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解決支援者の現場日記 ニート

ひきこもり・不登校~虚無感からの矛盾そして長期化①


長く引きこもり支援をしておられる二神能基氏の近刊『引きこもりの7割は自立できる』(新潮新書)を

読んでみました。

タイトルに共感したからです。




二神氏は、「巨大なニヒリズム故に、引きこもりの問題も解決をあきらめてしまう人が急増している

ように感じられてなりません」
と述べられており、アンケートで、他者に相談しない理由の第一は

「相談しても解決しないと思うから」という結果を紹介しています。




私もこのことを象徴するようなことが数年前にありました。

連携している民間事業所から、当協会で訓練を受けた青年たちを引きこもり期間や年齢、学歴などに

関わらず採用して頂ける機会を得られました。

その際に、これまで当協会の家族会に参加経験があるものの、継続参加がないご家庭に対して

お知らせをしたところ、希望者が出なかったのです。

怪訝に思い、数名の方に理由を確認したところ、「うちの子が働けるようになるはずがない」

といった回答だったのです。正直愕然としました。

同時に継続的な家族会への参加がない理由もうなずけました。

どの家庭も、引きこもりから脱し普通の生活が送れるようになることを願っているはずです。

そう願っていながら、一方でできないと信じている。

まったく矛盾しています。




二神氏が感じられていることは、私も同様に強く感じます。

その背景についても二神氏は述べておられますが、私はまた違った角度から少しお話ししてみたいと思います。

(続く)









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ひきこもり・不登校~成長の可能性への信頼③


ただ社会の中にいることが、どれだけの生きている実感幸福感を感じられるでしょうか?

この記事の元当事者の方は、同年齢の水準とははるかに違う低賃金で働いても、劣等感や生き辛さを

感じ、自暴自棄にするだけといったことを述べておられますが、そうでしょうか?




ひきこもり者たちは、自身がどこからも求められず、誰からも待たれず、愛されぬというように、

これからを生きていくことに何らの意義価値も感じられないでいます。

当然、ただいるだけの自分にどれだけの存在価値をもてるでしょうか?




働くことの本質は、社会的な役割を自覚し、自分ができることで、周囲の役に立っていくことです。

役割を担うということは、立場(立ち位置)を与えてもらえるということです。

また役に立つことで感謝され、求められる人材になるのです。

「無理に就労させても」という考えは、「今の状態のままで働かせても」とほぼ同義ですが、人は

成長していけます。

その場で求められる条件に応えられるだけの実力をつけていくことを忘れてはなりません。

成長できることへの信頼もなしに弱者とみなすのは優しさでもなく、そこに甘んじるのは主体性の欠如です。

「日々是新たなり」で、現状の改善、自己の成長を心がけていくべきです。










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ひきこもり・不登校~成長の可能性への信頼②


前号の新聞記事に揚げられていた方の意見の中にもあったのですが、メディアで報道される記事には

これまでも「社会が理解し容認すべき」と言った主張が目立ちます。

就労ありきの支援が適切ではないということは、ひきこもりの実態が見えていれば最初から分かり

きったことですから、今さらという感もありますが、もちろん社会、周囲(家族)の理解は必要なの

ですが、それより問題は、環境(社会)が自分に合わせて(分かって)くれるべきだという考え方です。

問題解決のための前提は、環境は自分の都合に合わせて自然と変わってはくれないということです。




この記事の中でも、「無理ならゆっくり休んで次を探せばいい。そんな支援こそ、苦しむ人を

つまずきから立ち直らせ、社会参加を促すのでは」
と、語られていますが、ゆっくり休ませること

よりも、無理ではなくそれが出来る状態に育成してあげること、つまずきから立ち直る方法を身に

備えさせる支援こそ必要なのです。

環境に振り回されず、流されず、環境に自らはたらきかけていく主体性がより良く生きていくため

には欠かせません。




「社会が変わるべき」と言った論調の報道では、出来ないままの状態に合わせてあげるべきといった

意味あいが強く、当事者たちが成長してそれを克服していくといった視点が全く欠けています。

つまりひきこもりは、社会的弱者のままといった認識です。

だからこそ、簡単な作業からさせて、人にも少しずつ慣れさせていくという支援にしかならないのです。

そして、『ただ、社会の中にいてもいいんだ』と感じられる支援といった極端で、無責任な発想

なってしまいます。

(続く)









