろん声も聴いています。

言葉は分からなくても、声のトーンで感情を読み取れます。




今は、自身や誰かを責めることよりも優先すべきことがあります。

責めれば、責められた方は激しく抵抗します。

そこには衝突(争い葛藤)しか生まれません。

最優先でなすべきことは何ですか?

一緒に考えていきましょう。

(続く)








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