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HOME > 解決支援者の現場日記 > アーカイブ > 引きこもり

解決支援者の現場日記 引きこもり

ひきこもり・不登校~成長と勇気


前回、九州大学名誉教授井口潔先生の「ヒトは教育によってはじめて人間になることができる」

という言葉をご紹介しました。

これは、ヒト科という生き物が、教育を受けることによって人間に成長していくということです。

ヒトは、人間に育てられてこそ言葉を覚え、人間らしい暮らしができるようになります。

他の動物と違うところですね。




問題解決にあたっても、「学ぶ」ということがとても重要です。

学ぶためには、向上心が必要です。

私はかねて、「向上心は幸福感につながる」と言っています。

なぜなら、幸福感は、上向きのときに感じるものだからです。

収入でも成績でも健康でも、より良くなっていっていると幸福感を感じられますね。




ですから、向上心をもって何かを学べば、実力も上がるし、幸福感も感じられると、一石二鳥です。

そうなれば、当然自己信頼感も高まりますので、一石数鳥です。

自己信頼感が高まれば高まるほど、将来への希望がもて、困難なことにも挑戦していける勇気

もてます。

「難しくて大変だろうけど、私ならきっとうまくいく」という気持ちで臨めるのです。

成長していくことを楽しめる、喜べる価値観をもってください。




これまで、非常に厳しい現状の中でも、そこに向き合い、わが子からの反発や非難も真摯に受け止め、

解決を成し得た親御さんたちは皆、自身が学んでいこうという姿勢がありました。

わが子のやる気を黙って待つでもなく、人任せにするでもなく、自身が学び成長したことで、

家族の蘇生力を発揮し絆を取り戻した結果、解決していったのです。





こちらのブログでは、ちょこちょこと書き綴っていきますので、その都度次回へと続いていくものと

ご承知おきください。






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ひきこもり・不登校~今の楽を優先すれば


「どうせムリ」ということで言いますと、「性格だから変わらないし」という声をよく聞きます。

「何を言っても性格が変わるわけではないし」という理由で、何らのはたらきかけもせず、

いたずらにひきこもりを長期化させている親御さんも少なくありません。

こういう家庭では、子ども(当事者)も「何を聞いても言われてもオレの性格は変わりませんから」

と言う傾向がありますね。




「性格は変わらない」という考えの方は、「教育」というものをどう捉えておられるのでしょうか?

性格(人格)が何をしても変わらないのであれば、教育は無力であり、無用ということになります。




昔、同じ支援する立場の方から、「中光さんは、親にも色々アドバイスしているそうですね。

今さら親は変わらないですよ。無駄にエネルギーを消耗するだけですから子どもだけに絞った方が

いいですよ」と言われたことがありました。

正直同じ支援者の立場として、愕然としました。

親抜きで何を解決しているのだろうと。

学校に戻したり、働かせてそれを解決としているのだろうかと、いらぬ世話ながら疑念を抱きました。




九州大学名誉教授の井口潔先生は、「ヒトは教育によってはじめて人間になることができる」

と述べておられます。

教育とは生物学的に見れば、「ヒトが人間になるための過程を助ける営為」ということです。

「性格ですから変わりません」と仰る方は、「私は教育を受けても何も吸収できません」と

言っているのも同然です。




人は気づきがあればいつでも変われるのです。

拘り囚われがあれば、まさに囚われ人で囲い(口)の中で拘束され自由を奪われます。

極めて狭い世界観の中でしか生きられないのです。

ひきこもりそのものです。

気づき閃きがあれば、新たな世界への門出に立てるのです。

「閃」は、人が囲いから出て門の前に立っていますよね。




挑戦(現状改善)を怖れ、本音では現状維持を望んでいると、「ムリ」という言葉が出てくるのです。

だから本音の通りに現状が変わらぬのです。

現状維持を望む理由のひとつには、波風を立てたくないというものがあります。

罵声をあびせられるじゃなし、暴力をふるわれるじゃなし、穏やかにひきこもっているような場合

に多いのが、変にはたらきかけをして、今の平穏な毎日が乱されるくらいなら今のままの方が、

まだましだからといったことです。




さて、これは今だけを見ていることになりますね。

「8050問題」は、親亡き後への危機感からのもののはずです。

つまり、将来への心配、不安です。

「ことを荒立てたくない」の姿勢は、その将来をまったく無視したものではありませんか?

