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解決支援者の現場日記 トラウマ
ひきこもり・不登校~自己牢獄の囚われ人
実存心理学では
「人間は自らの自由意志に基づいた
責任のある決断を行い、
人生の意味や価値を追求しうる存在
〈意味への意志〉を発動することの出来る存在」
と示されています。
ひきもり者たちは、
自分で決断することに不慣れです。
それは判断の機会を奪われることが
少なくなかったからです。
また、親の欲求を自己の欲求と勘違いしていた
だけに、自分の本音の欲求が、
何を求めているのかも分からないままでいます。
意味を感じられるものがありません。
この空虚感が退屈を招き、刺激を求めて
ゲーム等に依存していくのです。
内的規範は価値観が基となりますが、
親から譲り受ける(刷り込まれた)ことが大です。
それが生きるよすがになっていません。
自己の評価基準をもてず、
常に他者の評価に怯えることにもなります。
現状の世界観が、心の垣根(境界、限界)となり、
自己牢獄に閉じ込められているかの様相です。
ひきこもり現象は、発達の過程にある
「心理社会的危機(発達課題)」を
うまく乗り越えることが出来ずにきたことで
自主性や自分を癒す力、なだめる力といった
自制能力の欠如、
共感能力、信頼感、表現能力などの
人間関係の構成能力の欠如から生じますが、
養育環境が変化に適応できるだけの育ちを
保証できなかった結果なのです。
この「現場日記」では今、ポツポツとこれまでの支援の歴史を振り返っておりますので、
しばらく内容はそれぞれ次回へ続いてまいります。
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2025年9月 2日 06:50
ひきこもり・不登校~何に怯えているのか?
「存在の痛み」を抱えたひきこもり者たちの
特徴をあげてみましょう。
「自己評価が低く自分に自信がもてない」
否定的な自己認識により、
周囲から受け入れられない、
認めてもらえるはずがないと思っています。
「人を信じられない」
これが他者に相談できない理由です。
「本音を言えない」
拒絶されることを怖れています。
「見捨てられ不安が強い」
親の期待に必死に応えようとし挫折しました。
「孤独で寂しい」
人を身近にできず孤立しています。
「自分を大切にできない」
自堕落な生き方こそ自分に相応しいと感じ、
自身を貶めています。
彼らは、常に周囲と自分を比較し他者の目(評価)
に怯え、自信過剰(傲慢さ)と自信喪失(自己卑下)
の両極を揺れ動いています。
これらの特徴を踏まえて、必要なものを提示し
動機づけを行っていくのです。
親の期待に応えることが愛され、
求められる条件では決してなく、
ありのままの自分であることで、
生きていく資格と価値をはじめから備えている
存在であることを
自覚させていかなければなりません。
この「現場日記」では今、ポツポツとこれまでの支援の歴史を振り返っておりますので、
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2025年8月27日 07:02
ひきこもり・不登校~苦悩の意味②
彼らが抱えているものは
「寂しさ」からくる「虚しさ」です。
「自分は存在する価値があるのか」
「生きていていいのか」
「周囲は安全で信頼できるのか」
「生きていけるのか」
これらの不安感から孤立し、
自己存在に対しての空虚感を感じ、
退屈(失感情・失体感)な人生を送りだします。
『人間の最も大きな飢えは
「人生が何のためにあるのか」という答えが
見つからないことだ』
という言葉がありますが、
「俺の人生返せ!」
「なぜ俺を生んだ!」
「俺の人生何なんだ!」
これらの叫びが、彼らの本質的な苦悩を
よく表しています。
退屈は、愛情の飢餓と同じような意味を
もってきます。
そういう意味からも、ひきこもりは、
温もりを乞う〈乞い煩い〉と表現できます。
そして、その飢えを満たすために、
ゲームやインターネットに執着し続け、
また世話をやかせることで愛着欲求を
満たそうとしていくのです。
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2025年8月23日 07:00
