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解決支援者の現場日記 家庭問題: 2020年12月 2ページ目

ひきこもり(不登校)~適切な援助とは?②

 
自分の可能性期待感をもてるようにしていくことを心がけてください。

どういうことかと言いますと、ひきこもり者たちは自己不信の状態ですので、自身のこれからを

どうしても悲観的にしか捉えられていません。

絶望視すらしています。

なぜ自己不信かと言うと、これまでの自身の失敗挫折体験や現状しか見ようとしていないからです。

可能性ということを考えていません。




可能性というのは、秘められたものです。

何がどう開くかは今はまだ分からないのです。

植物の種と同じです。

種は、適切な環境に蒔いて、丁寧に世話をしていけば花開き、果実を得られます。

それと同じで、自己の可能性に期待感をもてるためには、自分の人生に責任をもって、

自分の世話をさせていくようにしていきます。
 
今の過ごし方が、将来に用意されるものの準備となってしまっていることを認識させること

が大切です。
 
日々の過ごし方を客観視させ、その過ごし方がどういう状態を招いてしまうかを想像させてください。
 



そして、自己信頼感をもたせるためには、決めたことを実行させることです。

「早起きをする」でもいいんです。

目標として定めたことは、自分との約束です。

約束を守らない人間を誰が信頼するでしょうか?

大事なことは、決めたことの先ず実行です。

達成ではありません。

達成できない場合だってあります。

それはやり直しをすればいいだけのことであって、実行することが大切なのです。
 



これまで、わが子が何かに取り組んだ時に、結果だけを見て評価を下していませんでしたか?

努力の経過をきちんと認めてあげられていましたか?

自己都合による勝手な期待を押しつけていませんでしたか?

失敗即ダメとしていませんでしたか?
 
そういう関りがあれば、自己承認の姿勢が身についていません。

常に、他者の承認ばかりを求めようとしてしまい、過剰適応で自分を見失い、周囲の期待に

応えられない、裏切った「ダメ人間」というレッテルを自分に貼ります。 
 
自分を卑下しておいて、自分が自分の味方になってくれるはずもありません。




目標を定め(=自分との約束)、達成のための取り組みに努めている自分を認める〈自己承認〉の習慣

をもたせていきましょう。
 
そうすれば、今は小さな種という可能性が、やがて大輪の花を咲かせ、見事な果実を実らせます。

(続く)
 




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ひきこもり(不登校)~適切な援助とは?①

 
有害な救済』について以前述べましたので、『適切な援助』について述べてみましょう。

ひきこもり(不登校)者は、何からどう始めていけばいいのかが分からないでいる

状態です。

状況改善のための行動の選択肢を持ちあわせていません。
 
だからこそ、事態(現実)からの退散(逃避)という方法しか取れなかったのです。




選択肢を持ちあわせていない理由は、トラウマこだわり囚われが強く、適応力

育っていないからです。
 
自分と外界との関係性である「世界観」が、非常に狭いため、事態を俯瞰して捉え、

何を優先させるべきかと思考することが出来ないからです。

こういう状態のわが子が、自然と動き出すのを待っていても、その期待は叶いません。
 
まだまだ本人のやる気の問題と捉えているむきが見受けられますが、そうではありません。

具体的な指針を示し、実行につながる道筋を与えることが必要なのです。

説教ではありませんよ。




何からどう始めていけばいいのかが分からないのは、親側も同じですよね。

わが子が動けないでいる気持ちは、よく分かるはずです。

どういった指針を示し、どう道筋を与えてあげればいいのかが分からなければ、

手足を使って動き、考え、動き続けることです。

調べる、尋ね歩く、両親(夫婦)で考えあう、学び成長していくことを怠らず、やめない

ということです。
 
(続く)
 





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ひきこもり(不登校)~自らを動かすものは?

 
前回述べた「自律」に必要なものが、意志の力(勇気)です。
 
勇気の反対は臆病でしょうか?
 
確かに憶病ではあるでしょう。
 
失敗を二度としたくないから、何も挑戦しない生き方を選んだのが〈ひきこもり〉という行動

であるわけですから。
 



しかし、憶病というよりも、勇気の反対は、追従依存です。
 
つねに誰かの判断でしか生きられず、しなだれかかって生きていくのですから。
 
これでは、自分の人生に責任をもち、自分の人生を生きているとは言えません。
 
当然、幸福感を味わえるわけもありません。
 



では、どうすれば勇気をもてるようになるでしょうか?

それは家族の理解、痛みへの寄り添いによって、“安心感”を得られてこそもてるものなのです。
 
失敗しても、自分の中で想定している恥ずかしいことも、情けないことも、傷つくこともない

とすれば、何事かに挑戦してみようという気になりますよね。
 
家族(特に親)が、本人の現状の困難さを理解し、抱えている痛みに親身になって寄り添う

ことで、安心感を得られます。
 



「自分はここに居ることを否定されるものではない。ありのままの自分でいていいんだ」

「抱えてている不安、恐れを分かってもらえている」
 
という安心感から、「この不安をぬぐうための取り組みをしていこう」となるのです。
 
「もう学校行ける?」

「いつになったら働くんだ?」

では、安心感など与えられようはずもありません。
 
もちろん、黙って見ていても、守りにもなりませんし、存在の虚しさもぬぐえません。
 





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