現状は偽りの平穏であり、嵐の前の静けさであるということを認識しなければなりません。

現状に甘んじていれば、将来大嵐がやってきます。

親亡き後、その大嵐に巻き込まれるのはきょうだいたち(他の子ども)です。




ひきこもり問題は、解決していくこと自体は難しくはありません。

ですが、確かに親の拘りや囚われを外していくのは簡単なことではありません。





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ひきこもり・不登校~ムリと思うからムリになる


ひきこもった原因はそれこそ知りたいけれども、聞いても答えてくれない。

色々言えば、かえってこじれる。

だから、見守るしかない。

何をしても無理。




ただ「わけを教えてほしい」と聞いても答えるはずもありません。

聞き方というものがあります。

何でもやり様というものがあるのです。



「言えばこじれる」というのも、こじれるようなことを言うからです。

前回も述べたように、伝える内容、言葉、タイミングと、色々考え、判断していく必要があります。

分からなければ、調べ、相談することです。




不可能なことと、困難なことを混同していることを、ご相談者によく感じます。

自力で空を飛ぶことは不可能ですよね。

困難なこととは、難しくて大変だけど可能ということです。

時間や労力がかかることだと、「どうせムリ」とやる前からあきらめてしまうことが少なくないようです。




誰しも自己正当化をしてしまいがちです。

「言ってるけど・・・}「やってるけど・・・」「動かないのが悪い」

いつも申し上げているように、いいだの悪いだのではなく、責任の問題です。

どう対処していくかの責任をもつということです。

言い訳(責任転嫁)は、行動を止めます。

問題を解決していかなければならないのに、あらたな問題を引き起こしかねません。




困難であればあるほど、希望をもつことを忘れないことです。

希望は勇気を引き出してくれます。

希望に支えられ、限界喪失不安といった視点からではなく、可能性答え解決という視点

から物事を考えることができるようになります。

希望が、問題解決の努力に貴重な広がりをもたらしてくれるのです。





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ひきこもり・不登校~自身が問題の主体者


「言っても聞かない」

「言うだけ反発する」

「本人がすることだから」

こういった声がよく聞かれます。

だから手の打ちようがないのでしょうか?




「言っても」と、何を伝えたのでしょうか?

もし「動きなさい!」だとしたら、聞かないのは当たり前です。

要は何をどう伝えるかです。

同じことを言い続けても、なおさら聞きません。




そもそもなぜ反発するかを考えましたか?

