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解決支援者の現場日記

< ひきこもり・不登校~改善への意欲の欠如  |  一覧へ戻る

ひきこもり・不登校~改善への意欲の欠如②


青年たちの声を聞いてる中でわかってきた事は、

学ぶ意欲がないのは、生きていく意欲がないからです。

では、なぜ生きていく意欲がないのか。

それは生きていく意味を見出せないでいるからです。

これから先、生きていく価値生きる目的

見出せないでいるからです。





中には、希死念慮がある青年もいます。

「死にたい」と声を上げるのは、

何も本当に死にたいと言うことではなく、

生きる意味や目的がほしいということです。




でも、夢や希望を持つことを促したからといって、

それをすぐにもてるはずもありません。

ここで必要なのは、

自分の存在そのものに役割がある、

周囲から必要とされる価値があると言う自覚を

もたせることです。




その役割こそが、生きる目的であり、

生きていくことの意味なのです。





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ひきこもり・不登校~改善への意欲の欠如

私は、多くの不登校児童やひきこもり者たちと関わっていく中で、

「なぜ彼ら、彼女らは、より良くなっていこうという意欲に

欠けるのだろう」という疑問が当初ありました。




苦しみや辛さこそ訴えるのですが、

それらの苦悩から脱するための動きが、とても鈍いのです。

辛いはずなのに必死さがないのです。




「取り組むエネルギーすら残っていないくらい苦しいんだ」

と言ってしまえばそれまでですが、

学校や社会といった、彼らが危険と認識した場所から、

一応自室へ避難しているわけですから、

そこで味わった苦痛は味わわずにすんでいるわけです。

いわば安全基地に待機しているのですが、

そこで現状を脱するための取り組みがほばなされていないのです。

ゲームやネットで時間をつぶす日々になってしまっています。




学業不振が不登校のひとつの要因になっているのであれば、

苦手強化の勉強をするなり、

自信が持てず、就労することに不安があるのであれば、

資格や免許の学習をするなり、

少しずつできることから始めていけば良いのですが、

それがなされていません。



生きることそのものに関心がないようにしか見えませんでした。





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ひきこもり・不登校~変わることへの怖れ


現状をより良く変えたい、変わりたいという気持ちは、

多くの人がもっていると思います。

例えば、髪の色を変えたり、化粧をしたり、コスプレなども、

変身願望のひとつの現れでしょう。

いつもの自分とは違う誰かになりたいと。




が一方で、変化することへのためらいもあります。

ひきこもりの親子を見ていますと、

この変化に対するためらいが非常に強いのです。




長期に及ぶひきこもりのケースでも、

決してその生き方に満足して、そうしているわけではありません。

なんとかなるものだったらなんとかしたい。

その証拠に、「どうなりたい?」と尋ねると、

どの当事者たちも、判で押したように「普通になりたい」と、

答えます。

彼らは多くを望んではいないのです。




ですが、現状を打開していくためには、

そのための新たな取り組みに挑まなければなりせん。

それがためらわれるのです。

失敗が怖いからです。

失敗で傷つくことを避けたいのです。




ひきこもりの「親子」と言ったのは、実は親御さんの方にも、

変化をためらう傾向があるのです。

暴力行為があったり、親を恫喝したりしている家庭が

長期化しているというわけでもありません。




かえって長引くのは、穏やかなひきこもりです。

暴れるじゃなし、親に罵声をあびせるようなこともなく、

家事なども頼んだらやってくれるようなところの方が、

解決が長引くことがあるのです。

なぜか。




「事を荒立てたくない」という気持ちが親に強くはたらくからです。

ひきこもってこそいるけど、脅かされるということがない場合、

何かはたらきかけをして、今の状況が変わってしまうのが、

やはり怖いのです。

いずれも、変化を「より良く」ではなく、

「より悪くなる」という方にしか想像できないでいるのです。





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ひきこもり・不登校~人間は変われる生き物


私は以前、同じ支援者の方から、

「中光さんは、親にも何かやってるそうですね」

「やるだけムダですよ。今さら変わりませんから」

と、忠告されたことがありました。




その方は、支援者としては先輩クラスの方でしたので、正直驚きました。

「親抜きで、どう解決しているのだろう?」と、疑問も感じました。




これまで述べてきたように、不登校・ひきこもり現象の背景には、

親の存在が大きく関係しています。




私は、当事者たちの声から、親たちがわが子へのはたらきかけを見直す

ことで、解決に至るということが分かったときに、

小躍りするような気持になったものです。




なぜなら、不登校でもひきこもりでも、本人たちが動かないから、

どうしようもできないと思われ、長期化がどんどん進んでいますが、

親は当たり前ですが、外出もできますし、動けますからね。




そもそも問題のキーマンは親なのですから、

その親が動けるわけですからね、頭を抱える必要はないわけです。




もちろん、「やるだけムダですよ。今さら変わりませんから」

の忠告に表れているように、

自分たちがキーマンであるという認識をもって、

積極的に自らが変わっていこうという親御さんは

決して多くはありません。

それは、

不登校、ひきこもりの本質的な原因が理解できていないからです。




そういう意味からも、当事者家族同士だけで集まり、

10年も20年も親だけ通っている家族会の存在を見かけると、

なんともやるせない気持ちにもなります。




親御さんへのはたらきかけは、決してムダではありません。

「教育」というものがなぜあるのでしょうか?