ひきこもり・不登校~苦悩の意味①
生きるうえでの痛みをトータルペイン(全人的苦痛)
と言った捉え方があり、
身体的・精神(心理)的・社会的・霊的な四つの苦痛を
あげています。
私がターミナルケア(終末期医療)に関心をもつように
なったのは、ひきこもり者たちから発せられた
次のような声がきっかけです。
「何の目標も見出せない」
「何のために生きているのか」
「生きる意味なんかない」
「俺の人生なんだったんだ」
「俺の人生かえせ!」
「自分なんか何の価値もない」
「何で私を生んだの」
彼らはひきこもりのままの状態にあれば、
いわば「社会的死」を意味しています。
ですから、ガンなどで死を前にした患者さんへの
終末期のケアと重なる部分があるのです。
実は、ひきこもり者たちが抱えている苦悩は、
村田久行教授のケア理論(村田理論)による
〈存在の痛み(Spiritual Pain)〉
「自己の存在と意味の消滅から生じる苦痛」
そのものです。
存在の意味を見つけ出したいという渇望です。
生きる意味、自己存在の価値を見出せない状態に
あるのです。
つまり精神性の問題ではなく霊性の未発達の問題なのです。
選択できない(=変えられない)事象、
「なぜ自分に起こったのか?」
その謎を解く願望を霊的ニーズと言いますが、
「謎」を解くことができないという事実が、
「存在の痛み」の叫びの元であるわけです。
存在の痛みの構造は、
「将来の夢を失う苦しみ」
「関係の支えを失う苦しみ」
「自己決定できる自由を失う苦しみ」
の三つがあげられています。
青年たちは、将来の希望を失っていることで、
今に生きる無意味さを味わい、
他者との関係性を失い自己喪失の不安を抱え、
無力な自分に価値を見出せないでいるのです。
こういっ視点から、
私はターミナルケアとの共通点を見出し、
その有効性を確信したのです。
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2025年8月17日 06:01
ひきこもり・不登校~トラウマの世代間連鎖②
前回述べたように、親は知らず知らずのうちに、
自身が抱えてきた未解決の問題により、
わが子への関わり方に影響を受けていたわけです。
同じ『原初からの叫び』(アーサー・ヤノフ著)の中に、
こういう記述もありました。
『満たされない要求は、生涯を通じてある力を及ぼし、
関心のありかを方向付け、
そうした要求を満たそうとする動機付けを行う。
満たされない要求は、苦痛を伴うので、
意識に登らぬよう押し殺されている』
『満たされない要求は満たされるまで、
他のあらゆる人間活動に優先する』
子どものころからの未充足の欲求により、
成人し、親という立場になってからも、
その影響下にあったわけです。
例えば、自身親から認めてもらえずにきた母親が、
自分がわが子を立派に育てることで、親を見返し、
認めてもらいたいと子どもに厳しく関わり、
これに夫にも認めてもらいたいというのが重なれば、
さらに輪をかけて過干渉が強まり、
子どもをコントロールしようとしてしまうのです。
つまり、親との間での未充足の問題を、
わが子や配偶者との間で、
充たし解消しようとしてしまうのです。
親は、ひきこもり(不登校)現象を理解し、
問題行動がトラウマからの影響であることを認識し、
適切な対応をはかれるようにしていかなければなりません。
しかし、目の前のわが子のありさまに圧倒され、
時に感情的な態度をとってしまう場合も起こるでしょう。
だからこそ、ひきこもり現象の背景にあるもの、
そこに何が起こっているのかを知る必要があるのです。
そこには、親自身の未解決のトラウマ的問題があり、
わが子の問題行動により、それが炙り出されることで
感情の混乱が誘引されてしまうのです。
昼夜逆転やゲーム依存などの自堕落な生活ぶりだけを問題視しても、
対応を誤り新たなトラウマを与えかねません。
子どもの「変わりたいけど、変わりたくない」の
両価的な心理を踏まえた適切な援助が必要なのです。
ですから、先ずわが子へ与えてしまった家族トラウマを探り、
そこから親自身の未解決の問題の解消にも取り組まなければ
ならないのです。
夫婦の関係の中で何を修復しようとしたのか?
親子の関係の中で、どうすることで何を得たかったのか?
埋め合わせのために、度を越してしまったことがなかったか?