以前、ひきこもりの講演会に参加したときに、参加されていた高齢の父親が、

「息子が立てこもっていて」と言い間違い、会場の笑いを誘った場面がありました。

恐らく、反発され部屋のドアがまったく開かない状態か、もしくは実際バリケードでもされていて、

思っていた本音がつい出たのでしょう。

なぜ、社会のみならず自分たちにも背を向けるのかを考えてみてください。

解決のために重要なことなのです。




「動かない」と取れば、文句のひとつやふたつも言いたくなるでしょうし、自分から動き出すのを

待つだけになります。

「動けない」と捉えてみてください。

動ける自分が補えることはないかを考えますよね。

動けるようになるために自分ができることです。

そのためには、なぜ動けないのか、何に怯えているのかも知る必要があります。

その理由、原因を解消することを一緒に行っていくのです。




他人(わが子)の問題ではなく、自分自身の問題と受け止めてこそ、手がかりが見えてくるし、

解決への確実な道が開けていくのです。

もちろん、自分自身が何に怯えているかも知る必要があります。





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ひきこもり・不登校~人生に責任をもつ


誰でも自分のことを問題視されてしまうといい気分ではいられません。

ましてや自分だけを問題視されてはなおさらです。

ですから、親子で一緒に改善していこうという姿勢を示してあげた方が、聞く耳を持ちます。

親は親で変わっていく(良くなっていく)からと伝えてあげるのです。

ただ、だからといって「あなたは何も悪くない。お母さんたちが悪かった」と、責任をすべて

背負いこむ必要はありません。

そんなことしても何もいいことはありません。




以前こういうことがありました。

不登校の講演を依頼された時に、家族会の代表の方も講師として来ておられました。

楽屋で私が何気に「子どもたちにも改善を要する問題があるので、親御さんだけが責任を感じる

必要はないですけどね」と言った途端、「子どもたちは何も悪くないんです!私たち親が全部

悪いんです!」と、声を荒げたときがありました。

突然のことで私もびっくりしてしまったのですが、極端で過剰になり過ぎています。

そもそもいい悪いの問題ではないんです。

不登校でもひきこもりでも、悪いことをしているわけではないのですから。




親が自分だけ責任を感じたからといって、何もいいことはありません。

むしろ、子ども本人に問題解決の主体的な自覚をもたせることを妨げてしまいます。

自分の身に起こった問題は、責任もって自発的自主的に解決していかなければなりません。

自分の人生に責任をもつことこそ、わが子に教えていかなければならないのです。

当事者たちは現実からの逃避問題の先送りといった対処の仕方を責任もって改善していかな

ければなりませんし、親御さんたちはわが子が動けなくなった事態への対処に責任をもたな

ければなりません。

本人のやる気しだいだなんてことを言っていても解決には向かわないのです。

先ずは、親御さんの方から自分の人生に責任をもって動き出すことです。





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ひきこもり・不登校~気がつけば同じこと


長期化してしまっているご家庭では、きまって「どうしていいのか分からなかった」

という声が聞かれます。

であれば考えてみて下さい。

お子さんも同じではないですかね?

動かないのは、どうしていいのか分からないからではないですか?

動けないのです。




そんな状態にあるのを、いつか動き出すのをじっと待つのですか?

わが子にはたらきかけることに、不安や怯えを感じていませんか?

