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解決支援者の現場日記 トラウマ: 2020年12月

ひきこもり(不登校)~誤った自己像


ひきこもり(不登校)者たちが、ゲームやネットにハマってしまうわけについて前回述べてみました。

一種の痛み止めとも言えます。

ですが、あくまでもその場しのぎの対処、紛らわしですから、苦悩の解消というふうにはならず、

だからこそ延々と繰り返されてしまいます。

そうなると、また大変困った事態が生じるのです。




それは、痛みからの逃避の行動パターンを「自分自身」だと思い始め、それが作り出す

アイデンティティー(ひきこもる私)にしっかりとしがみつくようになるのです。

以前、「自分からひきこもりを取ったら何も残りません」といった青年もいました。

ひきこもりの自分が自分らしいと思い込んでしまっているのです。




何が怖いかと言いますと、人は自己認識に相応しい行動しか取りませんので、自堕落な生き方

こそ相応しいと、それを維持してしまうのです。

自分がそれが相応しいと思い込めば、それが例え不利益にしかならない状態でも、そこから

変化することに強い抵抗を感じ拒むのです。

変わることで、自分の存在が崩れてしまうような、自分を見失うような思いになり恐怖するのです。

そのため常に変化を避け現状にしがみつくために利己的になり、目先の利益に翻弄され、

自分がより良く生きていくために何が必要かを判断することができなくなってしまうのです。




このことからも分かるように、現状打破は本人は望みません。

ですから、本人のやる気をただ待つ見守りは、長期化するだけなのです。







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ひきこもり(不登校)~安全感を得るために


ひきこもり(不登校)者たちは、より安全感を得たいがために、自分の見解に周囲を合致させようと、

事実を歪めて捉えようとします。

強引に世界を自分の方へ合わせようとするのです。

その方が安心だからです。

しかし、結果ありのままに現実を見られず、事実を歪曲してしまいます。

彼らに対して「どうしてそういう風にとるかな?」ということは、よく経験されることだと思います。



また、自分の考えへの囚われから、周囲の声に耳を貸さないといった傾向も強いですが、それは、

自分だけをあてにし、自分だけで事足りていると錯覚しているのです。

とは言っても、自分を信頼しているわけではなく、これまでの経験だけにしか頼れないのです。

つまり、見たことのあるもの、聞いたことのあるものの中だけで、それ以外で考えることが怖くて

できないでいるのです。

当然、これでは孤立主義へと傾向を強め、自我肥大状態を招きます。

「プライドが高い」と感じている親御さんがいますが、それこそ勘違いで、傲慢なだけです。




孤立は辛いですから、その痛みから注意をそらしてくれるものにしがみつき、強迫的習癖的

行動パターンを作りだし、回避を繰り返します。

これが、ゲームやスマホ、インターネット等への依存です。

ですから、その依存が強ければ強いほど、いかに安心できずに怯えているかということです。

吞気にゲームをやっているわけでもないのです。







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ひきこもり(不登校)~報道のリスク③

 
本人が自ら動き出すタイミングを待つしかないといった印象を与えかねない報道も多いようです。
 
本人は「動かない・動けない」が大前提です。
 
「言っても聞かないから」は、長期化の原因としてよく聞かれることですが、これは何の言い訳

にもなりません。
 
あたりまえだからです。
 
だから支援が必要なのです。
 
このあたりに関しては「適切な援助とは?④」で述べています。
 



親の最も重要な役割は、〈動機づけ〉です。
 
本人のやる気を待つのではなく、現状を改善していこうという動機づけをしていくのです。
 
ただ「できることから始めよう」や、まして説教では動機づけになりません。
 
現象の理解・共感・痛みへの寄り添いによる信頼回復が先ず必要なのです。
 
理解してもらえていて、決して否定されていないという安心感があってこそ、前へ向かって

進んでいく勇気がもてるのです。
 



自分が動く(変わる)ことを怠り、現実否認思考停止責任回避の親が〔引き出し屋(悪質業者)〕
 
による被害といったものを招くのです。
 
拉致・監禁で、わが子の自立心が芽生えると思ってしまう未熟な判断力が、悪質な詐欺も

見抜けないのです。
 
ひきこもり(不登校)現象を、単に〈やる気〉の問題と受け止めていることがこういった
 
対応を誘因してしまいます。
 
やる気を出すのをひたすら待つか、なければ強引に引き出すか。
 
あまりにも短絡的です。
 



「なんとかなれば」とは思っていても、なんとも出来ないでいてもがいているということを
 
認識しておくべきです。
 
立ちはだかる不安恐怖怯えがどこから来ているのかを理解ししていくことで
 
動機づけが可能になっていくのです。






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ひきこもり(不登校)~適切な援助とは?①

 
有害な救済』について以前述べましたので、『適切な援助』について述べてみましょう。

ひきこもり(不登校)者は、何からどう始めていけばいいのかが分からないでいる

状態です。

状況改善のための行動の選択肢を持ちあわせていません。
 
だからこそ、事態(現実)からの退散(逃避)という方法しか取れなかったのです。




選択肢を持ちあわせていない理由は、トラウマこだわり囚われが強く、適応力

育っていないからです。
 
自分と外界との関係性である「世界観」が、非常に狭いため、事態を俯瞰して捉え、

何を優先させるべきかと思考することが出来ないからです。

こういう状態のわが子が、自然と動き出すのを待っていても、その期待は叶いません。
 
まだまだ本人のやる気の問題と捉えているむきが見受けられますが、そうではありません。

具体的な指針を示し、実行につながる道筋を与えることが必要なのです。

説教ではありませんよ。




何からどう始めていけばいいのかが分からないのは、親側も同じですよね。

わが子が動けないでいる気持ちは、よく分かるはずです。

どういった指針を示し、どう道筋を与えてあげればいいのかが分からなければ、

手足を使って動き、考え、動き続けることです。

調べる、尋ね歩く、両親(夫婦)で考えあう、学び成長していくことを怠らず、やめない

ということです。
 
(続く)
 





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