静かに、自分の心に尋ねてみてください。
この「現場日記」では今、ポツポツとこれまでの支援の歴史を振り返っておりますので、
しばらく内容はそれぞれ次回へ続いてまいります。

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2025年5月29日 06:38
ひきこもり・不登校~トラウマの世代間連鎖①
前回、見えない痛み(傷)について述べましたが、それが分かったとき、
あることに気づいたこと、それをお話ししましょう。
実は、子どもたちが抱えていたものと同じものを、
親自身が抱えていたということです。
子どもの誕生からの生い立ちを振り返りながら、
子どもの発育・発達に影響を与えたであろうことがらを見返している最中に、
親御さんが、自身のことを語り始めることが少なくなかったのです。
つまり、親自身にも未解決のトラウマ的問題があったのです。
私は、不登校やひきこもりの原因もそうですが、
常に、「なぜそうしたのか?」ということに強い関心がありました。
いいだの悪いだのの問題ではなく、なぜそうせざるをえなかったのか。
子育ても同じです。
過保護だの過干渉だのと、誤りを責め、責任を押しつけ合うことに
終始するのではなく、なぜそういう関わり方しかできなかったのかが
重要なのです。
なぜか。
繰り返さないためです。
理由、原因が分かっていなければ、当然、再び繰り返してしまいます。
「実は私自身が・・・」と、切り出された親御さんたちの話を伺っている
ときに「アッ!」と思い出したのが、20歳のころに買い求めた一冊の本です。
精神分析医アーサー・ヤノフの『原初からの叫び』です。
思えば、この本との出会いが、私の支援活動の原点のような気がします。
副題には、「抑圧れた心のための原初理論」と記されています。
この本の中で、次のような記述があります。
『親の要求は、子供にとっては暗黙の命令となる。
子供は両親の要求の渦の中に生まれ出てくるものであり、
生活が始まったほとんどその瞬間から、それらを見出すための苦闘が始まる』
『ありのままの自分では、愛してもらえる望みは持てない
という絶望感を原初的な苦痛と呼ぶ』
親御さんたちは、無意識にわが子に与えてしまっていた絶望感を、
自らも経験していたことに気がついたのです。
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2025年5月25日 03:37
ひきこもり・不登校~見えない痛み
さて、「原因」についてですよね。
これに関しては、ブログ《存在の痛みへの寄りそい》の
『生育環境が与える根源的不安感』でも述べておりますので、
そちらもご覧になってみてください。
ここでは、自分でも認識できていない原因について述べてみたいと思います。
「自分でも認識できていない原因」というのは、どういうことかといいますと、
原因と結果のつながりが理解できていないということです。
つまり、結果としての現状の生き辛さの原因(過去の傷つき)が
自覚できていないのです。
前の晩に飲み過ぎて、翌朝二日酔い、これは原因と結果が分かりやすいですよね(笑)。
ところが、青年たちが抱える生き辛さの原因は、かなりさかのぼるのです。
最後に、きっかけになる出来事によって倒れてしまったのは、
それまでに、ストレスに対しての耐性が充分に備わっていなかったからです。
これまでの蓄積で特に人間関係に対しての怯えを抱えています。
人間関係は信頼というものが最も大切ですが、
自他に対する最低限の信頼感を「基本的信頼感」と言います。
それがいつそなわるのか。
それは、胎児期の9ヶ月間を含む33ヶ月間と言われています。
その期間に常に応答されているという体験が、養育者、ひいては
人間は信頼できるものだという確かな感覚につながり、
生きる姿勢の基礎となるのです。
したがって、この期間特に母親のスキンシップや応答性などに問題があると、
「自分は大切にされ愛されている」という自己信頼や
自分をとりまく世界に対する信頼が育たないのです。
その結果、自己像や人生観に歪みが生じ、対人関係等に不具合が
生じやすくなります。
子どもが元来もつ遺伝的な素質に、養育者のあり方が加わってできた反応態度を
「基本的な構え」と呼びますが、次のような4つのタイプがあります。
①自他肯定
②自己否定・他者肯定
③自己肯定・他者否定
④自他否定
肯定は、基本的には、
(1)私は生きることを保証されているという安心感
(2)私は生きていくことができるという自分の能力に対する自信
を意味します。
この4つの構えにその後の人生体験を通して強化された人生のプログラムを
「脚本」と呼びますが、個人の人生の最も重要な局面で、その行動を
左右するのです。
まさに、「三つ子の魂百まで」なのです。
これらを原体験として、その後10歳くらいまでの様々な体験から、
自己像や人生観が形作られていくのです。
青年たちの多くは、④の自他否定になってしまっています。
そういう意味から言うと、青年たちは知らないことで傷つけられているのです。
ですから、原因を問われても、知らないことは答えようがないのです。
このことが分かったとき、私は同時にあることに気づきました。
そのことが以降の独自の支援法の構築につながったのです。
(続く)
この「現場日記」では今、ポツポツとこれまでの支援の歴史を振り返っておりますので、
しばらく内容はそれぞれ次回へ続いてまいります。

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(NPO法人 地球家族エコロジー協会)
2025年5月16日 05:18
ひきこもり・不登校~原因(過去)と結果(現在)のつなぎ合わせ
前回述べたように、当事者たちは、自分が生きている意味、人生の目的、
自己存在の価値が見いだせず、もがき、その結果として、自滅的な生き方
しかできなくなってしまっていたのですが、なぜそうなってしまったのか?