これもまた、わが子も同じです。

新たなことに挑戦することに強い不安を感じています。

失敗が怖いからです。




何かが変わることが怖いのです。

だから、昨日と同じ過ごし方を繰り返します。




親子で同じ状態にあることに気づけば、共感が出来るはずです。

痛みが分かります。

寄りそえます。

抱えている問題を共に解決していこうとする姿勢がもてるはずです。





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ひきこもり・不登校~どうしたものでしょう


私が普段ご相談を受けている中で、強調していることがあります。

それは、「問題を解決していく」ということです。




どういうことかと申しますと、ほとんどのご相談者は、困った現実がいつになったら終わるのか、

そもそも終わるものなのか。

どうしていたら、どうしたら動き出すのかということを考えあぐねています。

そこに「いかに現実の問題をひとつひとつ解決していこうか」といった姿勢や視点がありません。

いわば自然解消を期待しているかのようです。




「治りますか?」の問いに対しては、「直していきましょう!」と。

「まだ大丈夫でしょうか?」に対しては、「大丈夫にしていきましょう!」とお答えしています。

「治りますか?」病気ではありませんから、「治す」ではなく「直す」のです。認知の歪みによって

強迫観念などが強まっていますので、その歪みを直していく必要があります。

単なる“やる気”の問題ではないのですん。




大丈夫かどうか心配していても仕様がありません。

大丈夫にしていくんです。

わが子が動き出すのを待つのではなく、安心して動き出せるよう、親の方からはたらきかけを

始めていくのです。

現実的に行動して大丈夫にしていくんです。

自然解消などあり得ないのですから。




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ひきこもり・不登校~問われる親の生き方、在り方


かねて支援者という立場から、講演の依頼がある際に、どうしたら不登校やひきこもりに

ならないように育てられるかといった内容をテーマに求められることがあります。

私は、努めて『子育ては親そだち』という視点から、子育てを通して親自身が親として、

また一人の人間として成長して(育って)いくことをお話ししています。




通常「子育て」をテーマにする場合、子育ての仕方、やり方といった方法論が語られることが

多いようです。

しかし、私がかねて不登校やひきこもり、ニートの青少年たちと関わっていて感じることは、

子どもたちが見ているのは、親としての在り方生きる姿勢態度であって、方法としての

育て方ではないということです。




方法論は多様にあっていいと思います。

様ざまな“個性”をもった子どもたちです。その子その子にみあった育て方があります。

きょうだいであっても個性は違います。

となれば育て方は違ってきて当然であり、料理で食材の味を活かした調理法があるように、

大根は大根、ニンジンはニンジンとしてその旨味を引き出すべきです。

また、その親子の関係性によっても子育ての方法は、自ずと変わってきます。

一概にどこの家庭でもこうすればこうなるというものではありません。




「家庭教育」を考えるとき、躾というものをイメージする方が大半だと思います。

しかし、何を目的とした躾なのか、わが子の何を育てるのかといった、わが子に向き合う姿勢

過っている場合、躾はかえって子どもの成長を歪めます。

マルトリートメント(maltreatment)」という言葉をご存じでしょうか?

maltreatmentは、treatment(扱い)にmal(悪い・悪く)という接頭語がついたもので、

日本語では「不適切な養育」と訳されます。

子どものこころと身体の健全な成長・発達を阻む養育をすべて含んだ呼称で、

子どもに対する大人の不適切なかかわり全般を意味します。




私はこれまでの支援活動を通して、子どもたちの“ありのままの個性”を活かしていく家庭教育

の大切さを痛感し、できるだけ若い親御さんたちに話を伝えたいと思っています。

もっと言うと、まだ子どもを授かっていない夫婦に聞いてもらいたいと思います。

昔、ある結婚式場からの依頼を受け、その式場で結婚式を挙げられる予定の50組100名の方たちへ

「結婚前からの胎教」というテーマで、親になるための準備教育について話をさせて頂いたことが

ありました。講演が終わった後、一組のカップルが「実はもうお腹に子どもを授かっています。

今日のお話を聞いて誤った子育てをせずに済みます」と、嬉しそうにお礼を伝えに来てくれました。




あるがままを否定された子どもたちが、人や社会を遠ざけ、殻に閉じこもる生き方を選んでしまいます。

わが子を愛するだけでは、時に執着となってしまい、様々な制約を加え、わが子の意思や存在を

尊重することを忘れてしまいがちです。

あるがままを認め、わが子のもち味を引き出せるためには、敬意をもって関わる姿勢が必要です。

子どもは所有物でも、ましてや親の自尊心を保つための道具ではありません。




私は、支援のご依頼者の孫、つまり当事者の子どもを視野に入れて支援を行っています。

やがて親になるであろう当事者たちが、将来自身の経験を子育てに活かし、幸せな家庭を築いて

くれることを夢見て活動しています。








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【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

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毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

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引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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ひきこもり・不登校~非日常から気づかされること