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ひきこもり・不登校~成長の可能性への信頼①


新聞に掲載されていた記事に次のようなものがありました。

20代の頃に4年ほど引きこもりを経験した40代の方の記事です。

支援のあり方についての意見として就労ありきの支援では、当事者は受け入れにくい」

「結果的に当事者を自暴自棄にさせ、犯罪や自殺の増加につながるのではと心配」

「当事者に『いまさら働いても人並みに稼ぐのは無理だ』と自覚させ、支える側にも『無理に就労

させても、すぐ辞めるので会社に迷惑をかける』
と認識させ、双方にあきらめを生じさせる危険性を

はらんでいる」
と述べておられます。




ではどうすればいいのかについては、「本人が『ただ、社会の中にいてもいいんだ』と感じられる支援

が必要だ」
という意見です。

あくまでも、この方のご意見であり当事者全体を言い表しているものではありません。

(続く)








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ひきこもり・不登校~改善はより良く生きるため②


「良い生き方」とは、どんな生き方でしょう?

例えばWHOの健康の定義では、

「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、

そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」
とあります。

つまり、単に病気でなければ健康というわけではないということですね。




そう考えますと、「良い生き方」もただ悩みや苦痛がない生き方とも言えない気がします。

フロイト(精神分析学)は、「健康な人とは、愛することと働くことができる人」と言ったそうです。

私は支援活動を行っていて、まさにそうだなと思ってしまいます。

ニートやひきこもり者たちは、この両方が出来ていません。

ですから、病気ではなくても、極めて不健康であり、生活に障害をきたしているのは確かです。




「良い生き方」はもちろんそれぞれの生き方があると思いますが、共通して言えるのは、幸福感

感じられる生き方ではないでしょうか。

あくまでも幸福感、「感」です。

「金がある、家がある、贅沢できる」ではありません(笑)

潤沢にものがあっても不幸な人っていますよね。

子どもの笑い声が部屋から聞こえる。これって幸福感感じられますよね。




私は、ひきこもり対策はフロイト流じゃないですが、愛することが出来るようにしていくことだと

思っています。

人を愛することができれば、自然働きます。

だって、何か買ってあげたくなるじゃないですか。

役立ちたくなるじゃないですか。

愛すのは、他人だけでなく自分もです。

動植物や自然もです。

命あるものだけではなく、モノもすべてです。

ひきこもり者たちは人だけではなく、自分も愛せなくなってしまっています。

愛せることは「幸福感」にもつながる重要な要素なのです。

(続く)








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ひきこもり・不登校~現象の根っこを捉えていく


コロナ禍においてご相談を受けていますと、「外出自粛でなおさらわが子にはたらきかけが

しにくくなりました」

「家族会などの催し物も中止していて親も何もできません」といった不満(?)、嘆きがよく

聞こえてきます。

このブログを読まれているあなたも、そう感じておられますか?




こういった声から言えることは、「だから長期化する」です。

嘆いているようにできないから長期化するではないですよ。

外出自粛も家族会も関係ありません。

そんな考えのままでいるから長期化するのです。

ひきこもっているから外出させる?

家族会や講演会に参加することが親のすること?

これでは、いつまでも解決しないのは当たり前です。




いったいわが家に何が起こっているのですか?

それが見えていなければ、その問題は片づけられないままです。

物事は、認識することでこそそこに存在します。

つまり、自分が認識できていなければ、そこに問題が有っても、自身の中ではその問題が存在せず、

当然解決のための手を何ら打たないということです。




解決や実現のためには、本質根本に戻って考えることが重要です。

お子さんは、ただ働いていないのですか?

働きさえすればOKですか?

それでもう何の問題もありませんか?

不登校も同じですね。

登校さえしてくれれば問題なしですか?

そもそも解決の目的は何ですか?

何のために、何をどうしようとお考えですか?

頭を人に預けそこを誤ってしまうと、引き出し屋(悪徳業者)のようなマヤカシ業者に、大事な

わが子を傷つけられるばかりか、わが子からの信頼まで失うことにもなります。

先月27日東京地裁で、業者と母親の共謀が認められた判例もありました。




子どもたちは、苦悩した結果社会参加が出来なくなってしまっているのです。

ですから、どうあることがわが子にとっての幸せなのでしょう?