教育の前提にあるものは、「変われる」という事実です。

変われなければ、教育は無意味なものです。




井口潔先生(医学博士)の言葉に、

「ヒト(霊長類ヒト科)は、教育によってはじめて人間になる」

というものがあります。

人間は、他の動物以上に、変わることができるからこそ、

「教育」といったものを生み出したのです。

私たちは皆、変われるのです。





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ひきこもり・不登校~解決することに不都合ありますか?


私が、不登校児童専門家庭教師から始まり、

ひきこもりの青年たちの声を聞く中で、分かってきたことが、

不登校、ひきこもり、いずれも解決は、親御さんしだいだということです。




今もなお、当事者とみなされている子どもたちが問題視され続けています。

だから、いつまでも解決の兆しが見えてこないのです。




今、学校にはスクールカウンセラー(臨床心理士)が配備されています。

1995年からスクールカウンセラーが導入され始め、

ひきこもりは、精神科医が専門家として、様々な講演会、研修会で

登壇しています。

ところが、少子化にも関わらず、不登校児童数は毎年増え続け、

ひきこもりもまた、増加、長期化していっています。

なぜですか?




原因、問題の対象、事態の本質を見誤っているからです。

いつまで気づかないでいるのでしょう。

「不都合な真実」という言葉がありますが、

今さら誰が悪いということではなく、何事も原因が解消されていけば、

ことは解決していくのです。

解決されれば、その不都合さも問題ではなくなるでしょう。




その証拠に、当協会では、親御さんに動いて頂くことで、

訪問も必要とせず、長期のひきこもりでも、

その多くが社会へ巣立っていきました。

「そんなことはあるはずもない」と、疑うことしかできない親御さんは、

事態はそのままです。




私は、哲学者 、心理学者としてお釈迦さまを尊敬していますが、

金言にこういうものがあります。

「縁なき衆生は度しがたし」

縁(つながり)を大切にし、自ら求めない者は、彼岸(悟りの境地)には

渡し難いということです。





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ひきこもり・不登校~何が解決を阻むのか④


ニュースタートの二神氏は、

「家族をオープンにし、外部の力を借りる」という主張が、

家族内で問題を抱え込ませる主流の考え方

(例えば「まずは家族の会話から」「信じて待つ」といったもの)

に浸透しなかったことに無念さを感じていたわけですが、

私は、氏と同じ思いもありますが、加えて、

訪問をせずとも、意識づけをすることはできるということを、

なかなか信じてもらえないことが、歯がゆいばかりです。




前回、親子ともども両価的な意識があることをお伝えしました。

「変わりたいけど、変わりたくない」

「解決したいけどこのままでもいたい」


それはなぜか。




親御さんたちは、わが子がいつかその内動き出すことを

信じているのでしょうが、

社会へ戻れることを本気で信じておられるのかな?と、

疑ってしまうような状況がよく見受けられます。




「何を言ってもダメ」と言いながら、

自分から動き出すのを信じて見守るというのは、矛盾しています。

「解決したいけどこのままでもいたい」という心理は、

解決するためには、もちろん自分(親)が解決のための手立てを

打っていかなければなりません。

先ず、どこかに相談にいくことからですが、それからも

わが子に何らかのはたらきかけをしていかなければなりません。

それが不安、いや怖いのです。




当事者たちも同じです。

「変わりたいけど、変わりたくない」 のは、

変わるためには、新たなことに挑戦していかなければなりません。

それが恐怖なのです。




失敗して傷つきたくないからです。

傷つくくらいなら、現状のままの方がまだましということです。

新たな痛みを受けたくはないのです。

「うまくいくはずがない」としか思えないのです。




親御さんは、「信じている」と言うよりも、

思い込み、執着、わが子のやる気への依存です。

やる気のなさを嘆いてているそのわが子に頼ってしまっているのです。

何かおかしくありませんか?




訪問をせずとも動き出せるというのは、

支援者の私が面倒くさがっているわけでも、

魔法をかけているわけでもありません(笑)。

どうしても必要な時には、海を渡っても訪問しております。




親御さんが、自身の問題と受けとめ、自ら先に動き出すからです。

この子の問題ではなく、わが子、私の子の問題だから、

問題の主体者は私、自分自身

「私が私自身の問題を解決していく」といった意識になることで、

子どもに変化が起きてくるのです。




何ごとも信じるためには、

自身の疑いを確認すること(見誤っていないか)が必要ですが、

自身の見識から一旦離れ、確認することを怠り、

疑いをそのままに長期化している家庭が少なくないようです。






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