という疑問が当然わきました。
それから私は、彼らにそこに至った、様々な経験やどういった環境の中で
育ってきたかを丁寧に尋ねていきました。
そこで気づいたことは、彼らは、今の現状がどこから来ていたのかの自覚が
ほとんどなかったことです。
つまり、原因(過去)と結果(現在)がつながっていなかったのです。
単なるアクシデントとか、自身の傾向、特性をもともとの性格くらいに
思っていました。
たとえば、子どもが怒ったり、泣いていたりがあったとします。
その際、何があったかを確認しますよね。
いきなり「泣くな!」なんて言いませんよね。
戦争もそうですが、そこに至るまでの背景、歴史があります。
現状だけを見て「平和が大切」なんて言っても終わらないんです。
以前ある母親からこういう話を聞かされました。
ある日冷蔵庫の中にあったプリンをご主人が黙って食べていたと。
楽しみに取っていただけに離婚しようと思ったそうです。
ここだけ聞くと「えっ、プリンで離婚?」と思われるでしょう。
もちろん、この夫婦の間の歴史があるわけです。
過去からの不満の積み重ねがあってのことです。
プリンを食べられたのは、きっかけに過ぎないということです。
このように、不登校やひきこもりにも、背景、歴史がそれぞれあります。
本人たちが口に出す理由というのは、ほとんどきっかけにしか過ぎません。
ストレスに対しての脆弱さにも、背景、歴史、意味があるのです。
それらをまったく度外視して、現状だけを見て「どうしてだろう?」と
悩んでいても、解決策は見えてきません。
それらを振り返り、自身の置かれている現状の意味を知ることで、
改善していけるのです。
眠れなければ導眠剤、落ち込んでいたら抗うつ剤を処方し、
眠れなくしている、落ち込ませている心配事も考慮せず、
薬を処方するような医者に、大事なわが子を預けられますか?
親がそのような医者のようになってはならないのです。
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2025年4月18日 06:45
ひきこもり・不登校~「生きる意味」への支援
私は、不登校の子どもたちや、ひきこもりの青年たちの声(慟哭)を
聞いている中で、まざまざと感じさせられたことがありました。
それは、実存心理学でいう
『人間の最も大きな飢えは「人生が何のためにあるのか」という答えが
見つからないことだ』
という現実です。
彼ら、彼女らは、自分が生きている意味、人生の目的、自己存在の価値が
見いだせず、もがいていました。
果たして、このもがきに親たちは気がついているのだろうか?
この疑念が常にぬぐえませんでした。
当事者たちはこの飢えから、渇望や執着が強まり、
過去のトラウマ、自身の考えに囚われ、他の声も耳に入らず、
その痛みから逃れるためにゲームやネット等に依存していたのです。
そんな自滅的な生き方しかできなくなってしまっていたのです。
実存心理学では、「人間には意志の自由がある」と考えます。
自身が「自分には自由があり、その自由には責任がともなう」
ということに気づき、運命や宿命にただ従うのではなく、
自分で選び取る力があることを知るようにする。
そして、その気づきを通して人生に責任をもち、
自分独自の人生の「意味」を見つけられるように手助けしていくことが、
不登校、ひきこもり問題の本質的な解決を実現するための唯一の手立て
であり、「生きる意味への支援」こそが必要な支援である
との考えに至ったのです。
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2025年4月 4日 06:23
ひきこもり・不登校~本質にある問題は?
不登校やひきこもりの若者たちの声を聴くにつれ、
私は「これは対症療法では意味がないな。
原因療法でなければ、結局は繰り返してしまう」と、
思い至ったのです。
草刈りも根こそぎ取っていかないと、すぐに生えてきますよね。
つまり、苦悩の源泉を根絶やしにしていくということです。
原因療法というのは、要は本質的な部分を考えていき、
そこを改善していくということです。
では、本質とは?
「人生は苦」という言葉もありますが、
「苦」というのは「思うようにならない」ということです。
「人生ままならぬ」です。
つまり、「生き辛い」ということです。
この生き辛さが、本質的な問題です。
生き方の問題が根っこにあるということです。
子どもたちや青年たちからの声にそれがよく表れています。
「僕はいなくてもいい」
「いなくても誰も気づかない」
「誰も関心なんかもってくれない」
「自分は親の期待に応えられないダメな子」
「自分は親に心配、迷惑をかける悪い子」
「みんなに嫌われている」
「どうせ必要とされない」
「きっと失敗する。笑われる。バカにされる」
「自分は居るだけで迷惑をかける」
「どうして自分を生んだの?」
「なぜこんな家に生まれたんだろう」
「なぜお父さんと結婚したの?」
「親にとって俺はどうでもいいい存在」
「自分には何の価値もない」
「人生に意味も価値もそんなもの何もない」
「なぜ生きていかないといけないの?」
「俺の人生返せ!」
いかがですか?
彼ら、彼女らは、
生まれ落ちた宿命、流される運命、意味を見い出せぬ人生に
あえいでいます。
これらの声に対し、
「受験があるのにどうしよう」
「バイトくらいすればいいのに」
といった浅薄な思いで応えられるでのでしょうか?
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2025年3月14日 07:09