わが家にとっての解決の状態が、明確に見えているかを先ず確認してみてください。

ひきこもり現象をより理解し、あるべき姿が見えてくれば、親のなすべき事が分かってくるはずです。

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ひきこもり(不登校)~後悔ではなく


ネットニュースに「8050問題」をテーマに当事者(母親)、ジャーナリスト、

ファイナンシャルプランナーの対談記事がありました。

当事者の方も作家らしく、皆さん引きこもりに関わる著名な方です。

気になる点がありましたので、私見を述べてみたいと思います。

あくまでも記事に出ている範囲での意見です。掲載されていないやり取りも

あっているはずですので、記事だけでは正確ではないのですが、読者の方も

記事だけで判断されますので、ご了解ください。




〔ジ〕子どもがひきこもったり、なにか問題を抱えたりしたとき、

「私の育て方が間違っていたんじゃないか」と、ご自分を責めるお母さんは

少なくありません。でも親が「育て方を間違えた」と悔いてしまったら、

苦しい時間を一所懸命過ごしてきた子どもの生き方をも否定することになる。

誰もが、そのときどきでベストな選択をしてきた、と私は思いますよ。


〔母〕親の後悔はネガティブなメッセージとして子どもに伝わる。

それでは事態がよくなりませんね。





こういった話は時折聞かれます。

恐らく背景にあるのが、「親を責めるようなことをすれば、ますます親自身が

閉じこもり、支援を求めなくなる。ただでさえ世間体を気にするあまり長期化

が進んでいるわけだから」という考えだと思われます。

〔ジ〕の方が、「誰もが、そのときどきでベストな選択をしてきた、と私は

思いますよ」
と、優しくフォローされておられますよね。

気持ちは分からなくもありませんが、このやり取りは誤解を与えかねないのです。




「ベストな選択」と自分を納得させても、その結果として、事実わが子が

引きこもりに至っている
わけです。

どの親でもわが子に「良かれ」と思って、口や手を出してきています。

動機は間違ってはいません。

しかし、その「良かれ」が、わが子にとっては良かれになっていなかった

のです。そのことは真摯に受け止めなければなりません。

一所懸命であればなんでもいいというわけではないのです。




子育てはあくまでも「この子にとっては」で考えなければなりません。

親側の都合だけで判断してはならんのです。

その証拠に、親からの期待に懸命に応えようとしてきたタイプがひきこもり者

たちには多いのです。

期待に応えきれなくなり挫折し、そのうえ親を裏切ったと、もたなくていい

罪悪感
をもってしまっています。

判断を誤っていたことはごまかさず、認め反省しなければなりません。

「反省」が大切なのです。




母親が「親の後悔はネガティブなメッセージとして子どもに伝わる。

それでは事態がよくなりませんね」
と述べておられますね。

後悔してもよくならないのはその通りです。

後悔するのではなく、必要なのは「反省」です。

後悔と反省は似て非なるものです。

「後悔」は、ただただ後ろ(過去)を向き、嘆くだけです。

ネガティブなメッセージとして子どもに伝わるのは当然です。

「反省」は、後ろを一旦振り返るのは同じなのですが、前(将来)へ進むため

という前提、目的があります。

つまり、過去を教訓とし将来に活かしていくのです。

ここが全く違います。




なぜ引きこもりという結果を招いたのか、その原因と結果の再検討が「反省」です。

これが絶対必要なのです。

全体的に後悔ばかりで反省が足りていません。

ですから、「悔やまないで」と単に言えば、原因の振り返りも怠りかねません。

反省がなければ、同じことを繰り返します。




〔ジ〕の方が「親が「育て方を間違えた」と悔いてしまったら、苦しい時間を

一所懸命過ごしてきた子どもの生き方をも否定することになる」
と仰っていますが、

「生き方を否定するから悔やまないで」と聞こえてしまいますね。

だから母親も「事態がよくなりませんね」と納得してしまっています。

「生き方を否定」という捉え方が、そもそも勘違いをしておられます。

引きこもりを招くような生き方を身につけさせてしまったという自覚が重要

なのです。

生き方を否定ではなく、生き辛さを抱えさせてしまったことの反省謝罪

そのことでわが子にも生き辛さのわけ(原因)を自覚させます。

そしてやり直しを親子でやっていくのです。




