月別 アーカイブ

  • マイベストプロ
  • イベント情報
  • トピックス

HOME > 解決支援者の現場日記 > アーカイブ > 福祉 > 3ページ目

解決支援者の現場日記 福祉 3ページ目

ひきこもり家族会が危ない! ⑧


家族会では、解決のための有益な情報を共有したり、同じ境遇の身同士で

気持ちを分かち合ったり、励ましあったり。あくまで、前へ進んでいく(改善)

ためのものです。




ところが、新しく参加してきた家族に「もう、あきらめましょう」とか、

「老後の自分たちの介護をさせましょう」などと言っているところもあるのです。

私はあるひきこもり者から、「家族(親や祖父母)から、めんどうは見てあげる

から介護をしてと頼まれたことがある」と聞かされたこともあります。




また、支援団体に対しての主観的な印象(優しいとか優しくないとか、費用が

高いとか、こうしてくれない等)を会報に掲載しているケースもあります。

主観的なものは、人によって異なるものです。

例えば、相談には費用がかかるのはあたりまえと認識している方と、福祉に

お金がかかるのはおかしいと認識している方とでは、高いか妥当かのレベル

も違います。

「こうしてくれないから優しくない」もその方のあくまで自己都合です。




主観的なものは事実とは違う場合もあり、それを公平を期することが求め

られる会報に掲載することは、参加者に誤まった認識を与えかねません。

わが子の行く末に関わる大切な問題なのですから、基本、自分で足を運び、

支援者の人となりを自分の目と耳で確認すべきことです。





当協会では、連携している民間事業所があり、訓練の後、学歴や年齢、

ひきこもり期間を問わず採用していますが、そういった情報をあえて参加者

に伝えない会もあるくらいです。

ここの場合、その理由が「会員を取られたくない」でした。




当協会では、「たらちねの会」という家族会を運営しています。

この会は、会費もありませんし、毎回90分の具体的な解決のための講習も

行なっています。もちろんすべて無料です。

会費も徴収しませんので、元より誰でも(支援者でも)自由に参加できる

ものなのですが、「会員を取られる」という発想には正直唖然とさせられ

ました。家族会の本来の目的を完全に見失っておられるようです。

次回は、なぜこのような歪みが生じるのか。

家族会との共依存について述べてみましょう。






メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡引きこもり行脚】

https://peraichi.com/landing_pages/view/event996


不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


ひきこもり家族会が危ない! ①


「8050問題」が、最近よく取り沙汰されていますが、上記記事は、地元新聞

の夕刊にシリーズで掲載されていたものです。

「40年!」ここまできたものかと愕然としてしまいます。




上部のケースは、高校を卒業した後からとありますが、中学1年生からすでに

卒業までの不登校があっています。現在34歳。

この父親は、ひきこもりに関する勉強会や相談会に10年もの間通っています。

「罪滅ぼし」との思いで。




実は、家族会などに通いつめているのに、わが子の状況の改善は遅々として

進まずというケースは決して少なくないのです。

なぜだと思いますか? 不思議だと思いませんか?




家族会は、当事者同士が一致団結し、行政をも動かし、それぞれの問題を

解決するための集まりのはずなのです。

勉強会も催され、精神科医や臨床心理士が登壇し、精神疾患や障がいの解説

などが行なわれています。

精神保健福祉行政の実務者会議(私も参加しています)などでも、きまって

医療関係者や研究者(教授)たちからの専門的な話題提供がなされています。

にもかかわらずなぜ、いっこうに解決しないのでしょう。




これから、そのわけをお話ししていきますが、それは同時に、家族会は必要

であるにも関わらず、かえって長期化を進行させているのもまた家族会に

あるということをお伝えすることになるでしょう。





メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

http://archive.mag2.com/0000282169/index.html



行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡引きこもり行脚】

https://peraichi.com/landing_pages/view/event996


不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 


毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp


<<前のページへ123

« 時事問題 | メインページ | アーカイブ

このページのトップへ