私たちは、何か事が起こり痛みを伴わなければなかなか分からない、気づかないことが多いようです。

そういう意味では、非日常的なわが子の不登校、ひきこもりなどがわが家に起こることで、

様ざまな事を振り返る機会を得られます。




わが子の逸脱行動によって、それまで隠れていた、目をそらしていた問題が浮き彫りになってきます。

夫婦、嫁姑、兄弟姉妹、親子などの人間関係、そして自分自身の生き方の問題真の自己との対峙

にまで及びます。




これまで支援で携わったご家庭の中にも,

「問題が起きてこなければ、これ程人間の生き方に真剣に向かい合うことはなかったでしょう」

と述べられた方もおられました。




失ったもののお蔭で、大切なものを手に入れることもあります。

人生の歩み方生き方を見直すことは、常に必要なことです。

にもかかわらず、どれだけの時間そのことに費やしているでしょうか。

費やしていなかった分、私たちは様ざまな代償を支払わされます。




いじめ、不登校、ひきこもりなど、そのことがわが身にふりかかって初めて、当事者意識になれます。

生き方に関し当事者であり得ない人間はいません。

健康のありがたさは、病気になってこそ実感できます。

動かせる手足のありがたさは、不自由になった時に分かります。

わが子の笑顔のありがたさは、笑顔が消えた時に気づかされます。




互いが敬いあい、互いを尊重しあい、人生を大切にできる。

そんな人間になりたいものです。








※現在、オンラインでの無料相談も承っております。(スマホ、タブレット可)
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行動する親たちの学び場です。

地域の当事者家族会に参加して落胆している方、ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

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新プロジェクト〈OKAGESAMA fellowship〉開始!

これまでの、かえって長期化を招いてしまっている家族会や居場所とは
違う当事者家族にとって本当に必要な「行き場」の提供です。




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ひきこもり・不登校~新年のご挨拶


明けましておめでとうございます。

正月からこのブログをご覧になって頂き誠にありがとうございます。

メルマガ『ひきこもりは動けないから解決できる!』1日号で、書ききれなかったことを少し述べてみます。




不登校にしても引きこもりにしても、スクールカウンセラーやフリースクール、行政の相談窓口等の

対策が打たれているにも関わらず、一向に改善されていないどころか、小中学校の不登校は約30万人

と10年連続で増加し、過去最多を更新。

ひきこもりは146万人です。

いい加減これまでの視点を見直し、その誤りを認め改変すべきです。




当協会の支援法のひとつの特徴は、アウトリーチ(訪問支援)を必要としないことです。

自分から動こうとしない引きこもり支援で、なぜ訪問を必要としないのか。

もちろん、最初から動ける事案だけに対応しているわけではありません。

私は医者ではありませんから。

親御さんがご相談に来られた時点では、ほとんど部屋の中です。

しかも数年経過しています。10年越しているケースもめずらしくありません。

「自分から動くはずもない。本人が来なければ行くしかない」という固定観念を改めるべきです。




以前、行政主催の支援者会議で、福祉課のお偉いさんと同席した際にアウトリーチを必要としない

ということをお話ししても何も質問されなかったことがあります。

恐らく「そんなことあるかいっ!」という固定観念でしょう(笑)。

この会議ではこういうこともありました。

親の会の世話役である70代くらいの男性がおられたのですが、いい機会でしたので

私が「ひきこもり者たちからは、意外に父親の話が良く出てきます。父親たちが立ち上がったら、

一挙に解決するでしょう」と目の前で話したのですが、この方も何も質問してこられませんでした。

この方も「そんなことあるかいっ!」と、思われたのかも知れませんね。

過保護だの過干渉だのと、あらかた母親たちがやり玉に挙げられますからね。

「ところがどっこい」です(笑)。

こういうタイプの方たちは、その勝手な思い込みで損をしてしまう人たちですね。




私がアウトリーチを必要としない支援法にたどり着いたのは、不登校専門家庭教師から支援が

スタートしたからです。

家庭教師ですから100%家庭に訪問していました。

ここで不登校が生じる家庭に共通の臭い(傾向)を感じたのです。

その経験が逆に訪問を必要としない、つまり、自ら動き出していく支援法につながったのです。

ですから、もちろん訪問が不得手なわけではなく、アウトリーチの方法は充分心得ています。




解決を必要とする問題を抱えたときに大切なことは、事実に対して謙虚になるということです。

あれこれ言っても、事実がすべてを物語っています。

現状が改善されないまま、いたずらに時間ばかりが経過してしまっているということは、

これまでの対策が間違っているということです。

そのことを謙虚に認め、固定観念を捨て、新たな視点から取り組んでいきましょう。









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