この記事にあるような考え方には、引きこもり自体を否定的に捉えている姿勢

が伺えます。

だからでしょう。次のようなやり取りも同じ記事の中にあります。

〔ジ〕 親は「自分は努力してこの人生を手に入れた」と思っているから、

「なんでできないんだ。努力が足りないんじゃないか」と責めてしまう。

さんざん頑張ってきた結果、社会に傷つき、人が怖くなって安心安全な自宅に

こもっているのに、家族からも責められたら、ひきこもりは長期化します。

〔母〕 長期化の原因は、そこにあったのか。


〔ジ〕 家族の反応に言葉でうまく表現できず、暴力に向かってしまう人も。

責めれば責めるほど、心が離れていくと考えていただいていいと思います。





長期化の原因は、引きこもりという現象の無理解と自己都合の優先です。

前へ進む(解決)ための「反省」を強く促さなければならない支援側が、

このような表現で伝えると、「後悔しない=反省もいらない」と受け止められ

かねません。




「親は謝らなくて(頭を下げなくて)もいい。立場が逆転するから」とアドバイス

していた支援者もいました。

おかしな話です。非を非として認めることは当たり前のことです。

非を認めない親を子どもたちはそれこそ嘆いています。

引きこもり者たちは、親に頭を下げさせたいわけではありません。

痛み、無念を分かって欲しいだけです。認めてほしいんです。




今回、家族会にも関係している著名なジャーナリストの方、その分影響力が

おありになる方の言説でしたので私見を述べさせて頂きました。

最初に述べたように、あくまでも記事に掲載されている範囲の中だけでの

意見ですので、ご了承ください。








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ひきこもり(不登校)~何を変える?


「親が変われば子が変わる」と聞いて、「さぁ、変わろう」と意気込んだのはいいですが、何を

変えればいいのかが分からず、そのままということが少なくないようです。

行動こそ変えていかなければならないのですが、その元にもなる価値観の見直しが必要なのです。




わが子の在りようを見て、何を感じ、どう受け止めたでしょうか。

これまでの自身の人生の中で、世界(とりまく環境)をどう捉えながら、何をより価値あるもの

として優先させてきましたか?

その優先させてきたものが、わが子の成長に与えた影響はどんなものだったでしょう。

自身の生き方に与えた影響はどんなものだったでしょうか。




状況改善のために最初に取り組むべきことは、目の前の事態の受け止め方を変化させることです。

事態が変わらなくても、受け止め方が変われば、事態が自分に及ぼす影響が違ってきます。

その受け止め方を変えるためには、価値観の変化が必要です。

価値観の変化により、視点(視る処)が変わるのです。

視点が変われば見えるものが変わってきますので、自ずと行動も変わっていくのです。






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ひきこもり(不登校)~「中高年ひきこもり」考察⑦


さて、斎藤環氏の「中高年ひきこもり」について、私見を述べてまいりました。

氏は、「ひきこもることがふつうである社会」を目指すべきであり、「ひきこもりのいない明るい社会」は

意味がないと述べておられますが、私は、「ひきこもる必要のない人々の社会」こそ、素晴らしい社会

だと思っています。




前回紹介した【ネズミの楽園】でも分かったように、ひきこもり者たちには、「安心できるつながり」

というものが必要です。

これは、「安心できるつながり」があれば、ひきこもることもないとも言えます。

ひきこもり者たちは、「植民地ネズミ」ならぬ「自己牢獄」の中で閉じこもっています。

これについては「空虚が招く孤立」をご覧ください。

ですから、孤立させない社会があれば、ひきこもる必要性がなくなるのです。




では、そんな社会をつくるためにどうすればよいでしょうか。

ヒントになるものがあります。

明治天皇の「五箇条の御誓文」です。

この三条に「~各其の志を遂げ、人心をして倦まざらしめむことを要す」とあります。

「各自の志望を達成できるようにはからい、人々を失意の状態に追いやらぬことが

肝要である」
という意味です。

「志」をもたせるということこそが、自分らしくより良くいきていくために最も重要なことです。

私自身も座右の銘にしている「志立たざれば、天下に成すべきの事なし」(陽明学)

いわゆる「立志」、これこそが自身をいつまでも支えてくれます。




志は、周囲とのつながりも作ってくれます。

なぜなら、その志に共鳴共感賛同してくれる人たちが集まってくるからです。

前回、ひきこもりはどこの家庭でも起こり得ると述べたのは、現代家庭が、子どもたちに

志をもたせる教育がなされていないからです。

人に癒されないといった状態に彼ら、彼女らがなってしまっているのは、家庭環境にこそ

その原因があるのです。

斎藤氏は、「そもそも、ひきこもりの原因やきっかけを、育て方を含めた家庭環境に求めても

仕方ありません」と述べておられますが、社会をつくっているのは、一人一人の人間です。

その人間を育てているのは、それぞれの家庭です。

小社会としての家庭の集まりが「社会」です。

自己牢獄から救済できるのも家族です。




社会の偏見差別を無くすことで、ひきこもりが減るなんてことを言っていては、誰もが他人事となり、

長期化はさらに進むでしょう。

でも、家庭の変革は、親が本気になればすぐにでも出来るのです。

倦まず弛まず、自己をより良く成長させていくことを家庭で行っていけば、「ひきこもる必要のない人々の社会」

が実現するでしょう。

今回、斎藤環氏の「中高年ひきこもり」に、さらなる長期化の危うさを感じた部分について論じてみました。

(終わり)







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ひきこもり(不登校)~「中高年ひきこもり」考察⑥


【ネズミの楽園】という実験があります。

32匹のネズミが、ランダムに16匹ずつ居住環境の異なる2つのグループに分けられました。

1匹ずつ金網の檻の中に隔離された「植民地ネズミ」と、広々とした場所に雌雄一緒に入れられた

「楽園ネズミ」です。

「楽園ネズミ」は、十分なエサやネズミ同士の接触や交流を妨げない環境になっています。

両方のネズミに対し、普通の水とモルヒネ入りの水を用意して与え、57日間観察しました。

「植民地ネズミ」の多くが、孤独な檻の中で頻繁かつ大量のモルヒネ水を摂取しては、

日がな一日酩酊していた
のに対し、「楽園ネズミ」の多くは、遊んだり、じゃれあったりして、

なかなかモルヒネ水を飲もうとしなかったのです。

さらには、「植民地ネズミ」で酩酊していた1匹を「楽園」に移すと、じゃれあい、交流するよう

になり、普通の水を飲むようになった
のです。




この実験結果から分かるのは、自らが置かれた状況を「檻の中」(孤独で、自身の自由な裁量を剥奪

された環境)
のように感じている人の方が、依存症質になりやすいということです。

依存からの回復のためには、檻に閉じこめて孤立させるよりも、コミュニティ仲間の中の方が

促進されるのです。つまり、安心できるつながりこそが必要なのです。




ひきこもり者たちはそもそもが孤立感を感じています。その要因のひとつは他者不信感です。

人に癒されず生きにくさを抱えた者の自己治療としてひきこもりはあります。

「どうせ自分の気持ちなど理解してもらえない」といったような思い込みがあり、困ったときでも

誰にも頼れないのです。

「安心できるつながり」先ずは、家族です。

家族が最良の理解者協力者になることで、本人は安心感を得られます。




ひきこもり者たちが抱えているトラウマの痛み、影響は、孤立無援状態で強化されてしまいます。

無援は無縁からです。人の支えの手厚さによって、傷つきの体験を安心感安全感によって置き換え

やすくなります。

痛みを理解し寄り添ってくれる人、慰め落ち着かせてくれる人が身近にいれば、自身に何が起きたのかを

理解でき、トラウマの永続的な影響を防ぐことができるのです。




斎藤氏は、「ひきこもりは、特殊な家庭環境で起こるわけではなく、ごくふつうの家庭でも起こり得る現象」

と述べておられます。

これは私もかねてから申し上げていることですが、ただ、何もないところで偶然起こるわけではもちろん

ありません。

人に癒されないといった状態になってしまっている背景が、その家庭環境の中にあります。

ごくふつうの、どこの家庭でも起こり得るということは、現代家庭が子育てにおいて、何か大切なことを

失ってしまっているということです。

次回述べてみましょう。






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